スカイAでキムvsアリを観戦
20日、後楽園ホールで行われた東洋太平洋スーパーミドル級暫定王座決定戦は、
クレイジー・キム(ヨネクラ)が、ズルフィカル・アリ(フィジー)を第6RでKOし、新王者となったワケだが。
計量シーンからカバーするスカイAの丁寧な番組作りのお陰で、キムの「ホンネ」みたいな部分も垣間見えた。
「早くメシ食わせろよ」と言いつつも、女性リポーターの質問にノラクラと答えるキム。
「こわいよ~」「明日、変わってよ~」と泣きついたかと思えば、
「世界のチャンス無いなら、苦労して減量する甲斐も無いから『食ってガンガン筋肉付けてヘビー級に挑戦してやる』って思ったけど、『まぁまぁ』とか言われてよ。Sミドルでチャンスあるって言われて『今回もう一回体重落とすか』ってなったんだよ」みたいな事を、こぼしてみるキム。
試合になったら
相手のアリの力量が、なかなか分かり辛い。
足は細~く、その割にスタンス広く、フットワーク使うワケでもない。
ガッチリ顔をカバーした構えは、ぎこちない。
自分から大して手を出さない。
そんな相手に
とりあえず、リードを突いて、左右でボディを叩くキム。顔面へのパンチはブロックされる。
戦績もKO率も中々なアリ、「ゲスト席の西澤さんに倒されてるフィジー選手よりは上だろう」とは思うが、なにか心配にさせられるボクシング。
カバリング一辺倒かと思いきや、キムの打ち終わりにシャープなアッパーを突き上げて場内をドヨめかせたシーンで、なんとなく「迎え撃ちで倒すタイプか」と理解。
これでOPBF戦らしい対戦にはなるな・・・と安堵。
(なんでファンが、こんな心配しなきゃなんないのか・・・。亀田や西澤さんのお陰だねぇ)
たまに攻めるアリのパンチに、すこしヒヤリとさせられながらも
手数で上回るキムが優位のまま試合は第6R
頭を付けて左右フックをボディに叩くキム、やにわに右アッパーでアゴを突き上げ、アリをコーナーに詰めて防戦一方に追い詰める。
外をフックで叩いて、左を真ん中(ストマック)に突き刺すと、アリはダウン。
身体ごと叩き付けたようなボディーブローで、すっかりアリは効いてしまい、座り込んで立てなかった・・・。
あいかわらず、どこか泥臭いボクシングだが
「内・外の打ち分け」は上手く、最後のボディは(当たりドコロこそ違え)デラホーヤを倒したホプキンスのパンチを連想させる物だった。
マンディン戦、ヤらせてあげたいねぇ・・・。
キムはスーパーウエルター級、ライトヘビー級に続いてのタイトル獲得で、国内初のOPBF王座3階級制覇だが。
やはり本人は世界戦に気持ちが行ってるようで、ヨネクラ会長に聞こえよがしに「来年の始めね。話が本当に進んでたらね」などとインタビューでアピール。
念仏を入場テーマに流し、お遍路姿で登場する特異な入場スタイルや、素っ気なかったり素っ頓狂だったりと見せて実は味のある受け答えも面白いキム。
やっぱマンディンとヤらせてあげたいなぁ・・・・。
20日、後楽園ホールで行われた東洋太平洋スーパーミドル級暫定王座決定戦は、
クレイジー・キム(ヨネクラ)が、ズルフィカル・アリ(フィジー)を第6RでKOし、新王者となったワケだが。
計量シーンからカバーするスカイAの丁寧な番組作りのお陰で、キムの「ホンネ」みたいな部分も垣間見えた。
「早くメシ食わせろよ」と言いつつも、女性リポーターの質問にノラクラと答えるキム。
「こわいよ~」「明日、変わってよ~」と泣きついたかと思えば、
「世界のチャンス無いなら、苦労して減量する甲斐も無いから『食ってガンガン筋肉付けてヘビー級に挑戦してやる』って思ったけど、『まぁまぁ』とか言われてよ。Sミドルでチャンスあるって言われて『今回もう一回体重落とすか』ってなったんだよ」みたいな事を、こぼしてみるキム。
試合になったら
相手のアリの力量が、なかなか分かり辛い。
足は細~く、その割にスタンス広く、フットワーク使うワケでもない。
ガッチリ顔をカバーした構えは、ぎこちない。
自分から大して手を出さない。
そんな相手に
とりあえず、リードを突いて、左右でボディを叩くキム。顔面へのパンチはブロックされる。
戦績もKO率も中々なアリ、「ゲスト席の西澤さんに倒されてるフィジー選手よりは上だろう」とは思うが、なにか心配にさせられるボクシング。
カバリング一辺倒かと思いきや、キムの打ち終わりにシャープなアッパーを突き上げて場内をドヨめかせたシーンで、なんとなく「迎え撃ちで倒すタイプか」と理解。
これでOPBF戦らしい対戦にはなるな・・・と安堵。
(なんでファンが、こんな心配しなきゃなんないのか・・・。亀田や西澤さんのお陰だねぇ)
たまに攻めるアリのパンチに、すこしヒヤリとさせられながらも
手数で上回るキムが優位のまま試合は第6R
頭を付けて左右フックをボディに叩くキム、やにわに右アッパーでアゴを突き上げ、アリをコーナーに詰めて防戦一方に追い詰める。
外をフックで叩いて、左を真ん中(ストマック)に突き刺すと、アリはダウン。
身体ごと叩き付けたようなボディーブローで、すっかりアリは効いてしまい、座り込んで立てなかった・・・。
あいかわらず、どこか泥臭いボクシングだが
「内・外の打ち分け」は上手く、最後のボディは(当たりドコロこそ違え)デラホーヤを倒したホプキンスのパンチを連想させる物だった。
マンディン戦、ヤらせてあげたいねぇ・・・。
キムはスーパーウエルター級、ライトヘビー級に続いてのタイトル獲得で、国内初のOPBF王座3階級制覇だが。
やはり本人は世界戦に気持ちが行ってるようで、ヨネクラ会長に聞こえよがしに「来年の始めね。話が本当に進んでたらね」などとインタビューでアピール。
念仏を入場テーマに流し、お遍路姿で登場する特異な入場スタイルや、素っ気なかったり素っ頓狂だったりと見せて実は味のある受け答えも面白いキム。
やっぱマンディンとヤらせてあげたいなぁ・・・・。