あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

ライトガールズのCD購入

2019年01月08日 | CD紹介(邦楽)
CD購入。

ライトガールズ(やついいちろう×Sundayカミデ)
アルバム『円山町ロマンチック通り』

勿論のんちゃん参加の「シンデレラ」が目当てです!



のんちゃんは弾いていないが、印象的なギターから
始まる「イイ曲」ですね。

これだけでも買って良かった。全般的には丸山町の
一夜 (?) を描いたコンセプト物。かなり好きです!

のん×武満徹 『Beyond the Standard Vol.2』購入

2018年10月31日 | CD紹介(邦楽)
のん×武満徹 『Beyond the Standard Vol.2』購入。
指揮はアンドレア・バッティストーニ氏。

チャイコフスキーの晩年の代表作・交響曲「悲愴」と、
日本を代表する作曲家、武満徹の同じく最晩年の傑作・
「系図」をカップリング。



日本を代表する作曲家・武満が最晩年に残した、音楽と
語りによる美しい音楽詩「系図(Family Tree)」。

谷川俊太郎のテキストを語るのは、のんちゃん。時空を
超えた存在感で語り、演奏との一体感を生み出した。

今回のはVol.2。そういや、vol.1は伊福部昭だったわ!

近田春夫さん38年ぶりにアルバム発表

2018年09月24日 | CD紹介(邦楽)
ソロ名義としては実に38年ぶりの近田春夫さんの
ニューアルバムが完成した。

文春の連載でのんちゃんを取り上げてくれて以降、
すっかり好意もっているのだが。

タイトルは「超冗談だから」



作家陣には、秋元康、のんちゃん(gでも参加)らに
加え、筒美京平マニアの市井の作家などが参加。

「ひとりザ・ベストテン」 的な歌謡ロック、歌もの
アルバムになったとの事!

PYG「Free With PYG (PYG LIVE ALBUM IN COLOSSEUM)」を聴く

2018年05月04日 | CD紹介(邦楽)
井上堯之(孝之)さん追悼・・・でPYGを聴く。

PYGとは、スパイダースから井上孝之(Lg)、大野克夫(Org)、
タイガースから沢田研二(Vo)、岸辺修三(B)、
テンプターズから萩原健一(Vo)、大口広司(Dr)が参加した所謂
スーパーグループ。

GSからニューロックに脱却するため作られたバンドと言われた
という。



1971年8月16日に行われた、PYGの田園コロシアムライブ。

2枚組だが、構成がヤバイです。
洋楽カバーが半分以上だが、パープル、ZEP、ストーンズ、
スライ、マウンテンなど強力曲ばかり。

さらにはフリー、トラフィックまで演っててビックリですよ!
※しかもFREEは1STアルバムから選曲!

それを、20代前半のショーケンとジュリーが歌うんですから。
もう、エグイですよ。
ギランのハイトーンなんてムリでしょ。歌もカタカナ英語だし。



ディスク:1
1. ブラック・ナイト (Deep Purple)
2. ウォーキング・マイ・シャドー (Free)
3. エヴリ・マザーズ・サン (Traffic)
4. カントリー・コンフォート (Elton John)
5. ヴィッチ (The Rolling Stones)
6. スピード・キング(Deep Purple)
7. カウボーイ (Harry Nilsson)
8. ラヴ・イン・ベイン (The Rolling Stones)
9. ツゥ・ラヴ・サムバディ (Bee Gees)
10. トラベリン・イン・ザ・ダーク (Mountain)

ディスク:2
1. 淋しさをわかりかけた時
2. 戻れない道
3. 何もない部屋
4. 悪魔(シンバシー・フォー・デビル/The Rolling Stones)
5. アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー(CCR)
6. 自由に歩いて愛して
7. ハイヤー (Sly & The Family Stone)
8. ゴナ・リーヴ・ユー (Led Zeppelin)
9. 祈る



ギターやキーボード、ベースは安定しています。
井上さんのハードな弾きっぷりも素晴らしいです。

歓声も「キャー、キャー」入っている。人気凄かったんですね。
※アイドル的なモノもあっただろうけど。
 だから「本格ロックも出来るんだぜ」とカバーしたのかな?

オリジナル曲のメロディアスさ、安定のジュリー節を聴くに、
やっぱ自分のキーで歌うのって大事だなと思いました。

むしろ、カバーの破壊力ではショーケンに軍配上げたいな。
意外と言っちゃ失礼だが、自分の歌い方に寄せてシャウトし、
時にデタラメにガナる歌唱はロックしてますよ!

ただし、プラントが中低域で歌ってる「ゴナ・リーヴ・ユー」
でのジュリーの歌唱は安定感あって良い。



日本語ロック論争なんてあった時代
フラワートラベリン・バンドはジョー山中というバイリンガル・
ヴォーカリストを擁し、当初こそ洋楽ロックのカバーでスタート
したが、東洋音階を活かした楽曲に英語歌詞を乗せる手法で高い
評価を得た(主に海外で)。

PYGは、作詞に安井かずみ、作曲に大野克夫というコンビで
歌モノも守備範囲に入れて多様な方向性を示した。

残念ながらヴォーカリスト2名が相次いで役者転向/ソロ歌手と
なり、バンドの終焉を迎えたPYGだったが、井上堯之さん達
メンバーは日本の歌謡界に洋楽ロックのテイストを盛り込んだ
重要人物となった。

※「時の過ぎ行くままに」のミック・テイラーばりの流麗な
 ギターはどうだ!?



「Free With PYG (PYG LIVE ALBUM IN COLOSSEUM)」には、その
縮図が見える。
そしてメンバーの荒々しさ、若さが眩しい。

あらためて井上堯之さんの功績に思いを馳せ、感謝が深まった。
時にギンギンに、時に渋くギターを奏でる井上さんは実に格好
良かったです。

本当に有難うございました。

「わんぱく王子の大蛇退治サントラ」リマスター版の発売が決定!

2018年04月12日 | CD紹介(邦楽)
伊福部昭百年紀Vol.6での演奏が決まっている、
「わんぱく王子の大蛇退治」。

これだけでも快挙なのに、サントラのオリジナル
レコーディング音源がリマスターされて2枚組の
CDとして発売されると云うのだ!ダブルで快挙だ!



東映動画の初期の傑作「わんぱく王子の大蛇退治」。
そのサントラは、これまで中古盤ですら目にする事が
なかったが、2枚組の最終盤として待望の復活です!

傑作アニメをさらに至高へといざなったのが伊福部昭
音楽。神話時代の土着性や高貴な神々を思わせる美しい
メロディはウットリするほど。

とうぜん、八岐大蛇との空中戦で流れる音楽は正に
特撮マーチで血湧き肉躍ること間違いなし!



※ジャケットも公開されました。素晴らしいの一言!

公式コメントによると、今回の商品化は今まで発売
されたLPやCDにも未収録だった音源や、現存するNG
テイク、タイタン坊の笛やオロチの鳴き声に至るまで
徹底収録した2枚組!

全音源をリマスタリングした決定版!
~との事。

東映さん有難う御座います…と言いかけたところで
レーベル名がCINEMA-KAN Labelと気付く。

なんと、ディスクユニオン・シネマ館がプロデュース
するオリジナル・レーベルとの事!

ああ、有り難や!
※ほんと、ディスクユニオンさんには何から何まで
 お世話になって…

「フランケンシュタインの怪獣」「キングコングの逆襲」
~と先行してCINEMA-KAN Labelから発売されており、
それに続く最終盤との事! !



これは買うしかありません。
発売予定日は2018年5月23日。
定価は¥¥3,996

いまから楽しみでございます。どこで買うかは特典とか
割引とかで考えよう…。

「スーパーヒーローになりたい」を聴いた!

2017年11月26日 | CD紹介(邦楽)
24日に届いておりました。
のんちゃんのデビューCD「スーパーヒーローになりたい」。
《KAIWA(RE)CORD》

DVD同封版を購入したからダブルの楽しみ!



ジャケットからして最高。
マントとヒーロー衣装が似合います。似合いすぎです。

【収録曲】
1.スーパーヒーローになりたい
2.へーんなのっ
3.I LIKE YOU
4.タイムマシンにおねがい(WORLD HAPPINESS 2017 MIX)

【KRCD-00001 DVD収録内容】
「のん、ride 音 music」(レコーディング風景、リハーサル
 風景などに密着したドキュメント映像)

CD1曲目は、
高野寛氏による作詞・作曲『スーパーヒーローになりたい』。
※高野氏はギターなどで演奏にも参加。

2曲目は、のんちゃん自身の作詞・作曲『へーんなのっ』。
※ドラムは屋敷豪太氏。

程よいポップさとロックなドライブが同居する楽曲。
「アナーキー・イン・ザ・U.K.」かと思いきや、疾走感ある
ギター・カッティングと、キュートなピコピコ打ち込みの妙。

かなりイイです!

また、<OHIROME PACK>(カセット、アナログEP)に収録され、
CD 化の要望が高かった『I LIKE YOU』、『タイムマシンに
おねがい(WORLD HAPPINESS 2017 MIX)』も併せて収録。
4曲入りシングルとなっている。

言うまでもなく『I LIKE YOU』はRCサクセションのカバー。
仲井戸麗一氏が弾き語りで参加。

『タイムマシンにおねがい』は、サディスティック・ミカ・
バンドのカバー。
同バンドのオリジナルメンバー=小原礼、高橋幸宏の両氏が
バッチリ参加。
こちらは「WORLD HAPPINESS 2017MIX表記」なれど、当日の
ライブ音源ではなく、その編成を再現するが如く、新たに
音源が加えられたヴァージョン。
 
聴いてみたら、おもにホーンセクションが追加されている。
オーボエの感じがアンディ・マッケイ調で。何というか、
ますますロキシー・ミュージックを思い起こしてしまう。

録音シーンやワーハピの風景が収録されたDVDも最高だ。
※オヤジが見事に転がされております。
 でも、あざとさゼロなんだよな。オヤジ達はそんなの
 見抜いちゃうんだよな。



ワーハピの感激が甦るよ。
※あの時ゃ鈴木慶一さんが「こりゃイイ冥途の土産だ」と
 まで呟いてたもんな!

その時のグッズと並べてみた。
カイワレコードのオヒロメ・パックです。

当日は「どんな参加の仕方するのか」フタ開けてみないと
分からなかったんだよね。

私なんか、「コトリンゴさんの横で朗読?」とか「最近PVに
出演したスチャダラに交じってラップの賑やかしか?」とか
色々と想像してたんだよね。



それが、立派にコトリンゴさんとハモって歌い上げ、終盤
幸宏バンドにエレクトリック・ギター抱えて参戦。
見事にハジけた。

その延長線上にこのCDシングルがある。感無量です。
せっかくならDVDにワーハピの演奏シーンも欲しかったが、
生憎それは無し。

このCDの先に音楽の道はある。
ガールズ・バンドでの活動を表明したのんちゃんは、既に
先を踏み出している。OKです!

突っ走って欲しい。ガンバレのんちゃん!

最近の収穫:CD「灼熱のライヴ2015」金属恵比須

2017年10月20日 | CD紹介(邦楽)
正式なタイトルは
「Official Bootleg Vol. 1 ~灼熱のライヴ2015~」
こちらも強力盤。鉄板の楽曲群。

強力な重低音、全パートが十二分に役割を果たす、
ライブの迫力。

最強にハードでプログレ。
このバンドの存在に感謝したいな!



メンバー構成としては、マスヒロさんが公演で叩く
ようになって間もなくか?

NHK「今日は一日プログレ三昧」で知名度を上げる前の
演奏だ。

私は「プログレ三昧」で金属恵比須を知ったクチだが、
遡ってもっと前のライブDVDとか買ってるので、あまり
違和感は無い。
むしろ御馴染み感の方が強い。

そして、気になるのは「Official Bootleg Vol. 1」
~というシリーズ名。

どんどんLIVE盤を出してくれるのかしら?
楽しみです!

最近の収穫:CD「INTENTION」 後藤マスヒロ

2017年10月19日 | CD紹介(邦楽)
「INTENTION」 後藤マスヒロ

音の粒子が向かってくる。
時にザラザラと、時に透明感を持って・・・。

素晴らしい手数のドラム、荒々しい演奏の中でクリアに
聴こえるヴォーカル。



オープニングが印象深い。くぐもったメロトロン・
フルート(?)、そこにジャジーなピアノが・・・。

ハードな曲ではゴリゴリ・ベースとヘビィなドラミングが
炸裂する。
70年代風サウンドの再現ではなく、新しい音も盛り込ま
れている。

頭脳警察、人間椅子、ジェラルドといったバンドを渡り
歩き、現在は金属恵比須に所属するドラマーのソロ。

これまで交友のあったミュージシャンが参加し、贅沢な
作りのCDになっている。

曲も良い、サウンドプロダクションもジャケも最高。
凄いアルバムじゃないか!!

子門真人ヴォーカル・コンピレーション「ひらけ!ポンキッキ・コレクション」

2017年05月05日 | CD紹介(邦楽)
けっこう前に入手して聴いていたのだが、なかなか取り上げる機会が
なかった「子門真人ヴォーカル・コンピレーション」紺盤(?)。

「ひらけ!ポンキッキ・コレクション」



01. およげ!たいやきくん
02. はたらく くるま 1
03. はたらく くるま 2
04. ぼくはでんしゃ
05. 恐竜が街にやってきた
06. 十二支のうた
07. ホネホネ・ロック
08. 野菜畑の演奏会
09. からだ元気?
10. ニュートンファミリー
11. ケンカのあとは
12. ジャンケン・パラダイス
13. アメリカインディアンの教え
14. こよみをめくって汽車がゆく
15. がまがえるガマエル
16. へんしんロック



まず一曲目がシングル「453万枚!」という、おそらく抜かれる事が
ないであろう超強力曲=「およげ!たいやきくん」。

ここで聴かれる子門真人の歌声と、その説得力に改めて感じ入る。



そういえば、4月の上旬にテレ東で「あなたの名曲ベスト100」という
番組があって、往年の名曲と当時の映像が流されていたが。

そこで紹介された子門真人の歌い上げの見事なこと!!
映像は1979年のもので、風貌もアフロというより、ウエーブ掛かった
長髪にバンダナというスタイル。



当時の歌謡祭のような番組ゆえ、生バンドに生歌。
実力が明らかになるシチュエーションだが、当たり前のように朗々と
歌い上げ、その歌唱と声量の凄さが浮き彫りとなった映像。

とにかく上手い。
声の強弱からニュアンスから、歌唱能力の高さが窺い知れる。



尾崎紀世彦にも通じる上手さ。
元の声量が凄いから、優しく歌っても細くならない。
※後年は歌メロを少し崩して歌っておられた印象あるが、
 この日は余り元歌を崩していなかった。

これは、他のポンキッキ・ソングでも発揮されており、ロックから
レゲェ調の曲まで子門流で押さえ込んでしまう圧倒的な説得力に
繋がっている。



子供番組ながら先鋭的な音楽指向のあった「ひらけ!ポンキッキ」。
バラエティ豊かな楽曲は、いみじくも子門真人の幅広い表現力を
伝える事になっている。

他の盤でもメタルっぽい曲やロカビリーっぽい曲が収録されて
いますけどね。

ロカビリー唱法まで見事に披露する子門真人という歌い手に
「ほんと、この人はどこから来たんだろう?」という疑問が
再燃する。(ルーツは?誰の影響で歌い出したの?)

http://blog.goo.ne.jp/aru-rodgers/e/dc9d11bbd1971c8817560f5f6144ec30



声域も広いから、「ホネホネロック」のようなハイトーンの
サビも一気に歌い上げている。

※しかし、最初のシンセがピンク・フロイドみたいでイイねぇ。
 思わず「ようこそマシーンへ」を思い起こしてニヤニヤしちゃい
 ますよ…。



「ひらけ!ポンキッキ」の音楽ディレクター小島豊美さんが、
「ホネホネ・ロック」に対して「とにかく子門真人の声に尽きる!」と
一言で言い表したほど。
「まず、彼の歌声ありき!」・・・だと。

http://blog.goo.ne.jp/aru-rodgers/e/a70d7220e86ad8313467ba3d2bf7479b
http://blog.goo.ne.jp/aru-rodgers/e/abc86162639f1904f168c2a5f3160e3a

渡辺宙明先生もトークショーで「とくかく上手かった」と賞賛。
楽譜と仮歌デモを渡しときゃ、当日スタジオに現れて完璧に歌い、
一発OKで去っていった・・・みたいな話で御座いました。



http://blog.goo.ne.jp/aru-rodgers/e/35b236846f6d2b83bf1f487b05376d14

あらゆるジャンルの曲を自由なムードで朗々と歌い上げた子門氏。
そういうヴォーカリストの歌を聴いて育ったことは本当に幸福と
思うし、彼の歌を収録した編集盤が聴ける良い時代になったと
つくづく思います。

http://blog.goo.ne.jp/aru-rodgers/e/2fee790c6de00add277892cd4fb0bfe8
http://blog.goo.ne.jp/aru-rodgers/e/cee38f55244c4d9fadf58208799ad671

編集盤の作成に関わった方々に感謝です。
もちろん歌った子門真人さん御本人にも・・・。

再聴CD「冨田勲 宇宙幻想~COSMOS~ 」

2016年05月27日 | CD紹介(邦楽)
「宇宙幻想~COSMOS~ 」

「宇宙3部作」の第2作で、その名の通り宇宙をテーマにしたアルバム。
本作からローランドMC-8などのデジタルシーケンサーが導入されたとの事。

昔、FM放送で流された「アランフェス」に感動した事を思い出す。

成毛滋さんもシンセ演奏した「タンホイザー」など、クラシックの
有名曲やシンセによるSE(蒸気機関車など)、まさに「これぞ
シンセサイザーの音」が詰まった1枚だ。

「シンセの音は冷たく感じる」という声も分かるが、それゆえに
現実離れした夢世界を浮遊する感覚に浸れる。

蒸気機関車の音など、真っ白な厳冬の雪世界を走り、やがて宙を
滑走する「銀河鉄道」が目に浮かぶし、
「シンセは音の絵の具とパレット」と語った富田先生の真骨頂だと
確信できるサウンドの数々が収録されているのだ。



国内盤

1.スペース・ファンタジー
  ツァラトゥストラはかく語りき(R・シュトラウス)
  ワルキューレの騎行(ワーグナー)
  タンホイザー序曲(ワーグナー)
  ツァラトゥストラはかく語りき(R・シュトラウス)
2.パシフィック231(オネゲル)
3.答えのない質問(アイヴズ)
4.スター・ウォーズのテーマ(ジョン・ウィリアムズ)
5.アランフェス(ロドリーゴ)
  アランフェス協奏曲:第2楽章
6.ソルウェーグの歌(グリーグ)
7.ホラ・スタッカート(ディニク/ハイフェッツ)
8.ソラリスの海(J・S・バッハ)
  3声のインヴェンション 第2番(BWV 788)
  我汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ(BWV 639)
  3声のインヴェンション 第2番
※アンドレイ・タルコフスキーの映画「惑星ソラリス」に
  インスパイアされた作品。
 「我汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」は映画でも使用された曲。



ライナーノーツには冨田先生自身の解説あり。
しかも、あの糸川英夫博士も寄稿されている!

「冨田勲は、かもめのジョナサンである」なんてコメントが
いかにも時代がかっていて面白い。
「群れを離れる孤独を恐れるより、もっと強い想像への執念に燃えている」
・・・というわけだ。

糸川博士が作った戦闘機のフォルムに憧れた冨田氏。

敗戦で飛行技術の開発が禁止された糸川先生は音響の世界を研究した。
※そこでも学位を取るんだから凄いというか・・・

本作のCDライナーにも「自分が当時研究したテーマはバイオリンの名器
ストラディヴァリウスの秘密だった。近代の工場で作られる楽器との違い。
それが何なのかを解き明かす数学物理的道具、それはフーリエの級数理論
である」・・・と、私なんかにゃ全く理解不能の数式が記載されている。



「こんなのCDのライナーで書くか?」って内容が非常に興味深い。

「物理的にストラディバリウスの音を合成(シンセサイズ)できなかった」
糸川氏は航空工学の世界へ戻り、数々の研究成果を残した。
日本ロケット工学の父と言われた偉人である。

老境手前でバレエを習い、バレエ団に所属したというのも凄い。

出演されたバレエ曲を冨田先生が作ったが、それはシンセ曲だったと。
総合芸術として一般のファンから評論家まで多様な人々を感動させた事。
自分も研究した音響において高いレベルで活動する冨田氏への敬意が、
そのライナーから受けて取れる。

おたがいの尊敬が呼応し、
それが後の「PLANET ZERO」や「Dr.コッペリウス」に繋がると思うと、
本当に感慨深い思いがいたします・・・。

最近の収穫:金属恵比須CD「箱男」「紅葉狩」

2016年02月08日 | CD紹介(邦楽)
タワレコ川崎店でのインストアで購入した旧譜2枚。
金属恵比須の「箱男」と「紅葉狩」。

ウォークマンで通勤時などに聴いてます。
感想は「ひたすらユニーク」。おもしろい。

プログレ好き、英国HR好きの耳にスッと入り込んでくる楽曲

演奏は上手い。
まるで英国貴族の血が流れるグループがティータイムを挟みながら
録音したかのようなサウンド。

しかし、そこに乗るのは東北の土着うた・・・の如し。
※情念込められた高木氏の声がエグい。

これをユニークと言わずして何とする。



「箱男」2003年
01.はじめに
02.破戒
03.匣庭の羊達
04.闇に蠢く
05.空箱 前篇
06.狂気へのボレロ
07.空箱 中篇
08.晩年
09.道化の華 前篇
10.道化の華 後篇
11.空箱 後篇
12.みつしり
13.充実する行進
14.悲嘆の炎

高木大地(G、Kb、Vo)
浅沼研太(Per)
楠マキコ(Kb、Vo)
小島剛広(B)



「紅葉狩」2004年
01.紅葉狩
02.彼岸過迄
03.猟奇爛漫

高木大地(G、Kb、Vo)
れいら(D、Vo)
小倉隆昭(TenorBasses)
伊東大二郎(B)


※画像は中ジャケに書いて貰ったサイン。稲益宏美さん(Vo)のサインが
 可愛すぎる…

紅葉狩は帯に「クリムゾン・フォロワー」とあったが、OPは
ジョブソン、ウェットン&ボジオ的な疾走Key主体のプログレ。
中盤にはELP的なドラマチック鍵盤が聴けた。
※でも途中でメロトロンのサウンドが重なったりして。
 「メロトロン嫌い」と言われたエマーソンでは有り得ない
 音の組み立てがユニークです。

アルバム『ハリガネムシ』に再録されたともいえる「紅葉狩」だが
こちらの「前振り」入りヴァージョンも面白い。

ライヴでは「全部繋げて」演奏して欲しいくらいだ。

「みつしり」も『箱男』収録済みだった。
この時点でも充分に素晴らしいテイクが、どれほどスケール
アップされているか、今度の『阿修羅のごとく』収録版が楽しみ。
※もちろん、インストアライブでの演奏も素晴らしかったですよ。

「みつしり」の疾走パートからサビでの変拍子転換は、アニメ
『少女革命ウテナ』の曲「バーチャルスター発生学」に通じる
快感を覚えたモノでありまして・・・
CD『バーチャルスター発生学』を久々に聴く事になってしまい
ましたよ。
※OP曲や「バーチャルスター...」「絶対運命黙示録」「ドナドナ」
 などなど収録されたオトク盤で御座います。



スピーディーなロック・ビートから、一転してベースがボトムを
押さえまくり、「クリス・スクワイアかよ!!」と言いたくなる
「バーチャルスター発生学」。
ドラムも快調に叩きまくっておいでです。
※誰が演ってるんだろう?
 CD持ってるけど演奏者のクレジットが無いなぁ・・・。

金属恵比須のLIVE演奏力に関しては、DVD「イタコ」
(2007年)にて、その見事さも実感しました。

メンバー交代には様々な事情があるのでしょうが、それぞれの
時期で各プレイヤーは見事な仕事をなさってると思います。

常に前進している金属恵比須の次回ミニアルバム。
※女性ヴォーカルも録音の深みを含めて進化しております。

旧譜を聴いてて、やはり気になります。
ホント、発売日が楽しみだ!

子門真人 SONGS FOR HEROES (緑盤)を聴く

2016年01月15日 | CD紹介(邦楽)
緑盤、聴きましたわ。

ハワイ放映版ウルトラセブンの主題歌①(子門が英語でシャウト!)を
はじめとする、超マニアック/激レアな音源ばかりで構成された、
アニメ・特撮主題歌&挿入歌コレクション。

ゴジラ物は「シェー」をした後の曲か?
「ゴジラのお嫁さん」はペダル・スティールらしきギター音が
聴こえるノンビリ・ソング。
ロック・ロック・ゴジラもテンポこそ速いが音色はカラフルだ。

全般的に「青盤」のシリアスさ・緊張感は感じられないが、
80年代の子門歌唱が聴けるのは嬉しい。

「WIND & RAIN」など、深みあるシンセをバックに朗々と
歌い上げるシンガー・子門真人が そこにいる。
※いかにも80年代の伴奏だが、これが不思議と子門さんの
 声に合っている・・・

「パタリロ」の曲も、元がロボットパロディ的な存在の
プラズマXだが、ここまで本格的な歌唱を当ててもらったら
本望だろう。



01.『ウルトラセブン』ハワイ放映版主題歌 THE THEME OF”ULTRA-7”
02.『ウルトラセブン』ハワイ放映版主題歌 ULTRA-7
03.テレビドラマ『剣道一本!』(’72) 剣道仲間
04.ゴジラ・オリジナル・ソング(’72) ゴジラのお嫁さん
05.ゴジラ・オリジナル・ソング(’72) ロック・ロック・ゴジラ
06.東宝映画『ゴジラ対メガロ』(’73) ゴジラとジェトジャガーで
  パンチ・パンチ・パンチ
07.東宝映画『ゴジラ対メガロ』(’73) メガロをやっつけろ
08.テレビ映画『流星人間ゾーン』(’73) ゾーン・ファイト・マーチ
09.テレビアニメ『空手バカ一代』(’73) 空手バカ一代
10.テレビ・バラエティ『おはよう子どもショー』(’76) ガオー!は
  キングコングの合い言葉
11.テレビ・バラエティ『おはよう子どもショー』(’76) キングコング・
  ダンス
12.テレビアニメ『まんがことわざ辞典』(’80) 今日もピカピカ
13.テレビアニメ『まんがことわざ辞典』(’80) 四季の手紙
14.テレビアニメ『パタリロ!』(’82) 翔べ!プラズマX
15.テレビアニメ『北斗の拳2』 KILL THE FIGHT
16.テレビアニメ『北斗の拳2』 WIND & RAIN
17.プロ野球応援歌 ぼくらの憧れライオンズ
18.激レア!別ヴァージョン&カヴァー・ソング・コレクション ゴジラ・
  オリジナル・ソング(’72)未発表ヴァージョン
  ゴジラのお嫁さん〈Aタイプ〉
19.激レア!別ヴァージョン&カヴァー・ソング・コレクション ゴジラ・
  オリジナル・ソング(’72)未発表ヴァージョン
  ロックロックゴジラ〈Aタイプ〉
20.激レア!別ヴァージョン&カヴァー・ソング・コレクション
  テレビ映画『帰ってきたウルトラマン』(’71)
  帰ってきたウルトラマン
21.激レア!別ヴァージョン&カヴァー・ソング・コレクション
 テレビ映画『怪傑ライオン丸』(’72) 風よ光よ

~以上が、収録曲。

個人的には「空手バカ一代」の主題歌がグッときました。
作詞が梶原一騎先生、作曲が平尾昌晃さんだから最強ですなぁ。
※編曲は小谷充氏
歌手は子門名では無く、大安蓮としてクレジットされている。



この点に関しては、子門真人はフリーのシンガーのため、それぞれ
各レコード会社と仕事する時には名前を変えていた・・・などという
理由が語られておりますが。
「空手バカ一代」に関しては「大安蓮」という演歌歌手調の
名前が合っていたと思います。

♪空手一代 誓った日から 命も捨てた名もいらぬ
♪人はバカだと笑おうが この世に利口は溢れてる
♪醜い利口になるよりは 綺麗なバカで生きてやる

・・・なんか、もう泣けてきます。
こんな歌詞を子門ヴォイスで歌い上げるんですから・・・。

そして、やっぱり触れないわけにはいかない「ウルトラセブン」。
ハワイ放映版主題歌 THE THEME OF”ULTRA-7”とULTRA-7。

「♪セヴーン、セヴ-ン・・・」と重ねていくOPから
※ちなみに日本語版は尾崎紀世彦さんだったとか

英語圏で聴かれる事を意識してか、続くたたみかけでは
「セヴッ!セヴッ!セヴゥ!」と独自の発音が聴かれる。

日本産メロディを英語で歌う難しさも感じられるが、それを
ハイトーンのシャウトでフッ飛ばしている印象。

素晴らしい。子門さんの勢いあるシャウト、素晴らしい!

曲は「ワンツースリーフォ、ワンツースリーフォ♪」と続いて
ウルトラセブン・シリーズは終わるのだが
噂の「スターウォーズ」も、こんな感じなのかな・・・とか
考えてしまう、そんな寒い夜なのでした。

最近の収穫「Romanesco! ロマネスコの世界」CD(2)

2015年12月27日 | CD紹介(邦楽)
帯にあるのは
Amazonでのアーティスト紹介文。
~というか、帯の文をAmazonさんが使ったのか。



金属恵比須にキーボーディストとして加入したマルチプレイヤー、
宮嶋健一(vo, b, key)と、シンガソングライター・櫻井ススム
(vo, g)を中心として2013年に結成されたユニット・・・という事で。

期待しながら再生してみたら、ガツンとした音が来ましたよ。
金属恵比須とは別の音圧。

金属恵比須は絵の具を塗り重ねたような重厚さだが、ロマネスコは
もっとシンプルで個々の楽器が主張している印象。

ドラムやベース、Eギターも強力に盛り込まれており、まさに
70年代ロック!



金属恵比須の「ハリガネムシ」では強烈に弾きまくられてた、
メロトロンも、ロマネスコでは登場する場所を選んだアレンジが
施されている。
ハモンドオルガンも同様で、常に鳴り響いてるワケじゃないのね。

やはり、サウンドにはレッド・ツェッペリン、ディープ・パープル、
イエスなど、1960~1970年代のブリティッシュロックの影響あり。


※上の画像は私が所有するZEPⅢの塩ビ盤で御座います

そこに日本語の歌唱を組み合わせるという独自のスタイルは、
なかなかユニークで、おもしろい。
※歌も「パワフル」というより、
 やはりシンガーソングライター的な歌い方だ。

「レコーディングではメロトロンM400S、ハモンドオルガンと共に
1960年代のギター、アンプ、エフェクターを当時の技法で使用」
~という解説どおり、往年のロック・サウンドがヴィヴィッドに再現
されており、音色の面白さに浸るもの一興だ。
※曲調からはツェッペリンの影響が最も感じられるかな?


※上の画像は私が所有するZEPⅢの塩ビ盤で御座います

私自身、80年代や90年代の「なにがなんでもデジタルサウンド」と
いう風潮が苦手だったし、現実にそういう音楽も合わなかった。
今でもそうですねどね・・・。
※そういう音楽が好きな人、スイマセン。

 ただ、ユーリズミックスやスパンダー・バレエ、ヒューマン・
 リーグなどエレクトロ・ポップ・グル-プのミディアム曲は好き
 でした。シンセ・ベースの音色がLIVE版「タルカス」みたいだった
 からね。

そんなんだから
21世紀、こういうアナログなサウンド・プロダクションの盤が
発売されてるだけでも嬉しいんですよね。



現在普通に活動してるリアルタイムのバンドでも、
フジファブリックやユア・ソング・イズ・グッドなど、素晴らしい
ハモンド・サウンドを聴かせてくれる鍵盤メンバーいるし。

もう楽器の進化=音楽の進化の時代じゃないんだよね。
最新のサウンド・プロダクションを使いこなし、それをスタジオの
最新技術で仕上げる・・・とかいう話じゃないというか。
※「音楽はスタジオで作るもの」という概念ですら崩れてる。

ただ、その中で「アナログ楽器で盤を作ろう」という若者もいる。
手段の選択肢は逆に広がったんだろうな。

ロバート・フリップさんが表明した、2014キング・クリムゾン
7箇条の4番目。
「すべての音楽は新曲だ。それがいつ書かれたとしても」

ある意味、いつの時代の機材を使っても新い曲は新しい。
ロマネスコの最新盤に乾杯。
現在録音されているという金属恵比須の新曲に乾杯。

最近の収穫「Romanesco! ロマネスコの世界」CD

2015年12月26日 | CD紹介(邦楽)
amazonで「金属恵比須 ハリガネムシ」を購入した時
「この商品を買った人がこの後に買っているのは?」
・・・という項に表示されてきたのが
「Romanesco! ロマネスコの世界」。



ジャケ画像を見て
「なんだ?ヨーロピアン・プログレか?」なんて
思いつつ、気になったので商品情報を確認してみたら、
アーティストについて興味深い記述あり。

「2013年にプログレッシヴ・ロックバンド金属恵比須に
 キーボーディストとして加入したマルチプレイヤー、
 宮嶋健一(vo, b, key)と、シンガソングライター・
 櫻井ススム(vo, g)を中心として2013年に結成。
 レッド・ツェッペリン、ビートルズ、ピンク・フロイド、
 イエス、ディープ・パープルなど、1960~1970年代の
 英国アートロックに強く影響された曲想にモダンな
 日本語の歌唱を組み合わせるという独自のスタイルで
 活動を開始。レコーディングでは、実物のメロトロン
 M400S、ハモンドオルガン、1960年代のギター、アンプ、
 エフェクターを当時の技法で駆使し、往年のロック・
 サウンドの再現を心がけている」



内容は、
「架空の1969年にアトランティックからリリースされた
 ファーストアルバム」というコンセプトで2013年に
 レコーディング開始。当時の機材を使用した音への
 拘りもあり、リリースまで『幻のファースト・アルバム』
 と称されていた作品!」と紹介されていた。



「アトランティック」ってのは、
やっぱりレーベル名だよな。英国は「アイランド原盤」で、
米国や日本への配給は「アトランティック盤」って設定?
※上の画像は私が所有するZEPⅢの塩ビ盤で御座います

・・・なんて思いつつ、注文。
数日後に届いたパッケージの封を解き、CDケースを開けたら



実に素晴らしいインナースリーヴがお目見えしました。
やっぱり「アトランティック・レーベル」設定で御座いました。

※しかもA面B面表記です。
 69年発表当時の音源CD化の体です。当時のレコードのインナー
 スリーヴをそのまま使い回した感じが最高です。
 そういうCD、実際にありますからねぇ。



CDを取り出すと「海洋地形学」を思い起こすグラフィック。
ああ、ニヤニヤが止まらない。

「アイランド原盤」→米配給「アトランティック」は
クリムゾンやELPのパターンだが
「ロマネスコ」は、YESやZEPの系譜か。



英国のロック・バンドとして老舗R&Bレーベルの米国アトランティック・
レーベルと直に契約を交わしたパターン。
※上の画像は私が所有するZEPⅢの塩ビ盤で御座います

定価1800円の「ロマネスコの世界」
ああ、もう既に相当モトを取った気がする。

プレイヤーに盤を入れる前にここまで楽しませてくれるとは。
恐るべし、ロマネスコ。

(続く)

最近聴いたCD「子門真人 Songs For Heroes (青盤)」

2015年12月14日 | CD紹介(邦楽)
『スペースカインズ・ライヴ30』の影響で
聴いてみたくなった子門真人さん歌唱の楽曲。
※まぁ、元々まとめて聴いてみたかったんですけどね!

日本が誇る実力派ヴォーカリスト・子門真人。
彼の仕事をまとめて聴けるコンピレーション・シリーズの、
最初に出た2枚のうちのコロンビア編。いわゆる“青盤”。

彼が歌ったヒーローソングの代表作が揃っている。
「主題歌ではない曲」も名曲が多く、数々のレコード会社で
出した音源が「赤盤」と「青盤」「桃盤」「黄盤」「緑盤」と
次々発表されたのも納得だ。
※ハワイ向けの「ウルトラセブン」の英歌詞盤も歌っているとか!



01. レッツ・ゴー!!ライダーキックwithメール・ハーモニー(仮面ライダー)
02. 仮面ライダーのうたwithメール・ハーモニー(仮面ライダー)
03. ライダーアクション(仮面ライダー)
04. ロンリ-仮面ライダー(仮面ライダー)
05. 「科学忍者隊ガッチャマン」~ガッチャマンの歌
06. 誰かがうしろでwithコロムビアゆりかご会(人造人間キカイダー)
07. 悪魔が今日も笛を吹くwithコロムビアゆりかご会(人造人間キガイダー)
08. どこへ行くのかwithザ・スウィンガーズ(人造人間キカイダー)
09. キカイダ-01(キカイダ-01)
10. 01ロック(キカイダ-01)
11. 戦え!仮面ライダ-V3(仮面ライダ-V3)
12. 仮面ライダー賛歌(仮面ライダ-V3)
13. V3アクション(仮面ライダ-V3)
14. 走れハリケーンwithコロムビアゆりかご会(仮面ライダ-V3)
15. 戦えイナズマンwithコロムビアゆりかご会(イナズマン)
16. 突撃仮面ライダ-X(仮面ライダ-X)
17. ライダー賛歌(仮面ライダ-X)
18. アマゾンライダーここにあり(仮面ライダーアマゾン)
19. アマゾンライダーアクション(仮面ライダーアマゾン)
20. その名はアマゾン(仮面ライダーアマゾン)
21. アマゾンダダダ!!withコロムビアゆりかご会(仮面ライダーアマゾン)
22. 見よ!!仮面ライダーストロンガー(仮面ライダーストロンガー)
23. きょうも戦うストロンガ-with堀江美都子(仮面ライダーストロンガー)
24. 勇者ライディーンwithコロムビアゆりかご会(勇者ライディーン)
25. 行こうよ洸with堀江美都子(勇者ライディーン)
26. 神と悪魔(勇者ライディーン)
27. おれは洸だwithコロムビアゆりかご会(勇者ライディーン)



歌が前面に出て、演奏がオフ気味だったりするのは残念だが
※逆に歌がオフ気味でも子門さんの声なら大丈夫なくらいですよ

ギターの渋いカッティング、ワウ・ペダルを使ったフレーズ。
ドライブしウネるベース。オカズ叩きまくるドラム、高らかに
鳴り響くホーン。

ほとんどブラス・ロックです。

演奏は、やはりジャズやロックのスタジオ・ミュージシャンでしょう。
キカイダーに関しては渡辺宙明先生が「寺川正興」さんの名前を
明言されてますし(歌のバックか劇伴かは明白では無いものの)、
演奏隊は腕利き揃い、ゴキゲンな演奏を聴かせてくれます。

仮面ライダーも「V3」あたりになると記憶が微妙かな・・・と
思っていたら、普通に口ずさんでいました。

小森昭宏先生が作曲された「勇者ライディーン」も勇壮。
イヤホンで聴きながら、あわや「フェードイーン!」「ライディーン♪」と
大きな声を出しそうになってしまいました。
※今にして思うとライディーンのデザインも当時としては進歩的で
 マジンガーとガンダムを繋ぐメカデザインだなぁ~と感じ入ります。

このCD、まさに子門さん独自の声、歌の上手さが堪能できます。

次は赤盤だな!