あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

京香姉さん、伊東美咲さん、期待外れ?

2004年10月31日 | 生活
いずれも「大胆な濡れ場に挑戦」と言われた女優さんだが。

完成した映画の試写会を見たマスコミの反応は、「鈴木京香のヌードを期待して見に行くと肩透かしにあいますね」とガッカリの感想を述べた・・と。

映画「血と骨」は、初っ端から「たけしが京香を強引にレイプするシーンあり」ってのが最大のウリだったはずだが。

京香は服を着たまま、ヌードもまったく拝めず・・・・ですと。

電力会社のCMで、清潔な色気ある母親役が定着したからか?事務所はNGを出したか?CM企業が嫌がったか?

まったく残念な限りですな。

そう言えば、伊東美咲さんの主演映画「海猫」も、佐藤浩一&中村トオル2人とのラブシーンが注目されたが。

こちらも「CM企業が難色示し、露出が押さえられた」なんて声があり・・・。

まったく、こっちが何を求めてるか・・・察してよ!
そう強く訴えたい。

そんな10月晦日の早朝なのでした。

◆10/29(後楽園ホール)の試合結果
○4R
押沢厚志 判定 新木智史
渡辺大介 TKO3R 槙塚広樹
綱島大輔 判定 三上政則
荻原尚一 判定 矢内哲夫
△B級トーナメント決勝6R
山中 力 判定 入江 誠
平野博規 引分 鈴木 将(平野選手の勝者扱い)
杉山和巳 負傷判定4R 津田洋介
方波見吉隆 TKO3R 三神貴則
養田竜輔 判定 池田好冶

本日、ボクシング世界タイトルマッチあり

2004年10月30日 | 生活
テレビ生中継は、日テレ系で 15:05~

◆WBAミニマム級タイトルマッチ12回戦
新井田豊 vs ファン・ランダエダ

王者・新井田が、16勝の内14のKOを誇るファン・ランダエタ(ベネズエラ)を相手にした初防衛戦を迎える。
安易な相手を呼んでの防衛戦を行わない陣営の方針(?)は立派か。
サウスポーとの再戦は初めてらしいが。キャリア不足で頂点に立った弊害が表れないか、心配もされる・・・。
ランダエダの細さは、脆さも感じられるので新井田のパンチが当たればKOも・・・。
逆にシャープさと正確さを伝えられるランダエダのパンチが蓄積されたら逆の結果も・・・。

*同興行では、他に国内トップ選手の激突が一気に実現し、話題を呼んでいる。

◆スーパーバンタム級10回戦
西岡利晃 vs 中島吉兼 

新鋭時代からセンスを語られ、世界挑戦経験を持つ西岡利晃。
日本王者として3度の防衛を果たした、若き“努力男”日本王者・中島吉謙。
前者有利の声が多いが、中島の勢いは侮れないぞ。

◆スーパーバンタム級10回戦
仲里繁 vs 木村章司

世界初挑戦試合では、王者のアゴを砕きながら判定負けした強打の仲里繁。
17戦無敗のテクニシャン木村章司。
対照的なスタイルの選手同士、激しいぺース争いが期待される。

◆バンタム級10回戦
長谷川穂積 vs 鳥海純

日本のホープの壁的存在だったフィリピン選手を破って東洋王者となり防衛を重ねる長谷川穂積。
9連勝中ベテラン、努力の人・鳥海純。
サウスポー同士の決戦、実力を東都に知らしめる機会を得た長谷川のテクニックが一枚上だと思われるが、サウスポー相手を得意とすると言われる鳥海の出来次第ではどう転ぶか分からない・・・と。

会場は両国国技館(JR総武線・両国駅/地下鉄浅草線・浅草橋駅/大江戸線・両国駅)。
会場は12時半、前座試合開始は13時半。

当日券で生観戦も良いでしょう。

差し歯は折れるし、28日は最悪でしたよ・・・

2004年10月30日 | 生活
職場、慌し過ぎ。

まず、朝に設備不良。
昼過ぎに、緊急機関呼ぼうかって事件があり。
午後は、クレーム。
夜、同クレーム第2弾(ダンナから)。
深夜、以上の事柄およびルーチンワークの記録、日誌あげ。

昼はともかく、夕飯食うヒマも無かった(涙)。

特にクレームでは。
「何かあったら自分が、後を仕切るから」と言ってた上司が土壇場でグズり始め。

「あんな言い方しろとは言ってない」
「なぜ翌日と言えなかった」
「関係ないと言えなかったのか」
などと、相手の指定時間にあと5分しかないのにグダグダと・・・。

だから相手は「オマエが責任者じゃないのか!?他に居るってんなら、今すぐ、そいつを連れて来い!」と言ってんだから、それを電話で済ますまで譲歩させたんだから。
こっちゃ「弁償しろ」と言われても「分かりました」とは言えないんだから。
「ああ言え、こう言え」ったって相手のある事なんだから!

逃げるんなら最初から出てくんなよ!!
オレより担当に近い部署のヤツが「自分がTELしましょうか?」って言ってんのに、アンタが出てきたからウチで担当する事になったんじゃねぇかよ!!

・・・などといった事を、言葉を選びながら並べ立てて説得、電話させる。

まぁ、相手は年嵩の人間が出てきて気がすんだか、一旦は矛を収めたようだが(また来るだろうな~)。

なんか、倍疲れたよ・・・。
厄介な人間2人を相手にしたからね(苦笑)。

「はぁ、もう深夜か。ハラ減ったなぁ、チョコでも齧るか」とピーナッツチョコを噛むも。

「ガリッ」って音がして、強烈な歯応えを感じた。
「えらい硬いピーナッツだな」と吐き出すと、それは銀色してるし(苦笑)。

歯の詰め物だよ。つ~か、差し歯だよ。

神経抜いてるから痛みは無いが。以前、このパターンで放っておいてエライ目にあったから、抜けた差し歯を持って翌日、歯科に。

「土台の歯が欠けてますね、これは作り直しです」とアッサリ言われる(涙)。

取れた歯を入れればイイだけかと思っていたのだが、また歯型の取り直し・・・。

未だ抜いた状態で詰めモノ入ってるし、片方でしか硬い物かめないし。
ピーナッツ怖くて食えないし(苦笑)。

最悪だ。やっぱ厄年だ・・・。

◆10/18(後楽園ホール)の試合結果
○4R
大久保嘉彦 判定 トータス民谷
静 和彦 引分 立山信生
小池浩太 TKO3R 木村大介
舟木 肇 判定 島田信一
横尾友彦 引分 安池和年
渡辺才一 判定 関口 淳
田中慎吾 TKO1R 三橋 洋
宮本隆憲 判定 武田樹哉
小松魔虎斗 判定 嶋田匡浩
冨山浩之介 TKO2R 渡辺太郎 
竹之内豊明 KO2R 笈川慎也
○6R
蜂須賀正喜 TKO4R 石黒則光

「地表を駆ける獅子を見た」<br>作曲は小林亜星さんだったのね

2004年10月30日 | 生活
カラオケで歌ってしまった「地表を駆ける獅子を見た」。

歌えるかな~、と不安だったのだが。なんとなく歌えてしまった(笑)。

もちろん、シゲル松崎のキーは高いので、落として歌ったが。

まぁ、邪道だが。
洋楽などはキーコントロールで下げると歌えたりするのよね。

それはそうと。
「地表・・・」の作曲、小林亜星さんだったのね。
阿久悠&小林亜星って、大物コンビじゃん・・・。

延々とスーパーマーケットで掛かってて、ありがたみ無いのだが(笑)。
西武デパートでも掛かってましたよ(バーゲン目当てで行ったのだが、そんなに安くなかったなぁ・・・)。ユナイテッド・アローズ辺りでは自分トコの有線で掻き消してたであろうが(笑)。

最近、連れとちょくちょくカラオケに行くが。
我ながら英語しゃべれないのに、洋楽ばっか歌ってる。

今回、盛り上がったのが「エイジア」(笑)。
もちろん盛り上がったのは私だけだが。

「ドント・クライ」「偽りの微笑み」「ヒート・オブ・ザ・モーメント」「時へのロマン」「孤独のサヴァイバー」・・・。

元プログレ職人がポップな3分曲を量産したっ・・・てんで。売れた反面、不評もあった「エイジア」だが。
私も、アルバム買ったが100%の喜びなかったし・・・。

しかし、カラオケでは嵌った。
気分だけはジョン・ウェットン(vo.b)になった気がした。

気が付きゃ2時間半経過。
連れは、岡村(靖幸)ちゃんなどを歌い、すっかりストレス解消。

「地表・・・」も歌い上げればストレス解消にうってつけ!
「ミラクル元年」の部分を滑舌よくハッキリと歌えば特にスッキリ(笑)。

やっぱ最高だわ、シゲル松崎!

◆10/27(後楽園ホール)の試合結果
○4R
菊地伸二 判定 佐藤公男
遠藤智也 判定 篠田征吾
芦田宗孝 判定 池谷 忍
中島孝文 判定 大友武蔵
渡部 誠 判定 石沢健太
○6R
乙川 健 TKO3R 榊原寛二
田代征史郎 負傷判定7R 田中トモ 
北川 純 判定 ルイス・オカモト
長瀬慎弥 KO1R 辰仁陵介

そして聞こえて来る<br>「地平を駆ける獅子を見た」

2004年10月27日 | 生活
いや、以前から言ってるように、どっちかっつ~とアンチ野球な私ですが。

近くの西友で買い物する時、ついつい流れる音楽に合わせて口ずさんでしまう・・・。

そうそう、今年も日本シリーズのシーズンだよ。西武がパリーグ優勝したんだよ・・・と。
季節の風物詩ですな。

去年も同様のコト書いた気がするが(1年、過ぎるの早いですね~)。
「地上を駆ける獅子を見た」って。歌のタイトル間違えてた気がする(←またかよ!)。

♪ライオン~ズ、ウォウウォウウォウ、ラ~イオ~ンズ♪
・・・シゲル松崎のシャウトが聞こえるシーズン。
歌唱力あるヴォーカリストが好きな私からすると、悪いモノでは無い。

しかも結構、歌メロ良いのよ!アニメ主題歌風で、なかなかカッコイイ。

歌い出しが「キン肉マンのテーマ」みたいだが(笑)。

そして歌詞。
今回ネットで調べたら、阿久悠さん作詞じゃん!!!

ざっと見てみる。

【地平を駆ける獅子をみた】←“地上”じゃないよ“地平”だよ!今回“地表”とも聞こえたがな(笑)

「日は昇り風熱く空燃えて 地平を駆ける獅子を見た
激しく雄々しく美しく たてがみ虹の尾を引いて
アーアーアー ライオンズ ライオンズ ライオ~ンズ
ミラクル元年奇跡を呼んで 獅子よ吠えろよ  逞しいく
ウォウォ ウォウォウォ ライオンズ ウォウォウォ
ライ~オンズ ラ~イオンズ」

B面に、これまた西武ライオンズ応援歌「レッツ・ゴー・ライオンズ」がカップリングされて、ビクター・エンタテインメントから89年の2月に発売されている(盤になったのは、その頃で曲自体は以前からあった?)。
少し欲しいぞ(笑)。カラオケあったら歌いたいぞ。

やっぱ名曲だわ「地平を駆ける獅子を見た」!

◆10/25(後楽園ホール)の試合結果
○4R
安住修作 TKO1R 倉田篤史
西口正和 KO2R 佐藤陽亮
大澤良樹 TKO4R 平野 良
吉田 陽 判定 茂木吉宏
芹江匡晋 判定 松竹哲雄
島村国伸 判定 今井章博
北野一弘 KO3R 倉又章徳
小平恵司 判定 沖野 隆
柴田明雄 TKO4R 森平朋寛
○6R
トム岡川 TKO4R終了 日下 徹
○10R
加山利治 KO5R セサール・ダシリヨ

「地平を駆ける獅子をみた」<br>作詞は阿久悠さんだったのね!

2004年10月27日 | 生活
――で。なんと、阿久悠さん作詞の楽曲を集めたオムニバスにも、この「地平を駆ける獅子をみた」は収録されているのだ。

「移りゆく時代 唇に詩~阿久悠 大全集」
発売元:ビクターエンタテインメント
定価はなんと、39690円だが。半端じゃない曲数が収録されてるから、ファンには余裕か。

曲も名作・ヒッと作ばかりで。

「朝まで待てない」(ザ・モップス)
「笑って許して」(和田アキ子)
「ざんげの値打ちもない」(北原ミレイ)←タイトルからして凄い!
「また逢う日まで」(尾崎紀世彦)
「さらば涙と言おう」(森田健作)
「さだめのように川は流れる」(杏真理子)←これまたタイトルから…
「ピンポンパン体操」(杉並児童合唱団など)
「本牧メルヘン」(鹿内孝)
「ミュンヘンへの道」(ハニー・ナイツ)
「どうにも とまらない」(山本リンダ)
「せんせい」(森昌子)
「若草の髪かざり」(チェリッシュ)
「狙いうち」(山本リンダ)
「ウルトラマン・タロウ」(武村太郎など)
「絹の靴下」(夏木マリ)
「わたしの青い鳥」(桜田淳子)
「個人授業」(フィンガー5)
「みずいろの手紙」(あべ静江)
「五番街のマリーへ」(ペドロ&カプリシャス)
「ひまわり娘」(伊藤咲子)
「色つきの女でいてくれよ」(ザ・タイガース)
「熱き心に」(小林旭)
「時代おくれ」(河島英五)←本人作詞じゃなかったのか!
「宇宙船艦ヤマト」(ささきいさお等)←ヤマトもかよ!
「ロマンス」(岩崎宏美)
「時の過ぎゆくままに」(沢田研二)
「北の宿から」(都はるみ)
「夏にご用心」(桜田淳子)
「嫁に来ないか」(新沼謙治)
「青春時代」(森田公一とトップギャラン)
「ペッパー警部」(ピンク・レディー)
「ふり向くな君は美しい」(ザ・バーズ)←こ、これは高校サッカーの…
「津軽海峡・冬景色」(石川さゆり)
「学園天国」(小泉今日子)
「勝手にしやがれ」(沢田研二)
「気絶するほど悩ましい」(Char)
「あぁ甲子園/君よ八月に熱くなれ」(高岡健二)←高校野球まで!
「憎みきれないろくでなし」(沢田研二)
「ブーツをぬいで朝食を」(西城秀樹)
「狼なんか恐くない」(石野真子)
「闘牛士」(Char)←シェールでは無い
「林檎殺人事件」(郷ひろみ&)
「シンデレラ・ハネムーン」(岩崎宏美)
「ヤマトより愛をこめて」(沢田研二)←またヤマト!そしてジュリー!!
「地平を駆ける獅子を見た」(松崎しげる)
「舟唄」(八代亜紀)
「もしもピアノが弾けたなら」(西田敏行)
「鳥の詩」(杉田かおる)

―――なんて名曲・スーパーヒットの中に、シレっと入ってるんですよ「地平を駆ける獅子を見た」がっ!!!!

スゲエ。分かっちゃいたけど、阿久悠さんスゲエ・・・。ジュリーのNo.1ヒットなんて殆ど阿久悠さんだし。ピンクレディも同様。
同じ歌手の重複は、ここでは割愛したが(それでもジュリーは消せなんだ)。

まぁ、凄い曲ばっかしです。発売当時も話題になってたし(それでも「地平を・・・」が収録されてるとは思わなんだ)。

まぁ、各曲。タイトルからハッタリ効いてるのが阿久さんらしいし(笑)。
「地平を・・・」でも「ミラクル元年奇跡を呼んで」なんてくだりが意味不明で阿久さんらしい(なんたってリンダに「ウララ、ウララ、ウラウラよ~」と歌わせた人ですからな!)。

シゲル松崎も、「愛のメモリー」だけじゃないってワケだ。

もっと売れて欲しいなぁ~「地平を・・・」。
プッシュしますよ「地平を・・・」。

ライオンズはどうでもイイが。
なんてったって、手塚治虫先生が亡くなった時、清原に「へぇ~。ライオンズのキャラクターって手塚先生デザインだったんですか?」と言わせてしまった球団だし(笑)。

つ~か、レオの事くらい教えとけ!!

バタフライはアゴで水切れ!

2004年10月26日 | 生活
水泳練習、復帰。

ぶっちゃけ、まだ手は痛いが。1ヶ月近く泳いでないから、身体のハリも失われてねぇ・・・。

水に入らないと寂しくてねぇ・・・。
スイミング復活ですよ。

しかし、やっぱり鈍ってた。息切れが早い、心拍数も直ぐ上がる。くそ~。

「ナマらないため、走るか!?」「軽く筋トレでもやるか!」・・・などと言いつつ何にもやってない(苦笑)。

つ~か、陸でソレできないからスイミングやってんじゃん。
何一つ続かないじゃん。

学生時代に山道を毎朝走ってたのは、生活指導の先生に「落ち着きのない生徒」を集めらて鍛えられてたんじゃないかい?強制じゃんか?(おかげで健康になったが)

でも、いまだに落ち着きないじゃないかい。

上司に「やれば出来る子です。でもやりません」って査定されてそうじゃん(←オマエ、年いくつだ?)。

職場で「スイミング、続いてますね。偉いですね」と言ってくれる人もいるが、鍛えてるなんてサラサラ思ってないし。
休憩多いし、前後の風呂やジャグジーが楽しみでもあるし。

保養に行ってるようなモンですよ。
身体動かしてもオヤクはオタクですよ。

課題とか箇条書きして、頭でっかちな練習してるし。しかも克服できないし。

おもむろに水泳の専門誌買い始めるし(ベースボール・マガジン社のヤツ。専門誌3冊買うのはシンドイなぁ・・・)。

――で、グラビアとかを凝視するんですな。
「写真でみる世界の泳ぎ」とか(笑)。

水中写真の素晴らしさや、水面の目線からの構図など、素晴らしい写真も多く、やはり凝視。

何かは感じます。
グラント・ハケット(豪)のダイナミックなストロークと、SLが吐き出す蒸気のような水泡。
ハケット自体が蒸気基間車になったかのように白い泡を鼻から吐き出している。

「息は吐き切れ」「吸う事を意識するな、吐き切って顔を出せば自然に空気は入ってくる」
・・・そんな基本を思い出させてくれる写真だった。

最近「フォームが」「タイミングが」と考え過ぎながら泳いで、かんじんな「息を吐き切る」事を忘れていたような・・・。
だから息切れも早くなってたんだよなぁ・・・なんて思い起こし。

再び呼吸を意識した泳ぎを・・・。

なんか、見る物・見る物が新鮮で。
「M・フェルプスのバタフライ、水はアゴで切れ!」なんて写真は、尺取虫みたいな泳ぎしか出来ない自分を反省させる説得力に満ちてるし。
上下動が激しい泳ぎ、初心者はバタフライやってる実感があるけど、スピード的にはマイナスなワケだな。

「イッチ・ニ~・サン、イッチ・ニ~・サン」
バタフライのリズムも思い出してきた。

ボ~ッと泳ぐな、漠然と泳ぐな。
「考えろ~、考えろ~、もっと考えろ」(By 山本寛斉)。

でも、考えすぎるな(笑)。

マスターズへの道は・・・・遠い。

◆10/24(倉敷市山陽ハイツ)の試合結果
○10R
藤田和典 KO7R ペットアルン・ウォソラポン

僕は自分の家が好きなんだ

2004年10月26日 | 生活
人様の家の崩壊を見て心を痛めるボク。

同情っつぅか。我が身に置き換えたらって言うか・・・。

飛ばされた屋根に張られたブルーのシート。
傾きかけた家に張られた「危険 再度の立ち入り禁止」の行政張り紙。土砂の流れ込んだリビング。
それらを前に呆然とする住人。「リフォームしたばかりなんです・・・」「新築2週間目だったんです・・・」
泣いてる男性も居た。

あぁ、ボクがそんな事になったら。
きっと泣いてしまうよ。立ち直れない程ヘコんでしまうよ。

つ~か、そんな事になる前に地震の揺れでショック死してるかも。

ご老人に多かったらしいが。ショック死。
ホント結構、多いのな。ショック死。

オレも危ないな。実は、先の台風で手ぇ怪我した時。戻って無口になって、座ったまま動かなくなって、声かけられても返事もしなくなったってんで。

救急車呼ばれたんですわ。
短い時間だが「気ィ失ってた」らしい(笑)。

いや~、ヘタレだわ。
多分、出産現場とか立ち会っても倒れるタイプですな。

しばらく自分のヘタレっぷりに凹んだもんです(医者には「一番痛いところが折れてますから・・・」と慰められたが)。

もう言いません。
手を痛めたボクサーに、「手が痛いなら柔らかいボディを叩け!」なんて。

当分は言いません(笑)。しばらく経ったら言うかも知れませんが(笑)。

そして我がオタク部屋への執着。
書を捨て町に出よ・・・なんて言葉もあったが。
書は「面白いことの寄せ集め」なんだから。
町に出て出会うモノの大半より面白いのよね。

町に出て出会うモノの大半は凡庸なモノばかりで。時間の効率からいったら無駄が多いのよね。

若い頃は「ムダの中に宝を見つけてた」が。それが、ショボイながらも財産になってるが。
そんなに残り時間ない気もしてねぇ。
名勝負BBSで「僕の中では永遠だ」とか書きながら、「永遠って何だ?あと20年もしたらこの世に居ないかも知れないじゃん。明日消えるかも知れないじゃん」なんて考えたりしてるし。

すっかり後ろ向きな本性が表れてますなぁ。

――で「ひきこもりたい」ってな、話ですよ。
自分で「おもしろい」と思って集めた数々の「お楽しみグッズ」。
大半は本やビデオだが。これらにズッと囲まれて生活してたいよ。

宝くじ当たらねぇかなぁ~(笑)。

まぁ、職場にゃ結構おもしろい人ら居るから、極たま~に行っときたいですがね。


【学校への長い旅路】
作詞:細川徹 作曲:小象

僕は初めて旅に出ました 
おろしたてのスニーカー キラキラしてる
僕は二度と 家を振り返らない
あの思い出をバックにつめて
ドアの前に置かれた 晩ご飯
おびえた顔した 母ちゃん父ちゃん 
僕の臭いしかしないタオルケット
家が好き 家が好き ウォウウォウ 家が好き 学校は家じゃない

(語り)僕は家が大好きなんだ 絶対離れないぞ
もし離れる時は 死ぬ時だ いいだろ?

もうどれくらい 歩いてきたのだろう
どうして僕はここにいるのだろう
もう家ならどこでも構わない
そこの玄関に 飛び込んでしまいたい
光の入いらない 閉め切った窓
涙を流した 母ちゃん父ちゃん
誰にもさわらせない スクラップブック
家が好き 家が好き ウォウウォウ 家が好き
他人の家は 僕の家じゃない

(語り)おじゃましました 僕は自分の家が好きなんだ
もう僕は迷わない いいだろ?

家が好き 家が好き ウォウウォウ 家が好き僕は家で生きて行く
僕は家で生きて行く 

*著作権は、多分ない(笑)
だって 売店で売ってたの
CD-Rに焼いていただけのモノだもん

今度は地震ですか・・・

2004年10月24日 | 生活
すっかりTVで「横断歩道手前で狼狽するオバアさん」が何度も何度も放送されてる「新潟県中越地震」(NHK、余程あの映像気に入ったのか?)。
被害は、24日夜の段階で「死者21人・負傷者2000人」を超え、まだまだ増える勢い・・・。

被災者の皆様には改めて、御見舞い申し上げます。

こう言っちゃなんだが、神戸の震災の時は「戦争かよ!?」ってくらい街並み破壊の凄さが尋常じゃ無かったから、逆にピンと来なかったが。

今回の地震は、生活風景の一部が破壊されている映像が多いせいか、妙に生々しく、現実感がある。

正直にコワイ。

不謹慎だが、防災グッズや地震保険などの売上げは、かなり上がるだろう。

あと、土建屋も儲かるだろう・・・。

停電も、約10万3000世帯、避難件数も約6万8000人。
余震は、なお続き。まだまだ現地の方々は不安でしょう・・・。

私はと言えば。
昨日の夕方は、ちょうど泳ぎ終わって着替えてる最中。
身体が横にフラフラ揺れて「ヤベッ、フラついてるよ。根つめ過ぎたかな?」なんて、思わず我が健康を考えたのだが。

揺れが長くて、ビルの上の階だったせいもあってか、船が大きく揺れてるみたいな感覚になって。軽く気持ち悪くなった。

1階に降りて歩道あるいても少しユラユラしたし。本当に軽い船酔い状態。

驚いたのは、けっこう周囲がノンビリしてた事。
揺れてる時も「おや?」。揺れが続いて「ん~、地震ですかな?」なんて、おっしゃっておられた。

ドギマギしてたのは、小心な私だけですよ!(←あと生放送中に余震にあって「アウアウ」と実況した現地アナ。「揺れの中で『お、落ちついて下さい!』・・・って、オマエが落ち着け!」ってなモンだった)

ウチに帰る途中も、そこらの商店街は平気な顔した買い物客で溢れてるし。

当日は、現地も交通が遮断されてるし、すぐ日落ちて暗くなったから、被害映像も少ないワケだが。
翌日は、現地の生々しい被害状況が露わになってくる。

土砂崩れにあった家、泥まみれのリビング。倒壊した家屋、倒れた本棚、原型を留めていない収容物・・・。

あぁ、貰い泣きしそう・・・。
ボクのオタク部屋があんなになったら。リフォームされて半年のマイルームが傾いたら・・・。

あぁ、考えただけでも泣けてくる。
何年も掛かって集めた専門誌バックナンバー。
輸入盤ふくむCDとDVD、そしてビデオ。捨てきれずに溜まった音楽雑誌や総合誌。
それらに全く無関心で「まいったわねぇ」な顔してた引越荷物開封担当のオバちゃんが「これは貴重な本だから大事にしないとね」と、ナゼか興味を示した「噂の真相」バックナンバー。

これらが土砂でメチャクチャになったら・・・・。

考えただけで泣けてくる(←結局葉自分の事しか考えていないヤツなのであった)。

防災・耐震セット、買おうかなぁ・・・。

映画を見てもなお思う<br>恋の門の主人公は竹原慎二さんで良かったのでは無いか?②

2004年10月22日 | 生活
――そして、やっぱり考えた。

「主役の蒼木門って、やっぱり竹原慎二さんで良かったんじゃないか?」・・・と。

まぁ、代表取締役として「大人計画社長日記」なんてモノを書き下ろされた長坂まき子さんに「色々断わられて決まった役、『どの役者ならイイのに』なんて偉そうにいう外部の人」なんて言われそうだが。

それでも一言いいたいのよ。許してよ。

松尾スズキ監督は、既に「これこそ竹原慎二の嵌り役だ!!!!」と最初にモーション掛けてるかも知れないけれど!けれど!

「僕も芸能人になりたい記者会見」なんて行なった身で「そんな恥ずかしい役は出来ない」なんて断わってるかも知れないけれど。けれど!

製作だけじゃないのよ!拒んだ方にも申し上げたいのよ!
「なんで、あの役やらなかったの!?」と。

竹原慎二さん、なんで蒼木門やらなかったの!?
基本的にセリフ棒読みの人なのに。松田龍平君と大差ないのに!
竹原さんだったら、デカイし。もっとワイルドに、泥臭く、凄味のある蒼木門(童貞)を演じてくれたんじゃないの?

ウキ―――――――――!!!
許せな――い!萎え――――!!!!なえ―――!!!

私が一番、松尾ちゃんの事わかっているのに!!
許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない!

氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね

もう松尾ちゃんには飽きたわ!
終わってるのよ松尾ちゃんわ!私の知ってる松尾ちゃんで無くなった時点で終わったのよ!!!!

恋の門も終わってるわ!

駄作よ駄作!決めました!おすぎです!今年、最っっ高~の駄作に出会いました!決めました!私はこの駄作を見るために生まれてきたのです!

さようなら松尾スズキ!見苦しいわ大人計画!
あと30秒で恋の門は爆発します。

調子コイいてんじゃね――――よ!

・・・・と、松尾スズキさん及び大人計画製作の皆様が最も嫌うであろう文体を敢えて真似してみました。

これも歪んだファンのエールです(笑)。

「恋の門」見に行く価値大ありの映画です。当分上映してますので(←これが「ファン」の物言いか?)、ゼヒ足をお運び下さいませ。

◆10/18(後楽園ホール)の試合結果
○日本バンタム級タイトルマッチ10R
サーシャ・バクティン 判定 池森久貴

◆10/18(大阪府立体育会館)の試合結果
○東洋太平洋ミドル級王座決定戦12R
サキオ・ビカ(豪) TKO10R 荒木慶大

○東洋太平洋Sライト級タイトルマッチ12R
金 正範(韓) KO2R 佐竹政一
 

◆10/17(石川県産業展示館)の試合結果
○東洋太平洋Sバンタム級タイトルマッチ12R
國見泰央 TKD5R 林 興植(韓国)

◆10/16(後楽園ホール)の試合結果
○日本Sフェザー級タイトルマッチ10R
本望信人 判定 中村つよし

○10R
前田宏行 KO4R 李 朱永(韓)
木嶋安雄 判定 高野 旭

○8R
新保 力 KO1R 柴田義正 

映画を見てもなお思う<br>「恋の門」の主役は竹原慎二さんで良かったのではないか!?

2004年10月22日 | 生活
松尾スズキの初監督映画「恋の門」が公開されている。

人間の暗部をポップに描き、日本の演劇界に異彩を放つ「大人計画」の主宰である松尾スズキ。

一応、彼が初めてTVドラマの作演出した「演歌なアイツは不条理な夢をみるか」を深夜に見て「何だか分からないが面白い!」と思ったクチなので。
それも相当に前な話なので。
それからチョコチョコ「大人計画」の舞台などを見に行ってる身としては、やっぱり気になるのよねぇ。

――で。原作は、漫画。羽生生純の「恋の門」。

「コスプレ女とゲイジュツ男、自意識過剰なふたりが繰り広げる恋愛物語」ってんで。

石で漫画を描く自称「漫画芸術家」蒼木門を演じるのは、松田龍平。
昼はOL、夜はゲームとコスプレを愛する同人誌作家、証恋乃に酒井若菜ちゃん。

アニメ声だしたり、素の喋り見せたり、OLトークしたりと七色キャラと使いこなす。
もちろん要所で「胸の谷間」も披露。ちょっとセクシーなシーンもあったりして、グラビア時代からファンなワタクシ、すっかりトキめいてしまいました(笑)。

そして、職権乱用で若菜ちゃんと美味しいシーンで絡む松尾に激しい嫉妬も感じたのでした(笑)。

また、松尾プロデュースのグラビアも披露した事ある女優・小島聖さんも豊満なボデイラインを披露、気まぐれセクシー・キャラを演じてくれましたが、「女優女優」した演劇チックな過剰さに、少しお腹一杯。

塚本晋也さんは、味のあるマンガ編集者役で登場。素敵な笑顔をスクリーン一杯に見せてくれてGOOでした。

尾美としのりは、見事に新興宗教教祖風の社長を熱演。最初、誰だか分からんかったぞ。
本物の役者さんは凄いです。

松尾にダメ出しされる事になった大竹まこと。コスプレがハマっていた大竹しのぶ(この両親が娘の出店するコミケに登場したシーンが最も嵌ってしまい腹筋痛くなるほど笑ってしまったオレ・・・・)。
壮絶なスッピンで登場の片桐はいり。
居るのか居ないのか不明だった、しりあがり寿。
普通でちょっと味ある可愛い娘を演じさせたら天下一品の平岩紙(大人計画)。
過剰が似合い過ぎる皆川猿時(大人計画)
嫌味な役も天下一品な村杉蝉之介(大人計画)
他人の空似はなはだしい河合克夫ら。

これまた松尾なじみの役者(?)陣がゾロゾロと登場。

サンボマスターの音楽も絶妙で、シーン毎にメロウなメロディや激しいビートが画面を彩る。
特に書き下ろした主題歌「月に咲く花のようになるの」は見事で。
売れて勢い出たトコロで「映画主題歌やってみない?」と言われて作ったら最高傑作が出来てしまった「ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの“パワー・オブ・ラヴ”かよ!?」と思わずにいられなかった程でした。

そして、あの忌野清志郎も貧乏アパートの住人として登場(メゾン一刻風の隣人)。ミュージカル仕様の「恋の門」を歌い、スタックス風のサウンドで迫る。存在感あり・・・だ。

そして松尾スズキ。

時代がかった漫画喫茶店マスター役を演じ。例によってクネクネした動きがムショウに可笑しい。

そうよ!役者として、動くだけで面白い男なんですよ松尾スズキって人は。

松尾が動くだけで嬉しかったりする私がいる。

台風23号、猛威を振るう

2004年10月21日 | 生活
まずは被害あった地域の皆様へ、お見舞い申し上げます。

死者と行方不明者はあわせて70人、平成に入って最悪の被害と言う事で。あまり記憶にないもんなぁ、こんな被害。

まぁ、先の18号の被害もヒドかったが。

例によって、持ち船を見に行って波にさらわれる漁村の人や、水路を見に行って流される農民の方、持ち家の雨戸を釘打ちしていて落下される人などが相次いだ訳だが。

以前は「台風来てるのに、ノコノコ外に出て、そんな事するからだよ」とか思っていたが。

先の台風で、ウチの給湯ダメになって、風ビュービュー吹いてんのに「湿度高くて、肌が気持ち悪いのに風呂入れないのかよ」とか言って表の給湯器見に行ったりしたのはワタクシです。
あそこで物飛んで来たり、木が倒れてきてたりしたら、被害者1名追加でした(苦笑)。
まぁ、別パターンでケガしちゃってるんだけどね・・・。

そんなこんなで、危険あっても自分の持ち物は大事で様子を見に行ってしまう気持ちも分かってしまったのでした。

まぁ、でも命あっての物だねですから。
お互い気を付けましょう(もうゴメンだわ、不自由な生活は)。

しかし今回は、避難勧告出てないような地域でも、土砂崩れや高潮に住宅が飲まれたりして死亡者や行方不明者が出てたりするし。

自主退避を含め、用心するに越した事はないって思いましたわ。

車に乗ってても安心出来ないし・・・。あっと言う間に周囲は水浸しなパターン多かったようだし。車ごと流されて・・・みたいな被害も多いし。
ケガ人の数は、300人近くだそうだし。

風の被害なんて一瞬「あっ」っと思ったら来てるからねぇ・・・。

避難指示・避難勧告・自主避難で約17万5000世帯が近くの公民館などに移動したそうだし。
住宅の全半壊が40棟以上、一部損壊が約300棟、床上浸水が80000棟なんつうのも、我が家がそんな事になる事を考えると泣けてしまうし(飛んだ天井にブルーシート張ってある映像見ると・・・)。

停電も、15万7000世帯以上なんて聞くと「PCは!?HDDは!?留守録は!?大丈夫か!?」なんて事も考えてしまう(←ちょっと違うだろ)。

今回、東京は被害は少なかったが。
18号で被害あったから、年に何度もは勘弁って感じ。

続いた被災者の方には重ねてお見舞い申し上げます。

やっぱ異常気象なのかねぇ・・・。

◆10/21(後楽園ホール)の試合結果
○4R
種窪裕人 TKO4R 奥山慶明
山田直毅 判定 中山 迅
伊藤 忍 判定 中谷芳美
林 一憲 KO1R 山上真外
木村哲也 判定 小松晃之
内田次郎 判定 萩原 猛
今井春樹 TKO1R 小林 亮
高橋尚貴 引分 庄井和人
氏家純一 KO1R 前川和義
塚原健二 KO2R 岡本太一
塩野 翼 判定 横田大樹
溝口ヒロキ 判定 関根一哉
田中大樹 KO4R タマキ海東

デビッド&リチャード・シンクレア<br>「グレイ&ピンク」を見に行く⑤

2004年10月21日 | 生活
ギターの鬼怒さん。
最初は、名前がアレなんで「どんな人なんだろう?」と思ったが。
けっこう風貌は普通でした(笑)。

プログレ系のバンドに客演したり、ジャズ・ロックやHR系もOKだったりする人なんで。
長身・長髪のミュージシャンミュージシャンした人かと思ったら、普通にTシャツの似合う兄ちゃんでした。

客演含めて、かなりのステージ踏んでるイメージあるんで。つ~か、ライヴ・スケジュール埋まりまくりで。
ホントにギターで生活してる感じがするんですなぁ・・・(あれで全く食えてなかったら寂しいよ)。

そして、その奮闘する現地メンバー。
ある意味「あなたの夢かなえます」コーナーといって見た目だったが、なかなかの演奏力で魅せてくれましたなぁ。

終いにゃ、ギターソロに乗せられドラムも突っ走り。シンクレア2人が浮いてしまうシーンも見られ「あんたらヤリ過ぎ!」と言いたくなるトコロもあったが。

主役2人は、久々に熱い演奏できて満足だったか、さかんにメンバーを称えていた。

「よくキャラバンの曲を再現してくれたな」ってなモンだが。特に鬼怒氏は、アコースティック・ギターも操り大健闘、リチャードから「レスキュー!レスキュー!」と盛んに声掛けられてた(「よ!助っ人!」てなモンか?)。

リチャードさんも長尺曲では、ヴォーカル&ベースでシンドかったのか、フーフー上がった息を曲間でマイクが拾っていたが(インカム式の辛いトコ。独り言もズ~ッと拾ってた)。

キャラバンのアンサンブルを再現してくれた感激のコンサートだったが。
なにより嬉しかったのは、後半デイヴのキーボードサウンドが聴けた事(シンセにサンプリングでもさしてたのか?)
全体のヴォリュームや残音こそ物足りなかったが、充分感激の音色。

「In the land of grey and pink」
「Out Of The Shadows」
「Nine feet underground 」と、インタープレイも炸裂し。キーボード・ソロも満喫。

「Love to love you」
「Golf girl」で、いよいよクライマックス(やっぱ「ゴルフ・ガール」人気あるなぁ。ポップだもんなぁ)。

途中、これまたデイヴがキャラバン後に組んだ「Hatfield and the North」の曲も披露されたりして、昔からのファンは大喜び(私ゃ、全アルバム聴き込んでいないので曲名は分からなかったが。リチャードが、そう紹介してたから、そうなんだろう・・・と)。

私の大好きな「ゴルフ・ガール」は。
やはり、リチャードがMCで「次の曲は“ゴルフ・ガール”」みたなコト言ったので「あぁ、デイヴの夢のようなキーボード・サウンドを、生で聴けるのね!!」・・・と、感激してたら。

オリジナル・アルバムのホルン・ヴァージョン(?)をシンセ2台(2名)で忠実に再現(笑)。

ありゃりゃりゃ(苦笑)、「別にキーボード・ヴァージョンでOKなのに!」・・・と私ゃ、ズッコケましたとさ。

まぁ、例によってOKですが。オリジナルに近い演奏できるだけ立派。
だって、帽子を取ったシンクレアーズは2人とも見事な禿げ頭(デイヴは薄頭か)。

アンコールには応えてくれませんでしたが。
最後の2曲に、そのニュアンスあったし(帰りかけてた日本人メンバーを呼び戻してた)。

充分に満足な「シンクレア×2」コンサートだったのでした。

デビッド&リチャード・シンクレア<br>「グレイ&ピンク」を見に行く④

2004年10月21日 | 生活
そして、ついに現れた「リチャード&デイヴ・シンクレア」!!

キャラヴァン創設メンバーにして、カンタベリーシーンの重要人物2名、登場!!

そういや、何をトチ狂ったのか「兄弟」とか言ってたオレ。「従兄弟」じゃん!「カズン」って紹介してるじゃん!

――で、まずは2人で弾き語り。
リチャードが生ギターやマンドリンなどを弾きながら歌い、デイヴが鍵盤(シンセ)で伴奏。

まったりとした時間が流れていく。
しかし、デイヴのシンセが余りにも今風の音質で少し萎える。

あの、時に残音まみれになり、時に歪みまくるオルガン・サウンド。
それこそが、私にとっての「キャラバン・サウンド」なのだが。

グループ解散後のソロ・アルバムからも選曲され、それは新し目の音響が響くのでありました。

シンセピアノの音なんて、誰が弾いても同じな音じゃん・・・・。そう思いながら聴くも、キャラバンの最高作といわれる「グレイとピンクの地」から「Winter Wine」をリチャード・シンクレアの声で歌われると何も言えませんなぁ・・・。

キャラバン後に、デイヴ・シンクレアが参加した「マッチング・モウル」の名バラード「オー・キャロライン」も、リチャードのジェントリーな声で歌われると、それはそれで感動的なのです。

つ~か、キャラバン時代は青くて細かったが、今は年相応の太い声となって、ますます素晴らしくなった気がするのですが、リチャードさんの歌声。

短い休憩を挟み。
バンドメンバーを従え、再度リチャード&デイヴ登場。

バンドメンバー3人は日本人。
「チャック・ベリー・バンドかよ!?」ってくらい現地採用(笑)。
来日手配不用、交通費節約、ギャラ節約の最高の起用(チャック・ベリーは現地ミュージシャンに小遣いあげるだけ、ギャラは大儲け)。
今回の「シンクレア×2」では、呼び屋さんが採算あげる為の苦肉の策か・・・とも思われたが。

キーボードの清水一登さん(元Killng Time)は、白Tシャツ着た大学生風なれど、キャラバンの楽曲を見事に再現。時にはデイヴと交互にキーボード・ソロも展開するなどの活躍を果した。

ドラムスの芳垣安洋さん(Opabiniaなど)も、展開が目まぐるしく変わる楽曲・変拍子を、こなし。時に、やや走るトコロもあったがOKって感じ。

そして、ギターの鬼怒無月(Opabiniaなど)さんも圧巻の弾きっぷりで。元々70年代ヘビィロックの音色が出せる男であるのは、彼個人のプロジェクト「Coil」で見ていたが。
今回も切れの良いカッティングや、ギターソロを炸裂させ。
「弾きまくり過ぎだよ、カンタベリーは“まったり”だよ!」とブレーキ掛けたくなるシーンさえあったのでした(笑)。

――以下、次回。

デビッド&リチャード・シンクレア<br>「グレイ&ピンク」を見に行く③

2004年10月20日 | 生活
――等々と、コンサート直前に思わぬ買い物をし、すっかり財布がカラになりかけてる私であったが。

あと、15日のネタを20日過ぎて日記にUPしてどうしようと言うのだ(笑)。

取り敢えずラブホ街を徘徊しながら、やっと会場の渋谷O-westに辿り着く(←いい加減に覚えろよ!)。

時間は開演2分前(笑)。
しかし、入口脇の物販コーナーをチェックせずにはいられないオタク体質なワタクシ。

キャラバンより、ソロ関係が多い。「リチャード・シンクレア、教会で歌う」みたいなCDも、そそられたが、それ買っちゃあ帰りに飯も食えなきゃ電車にも乗れない。涙を飲んで諦める(←コンビニでも金おろせるだろ!)。

そして、チケットもぎりの兄ちゃんが「ドリンク代500円です」。

「飲まないからイイ!」

・・・いつも喉元まで言い掛けるのだが、言ったら大恥な気がするので、泣く泣く500円を支払う(ドリンク代込みのトコだってあるのになぁ)。

洋楽コンサート久々って感じの御婦人も困惑されつつ、支払っておられた。

中は・・・狭い。
なんと、パイプ椅子が設置されている!オールスタンディングなO-Westに椅子を置かせるカンタベリー・ミュージック、恐るべし。

私は2階席へ向かってみる。
それなりに埋まってるが、ここじゃ上下ギュウギュウ詰めになっても200人が良いトコロか。

スピーカーからは既にプログレサウンドが流れている。
入場料9千円がザラな洋楽コンサート。
いかにメインの2名以外は現地調達ミュージシャンとはいえ、リーズナブルな料金。

その辺を諸々考えると。

この後、行われたライヴは贅沢この上ない物であったのでした。

――以下、次回