あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

「銀河鉄道の夜」と「カルネアデス計画」

2013年09月30日 | 生活
しかし
正反対な話ですな。
最近、日記にUPする事になった「銀河鉄道の夜」と「カルネアデス計画」

まぁ、逆もまた真なり・・・なんて言葉もありますから
逆説も正しいとは言えるですよね。



自己犠牲の精神を説く宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」
「他者の幸せのためなら自らの死さえ厭わない」と
ジョバンニとカンパネルラに語らせる宮沢賢治。



そして
自ら助かる為なら他者を奈落に落とす事もよしとする「カルネアデスの板」
たった一人の女性を助けた「もうひとつの地球」の“かろうじての”良心。
こんな話を描きながら星野之宣さんは「人間の素晴らしさを描き続けたい」と
おっしゃったりするのです。

黒澤明の「羅生門」のような
九部九厘、人間のエゲつなさを描きながら最後の良心を信じるという事だったんでしょうか。



私は「カルネアデス計画」の方に先に出会ってしまったんですよね。
影響を受けたかどうかはともかく、「他者の幸せのためなら自らの死さえ厭わない」とまでは思えない自分がいます。

我が子に読み聞かせながらも
「オマエはここまで思わなくていいからな」と付け加えてしまう自分がいる。

「恵まれないジョバンニを冷やかす連中のようにはなるなよ」
「ジョバンニと友達でいつづけるカンパネルラみたいに優しく・・・な」と

そこまで言うので精一杯ですなぁ。

「アイカツ!」衝撃の1年目終了!

2013年09月29日 | アニメ・特撮
1年50話終了しました。
続けて「アイカツ!」は続くとは分かっていました。



50話は盛り上がりました。
憧れの美月さんとアイドル養成学校「スターライト学園」のトップを争った主人公「いちご」ちゃんだったが、あと一歩及ばず。



あらたな旅立ちを目指して学校を去り、海外に旅立つ事に!
そして絶対的存在だった美月も学園を辞める決断を!


※そのときの描写が
 故・出崎さん的な止まり絵で「ドーン」をキメてくれるのには
 参りましたわ・・・

しかし、ど~すんだよ!
「あまロス」は覚悟してたけど
「いちごロス」は予想外だぞ。ショックでかいぞ!

そりゃ完全に出番ゼロになる事は無いだろうが
それでも、いちごちゃんが海外に行っちゃ
あおいちゃんと同室でキャッキャやってるのが大好きで
それだけで癒されてた私はどうなるのだ!?


※「いちご」の決意に理解を示しつつも寂しさを拭えない「あおい」
 空港で涙の抱擁。いちごちゃんの「ありがとう。大好き」という台詞には
 ワタクシ号泣寸前でしたよ。
 あおいちゃんが、いじらしかった・・・。

「あまちゃん」は終わるわ、「いちごちゃん」と会える機会は減るわ・・・。
喪失感が半端では無い。
(あぅぅぅぅぅ、いちごちゃん・・・)



次回から新たな展開がある「アイカツ!」だが
その方向によっちゃ私の喪失感は途方もない物になりそうだ・・・。

「あまちゃん」終了

2013年09月28日 | サブカル
ついに「あまちゃん」が終了した。



最後の週で「安部ちゃんと大吉っあん」のプロポーズを1話まるまる使ったりと
土壇場でトリッキーな事やってくれるのは、さすがクドカンだが

最終的には素敵に纏めてくれました。

東京編がどうなるか心配だったけど面白かったし
※古田新太や松尾スズキ、ピエール瀧らが味出してたもんねぇ



若き日の春子も、回想や幻想シーンで大活躍。

震災を経て
潮騒のメモリーズは復活。



このドラマの壮大なテーマ「落ち武者」の元凶ともいえる音痴な鈴鹿さんも
復興支援リサイタルで奇跡の音程ドンピシャ歌唱を披露。

クドカンの願望としか思えないキョンキョンの花嫁姿。

「俺たちの旅」へのオマージュとも思える主人公2人の線路歩きの後ろ撮り。

最後は埠頭を走って2名で海にジャンプか!
・・・と思わせといて、爽やかに佇んで海風を満喫するアキちゃんユイちゃん。

「おしまい」

・・・やられました。

泣きこそしませんでしたが、ジーンとくる最終回でした。



クドカンありがとう。
出演者の皆さん、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。

世間では「あまロス」なんて言葉も出回っている。
「あまちゃんロス症候群」・・・あまちゃんが終わって、
以降の空虚感をどうしていいか分からない人々の症状。

私も当分は陥りそうです。

終盤の録画分を消去せず、たまに見なおせば大丈夫だろう。

なんつって。
連れに消されちゃったりしてな。(苦笑)

能年ちゃんの写真集買ったのも
「そんな、猫背アイドルの写真集を買って!」と
突っ込まれたし



「あんたにとって猫背とは“椿”の事じゃなかったのか!」
「最近の大人計画の舞台で外部から普通の美人女優が参加したら
(松尾スズキのやることはオールOKと言いつつ)
『そのポジションは猫背椿のハズだ!』って怒ってたじゃないか!」
・・・などと

大人計画ファンじゃなきゃ分からない遣り取りがあったりしたので
本当に録画を消されてしまうかも知れない。

削除防止の設定しとかなくちゃな・・・。

最近の収穫:キューティーフィギュア「剣崎まこと」

2013年09月27日 | プリキュア
ドキドキ!プリキュアの「まこぴー」です。



トランプ王国の歌姫にして戦士だったキュア・ソードは
王国を守れず、避難してきたワケですが

歌が好きだった王女を探そうと、「こっちの世界」で
アイドルとなって国民的スターになった姿
それが「まこぴー」なので御座います。
そのお姿が食玩フィギュアとなって発売されたので御座います。



例によって、ちびスケが組み立てようとしたんですが
胴体の嵌め込みが甘いので「パンツ見えちゃうよ」って事になり
私が装着してみたのでした。
最近はロングスカートでも前がミニ状態が多いので困ります。
※ムーンライトさんとか・・・

今回の「まこぴー」フィギュア化。これは特別扱いと言ってよい程の優遇です。



まぁ、本編では微妙に扱いが薄くなっておりますので
※キュア・エースやレジーナなど魅力的な
 新キャラの登場あったりしましてなぁ・・・



これを機に、また中心キャラとして重要度を増して欲しい
~そんな事を思う私なのでした。

私が好きな女子キャラ

2013年09月26日 | 漫画
・・・元気で可愛いく、素敵な「おみ足」されてるが、
自分が魅力的な女の子である事への自覚がなく、モテにも鈍感。



それって、「誰のモノにもならない」って事なんだよな。
もちろん二次元キャラだから、俺のモノには
ならないのは分かってる。
※ネタで「オレの嫁」とか言ってますが・・・

本編のストーリー内で「誰かとくっつく」可能性が殆ど無いというか。
その安心感というか・・・。



3次元で言えば、恋愛禁止のAKBが男と付き合ってて
ファンは悲嘆・・・みたいな。
2次元での特定キャラには、その心配が無いというか。

そういう娘を好むファンが確実にいるというか。
※今や、その極北に「初音ミク」さんが居るって事ですね



まぁ、私がまさに“そう”なんですがね・・・。

ヲタ心理ですなぁ。
作ってる側が、そこまで分析してキャラを登場させてるかは分かりませんが
まんまとハメられてるワケですなぁ・・・。



でもそれって、
幸福な事だよ・・・ね?

実家で本あさりして来た

2013年09月25日 | 漫画
あらめて自分の嗜好を確認した帰郷でもあった。

女の子の漫画キャラ嗜好ね。
健康的で元気なコが好きなんだってハッキリ分かったね。

まず
逆井五郎さんの単行本が結構あったのよね。


1970年に少年ジャンプでデビューした逆井さんは、
健康的な「お色気アクション物」でファンを獲得。
「アクション・コメディー物」でもファンの心をワシ掴みし



以降あらゆる出版社の少年誌~青年誌を渡り歩きながら
(その雑誌の主力という訳ではなかったが)長いキャリアを通じて
魅力的な女の子を描き続けておられる。
絵が、しっかり時代にあったモノに進化してるのがサスガだよなぁ。



そして
「やじきた学園道中記」(市東亮子)

主人公の一人「矢島順子=やじさん」ですね。
チャキチャキの江戸っ子で曲がった事が大嫌い、お人好しだが、武道に通じ喧嘩もメチャメチャ強いというキャラ。
しかもスタイル抜群のベッピンさん。
クールでスレンダーなキタさんとの名コンビで各地の学園を渡り歩き問題を解決していく様は惚れ惚れするほど。



そして
「必勝!試験に出る女子高生」(粉味)
これまた元気な主人公・駒井四菜子(通称コマちゃん)を中心とした女子高生たちが、教師たちと繰り広げる騒がしい女子高の日々を描いた一作。

主人公のコマちゃんが、これまた健康美人で「モテたい気持ちはあるのだが、それより食い気が優先」で、立派なおみ足で学園内を走り回る様が、これまた魅力的。
ちょっと黒目が小さめなのも御愛嬌。
「あ~あ、憂鬱。だって数学、追試なんだもん」なんて言いながら、元気に明るくオヤツを頬張るのでした。

あ~、私の好みがハッキリしました。
元気で明るく、可愛いのに「自分が魅力的な女の子」なのに無頓着。
モテより食い気、好きな事に邁進。



プリキュア見てて、キュア・ピーチはん=桃園ラブちゃんが好きなのも道理だわ。

そんなこんなで
温故知新というか、田舎に帰って自分の嗜好を改めて知る。
そんな今回の帰郷なのでした。

実家で本あさり②

2013年09月24日 | 生活
3日の帰郷だったが
ほぼ毎日マンガを読んでいた。

言うまでも無く母親には「何しに帰ってきたんだオマエは」と皮肉言われまくりだった。

まぁ、懐かしい友達に会うようなもんですよ。
または色々と教えてくれた先輩というか先生と言うか・・・。
そんなマンガ本たちと自分の本棚で再会するのも、嬉しいもんですよ。

そんで
今回は星野之宣さんですよ。「巨人たちの伝説」ですよ。



まずは昔の話から始まる。
地球には、すぐれた文明を持ったタイタン族という巨人たちと
人間たちが共存していた。

氷河時代と地殻の変動を予知したタイタン族の王女は、
一族の超常的な能力を団結させ「もうひとつの太陽」を作り、生き延びようと挑戦する。

ただし、王女の脳裏には滅亡の映像も映し出され、苦悩しながらも微かな希望に賭けるしかなかった。
タイタン族の勇者プロムは、リーダーである王女を信じ一族を鼓舞するが、地殻変動は予想より早く、地震と噴火で存続の希望は絶えた・・・。



そして、現代の地球。
再び氷河期の危機が迫り、雪に覆われた世界では暴動と略奪が行われ
それによって恋人を失った日本人青年は人類の滅亡さえ望んでいた。

しかし、腕の立つパイロットである彼を「あるプロジェクトチーム」は放ってはいなかった。

氷河期から地球を救うため「水素の集まりである木星を爆発させ、もうひとつの太陽に仕立てる」という、途方もなく巨大なプロジェクトチーム。
彼は、その一員となった。

いみじくもタイタン族と同様の挑戦に踏み出したのだ。

パートナーの女性にも気を許さない主人公は、この計画によって雪の下に隠された人間の醜さを白日に晒す事を望んでいた。

プロジェクト・リーダーの博士は、地球を救う事に懸命だが、主人公にも理解を示した。

プロジェクトは巨大にして困難。メンバーたちに軋轢も走る。
「やはり、手をつけてはいけなかったんだ」と木星の雷鳴に恐れ慄く一部のメンバーは宇宙船内で反乱。

主人公と計画は大きな危機を迎えるが、傷だらけの宇宙船「プロメテウス」は、それでも任務遂行のため敢然と木星に向かって飛んだ。

リーダーの博士こそ失ったが、主人公は計画の途中で博士に「氷の中で眠る巨人」を見せられていた。
それこそが、「タイタン族の若き王女と勇者」の姿だったのだ。

逃げるように諭す勇者の元を離れず、手を繋いだまま氷の下に眠った美しい王女。

勇者を「ギリシア神話のプロメテウスのようだ」と語った博士。
同じ名前の宇宙船は、最後の希望となって木星に向かう。

SFです。人間ドラマです。
頑なだった主人公の心も、最後には変貌をきたします。

この辺は星野先生さすがです。

絵も素晴らしいです。

氷の中で勇者の手にふれる王女の指の柔らかさ、宇宙船内のパース、
影のあるパイロットの表情・・・全てが素晴らしい。
※主人公の顔のタッチなど池上遼一さんの影響も
 感じられますが、その辺は向上心ゆえでしょう。

なんか、トシ取ってからの方が読後感がジーンと響きますね。

初の連載「ブルーシティ」終了直後、週刊少年ジャンプに短期連載された名作。
例によって「よくぞ子供にこんなもん見せてくれた」の傑作。

マンガ読むのにも背伸びが必要な時代でした。
(音楽聴くのにも背伸びが必要だったけど・・・)

そんな時代、読者でいられた我々は幸せだったんでしょうね。

実家で本あさり

2013年09月23日 | 生活
あいかわらず、墓参りして本家で飲み食いさせてもらって
ウトウトして・・・の中日

実家に戻ってまたウトウト。寝てばっかりの帰郷。
他にやる事と言えば、やはり本の整理。大半がマンガ本。

「こまわり君がモハメド・アリになるシーンを探すか」と
本棚で『がきデカ』を見つけようとするが、なぜか無い。
以前の帰郷で『超人あ~る』を探して見つからなかったのだが
今回も『がきデカ』が見つからない。



見つかったのは6巻だけ。この辺ではパワーが落ちてるかと思ったが
読んでみたら充分面白かった。
こまわり君のかーちゃんが結構美人だったとか
とーちゃんは一見普通なんだが、やっぱりシレッと妙な言動するオッサンだったり・・・とか
けっこう忘れてた事もあったな。

テンポは今のマンガから見ても遜色ない。

クリスマス回でも、「なんでケーキがないじゃ~!!」と嘆くこまわりに
母「今は不景気だからケーキは製造してないのよ」
父「いいから、ワシといっしょに布団でエロ本でも読もう」
こまわり「クリスマスと関係ないがなっ!!」
父「だがノルウエー直輸入モノだぞ」
こまわり「拡大拡大」(顕微鏡で見る)

このあと、ムシャクシャしたこまわりが、夜の街で犬そして猫に因縁を付け
逆にボコボコにされるシーンは圧巻でありました。



続いては
講談社コミックス『ハートキャッチいずみちゃん』。健康的なお色気マンガ。
『フレッシュ』の後のプリキュアが『ハートキャッチ』と聞いて
「え?ハートキャッチと言えば『いずみちゃん』じゃないの?」と思った往年のマンガ少年は、
私だけじゃありますまい。

そして
星野之宣さんの短編集『はるかなる朝』



最初から出来上がっているSF漫画の天才=星野さん
少年漫画誌に情け容赦ない作品を連発。
(ご本人は分かりやすく描いていらっしゃるつもりだったかも知れませんが)

一番印象深いのは「カルネアデス計画」

パラレルワールドの「もうひとつの地球」が、目前に現れた「地球」を
自分たちが生き残る為に破壊しようとするストーリー。
そこに、我らが地球での海難事件が絡み、自らが助かる為に他者を犠牲にする事へのエゴと苦悩を描く。

タイトルの「カルネアデス」は、古代ギリシアの哲学者カルネアデスの名前から。
「カルネアデスの舟板」という議題を提示した人物である。

一隻の船が難破し、乗組員全員が海に投げ出されたというシチュエーション。
一人の男が壊れた船の板切れに掴まって命を繋いでいたが、
そこへもう一人、同じ板に掴まろうとする者が現れた。
しかし、二人同時に掴まれば小さな板は沈んでしまうと考えた男は、後から来た者を突き飛ばして水死させてしまう。
その後、救助された男は殺人の罪に問われたが、有罪にはならなかったという。

緊急避難の例として、現代の法律にも生きていると言われる寓話だが。
これがSF作品として蘇ったのが「カルネアデス計画」。



ヨット遊びに講じていた若いカップルが、「もうひとつの地球」の接近に伴う荒天で遭難してしまう。
周辺をサメに囲まれた男女。男は傷を負っている。
その血の臭いに興奮して転覆したヨットの周りを旋回するサメ。

恐怖する女の表情がやがて・・・。

そして「もうひとつの地球」
より文明が進んだ彼らが計画したのは、相手の星を核ミサイルで粉みじんに破壊するという
「緊急避難」の攻撃。
それこそが「カルネアデス計画」だった。

計画に参加した男女カップルが、最後の良心として地球から一人の女性を救った。
唯一の生き残りとなったその若い女性「陽子」が見たのは、自分たちとそっくりなパラレルワールドの男女「ヨーコとデン」。

男の顔は、直前に見限った男「電(デン)」と全く同じ。
悲鳴を上げた陽子が発狂し、物語はジ・エンド。

こんな話を週刊少年ジャンプでやりますか。

ものすごい衝撃を受けましたわ。
「自己犠牲の精神」なんて、これっぽっちもねぇ・・・。

帰郷

2013年09月22日 | 生活
年休取って田舎に帰った。

本当なら土曜から飛行機に乗って帰る筈だったんだが。
それなら、ちびスケも連れて帰れたのだが
会社が急に「講習を受けろ」と言ってきて
金曜にタンマリ働いて、その上で土曜日は朝から夕方6時まで研修ですよ。
外部から講師呼んで・・・。

結果、日曜の飛行機を取って、機内で爆睡しながら帰郷。

着陸の振動で目が覚める始末。

空港から市内へのリムジンバスでも気がつきゃ爆睡。
「お客さん終点ですよ」と運転手さんに起こされた場所は車庫前!

ああ、市内の端から端まで移動してしまった。
「あちらに駅方面行きのバス停ありますから」と指差された方へ歩くも
バスの間隔は空きまくり・・・。

幸い、我が故郷にはランドマーク的な山がある。県庁所在地なのに。
我が家は麓の方だ。
漠然と歩こう。何か標識と出くわすだろう。

・・・なんて国道を歩いてたら。



道端に「コイン精米」があった。
さすが農産県として定評ある我が故郷。

田舎を舐めんなよ。
県庁所在地なのに。国道沿いに「コイン精米」があるんだぞ。

父方の本家の県道沿いにもあったが。まさか、自分ちの近くにあるとは思わなんだ。

すごいぞISEKI。
そして遠いぞ我が家。

国道・県道と繋ぎ歩き、やっと見覚えある廃墟パチンコ屋や改装されたボウリング場が見えてきた。
もうすぐ我が家だ。

ああ、県道沿いのラーメン屋が潰れている。
我が家近くの民家の2階ガラス戸がガムテで目張りしてある。

近所のオバちゃんに挨拶したら無視された。もう呆けていらっしゃる模様だ。
家に着いた。
実家の母親は私の到着が遠いからと、連れのケータイに電話していた・・・。

書籍紹介「HEAVY LOAD FREE」 ブリティッシュ・ブルース・ロックの雄 フリーの軌跡

2013年09月21日 | CD・書籍紹介(FREE)
「HEAVY LOAD FREE」
(ブリティッシュ・ブルース・ロックの雄 フリーの軌跡)

以前、訳者の方に直接連絡して購入した物だ。



実に濃密で重厚な労作だ。
70年代の「忘れじのブルースロック・グループ=フリー」の伝記本。

David Clayton氏と、Todd K. Smith氏との共著

フリーは洋楽コンサートに飢えた1971年の日本ファンの前で伝説的な
演奏を披露し、根強い人気のあるロックバンドに関わらず、和訳の伝記本が
無かった。
そして、ボックスセットCDの国内盤も発売されなかった。

とんでもない事である。

それを憂いた(?)日本人のフリー・ファン=葛葉氏が自ら翻訳し、
自主出版されたのが、この「HEAVY LOAD FREE」
“ブリティッシュ・ブルース・ロックの雄 フリーの軌跡”である。



とにかく私にとって、FREEというバンドは「特別な」存在だ。
決して別格の存在ではない。
The Whoやジミヘン、Stonesのように、ロック史の中で重要な
役割を果たしたワケでは無いし、
クリムゾンのようにアルバム1枚で同業他者に大きな衝撃を与え、
ロックの可能性を広げたワケでも無い。

それでも、
憂いを帯びながら時に激情的にシャウトするソウルフルなヴォーカル、
抑えを利かせながらもライヴでは吼えるように鳴り響くギター、
ウネりながらフレット上のあらゆる場所を走るベース、
1打1打に魂を込めるように叩くドラマー・・・。

FMラジオで「ファイアー・アンド・ウオーター」のライヴ・ヴァージョンを
聴いて雷に撃たれたような衝撃を覚え、かれこれ30年以上は過ぎるだろうか。

今でも全く懐かしいとは思わないバンドだ。
なぜなら今でも、しょっちゅう聴いている楽曲たちだからだ。

唯一無二のバンドだ。
私にとっては最も重要で愛着のあるロックバンドなのだ。



そのフリーの足跡を辿った「HEAVY LOAD FREE」
“ブリティッシュ・ブルース・ロックの雄 フリーの軌跡”

まずは、メンバーの生い立ちから始まる。
英国では有名な俳優・デビッド・コゾフを父に持つポール・コゾフ(g)は、
早くからロンドンの楽器店で働き、楽器店界隈の「顔」になるなど如才の
無さが目立つ。
※この辺は、ストーンズにおけるブライアン・ジョーンズに
 通じるモノを感じるなぁ。その後、そういうキャラが身を
 持ち崩していく悲惨さは尚更寂しいものがある・・・。

北部生まれのポール・ロジャース(Vo)は、ロックバンドで身を立てる事を
決意し、仲間のミッキー・ムディー(後にホワイトスネイクのギター)らと
ワゴン車で移動していたものの、途中で車が悲鳴を上げて立ち往生。
金なし仕事なしだったバンドも限界をきたし、一行は分裂。

ムーディーらは地元に戻るが「何がなんでも歌で身を立てる」という
ロジャースはロンドンを目指した。

※ロジャースの「鉄の意志」は一貫しており、どんなにバンドが
 苦境でも、決してロックで身を立てる事を諦めない。
 そのガッツとスピリッツは強烈なモノがある。
 ファンからの印象としては、ニコニコしたナイスガイなのだが
 癇癪持ちの面もあり、自分の歌を充分に録れないスタジオマンには
 情け容赦ない怒号を浴びせたそうな・・・。
 


そして、アンディ・フレーザー(b)。
ハイブリッドな血を持つ若き天才は、16歳にしてプロのミュージシャン。
待ち合わせにタクシーで現われ、領収書を切ったのを見て、コゾフでさえ
度肝を抜かれたそうな。
金銭感覚にも秀で、マネージメントも如才ないフレーザーは「自分がバンドを
仕切る」と早々に宣言し、みなを驚かせたとか。

※もっとも、いよいよ交渉がヤバイとなったら
 北の男ロジャースが出てきて睨みを利かせ解決した
 ・・・なんて話です。用心棒かよ、ロジャースさんは。

そして、サイモン・カーク(dr)。
やはりミュージシャンになりたい一心でロンドンへ出てきて活動開始。
コゾフのバンドのオーデションを受け、「オレより上手いヤツが居たから
無理だろうな」なんて思ってたら、コゾフに呼び出され
「俺はオマエと組むぜ」と言われて感激した・・・なんて初々しい話も
ありました。

きっと腕だけじゃなくて人柄も買われたんだろうなぁ。
※まぁ、バドカンで大成功した来日公演では天狗になってた
 ・・・なんて話もありますが。



フリー結成、アルバムの制作・・・と話は進み、
ガイ・ステーブンスやアイランドレーベル社長クリス・ブラックウェルも登場。
当初「彼らは若く、荒々し過ぎる」と契約を渋ったアイランドの一部役員も、
結局は首を縦に振り、フリーというバンド名も若者の我が通った。

※でもある意味、クリス・ブラックウェルが言った
 「フリーってのは、ありふれた感じがする」というのも
 今となっては的外れでは無いよな。だってネットで
 「FREE」を検索したら無料ソフトの紹介が延々と出てきて、
 英国ロックバンドの情報になんて辿り着けやしない・・・。

そして、ガイ・スティーブンスの「ムードメーカー」ぶり。
・・・というか、それしか仕事してないかのような印象。
※エンジニヤのアンディ・ジョーンズなど不満タラタラ・・・。



1stアルバム「トンズ・オブ・ソブス」のジャケットの意味
・・・・などなど、印象的な記述も多い。

※ジャケットに関しては完成度の高いセカンドアルバムのデザインを
 ヒプノシスのストーム・ソーガソンが絶賛しているのは感慨深いねぇ。

また、いつも腹を空かせてたメンバーは、小柄なフレーザーをホテルの
厨房に潜り込ませ冷蔵庫から食料を調達した・・・とか
ロンドンに出てきたばかりのカークが、エンズレー・ダンバーの余りの
上手さにショックを受け「もうドラム止めよう」と悩んだ・・・とか

ベースとヴォーカルのソングライター組にギタリストの演奏チャンスを
狭められ、嫌気がさしたコゾフが、ブライアン・ジョーンズの後釜
オーディションを受けていた・・・とか

いままで聞いた事なかったエピソードも満載だ。
※しかし、コゾフがストーンズのオーディションに受かってたら
 どうなってただろうねぇ。ジョーンズの後にジョーンズが
 入ってくるようなモンだったかもね。



特にライヴにおける若きバンドのエネルギーは凄まじく、時に
The Whoさえも押さえ込んでしまう程だった・・・なんて記述もあります。

※さすがにThe Whoはホントに史上最強のライヴ・バンドだから
 著者の身びいきかも知れないとは思いますが・・・。
 観客動員数を塗り替えたなんて「数」の話されると
 ある程度は本当だったのかな・・・なんて気もします。

特にロジャースのヴォーカルは、完全に後のロックミュージシャンにショックを
与えてしまった模様。
ルー・グラム、サバイバーのヴォーカル、レイナード・スキナードのメンバー・・・。

※そういやレコードコレクターズのレイナード特集では
 レイナードが一部フリー丸出しの曲をやってるとして、
 「これだけのキャリアを誇るバンドとしては恥ずかしい」なんて
 書かれてたけど。「フリーを真似て、なぜ恥なんだ!?」と
 逆に不愉快になった事がありましたわ・・・。



ただ、後半は
好きなバンドの崩壊、人間関係のもつれ・・・が、これでもかと続き、
読んでいて辛い。

「HeartBreaker」発売後に解散、以後のメンバーの活動を短く紹介し、
ポール・コゾフの逝去を知らせて事実上のエンディングとなる。

同時期・同ジャンルの話題も多く
スプーキー・トゥースやスティーヴ・ウィンウッド、グラハム・ボンド、
アメイジング・ブロンデルなど興味深い固有名詞も続々登場。

60年代後半から70年代前半の英国ロック史をも覗き見る事が可能だ。

人名一覧を含め、326ページ!判型もデカイ!
残念な事に出版不況もあって自主出版となったが
※昔ならシンコーミュージックあたりが出版してくれたかも知れないけどなぁ
 ロベルト・デュランの伝記が和訳されたんだからよう・・・。

訳者の葛葉哲哉氏は、なんとバッド・カンパニー以降のキャリアを追った書籍の
出版を計画されているとの事!



今回の一冊だって大変な労作で、
(後半のグループ崩壊の項は読んでいて余りにも辛いが)フリーのファンに
とって掛け替えのない一冊である事は変わりないのに。

その上で、まだヘビィな道を歩もうとされているのか。

「HEAVY LOAD FREE」
著者2名に加え、訳者の葛葉氏の労と情熱に最大限の敬意を表したいと思います!!

ケン・ノートン氏、死去

2013年09月19日 | ボクシング
フレージャーに続き、ノートンまで亡くなってしまいました。

週刊少年チャンピオンで連載されていた「がきデカ」で
人間の小ささと変態性を「蟻以下だ!」と同級生に責められた主人公=こまわりくんが
「オレは蟻・・・、あり・・・、アリ・・・、アリ!」と覚醒し
周囲の連中を、(オマエは)「フレージャー!」「フォアマン!」「スピンクス!」
「ノートン!」とアリのライバルと見做し、グラブで次々とシバき倒すシーンがあったが

山上たつひこ先生が、少年漫画に登場させるくらいに
当時のプロボクシング・ヘビー級はメジャーだったんだなぁ・・・と思い出します。

ジョージ・フォアマンに何も出来ずに2回で倒された敗戦もあったが、あれとて
「アリの顎を割ったノートンが、あんなにアッサリ倒されるなんて!」と
フォアマンの怪物性をクローズアップする事になったし

モハメド・アリとの関係で言えば、
クロスアームの構えから左フックを狙い、ジャブでも煽れるノートンのスタイルは
最も相性が良かったと言えるかも知れない。
アリとの試合は全てクロスゲームで、世界タイトルを賭けた第3戦など
ノートン勝利を支持する関係者・ファンも多かった。
※最終回の終了ゴングと同時にアリの面前で「どうだ!」と
 叫んだ時には勝利を確信してたんだろうなぁ・・・



反面、徹底的にパンチを追撃して倒しきる無慈悲さは無く、どこかクールだった印象もあり。
その辺も戦国ヘビー級で突出できなかった理由かも知れません。

フォアマンの全盛、アリの時代、ラリー・ホームズの台頭にブツかった事も不運だった。
※初防衛戦のホームズ戦も超僅差で、どっちが勝ちでも
 おかしくなかったよなぁ・・・

ノートンは役者として映画にも出演したりして多才ぶりも披露。
そういや、『世界名ボクサー100人』では「それほどのタレント性に恵まれながら、アリの前では日陰の存在にならざるを得なかった」などという表現もありました。

なお、息子のケン・ノートン・ジュニアは、アメリカンフットボールのラインバッカーとして活躍。
スーパーボウルにも出場している。
(現在はコーチとして活躍しているそうな)

後付けで認定され、世界戦で1勝もしないまま陥落した王者として記録されるが
ボビックやスタンダーは序盤で倒してるし、強豪ぞろいの70年代ヘビー級で
「記憶に残る選手」として存在をアピールした事は間違いない。

ケニー・ノートン氏の御冥福を心よりお祈りいたします。



ケン・ノートン(米国)KEN NORTON

第5代NABF北米ヘビー級王者、第7代NABF北米ヘビー級王者
第7代WBC世界ヘビー級王者

1967年 デビュー
1968年 5勝4KO
1969年 6勝全KO
1970年 7勝6KO1敗 
 ※ホセ・ルイス・ガルシア(ベネズエラ)に8RKO負け●
1971年 4勝3KO
1972年
チャーリー・ハリス(米) 3RKO
ジャック・オハロラン(米) 10R判定
ハッシェル・ジェイコブス(米) 10R判定
ジェームス・J・ウッディ(米)  8RKO
ヘンリー・クラーク(米)  9RKO
チャーリー・レノ(米)     10R判定
1973年
モハメド・アリ(米)    12R判定
  【NABF北米ヘビー級王座獲得】
モハメド・アリ(米)    12R判定負け●
  【NABF北米ヘビー級王座陥落】
1974年
ジョージ・フォアマン(米) 2RKO負け●
  【世界ヘビー級王座挑戦】
ブーン・カークマン(米)  8RKO
1975年
レコ・ブルックス(米)   1RKO
ジェリー・クォーリー(米) 5RKO
  【NABF北米ヘビー級王座決定戦 獲得】
ホセ・ルイス・ガルシア(ベネズエラ) 5RKO勝ちで雪辱
  【NABF北米ヘビー級王座 返上】
1976年
ペドロ・ローベル(亜)   5RKO
ロン・スタンダー(米)   5RKO
ラリー・ミドルトン(米)  10RTKO
モハメド・アリ(米)    15R判定負け●
  【世界ヘビー級王座挑戦】
1977年
デュアン・ボビック(米)  1RKO
ロレンゾ・ザノン(伊)   5RKO
ジミー・ヤング(米)    15R判定
  【WBC世界ヘビー級王座 認定】
1978年
ラリー・ホームズ(米)   15R判定負け●
  【WBC世界ヘビー級王座陥落】
ランディ・ステフェンス(米) 4RKO
1979年
アーニー・シェーバース(米) 1RKO負け●
スコット・ルドー(米)   10R引分
1980年
ランディ・コップ(米)   10R判定
1981年
ゲーリー・クーニー(米)  1RKO負け●

50戦42勝(33KO)7敗1分

『アイカツ!』二年目へ

2013年09月18日 | アニメ・特撮
いまや私を癒してくれる物として

「プリキュア」「ミクさん」「あまちゃん」と並ぶ存在であるアニメ「アイカツ!」。

めでたく2年目突入と聞いて、とても嬉しい今日この頃です。



物語も一年目の佳境に入り
いよいよ主人公=いちごちゃんのママが、元スーパーアイドル・
ユニット「マスカレード」の片割れだった事が判明。



おっとりした"モアちゃん”声のママは、
普通にしてても中学生の娘がいるとは思えない可愛さなんですが



「マスカレード」復活劇では、
昔以上に可愛くて参りました。



もちろん、いちごちゃんのお日様のような笑顔と明るさと
屈託のなさは「アイカツ!」ファン皆を癒してくれるし

「アイカツ!」の知名度も大きく上がっている事も感じる。
※アーケードゲームも人気で休日は女児の皆様が
行列を作っていらっしゃる



この現象を1年目で終わらす手は無いでしょうよ。
できたらキャラもそのままで継続して欲しいね。



先日なんて
「水着回」までやってくれたしね。



プリキュアじゃ水着はタブーらしいですが、
「アイカツ!」みたいに"あっけらかん”とやられてしまうと、
こっちが拍子抜けしてしまいます。



変な目線じゃ見れません。
※あ、でも蘭ちゃんの"くびれ”は反則です。



バンダイさんの公式ページでは、
TV放映2年目を記念して、「アイカツ!」 のプレミアム・キャンペーンが開始されています。
アニメキャラが着用している制服などを本格的に再現し、発売もされるのだ。
制服・ソックス・ブーツの予約受付も、2013年9月17日(火)から開始なのだ。

なんと、スターライト学園の制服だってあるのだ!
サイズは110cm~140cmだ。ちびスケど真ん中だ!



でも、高いのだ。
1万円を余裕でオーバーするのだ。

考えちゃうねぇ。
ここはまた、リサイクルショップに出回るのを待つかねぇ・・・。

TV雑誌2冊購入

2013年09月17日 | サブカル
いや、うっかり同じ雑誌を2冊買ってしまったワケじゃなく
(ボーっとして、そういう事をやった経験もありますが)

つい、同じ週のTV雑誌を買ったって事なんですね。



TVブロスが「あまちゃん」特集で、表紙が能年ちゃんなんで、
それに釣られて買ってしまったというワケなんです。

じゃあ、ブロスだけ買えばイイじゃん・・・という話なんですが
TV欄は見慣れた色とレイアウトじゃないと馴染めないんで
 
結局2冊買うことになるという、いつものパターン。

ブロスがカラー化した記念の号だし。
相変わらずのサブカル誌だし。

クドカンは好きなミュージシャンと対談してるし。
しかも余り知られてないバンドだし。あまちゃんと関係ない話だし。

でも『あまちゃん』関係者のインタビューや音楽の分析など
様々な角度からの取り上げがなされており、満足の一冊で御座います。

ミュージックマガジン最新号も『あまちゃんの音楽』特集で、こちらも読み応え充分なんですが、
いろいろ盛り込まれてるブロスのお得感は堪りません。

「カウンター内のキョンキョンを見ている勉さんの姿が川勝正幸さんに見えて、それだけで泣けてくる」
~なんて表現、ブロスに書く人ならでは・・・ですよ。

あと、やっぱ表紙が能年ちゃんのフォトというのも重要な要素で御座います。
しばらく何度か読み直す事になりそうです。

「イーハトーヴ交響曲~無限大の旅路~」を観た

2013年09月16日 | ライヴ
昨日、渋谷の東急BUNKAMURAオーチャードホールで行われた「イーハトーヴ交響曲~無限大の旅路~」再演。

言うまでもなく、世界の冨田勲が初音ミクを歌姫に選んだ本格的なクラシックコンサートだ。

昨年11月に東京オペラシティで開催された初演は、NHKやスペースシャワーTVで一部紹介され、その素晴らしさに感動していた私ですが。
今回は生で見てきたワケですよ。

当日の朝は台風襲来前の豪雨。
しかし、開演前後は不思議と空は明るく風は静かでした・・・。



渋谷のオーチャードホールに初めて出かけたワケですよ。
狭い座席にゃ参りましたがね・・・。さすがコンサートホール、素晴らしい音響でしたよ。

曲目も初演と変わらず。
15分の休憩を挟んでの2部構成。

指揮者と冨田先生の短いトークもあり。
台風ネタでしたが、やはり冨田先生が語る「又三郎」の思い出にはジーンと来ました。
※「ドードドドドー」は迫り来る嵐、
 そして戦争を連想させた・・・と。

そして、トークは終わり、客席に戻る世界のトミタへ会場から大きな拍手が降り注ぐ。

第2部は言うまでも無く、
「イーハトーヴ交響曲」
・岩手山の大鷲<種山ヶ原の牧歌>
・剣舞/星めぐりの歌
・注文の多い料理店
・風の叉三郎
・銀河鉄道の夜
・雨にも負けず
・岩手山の大鷲<種山ヶ原の牧歌>

合唱の重厚さがパワーアップして聴こえました。

まず、「岩手山の大鷲~種山ヶ原の牧歌~」が、少年少女合唱団の歌声で始まる。
途中でオルガンの音色が加わる。これが学校の音楽室にあるようなフイゴで鳴らすようなオルガンの音色。
東北の小中学校で子供が美しい声で歌っているような、そんなイメージ。

そして東京フィルハーモニー交響楽団の演奏。そりゃ楽団名通りの素晴らしさですよ。



そして、「注文の多い料理店」で、初音ミクさん登場。
初演はパイプオルガンの上部にスクリーンを張って、そこに現れていたミクさんだが
今回は、舞台上部に黒い箱が積み上げられたような意匠。
そこから照明が薄明るく舞台上部を照らすのだが、ミクさんが登場する場所はバッチリ空けてあるのだ。

小さな光の渦が、やがてミクさんとなって現れた。
初演のミクさんより明らかに明瞭な姿が我々の目に映っている。

なんか、えらい得した気分だ。



さらに、会場に映される「銀河鉄道」の姿。星の光。星座の輝き・・・。
なんと美しい。

すでに感動の海に流されている私の涙腺を崩壊させたのは
少年少女の「ジョバンニー!カンパネルラー!」の叫ぶような呼び掛けだった。

ミクさんじゃなく、生声で泣かされたよ!
つい先日、ちびスケに読ませようと影絵作家の藤城清治さんが描いた「銀河鉄道の夜」の絵本を図書館で借りて読んでたから・・・



もうOUTでしたよ。

そして再び勇壮な「岩手山の大鷲/種山ヶ原の牧歌」
演奏も最高潮で感動のエンディングでした。

さらにアンコール
「リボンの騎士」来ました―――!!

ああ、2度目の涙腺崩壊。
ミクさんが可愛い。リボンの騎士の帽子が可憐だ。

そして、アンコール2曲目は「青い地球は誰のもの」

これはミクさん歌唱ではなかったが、少年少女の歌声が胸に響く。

最後の挨拶で、指揮者に呼ばれて慌てて袖から出てくるミクさん。
そして最後の最後は上から落ちてきて愛想を振りまくミクさん・・・ダブルで萌えました・・・。



まだまだ可能性を秘めた組み合わせ。
ヴォーカロイド/ヴァーチャシンガーが、もっと自然に自由自在に生演奏と共演する時代も来るだろう。

その時は、ぜひ同じ会場で心のサイリウムを振って、ミクさんを応援したいと思います。

メイウェザー、アルバレスを判定で降す

2013年09月15日 | ボクシング
WBA・WBC世界スーパー・ウェルター級王座統一戦12回戦
9月14日(日本時間15日)
米国ネバダ州ラスベガスMGMグランドガーデン・アリーナ

フロイド・メイウェザー(アメリカ)vs サウル・アルバレス(メキシコ)

期待の一戦は、殆ど衰えを見せなかったメイウェザーの実質完勝で終わった。
判定は2-0だったが、「マジョリティ」という言葉が出た時点で会場から驚きの声が上がったほどだった。
※1名はアルバレスの攻勢を採ったって事なんでしょうがね

持ち味のスピードを生かしたメイウェザーが、見切りとカウンターの妙で試合を支配した。
初回から距離を取ってジャブを的確に当てて行き、アルバレスの攻撃は多彩な防御で空転させる。

アルバレスは相手を追って、右ストレートや左フックを狙うが、そこにはメイウェザーはいない状況。

馬力で上回るアルバレスが距離を詰めようとするも、メイウェザーは得意のL字ガードも駆使。
カウンターの右ストレートをヒットされ、若きメキシカンは攻め切れない。

カネロとしたら、構えれば狙い打たれ、打って行けば迎え撃たれるか足で躱される厳しい展開。

ジャブを真ん中から通すメイウェザーは、右も外に叩いてアッパーとストレートをインサイドからヒット。
タフさ+ギリギリで追撃を躱す上手さでピンチには至らないカネロだが、ポイントは失われていく。

アルバレスも強引に出て腕でも肩でも叩きに行ったが、メイウェザーは「それ以上」を殆ど許さなかった。

判定は114-114、116-112、117-111の2-0。
ドローに不満気な表情を見せた36歳のメイウェザーだが、
通算戦績45戦45勝(26KO)と無敗記録をまた伸ばした。

23歳のカネロには期待が掛かったし、私も「今回こそはメイが倒れる姿が見られるかも」と思ったが
いやぁ、メイウェザーはメイウェザーでした。

ただ、メイはもっと狙い撃ちを目論んでた筈だが、それを許さない目の良さはカネロにも感じた。
速くて強い連打は自分を守る事にもなった。

若きアルバレスの将来性を悲観的に捕らえる内容でも無かったと思う。

夜のスポーツニュースで地上波にもハイライトが流れたし、こういう大きなイベント/スーパーカードを組んでいく米国ボクシングには相変わらず頭が下がる。

弾が尽きた感もあるが、また何か考えてくるでしょうな。