あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

貼りっ放しのカレンダー

2019年01月07日 | ボクシング
ボクシング誌の付録カレンダー

(十?)数年前から貼りっ放し…。



久々に捲ってみたら、思い出深い
選手たちの…

その雄姿が!



ロイ・ジョーンズ、

フロイド・メイウェザーJr



そして、マニー・パッキャオ…
皆、若い!細い!

また映像を見たくなっちゃうね (^-^;

トリプル世界戦は日本選手が全勝

2018年12月31日 | ボクシング
会場は大田区総合体育館
【WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ】

王者 伊藤雅雪 は、1位のチュプラコフ (ロシア) に
7回TKO勝ち。見事初防衛に成功した。

正直もっと出入りしてくると思った挑戦者だが、
頭から突っ込んで揉み合いペース。



上下を叩かれ消耗。途中で戦術を変えたが、
第7Rに王者の連打でTKO敗け。

伊藤は初防衛に成功。7R途中でセコンドから
タオルが投入され、勝負あり。



【WBC世界バンタム級暫定王座決定戦】
井上拓真がペッチ・CPフレッシュマートを
3-0の判定で降し、暫定王座を獲得。

暫定王座ではあるが、兄の井上尚弥に続いて、
兄弟で世界王者となった。



【WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ】
王者・拳四朗がメキシコのサウル・フアレスに
3-0の大差判定で勝利。5度目の防衛に成功。

本日ボクシング世界戦あり

2018年12月30日 | ボクシング
本日12月30日

大田区総合体育館でトリプル世界戦あり。



メインにはWBO世界Sフェザー級王者・
伊藤雅雪が登場。

相手は1位のイフゲニー・シュプラコフ。



米国での王座決定戦

素晴らしい奪取劇を演じた好漢・伊藤の
初防衛戦。



強烈な左右ストレート四連打がロシアの
技巧派を捉えるか?

それても逆に?



私はTV観戦だが・・・楽しみです!

河野公平、引退

2018年11月27日 | ボクシング
プロボクシングの元WBA世界スーパーフライ級王者・
河野公平(ワタナベ)が現役引退を発表した。

「生まれ変わってもボクシングはやらないと思う。
やりきったので。燃え尽きました」



会見は38歳の誕生日の前日。普段通りの表情。
河野の義父でシンガー・ソングライターみなみらんぼう氏も
ダメージの蓄積を心配していたそうだ。

アマ経験なし。プロデビュー戦でいきなり負け、そこから
地道に試合を重ね、世界王者まで上り詰めた、



細菌では珍しい叩き上げ王者。陸上出身で自信があったという
スタミナは抜群で、前座時代から懸命に手を出し続ける姿が
目に焼き付いている。

一瞬で亀田興毅からダウンを奪った右ストレートはシャープ。
ラッシャーながら、あれが出る強みもあった。
※だから私は「和製 崔龍洙」と密かに呼んでました。



ただし、強打者ではなく連打型。当てる精度も高くなく、タフ
だが身体も硬く、被弾も多いなど試合の見栄えが悪い。

2度の世界王座陥落も、攻勢をポイントに取ってもらえず。
2度目の世界挑戦に失敗してからは3連敗と、世界奪取前も
苦闘が続いた。



ひた向きに前へ出続けるファイトは好感を呼び、強敵との
対戦を厭わなかった。

名城信男、佐藤洋太、亀田興毅、井上尚弥と新旧の日本人
世界王者だけでも4人と対戦。

海外の強敵との対戦も多かったが、やはり価値に恵まれない
面もあった。

最終戦績は46戦33勝(14KO)12敗1分け。
本当のKO負けは痛烈なカウンターで倒された井上戦のみ。



お疲れ様でした。
個人的には日本タイトル獲った菊井徹平戦が印象深い。

両者充実した状態でのライバル対決。河野の敗北も充分に
考えられたが見事に勝利した。

相手の勢いを吸い取って、そのまま駆け上がるのがホープ
対決の凄いところ。

河野は強敵との対戦で磨かれた。

WBOが「木村翔vs田中恒成」戦を年間最高試合に選出

2018年11月04日 | ボクシング
プロボクシングのWBOは年次総会をパナマで行ない、年間表彰の各賞を発表した。

年間最高試合には9月24日、WBO世界フライ級タイトルマッチ(愛知・名古屋市の武田テパオーシャンアリーナ)、王者 木村翔(青木)vs挑戦者 田中恒成(畑中)が選出された。



試合は12回フルラウンドの大激戦。
勝者は2-0の判定勝ちを収め、世界最速タイの3階級制覇を成し遂げた田中。
現地で開催された式典でWBOフランシスコ・バルカルセル会長から表彰を受けたとの事。



お互い仁王立ちで笑ってたもんな。
木村:「オメー何もんだよ」
田中:「あんたこそ」
・・・てな感じで。

本当にイイ試合でした

グラシアノ・ロッシジャーニ(独)死去

2018年10月03日 | ボクシング
Sミドル級&Lヘビー級の元世界王座グラシアノ・ロッシジャーニ(独)が
10月1日に死去していた。

イタリアのシチリア島にてガールフレンドと3人の子供で生活していたが、
車に轢かれて亡くなってしまったとの事。享年54。

ロッシジャーニは決定戦でWBCのLヘビー級王座を獲得したが、団体が人気
選手のロイ・ジョーンズを王者に復帰させたのは不当だと訴訟を起こした。

リング外での出来事でWBCを破産寸前に追い込んだと有名になった印象あり。
※その後、両者は和解したとの事。

生涯戦績は41勝19KO6敗1分。
スラニ・マリンガ(南ア)、クリス・ユーバンク(英)、ヘンリー・マスケ
(独)、ダリウス・ミハエルゾウスキー(独)、マイケル・ナン(米)らと
対戦した事で知られるロッシジャーニ。

悲劇的な最期を迎えた元王者、どうか安らかに眠って欲しい。

木村翔vs田中恒成は大激戦で王座交代!!

2018年10月02日 | ボクシング
9月24日、名古屋市の武田テバオーシャンアリーナで行われた、
プロボクシング「WBO世界フライ級タイトルマッチ」

挑戦者1位の田中恒成(畑中)が、王者の木村翔(青木)に
2-0判定勝ちし、日本人選手として6人目となる3階級制覇を
達成した。



情報シャットアウトして先日留守録観戦したが。

王者・木村翔vと挑戦者・田中恒成。ナイスファイト!
最高の試合だった!!

木村も序盤から手を出したが、2R3Rと効くパンチを貰った
のが痛かった。

田中も見事。
押し合いで負けなかったし、上手さと根性を両方見せたね。

木村はガードが良いし、田中も前後の動きでパンチを芯には
食ってなかったと思う。
だから後半も地力が残っていた。



さすがの木村も「俺のボクシングはこれでイイのか」と気力が
揺らぐかと思ったが、セコンドの激励で10~12R強引に攻めに出た。

木村の魂は折れなかった。素晴らしい精神力!

…とはいえ、採点は小差で田中だろう。
再度に回っての攻撃、ガードをすり抜ける細かい手数は有効。
最終ラウンドこそ疲れが見えたが、全般的には見事な試合ぶり。

とにかく最高の試合を見せてくれた両選手に感謝です!

木村翔が青島でKO防衛

2018年07月27日 | ボクシング
7月27日、中国・青島の青島国信体育館で行わたWBO世界フライ級タイトルマッチ。

チャンピオンの木村翔(青木)が同級4位の挑戦者、フローイラン・サルダール
(フィリピン)に6回54秒KO勝ち。2度目の防衛に成功した。

強打が売りのサルダールだったが、最後は木村が圧倒した。
スタートこそサルダールの危険な右を浴びたが、殆どがガードの上。
固いガードからジャブを付き、王者は第2Rから前に出た。

サルダールはボックスしてみせたが相手の圧力を捌ききれず。
3回には木村が連打から得意のボディ攻撃を攻めると、挑戦者は早くも失速。

試合前は後半勝負と語っていた木村だが、そのまま勢いに乗って5回と6回に左の
レバーブローでダウンを奪い、最後は10カウント。見事な勝利となった。

※ただし、膝を着いた相手の頭を上から「バシッ」っとやったのは戴けない。



大手ジムの所属ではない木村は、テレビ局や強いプロモーションの後ろ盾がない。
よって次戦で義務づけられている指名挑戦者の田中恒成(畑中)戦も相手の地元
名古屋で行われる公算が高いという。

田中はアマの実力者で、思い切りの良さとスピードを武器にプロに入り5戦目でWBO
世界ミニマム級王者となり、そのまま2階級制覇を達成しているエリートだ。

アウェイでの試合、しかも試合間隔が2ヶ月しかないという、厳しい条件ではあるが
ここで勝てば国内での知名度も拡がるというメリットもある。

まだ左フックを強振した後アゴが上がるなど危なっかしいトコロも見える木村だが。
重いパンチの連打が利くのは素晴らしい。

レバーブローの2連打、3連打も見事だ。
そもそも海外で奪取した世界王座を海外で防衛する日本選手なんて珍しいし、その
逞しさは賞賛に値します。

スポーツファンの皆様、木村翔の次戦に注目して下さいませ。

木村翔の世界戦が19日に正式発表

2018年07月21日 | ボクシング
7月27日に中国・青島で行われるプロボクシング
WBO世界フライ級王者の木村翔(29才/青木)vs
同級4位のフローイラン・サルダール(29才/比)の
2度目の防衛戦。

事前情報としてはあったが、これが7月19日に正式に
発表された。
試合まで10日を切った時点での発表という事で、
一部では「ボクシング界としては異例」と不安の声も
流れている。

オファーは入ってたがオプションを握っている元王者
ゾウ側が首を縦に振らなかったとかで。
やっと決まった経緯があるそうです。



さて、挑戦者のサルダール陣営ですが。
弟のビックが13日に山中竜也(23=真正)に判定
勝ちしてWBO世界ミニマム級新王者になっており、
勢いに乗ってる事だろう。

フローイラン自身も井上拓真とダウン応酬の末判定負け
したが、その後は5試合連続KO勝ち中。

井上拓真との試合では詰めの甘さもあり、荒っぽく振る
右強打さえ気を付ければ…という予想あり。

倒す試合でも攻撃パターンは単純、細かい駆け引きなし、
ディフェンスも甘く、後半スタミナ切れの傾向も...。

やはり、中盤以降ボディ攻撃で消耗させる木村有利って
気がしますが。

弟のビックは「その一発強打」で試合を逆転して優位に
進めた訳だから、同じ展開になったらヤバイ。

終盤お互い疲れてグダグダとか、あり得ないことはない。
最悪、王者の体が温まってない序盤で強打食らってジ・
エンドなんて事だって考えられるし。
何があっても不思議じゃないのがボクシング。

色んな意味で楽しみです。

パッキャオTKOで再起して世界王座獲得

2018年07月18日 | ボクシング
プロボクシング
【WBA世界ウエルター級タイトルマッチ12回戦】
7月15日 マレーシア・クアラルンプール



6階級制覇王者マニー・パッキャオ(39歳/比国)が、
WBAウエルター級王者ルーカス・マティセ(35歳/
亜)に勝利。
約1年ぶりの再起戦を7回TKOで飾った。

クアランプールの会場は満杯。マイケル・バッファ氏の
コールで盛り上がる。
※でもバッファ氏、老けたなぁ・・・



パッキャオは好調。
初回開始早々から身体を揺らしてワン・ツーを繰り出す。
強打者相手に強気な戦法。

身長は同じと言われるが肩から背中の筋肉はパッキャオの
方が大きい。

同じように打ってるようで、パッキャオは相手打ち終わり
などに巧妙にヒット。

相手が出たら自らは後ろに下がるようになるマティセ。
第2ラウンドも初回同様、パッキャオが前に出てパンチを
伸ばし、プレッシャーをかけていく。

第3ラウンドにはダウンシーンが生まれた。
パッキャオが左アッパーから右フックがヒットすると、
マティセは後方に弾けるように倒れた!
立ち上がったマティセはピンチを回避、パッキャオも深
追いせず。

第4ラウンド、お互い休まなかったが、目立ったダメージ
ングブローなし。

第5ラウンド、パッキャオ自在なボクシングに憔悴したか
右フックを側頭部に掠められたマティセは、時間をおいて
片膝を突き2度目のダウン。
遅れて効いたか、気後れしてるのか。

第6ラウンドもパッキャオ疲れを見せず。
ガードを意識して上げるように見えた。そこから強打する
から隙も見えない。
マティセもボディを狙ってるが長続きせず。

第7ラウンド、セコンドからアッパー多様の指示受けたのは
パッキャオ。
左をフックで叩きつけ、真ん中をアッパーで突く攻めが有効。
残り約20秒、左アッパーをヒットされたマティセ。
しゃがみ込んで3度目のダウン。

レフェリーはカウント中断して試合をストップ。
パッキャオ9年ぶりの(!)KO勝利となった。



昨年7月、ジェフ・ホーン(オーストラリア)に判定で敗れ、
WBO世界ウエルター級王座を失った再起戦でワンサイド勝利を
はたしたパッキャオは、意外な事にWBA王座初獲得。

まずは国に帰って休養、公僕として働くそうな。
親ドゥテルテ発言から、マレーシアへ感謝。議員の顔を見せた
パッキャオ。もう、国賓みたいなもんだねぇ・・・。

木村翔は7月下旬に防衛戦

2018年07月13日 | ボクシング
2018年7月27日
WBO世界フライ級タイトルマッチ 
木村翔 vs フロイラン・サルダール

対戦相手は、ランキング4位のフィリピン選手。
2年前には来日し、井上拓真選手と10回戦を戦い、
ダウンの応酬で判定負けしている。

左を下げたゆっくりした構えから強打を一閃する
ところはルイシト・エスピノサを思い起こさせる。
KO率は61%だが、それよりパンチある印象。

前半に強い比国強打者vsスロースターターの王者。
序盤はスリリングな展開になりそう。



試合場が中国青島市ってのも注目。
一年前に現地の英雄王者を倒して新チャンピオンに
なった木村は、その後も中国のTVで特集番組組まれ
たりして人気者になっている。

知名度は日本たぁ段違いゆえ実質ホームの歓迎が
期待されます。

なんとか日本でTV放送して欲しいなぁ。
木村は必ず熱戦を作る選手だよ。

※エンジン掛かる前に強打食らってピンチ…とか
 無ければ大丈夫だと思うが。
 意外と序盤はパンチと身体がフワリと流れたり
 するんだよなぁ…

ドーピング違反の尾川堅一に1年間停止処分

2018年06月01日 | ボクシング
発表は5月28日
日本ボクシングコミッション(JBC)より。

IBFスーパーフェザー級王座決定戦で勝利した後に
ドーピング違反が判明した尾川堅一(30才/帝拳)の
プロボクサーライセンスを1年間停止した。

停止期間は試合翌日の昨年12月10日から。

JBCは「世界戦で日本選手がドーピング検査で処分を
受けた事は、日本ボクシング史上一度もない。ファンの
信頼や社会的なボクシングに対する信頼を揺るがす結果と
なった」と理由を説明したという。

尾川選手は、昨年12月9日に米・ラスベガスで行われた
世界戦に判定勝利したが、試合前のドーピング検査で陽性
反応を示したことが、今年1月に発覚。

試合を管理したネバダ州コミッションは尾川選手を6カ月
間停止処分とし、世界戦も無効試合と裁定。
IBF王座獲得そのものも認めなかっが、国内からはより
厳しい裁定が待っていたワケだ。



昨年12月にアメリカのリングでIBF世界スーパーフェザー級
王座獲得、ベルトを手に揚々と帰国した尾川堅一だったが。

今年の初頭に、尿検査において筋肉増強効果があるテスト
ステロンの陽性反応が出たことが判明。

以降、尾川選手への処遇が審議されてきたが、国内外で
厳しい裁定が下されてしまった。

海外での、しかもラスベガスでの世界王座奪取は日本選手
初の快挙だったが。

ベルトはおろか試合をした事実そのものが公式記録から
抹消される事になるとは・・・。
※世界王者としての技量を今後証明する必要もあったのに。

「アトピー治療の塗り薬が原因ではないか」と潔白を主張
してきた尾川陣営にとって、最悪の結末になってしまった。

日本人アスリートは、元々ドーピングに手を染めるという
意識が薄く、尾川が故意に摂取したとは思えないが、寧ろ
服用薬のチェックが甘い事が露呈してしまった。

体重オーバーやドーピングで試合成立に問題が相次いで、
JBCが「示しをつけるため」厳しい処置を下したのだろう。

練習場所の使用まで禁じられてる訳ではないのだから、
尾川選手には再起に向けての練習を積み重ねて欲しい。