あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

新宿を徘徊・・・(新宿のTSUTAYAへ)

2012年03月31日 | 生活
以前、「在庫が豊富」として注目した新宿のTSUTAYAさん。

生産終わったような物までレンタルコーナーに置いてあるので「ぜひまた行きたい!」と思いながら
なかなか訪れる事が出来なかったのだが

週末は休養取れたので、久々の新宿詣でとなった。



既にネットで在庫はチェック。
あとは『糸色望(神谷浩史)のオールナイトニッポンR』『さよなら絶望放送・携帯盤3』を手にするだけ・・・だったのだが

エスカレーターでビルの上階に行くに従い、異変を感じた。
A館側が整理されているのだ。



本来ならA館の6階にある筈のアニメCDコーナーもB館の3階のみ。
しかも在庫が縮小され、普通の音楽コーナーの一角に移動。

以前私が行ってオドオドとCDを差し出したとき「あと1枚で凄くお得な特典がありますよ」と優しく教えてくれた店員さんも見当たらない。

「どうなってんだ?」と思いながら お目当てCDを探したが
見当たらない。

店内の検索機械でチェックしたら「在庫あり」になっているのに見当たらない。



「スタッフにお尋ね下さい」となってるが、
以前近場のTSUTAYAさんで『かってに改蔵してもいいぜ』が見当たらず、
店員さんに声掛けしたら数人がかりで物凄く探してくれて

たぶん他の客が手に取った後に別コーナーに戻したであろうCDを見つけて
「申し訳ありません。ここに御座いました」と汗だくの笑顔を見せられた時には
申し訳なくて申し訳なくて仕方なかったので

もう同じパターンじゃ店員さんに声掛けとか出来ないんですよ・・・。

ましてやレジは2階。明らかに改装中で在庫確認は普段より大変そう。

そんな理由で・・・・諦めました。

分かったのは私のパラダイスが、またしても去っていった事。

ああ、前回『少女革命ウテナ』CDが陳列棚にズラッと並んでいるのを見て、すごく感激し
カゴにザクザクぶち込んだのが昨日の事のようだ。









その他、DVD化してないアニメがVHSでレンタルされてて感動したもんだ・・・。

「腹減った。ラーメン食って帰ろう」

そう思いながら街を歩く。
上京直後から偶に食べに来てた『肥後のれん』に向かう。

とんこつ好きには堪らない店だ。
JR沿線に住んでた当時は良く食べに行っていた。

TSUTAYA新宿店からそう遠くない新宿東口場所にある肥後のれん。
しかし、その場所にラーメン屋は無かった。

ああ、またか。

去年行ったとき「味が薄くなったな」と思ったが、おだやかに味が落ちてフェイドアウト・・・か。

結局、桂花ラーメンを食べて帰った。
桂花も一時ヤバくなったんだよな。
味千ラーメンが救いの手を差し出して店舗は維持しているが、なんとか踏ん張って欲しいもんだ。

朝ドラ『カーネーション』終了

2012年03月31日 | 生活
最終回は、その一つ前の回に亡くなった主人公のモノローグで綴られる『その後』。

娘3人と親族、そして終盤の登場人物が、オハラ洋装店2Fを改装したサロンから岸和田だんじり祭りを眺め

主人公が望んでいた『自身の生涯の朝ドラ化』が実現し
(モデルになった小篠綾子さんも朝の連ドラ『あぐり』の大ファンで、本当にNHKの集金人に売り込んでいたそうな)



その『カーネーション』第一回が劇中で流れ
病院(?)ロビーにあるTVで、車椅子の老婆が視聴する姿がラストシーン。

印象的で上手い終わらせ方だなぁ。
その老婆が誰か?・・・は考えるだけヤボか。

とてもイイ最終回でした。

「終盤は余分」なんて意見もあったが、夏木マリさんが演じた最晩年の主人公・糸子も魅力だったと思います。

・・・次は掘北真希ちゃん主演の『梅ちゃん先生』か。
また激動の時代を生きる女性の話だな。

NHK連ドラの定番ストーリーではあるが、
『ゲゲゲの女房』『カーネーション』に続いて3連続は辛いかなぁ・・・。

『ベストヒットUSA』と『SONGS』でロジャー・ダルトリー特集

2012年03月30日 | 洋楽
来日を前に『TOMMY』を中心とした特集が組まれてました。

録画して視聴したら、まぁ『ベストヒットUSA』はミニ特集なれど
小林克也さんの紹介がなかなか熱くて良かった。
ダルトリーさん最新インタビューもあったし。

『SONGS』はBS-TBSの番組で一曲を紹介するプログラム。
TOMMYから『ピンボールの魔術師』を特集していた。



The Who周辺の重要人物クリス・スタンプ、キット・ランバートの貢献ぶりが紹介されてて興味深かった。
最新ミュージカル版のTOMMYを演じた役者もインタビューに答え、
「ミュージカル版ではピート自身が家族との関係を再構築した後だから、そういう部分も加えられている」とコメント

改めて作品世界に触れた気がした。

さて
ダルトリーさんの来日公演、行かなきゃな。

プリキュアの『絶対にあきらめない!』が堪える・・・

2012年03月29日 | プリキュア
いや、確かに幼き女児に「簡単に諦めない事」を教えるのも大事だと思います。
「一生懸命にやれば夢は叶う」とか。

しかし、『プリキュアシンドローム』の中でも色々な意見があったんですよね。
「絶対に許さない・・・ってセリフあるが、絶対になんてそうそう使って良いものか」とかね。

ごもっともだと思いますよ。

初代の登場人物である渚を見ながら
「実はプリキュアメンバーで将来一番美人になりそうなのはコノ人じゃないかしら」なんて思いつつ



おっさんは「絶対にあきらめない」なんて無理だわ・・・と思ったのでした。

ちびスケにも「簡単には諦めるな。でも、いよいよとなったら しょうがないからな」と逃げ道は作っておこう・・・。

仕事でまたトラブル

2012年03月28日 | 生活
また職場でトラブル。
よその業者のミスがこっちに波及し、
こっちはこっちで奔走するザマに。

深夜にヒーヒー言わすな!殺す気か!

去年だったら徹夜して勤務日誌をあげたが、もう私にゃそんなコト出来る体力ありません。
不十分なメモを渡して入力して貰いましたわ。

佐藤洋太、世界奪取!

2012年03月27日 | ボクシング
WBCスーパーフライ級タイトルマッチで、挑戦者の佐藤洋太が世界初挑戦で王座奪取に成功した。

初回からトリッキーな動きで撹乱しながら左ジャブを伸ばし、要所で右を突き刺す好調なスタート。

第2Rは先にワンツーを伸ばすも、スリヤンの大きな左フックでバランスを崩すスリリングな展開。
同ラウンド終盤には右フックを打ち下ろして盛り返し、見応えあるペースの奪い合い。

第3Rは出来すぎ?
ダメージを与えたのは右。2度のダウンも右。

ここは、ニュートラルコーナーで待機する佐藤に「スリヤンから一番遠いコーナー」へ行くように指示したレフェリーに疑問。

余りに早く終わるのもなんだから・・・と時間稼ぎの演出を行ったのか。
その結果、王者は第4R開始ゴングに答える事が出来た。

挑戦者に対し疑問を覚えたのは、ダウン取った次のラウンドで相手が得意な接近戦にアッサリ応じた事。

まぁ、くっついても押し負けてなかったし、終盤は押し返してたし、アッパーもボディも打ってクロスレンジでも打ち負けるシーンは無かったし(先にダメージ与えて優位に立ってたとはいえ)
足を使うボクシングに戻すペースチェンジも行ってて、私は見直した部分もありますが
やっぱり疑問と言えば疑問。

その他
終盤、押し負けてロープに下がった王者に集中打出来なかったり・・・と、その場その場で戦局を読む能力に課題が残った気もします。

ただ、
長いラウンド王者に揉まれた上での勝利ですから、
よい経験になった事でしょう。

次に繋げて欲しいです。まずは「色気を出す癖」を押さえる事かな?(笑)

色々と言いましたが、今は祝福しかないですね。
本人のみならず、金平会長、新井トレーナーを始めとした協栄ジムスタッフの方々、本当におめでとうございます。

帰郷

2012年03月26日 | 生活
1月から「いつ帰ってくるのか?」と母親に催促されていながら
入院などあって帰郷の予定が立たなかったのだが

やっと帰れた。
連れは仕事を休めなかったので、ちびスケのみ帯同。

当初は父方の本家に墓参り・・・の予定だったが
母親から「墓地には御先祖以外の霊もいる。今のお前は悪い霊に憑かれて帰るかも知れないから行くな!」と言われて中止。

実に田舎らしい発想に感心。

結局、ちびスケ連れて動物園へ。
祖母と孫で園内を歩く絵ヅラに感無量。



植物展示もあり、大きな温室の中で花や樹木を見て歩く。

ああ、癒される。

花の温室では香りに、南洋の森を再現した展示では川と滝の水音に。

園内レストラン売店のおみやげコーナーで御当地キティを買ってもらって御満悦のちびスケ。
良かったなぁ・・・。

実家に戻り、ちびスケと昼寝。
夜は実家に残した漫画本を読む。



今回は、昨年亡くなった内山まもるさんの『番外甲子園』
原作は『釣りバカ日誌』でも知られる やまさき十三さんで、不良ナインが甲子園を目指す物語。
けっこう設定はベタなんだが、さらっと読めてしまうんだよなぁ。

主人公ドタ健がカラッとした性格で、仲間も飄々としていて笑えるシーンもあり、内山さんの絵もスカッとしてるから、読むのに重くない。
一気に全巻読破。



まぁ、ストーリーとしては新展開・新展開で飽きないが、逆に言えば迷走してたのか?
当初、左の豪腕投手ドタ健の相方キャッチャーがコロコロ変わること。

小柄で如才ない茶々、飄々とした夢太郎、そして華奢な美少年と思いきや女の子だった純ボー。

結局、純ボーに惚れたドタ健は純ボーを甲子園に連れて行くべく奮闘する・・・そんなストーリー。

甲子園出場を果たし、一旦は解散状態になるもメンバーを一新して再出発する『第二部』的な後半も、人気が出たから引き伸ばした結果?

後半、コミックス表紙に登場するのは、ドタ健+純ボーばかり。
ドタ健+純ボーの恋愛に焦点が集まりすぎなトコロが気になったが、第17巻の表紙に象徴されるように、
いちいち二人の表情が素晴らしいので文句は御座いません。

この時期は、王道野球漫画だけでなく『アウトロー球団』『はみだしナイン』を主人公側に置いた面白い野球漫画も多かった。

『どぐされ球団』『素晴らしきバンディッツ』などなど
また読みたいなぁ。

あ、今回読もうと思ってた高橋千鶴さんの『コクリコ坂から』、読みそこなった!

それにしても、なぜ『マックスハート』からなんだろう・・・

2012年03月25日 | プリキュア
MXさんのプリキュア平日夕方連日放送は実に嬉しいのだが

なんでまた『初代』の二年目に当たる『マックスハート』なんだろう。
以前の放送でも『マックスハート』を先に流してから『初代』だったもんな。

色々と大人の事情があるんですかねぇ?



私なんてストーリーが見えちゃったり分からなかったりして、
結局両方を録画してから、放送順に視聴したものです。

でもCMカットしてディスクに残さないとHDD容量が無くなるので編集してたから
微妙に筋が分かったりして困ったんです。

しかも『マックスハート』OP曲の歌い出しが「一難去ってまた一難~、ぶっちゃけありえない♪」だったりするから
「そうかそうか、『ふたりはプリキュア』で1年間戦って、やっと終わったかと思ったのにバトル再開だから、それを歌ってるんだな」とか思ったら

一年目から同じ歌詞だったよ!!

・・・なんて思いつつも、やっぱり嬉しいプ゜キュア連日放送。

これとオールスターズがあれば、旧シリーズも古くならないもんね。
小さい子に取っちゃ「未知のプリキュア」「新しく出会うプリキュア」だもんね。



親御さんも連日録画の設定しとけばOK。
MXさんのプリキュア啓蒙活動に感謝です。

しかし、なんでABCやテレ朝さんは再放送しないのかね・・・。

東京MXテレビの16:30にプリキュア復活

2012年03月24日 | プリキュア
いやぁ、さすがに
『妖怪人間べム』が始まった時にゃ

「そりゃ確かに永遠にプリキュアループってワケにはいかないよなぁ・・・」と思いつつも
少し寂しかったもんですが

いやいやMXさんのプリキュア愛はそんなもんじゃなかった。

またプリキュアシリーズ再開です。



しかも『ふたりはプリキュア・マックスハート』!

あああ、ありがとうMXテレビさん
その勢いで、そのまま『フレッシュ』や『スイート』を放送してください!

スリヤンvs佐藤戦、予備検診

2012年03月24日 | ボクシング
今月27日、後楽園ホールで行われるWBC世界Sフライ級タイトルマッチの予備検診が23日、都内で行われ。

世界初挑戦で同級4位の佐藤洋太(27才/協栄)は、2度目の防衛を目指す王者スリヤン・ソールンビサイ(23才/タイ)より身長で10センチ、リーチでは18センチも上回り、ベルト奪取へ自信を深めた・・そうな。

予想以上の体格差に佐藤は「これだけの身長差がある相手は初めて。そのアドバンテージを生かしたい」とコメントした・・・そうな。

う~ん、あまり背が低い相手と世界戦でぶつかっても、やり辛いかも。
身長差ある上で低く来られて「打つ場所が無い」「頭部を叩いて拳を痛めた」・・・とか
ならなきゃイイなぁ。

長身のボクサー型ながら、足腰の強さを誇る佐藤。
石崎義人(真正)との防衛戦では、予想以上に好選手だった石崎に「大差を付けて勝とう。あわよくば倒そう」と色気を出したためか、やや苦戦したが

「どのような形でも勝ちたい」と格上にぶつかる世界戦では、色気も何も出さず、いつものロングレンジからビシビシとストレートを伸ばすボクシングが炸裂するのでは?

足で距離をとって出鼻を叩くも良し、時には左右ストレートで攻勢に出るのも良し。

先輩の佐藤修や坂田が世界戦でやられた事を、逆に見せ付ける事が出来るかも知れない。
そんな期待さえ覚える佐藤陽太の世界初挑戦、楽しみです。

広がりゆく『シンドローム』②

2012年03月23日 | プリキュア
朝のNHK連ドラ『カーネーション』を見ていて
オープニング字幕に『音楽:佐藤直紀』という文字を発見。



「あれ?佐藤直紀さんってプリキュアの音楽担当だった人じゃん」と思って調べたら
そのとおりでした。

もともと記憶力ない上に、最近は物覚えがドンドン悪くなってる私なのに
プリキュアの事なら、時おり働くこの頭脳。

いやぁ、進行してますな。私のプリキュア症候群。

そもそも、この佐藤直紀さん
アニメだけではなく、映画・ドラマ・ミュージカルを中心とした幅広い活動を行っていらっしゃる作曲家さんです。

『ALWAYS 三丁目の夕日』では、第29回日本アカデミー賞・最優秀音楽賞を受賞されてます。



プリキュアのサントラ録音では、今じゃ珍しい多人数ミュージシャン(オーケストラ含む)の同時演奏で収録された・・・なんて嬉しいエピソードもあった。
(音楽好きとしては「せぇの」で演奏されてる・・・ってだけで曲が生きてる気がするんだな)

なお、NHKの番組HPによると『カーネーション』については、舞台となっている大正時代のイメージを出すうえで電子楽器を使わない方が良いと判断したためシンセは使かっていないとの事。

・・・とはいえ、呉服屋が時代の流れで左前になるシーンでアコースティックブルースの曲が流れたり、
主人公・糸子が重要な発見や決意をするシーンでアイルランドの打楽器サウンドからアイリッシュ・フォーク調の曲が始まったり・・・と
ミスマッチながら非常に面白い曲が聴けて、そういう意味でも面白いのです。

そういや、『カーネーション』人気にあやかって、
民放TV局が、尾野真千子さんの出ていたドラマの再放送してるって話ですな。
(主人公役の尾野さんとその愛人の周防役を演じた綾野剛クンが芦田愛菜ちゃんを虐待するドラマ『マザー』とか・・・)

音楽に関しても、けっこう民放が使いまわしているようで
「これは珍しい事だ」「プリキュアなどの音楽なら、他局のバラエティーに使われる事はあるのだが」
・・・というコメントが識者から寄せられたようだが



「いやいや、もともと初期のプリキュア音楽を担当していた人ですから・・・」と
シンドロームの重症患者は突っ込んでしまう今日この頃なのでした。

広がりゆくシンドローム

2012年03月22日 | プリキュア
只野菜摘さんが仰った「一度スタッフとしてプリキュアに関わったら永遠に離れたくなくなるの。プリキュアシンドロームね」
~というコメント。

これがもうスタッフ以外にも広がっている気がする。



加藤レイズナ氏も、もともとは熱狂的とはいえ「ただのファン」だ。

ネットに画像を上げている若者が、「文章を書いてみないか?」と出版側から誘われ
「プリキュアに関わった人にインタビューしたい」の一心で踏み出した一歩が『プリキュアシンドローム』という本を作る序章になったのだ。

ネット界でもプリキュアの感想を毎回書いている方々はいらっしゃるし、私もそれに近い存在だ。

プリキュア人気は海外にも拡大しており、連れが勤める会社のハワイ支店から「生の声」が届いてるんだそうな。
(DVDで見れるそうで。「こっち来るときはプリキュアグッズいっぱい買って来て!」だそうな)



本音は「今年か来年でシリーズも終わりかなぁ」「それだったら幾原邦彦監督に演らせてメチャクチャで大々的なフィナーレを迎えればイイのに」とか思っていたのだが

ここは、もう少し東映アニメーションさんに頑張って欲しいな。

製作側と外部の温度差、時間感覚の差・・・は得てして大きいが
(もう随分前に完成したつもりの物が世間では流れてて、「良かったです!」とか声掛けされて、「え?いつの話?」とポカンとしたり・・・ね)

そんな感覚を払拭し、なんとか「真の国民的アニメ」に育てて欲しい・・・と、症候群患者は願うばかりなのです。

談志師匠がCMに出ていたよ・・・

2012年03月22日 | 芸能
家元・談志が「喋る自由」と言ってるCM

AUのコマーシャルだが、いろんな天才たちの「それぞれの自由」を羅列してるのが楽しいし
(ピカソの「描く自由」、サグラダファミリアさんの「終わらない自由」など・・・)

なにより家元の姿が見れたのが嬉しかったよ(声は合成だろうが・・・)。



我ながら昨年末に家元が亡くなってから心身ともに萎んでるもんなぁ。

AUさん、ありがとう。
なんとか前向きに切り替えてみるよ。

『プリキュア』と『絶望先生』

2012年03月21日 | プリキュア
『プリキュアシンドローム』に『絶望先生』のカットが載るというサプライズがあったが

両者の共通点はアニメ曲にも見受けられる。

作詞家の只野菜摘さんが、プリキュアソングにも絶望歌謡にも歌詞を提供されているのだ。



簡単に挙げるだけでも

工藤真由
「プリキュア5、スマイル go go!」
「プリキュア5、フル・スロットル Go Go!」
「プリキュア、奇跡デラックス」
「プリキュアからの招待状」
「プリキュアfly」



三瓶由布子(キュアドリーム)
「もん!太陽ドリーム」「オッケー・バトン」

ココ&ナッツ
「星の冠」「薔薇と友情」

キュアフレッシュ!
「フレッシュプリキュア・サンチャイルド」

プリキュアオールスターズ
「Come on! プリキュアオールスターズ」



絶望少女達
「オマモリ」「絶世美人」「絶世美人(お色直しモード)」
「ほれっ・ぽい」「デッド・ラインダンス、デス」
「絶望レストラン」「金魚の接吻」「密室ロッカーズ・ルーム」
「灰かぶりの少女」「MISS UNIVERSE(S)」「キリトリ線」

神谷浩史(糸色望)
「暗闇心中相思相愛」「絶唱」



野中藍(風浦カフカ)
「神様との約束」「ピッコロ」
「espresso」「Number」「ばら色の頬」

井上麻里奈(木津千里)
「薔薇の棺」「古都に佇む女」

小林ゆう(木村カエレ)
「ゴゴゴ・ビューティー」「フラジール・ガール」
「アトミックセバスチャン」



新谷良子(日塔奈美)
「主人公」「37°c(主人公 その似)」
「雨のスリーコード」「brack very pie」
「Blanc/Noir」「おやすみのほし」

・・・・と、結構な多さです。
まぁ、普通に歌謡曲の歌詞なども手掛けていらっしゃるが
やはり、『プリキュア5(GoGo)』や『絶望先生』の強烈さが印象深すぎです。



『プリキュア5』のOP主題歌での「おおきくなったら、何になりたい?」の歌い出しは
子供の心をワシ掴みにするし
続く「りょうてにいっぱい、ぜんぶやりたい」の歌詞は、
後にダンスもプリキュアも個々の生活もやろうとしてブッ倒れてしまった『フレッシュプリキュア』主人公達の姿勢にも繋がる。

『プリキュア5、フルスロットルGoGo』の歌いだし「みんなのおうえんが待ってる」も
小さな子供たちの声援でプリキュアがパワーアップする雛形のような表現だ。



作詞途中の凄いやりとりをレイズナ氏に語りながらも、
反面「プリキュアの仕事をしてしまうと、離れられない中毒性がある。“プリキュアシンドローム”ですよ」と、書籍タイトルになるキーワードを述べてくれるところが、さすが作詞家さま。

『絶望先生』関連でも
キャラクターの性質を掴んだ素晴らしい歌詞を紡いでくれました。

木津千里が絶望先生に抱く感情を表現した『薔薇の棺』

風浦カフカの『ピッコロ』(曲調もYESの名盤/究極に収録された『悟りの境地』に通じるプログレ風味の名曲)



そして日塔奈美の『主人公』『37℃』。
普通の女子が抱くであろう、ほんの少し自意識過剰な歌詞が素晴らしく、
歌メロもアレンジも竹内まりや調だったりするから「普通=王道なんだ!!」と私を感動させた佳曲。

なお、受け取りようによっちゃ「よく言っても、ウザ可愛い」と言われる世界観に惚れ込んだ新谷良子さんは、
自分のアルバム曲の歌詞を只野さんにお願いする程お気に入りになってしまった・・・そうな。



とりとめ無い話を例によって書き連ねてしまったが。
「やっぱり、プロ中のプロは凄いな」って話だな。

あと、
『絶望シンドローム』も刊行して欲しい気もするが
あちらは、もう『大全』が出てるもんなぁ・・・。