あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

高橋留美子さん、仏漫画祭グランプリ受賞

2019年01月28日 | 漫画
「少年漫画の女王」

「うる星やつら」「めぞん一刻」「らんま1/2」
「犬夜叉」などで知られる漫画家の高橋留美子さん。

フランスの第46回アングレーム国際漫画祭で
グランプリに選出された。

「漫画界のカンヌ」とも呼ばれる祭典で、漫画の
発展に貢献した作家に贈られるグランプリ。

日本人では2人目。
それ以前は2015年の大友克洋さん以来。

違いを好まない社会の中で、高橋さんは常に
アウトサイダーや変人に焦点をあて、彼らにも
チャンスがあることを示そうとしてきた。
コメディーでありながらとても進歩的な作品を
生み出した…との事。



女体化した諸星あたるの胸に悪友の肘が当たり
「痛い!」ってなるシーン、五代クンがついに
響子さんと…という時にダメだったシーン…。
あれは女性しか描けないと思いました。

奇天烈でマニアックで少しお色気なネタもPOPに
昇華する…その「腕前」をひけらかさない人間性。

いろんな意味で凄いですよね。

疑似家族モノといえば「ファミリ―」

2018年11月27日 | 漫画
「万引き家族」や「ごっこ」で気になる疑似家族モノ。
少女漫画で言えば渡辺多恵子さんの「ファミリー!」を思い出す。

舞台はLA。メインは総勢5人のアンダーソン家。



人のいいパパ、優しいママ。ゲイの長男ケイ、活発な長女フィー
(主人公)、おませな次女トレーシーの仲良し家族。

しかし、そこに「自称パパの隠し子」で天才少年ジョナサン(5歳)
が大型犬と共に登場!一気に大騒ぎ!



「異物」ジョナサンを受け入れて再び絵にかいたようなLAの幸せ
家族になったかと思いきや、そこにアメリカ暗部も描かれる。

ジャンキー親父とその連れ子。
ジャンキーが通う売春宿の女に嫉妬する連れ子(娘)。



おいおい、これ少女マンガだよな!
最後は新たな疑似家族が旅立つ。親子?男と女として?

ゲイの兄も悩んだり、生々しい表現あったけど。
両親と兄妹の愛で乗り越えるアンダーソン家。



なんだかんだ言いつつ日本的な家族かも。
米国らしいヘビーなトラブルは友人や近隣で巻き起こる。

安全な日本と海外…温度差の比喩? そんな事も考えた。

まぁ、映画「ごっこ」を観たおかげだね。

「小林じんこ展」開催

2018年11月20日 | 漫画
漫画家・小林じんこさんの個展「小林じんこ展」
出身地の土浦市中央1丁目のギャラリー「がばん
クリエイティブルーム」を中心に開催中との事。

入口は『風呂上がりの夜空に』の花の湯を
模した…?素晴らしいじゃないですか!!



青年誌だったけど主人公カップルが
イ~イ感じのマンガでしたね。

女の子の読者も多かった。
女子と会話できるキッカケにさせて貰い
ましたよ。

改めて感謝です。

藤田和日郎原画展へ

2018年11月16日 | 漫画
藤田和日郎原画展へ行きました。



西武デパートのギャラリーです。



萩尾望都展やウテナ展、あずまひでお展が行なわれた。

そういう場所です。



またクラブオンカード忘れちゃったよ。

割引のはずが通常料金で。



贈られた花たち。

高田裕三さんからはメッセージ付き。



会場は広い。

壁いっぱい、作品順に原画が貼られています。



ライブドローイングのシーン以外は全て撮影可。

凄いな。



まず、お出迎えコメント。

そして個人年譜。



スゴイ。

「職場にクーラーが入る」とか「壊れた」とか。



どうでもイイ・・・

じゃなかった本当に個人的なことも記されている。



でも、尊敬する先達に出会った感激の記述は
グッときます。

あとシマモト氏。



さすがジュビロ先生。

個人年譜からして楽しませてくれた。



さて原画展示コーナーへ。

発表順。当然「うしおととら」から。



これまで色んな人の原画を見てるけど、

やっぱり違うな。



これまでは

「すごいキレイ!ホワイトの修正が殆どない」だったけど。



藤田さんは期待通り「ペンの暴走上等!」だ。



暴走・・・というか勢い重視ね。



場面によってはホワイトさえ使ってない。



~かといって

荒いだけじゃなく緻密な書き込みも原稿を彩る。



カラーは塗り重ねるタイプではない。

しかし、シーンに応じた色使い・・・さすがです。



名場面の生原稿を前にしたときは目が潤んでしまった。

まさに「昔ガチで泣いたシーン」だ。



結構お客さん多くて困ったよ。

人前で泣くのはシンドイし・・・。



そして白面の者。



海の描写が素晴らしいな。

思った以上に丁寧だわ。



続いて「からくりサーカス」

開始前の気構え、すげ~!!



その通り、問答無用のストーリー。

そして絵の力・・・。



ホワイト塗りたくり上等!!



「月光条例」から最新作へ。

エンゲキブ、脱ぎっぷり良かったねぇ。



藤田漫画のアニメ化が続いたら

乳揺れ許せるのはこのコだけだねぇ・・・。



※しろがね・・・揺れてなくて良かったよ



最後は複製画展示と予約コーナー。

そして物販。



そうそう

ドローイングはモニターで再生されてました。



現在放送中の「からくりサーカス」

こちらの映像も流されていた。



色々アップしちゃいましたが

現物の凄さは生で見ないと勿論伝わらないので。



行ける方は是非!

あさぎり夕先生、死去!

2018年11月02日 | 漫画
享年62年

平成30年10月27日永眠。重い肺炎からの回復かなわず。 



マジですか…

あと、知らなかったBL転身…



なかよりで連載されてたバリバリの「ド少女漫画」が
大好きでした。



80年代のPOPスタイルも少女の心を掴み、キャリアの
後期まで「それぞれの『あさぎり夕』世代」を作って
らっしゃるのが凄い。本当にスゴイ!!



男の子のポージング、カッコイイ。まるでヒデキじゃないの!

そしてカッコいい男の子に憧れる、ドジで小柄な主人公!



瞳に星がキラキラの大きな目・・・。
まさに少女漫画の王道だったと思います。

心よりご冥福をお祈り致します

有楽町・銀座へお出かけ(窪之内英策展)

2018年10月09日 | 漫画
有楽町マルイ8階。

そのまま「窪之内英策展」へ。



アニメ「その時、カノジョは。」放送記念
イベントとの事。

「ツルモク」の頃から思ってたけど…
上手いよねぇ~。



可愛い女の子を描かせたら天下一品級。
しかもリアルに進化されている。

※仕草も含めて…



最近は美少女エンピツ画に特化した感じの
窪之内さん

私ゃ、ひたすら展示絵に見とれたのでした。

有楽町・銀座へお出かけ(コブラ40周年記念展)

2018年10月09日 | 漫画
先日も訪れた銀座スパンアートギャラリー。
今日は「コブラ40周年記念展」を見に来ました!



半分は寺沢武一先生ご本人の生原稿とカラー絵。
残るは絵師の方々のコブラ絵!

中は原画展だけに撮影不可。



買い手が付いた物もあり、複製画には購入済みマークが
多数ついていた。

空山基さんは見覚えある絵。
しかし太腿にレディ・アーマロイドの文字が!



平松伸二氏キャラは、右手にスポーク持っていたし
「いいんだよ、細けえ事は!」という印が押してあったよ!

トリビュート作も含め、造形作品も凄い。お値段も中々…。
平松先生の一品物には既に売却済みマークあり。



そしてコブラ原画…圧巻です!
ホワイト修正ほとんどなし。点描含むタッチが凄まじい。

トーンも最小限の2種類。所謂アミのNo.61。
カラーもハケ彩色からエアブラシ、CGまで。まさにアート!



入場無料で作品堪能。

※球体関節人形も凄かった!



作品には手が出ないので、マイルールに基づきグッズ購入。
コブラ・キャラが並ぶマフラータオル。

そして、サイコガン型キーライト。(購入しました!)



コブラ40周年展
期間で作品入れ替えあるので、また来なくちゃな。

有楽町・銀座へお出かけ(わたなべまさこ原画展)

2018年09月27日 | 漫画
今日は有楽町・銀座に出掛けた。

Tauに行ったら行列が!
広島カープがリーグ優勝したからだろうね。



ま、ここは譲らんとな。

…という事で、まずはSpan Art Gallery
「わたなべまさこ原画展」へ。



漫画家生活66年(!)で初の個展。

「90才で愛を描く」…圧巻の美!



1960年代初旬にカラーインクで主線引いて
らっしゃる!

花村えい子、くらもちふさこ…レジェンドから
イラストを寄贈される存在!



ドジさま、モト様からもトリビュート作が!

わたなべまさこ先生、最近のカラー絵も色っぽい!



グッズは…クリアファイルを購入。

※トートバッグも欲しかったが…



30日まで「カラーイラスト編」

11/3~11/18迄が「マンガ原稿編」!



いずれもサイン入り複製画、オリジナルグッズの
販売ありです。

Span Art Gallery 次回はコブラ!



「COBRA The Illumination」

二度に渡り様々な絵師がコブラを描く!!



フライヤーには数々の「絵師」のコブラ絵が!

小さくしか写ってませんが、これだけでも壮観です!

さくらももこさん死去

2018年08月27日 | 漫画
『ちびまる子ちゃん』で知られる漫画家のさくらももこさんが、
乳がんのため15日に亡くなっていた。享年53。

なんてことだ。ヒデキの死去からそんなに経っていないのに…。

さくらさんは1965年5月8日生まれ。静岡県清水市出身。
1984年、大学在籍中に漫画家デビューされてという。



『りぼん』(集英社)で連載された『ちびまる子ちゃん』。
独特のギャグセンスと、親近感あふれる登場人物、彼らへの
温かい眼差しで、人気作品となった。

アニメ化でその人気は不動の物となり、エッセイや作詞など
さくらさんは多彩な才能も見せてくれました。



ウチには何故か連れが実家から持ってきた『コジコジ』がある。
我が子も読んでます。コジコジは哲学だもんね…。

アニメ『ちびまる子ちゃん』の主題歌「おどるポンポコリン」
作詞のナンセンスぶりも凄かったです。

さくらももこさんのご冥福をお祈りいたします。

「トンコ・メーテル」「ネコ娘」本を購入

2018年08月17日 | 漫画
何年ぶりかに薄い本を買ってしまった…。
シマモトさんの「トンコ・メーテル」「ネコ娘」本。

※あ、「シン・ゴジラ×ホノオ」も買ってるから連続だ!



島本和彦さんの同人誌。

フットワーク軽い人だからアンテナに引っ掛かった題材を
直ぐネタにして描き上げてしまう。

それが面白いんだもんね。エライもんです。



ちなみに「トンコ・メーテル」本では「あまちゃん」
ネタあり。

お気に入りは若き日の春子。
演じた有村架純ちゃんに関するネタなのだが、能年玲奈と
いう名前が一切出てないのが不満だなぁ。



「どうなってんの?シマモト先生よぅ」と言いたいが

オチまっしぐらの人だから仕方ないか…。

「マカロニほうれん荘」原画展が8月に大阪で開催

2018年07月14日 | 漫画
鴨川つばめ「マカロニほうれん荘」の展示イベントが
大阪でも開催される。

「マカロニほうれん荘展 in 大阪-MACARONI IS ROCK!-」
期間は、8月4日から26日にかけて、大阪・あべのandにて。



今年の5月より東京・中野ブロードウェイにて開催された
第1回は、全国から多くのファンが詰めかけるなど好評で
その異様な混雑が話題となった程。



今回は、初回を上回る200枚近くの原画を展示。
今回も入場無料。やはり鴨川先生選曲による70年代ロック
などが流れる中、展示を楽しむことが出来る。

さらに本作のグッズ販売もある予定。
※新作グッズもある模様。

混雑が予想されるが、皆さん心して!



中野ブロードウェイでは早々に整理券が配布終了となり、
遠方から来た人が入館できずに涙をのんだ事があり。

次も同様の事が無いとは言い切れませんので…。