2008年03月30日
WBA世界フライ級タイトルマッチ
私も当日仕事で、留守録観戦でしたが。
序盤は予想通り相手ペースで。かき回されて、遅れを取るも
後半に手数とスタミナで判定勝ちしたのは予想通り。
採点は、3-0。2~4ポイント差。
しかし、
予想外だったのが、本来1階級下の山口選手の右クロスでダウンしてしまった事。
しかも
デンカオセン戦のダウンより効いてた事。
歴戦のダメージが溜まってきたのかなぁ・・・と思わせる
「ガクン」と膝が折れてワンテンポ遅れて倒れるダウン。
挑戦者も「右の主武器はフック」と思いきや
ダウンを取った右は、真っ直ぐで速かった・・・。
王者も、
これで後半にダウンを奪い返すほど追い詰めてたらOKなんでしょうが、
強烈に逆転した印象は・・・・なし。
「フライ級最強」を証明する試合じゃなかったですね。
「やっぱり坂田は前評高い選手の方が力が出せる」とも言い切れない試合ですね。
理由は「ダウンの仕方」。
このままじゃ、歴戦のダメージの蓄積で、「序盤にダメージ受けても盛り返す力」が無くなっていく気がしますよ・・・。
スロースターター癖に関しては、
ダウンした次のラウンドで、意識的にテンポアップしてるように見えるので、
「トップギアに入れるタイミング」・・・とも思えます。
「序盤はジャブ突き合って・・・」と考えながら距離を探ってるトコロでダウンを貰い
「これじゃいかん」と距離を詰めての攻勢に出るパターン。
じゃあ最初からグイグイ出た方が良いのか?
難しいトコロですね。
坂田チャンプなりに「出入りのタイミング」を掴もうとしてるのだろうし、
バスケス戦は、それが功を奏したワケだし・・・。
それより、2試合続けてのダウンは、キビしいねぇ。
しかも、「ジャブの引き際に右を打ち込まれる」同じパターンで、2試合続けてダウン・・・。
同じミスを2試合続けるのは、世界王者として如何なモノか・・・。
倒れ癖がついた王者は、最初のうちは逆転できても、だんだんと挽回が利かなくなるのがパターンですから・・・。
戦績37戦なんですよね。
リングアナが選手紹介で戦績を口にした時、「そうか、37戦もしてたか・・・」と感じ入りました。(←いまさらかよ!)
今回の試合入れて、いま38戦。あと2戦で「40戦」、凄いねぇ。
新人王獲ってる選手だから、早くからメイン格の試合やってるワケだし・・・。
ど~も、私には「日本選手は、20代後半に25戦くらいして引退」のイメージが焼き付いてて。
それからすると、最近のボクサーは、30戦以上こなしてる選手が結構いますから
その辺は、大したものだと思いますよ。
次とか、デンカオーセンあたりと再戦あったらヤバイかも。
ましてや前回、デンカオは序盤で拳を痛めてるし。
ベストで来られたら厳しい気も・・・。
反面、後半アップアップでクリンチに逃げざるを得なかった「苦しい記憶」も残ってるだろうから、それがどう出るかも興味の対象。
バスケス戦のような、前評高い選手との大一番を乗り越えて「達成感」があったのは確かだろうが。
あの試合直後も「満足」より「課題」を掲げるような王者だから、「燃え尽き」は無いと思いたいねぇ。
WBA世界フライ級タイトルマッチ
私も当日仕事で、留守録観戦でしたが。
序盤は予想通り相手ペースで。かき回されて、遅れを取るも
後半に手数とスタミナで判定勝ちしたのは予想通り。
採点は、3-0。2~4ポイント差。
しかし、
予想外だったのが、本来1階級下の山口選手の右クロスでダウンしてしまった事。
しかも
デンカオセン戦のダウンより効いてた事。
歴戦のダメージが溜まってきたのかなぁ・・・と思わせる
「ガクン」と膝が折れてワンテンポ遅れて倒れるダウン。
挑戦者も「右の主武器はフック」と思いきや
ダウンを取った右は、真っ直ぐで速かった・・・。
王者も、
これで後半にダウンを奪い返すほど追い詰めてたらOKなんでしょうが、
強烈に逆転した印象は・・・・なし。
「フライ級最強」を証明する試合じゃなかったですね。
「やっぱり坂田は前評高い選手の方が力が出せる」とも言い切れない試合ですね。
理由は「ダウンの仕方」。
このままじゃ、歴戦のダメージの蓄積で、「序盤にダメージ受けても盛り返す力」が無くなっていく気がしますよ・・・。
スロースターター癖に関しては、
ダウンした次のラウンドで、意識的にテンポアップしてるように見えるので、
「トップギアに入れるタイミング」・・・とも思えます。
「序盤はジャブ突き合って・・・」と考えながら距離を探ってるトコロでダウンを貰い
「これじゃいかん」と距離を詰めての攻勢に出るパターン。
じゃあ最初からグイグイ出た方が良いのか?
難しいトコロですね。
坂田チャンプなりに「出入りのタイミング」を掴もうとしてるのだろうし、
バスケス戦は、それが功を奏したワケだし・・・。
それより、2試合続けてのダウンは、キビしいねぇ。
しかも、「ジャブの引き際に右を打ち込まれる」同じパターンで、2試合続けてダウン・・・。
同じミスを2試合続けるのは、世界王者として如何なモノか・・・。
倒れ癖がついた王者は、最初のうちは逆転できても、だんだんと挽回が利かなくなるのがパターンですから・・・。
戦績37戦なんですよね。
リングアナが選手紹介で戦績を口にした時、「そうか、37戦もしてたか・・・」と感じ入りました。(←いまさらかよ!)
今回の試合入れて、いま38戦。あと2戦で「40戦」、凄いねぇ。
新人王獲ってる選手だから、早くからメイン格の試合やってるワケだし・・・。
ど~も、私には「日本選手は、20代後半に25戦くらいして引退」のイメージが焼き付いてて。
それからすると、最近のボクサーは、30戦以上こなしてる選手が結構いますから
その辺は、大したものだと思いますよ。
次とか、デンカオーセンあたりと再戦あったらヤバイかも。
ましてや前回、デンカオは序盤で拳を痛めてるし。
ベストで来られたら厳しい気も・・・。
反面、後半アップアップでクリンチに逃げざるを得なかった「苦しい記憶」も残ってるだろうから、それがどう出るかも興味の対象。
バスケス戦のような、前評高い選手との大一番を乗り越えて「達成感」があったのは確かだろうが。
あの試合直後も「満足」より「課題」を掲げるような王者だから、「燃え尽き」は無いと思いたいねぇ。