あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

釈放された徳山元王者

2013年04月30日 | ボクシング
路上で会社員2人を殴ってけがを負わせたとして、23日に傷害の疑いで兵庫県警三田署に逮捕された、飲食店経営者の徳山昌守氏(38才)。

元ボクシングWBC世界スーパーフライ級王者として実績もある彼だったが、丸一日ブタ箱に入る事になってしまい、
なんとか24日の朝に釈放されたとの事。

今後は在宅のまま、事件の推移を待つ身になりそう。

徳山氏は釈放後、着の身着のまま知人のジムで謝罪会見を行った様子で、
「元世界チャンピオンでありながら、暴行をふるってしまった自分が本当に情けない」
「外に出られただけで、これからいろいろ償っていかないといけない」
「被害者の方たちはもちろん、迷惑をお掛けした皆様にも謹んでお詫び申し上げたい」と話し、深々と頭を下げたそうな。

ただ、詳細に関しては「裁判が終わったわけじゃないので、コメントは控えさせていただきます。すみません」と話すのに留まったようで

ここは良い弁護士さんに付いて貰って、相手に誠心誠意謝って、何とか示談にして貰いたいトコロですねぇ・・・。

普段は気さくでナイスガイな印象あった徳山氏だが、いかんせん今回は全面的に不利。
ファンも庇えない。

救いは、御本人が我が身を振り返り、反省している事だろう。

不貞腐れたり、横道に逸れたりせず、なんとか好漢・洪昌守のイメージを回復させて欲しいと思います。

ポール・ロジャースとボーナム・ファミリーとの交流

2013年04月29日 | 英国ロック
ポール・ロジャースといえば、今やボーナム・ファミリーの後見人のようになってる感がある。

故ジョン・ヘンリー・ボーナムjrは、言うまでもなくレッド・ツェッペリンのドラマー「ボンゾ」。
ポール・ロジャースが在籍したバッド・カンパニーは、ツェッペリンのレーベル「スワンソング」から発売されてるから
ロジャースとボーナムは、いわばレーベル・メイト。



なお、スワンソングは
1973年にアトランティックとの契約終了に当たり、レッド・ツェッペリンが契約延長の代わりに、より表現面での自由を求めて自らのレーベル設立を決めた事から始まったそうで

「スワンソング・レコード」代表には、ツェッペリンのマネージャー=ピーター・グラントが就任し、「有名なレーベルとは契約できない優れたアーティスト達を救う」ことを経営理念として発足、第1弾として1974年にプリティ・シングスのアルバムが発表された。
(プリティ・シングスもストーンズのライバル扱いされつつ微妙に不遇なバンドだったもんなぁ・・・)

その後、ツェッペリン自身も6thアルバム『フィジカル・グラフィティ』をリリースし。
バッド・カンパニーは1stアルバムから所属し、シングル『Can't Get Enough』を大ヒットさせ、レーベル売上に貢献した。



ZEPのロバート・プラント(vo)は、
「イギリスには優れたバンドが沢山あったが、プロモーションの為に行われる過酷なアメリカ・ツアーで疲弊して、空中分解する悲劇のグループも多かった」
「スプーキー・トゥースなんて良いバンドだったのに、それで解散してしまった。本当に残念だよ」なんてコメントしてて
彼らは本当に そういうバンドを救いたかったんだろうなぁ・・・なんて今更思わされるもんです。

ポール・ロジャースもフリーでアメリカ公演の経験があるが、旅の疲れでフレイザー(b)やコゾフ(g)の関係悪くなった可能性も高い。

スプーキー・トゥースも、1stと2ndが業界で高い評価を受けたが、3rdの実験作も含め売上には反映せず。
起死回生の再結成盤も内容が充実していた割には売れず、米国ツアーの合間に次のアルバム製作に着手してしまってボロボロになり、再度空中分解してしまった。



ホント「You Broke My Heart so...」なんて凄く良いアルバムなんだよねぇ。
それがスワンソングから出されてたら、スプーキー・トゥースの運命も変わっていたかも知れないよねぇ。
1972年に製作に着手されたモノだから、そもそも間に合ってないんだけど・・・。

さてさて、
ロジャース先生に話を戻すとして・・・

ミュージシャンズ・ミュージシャンである彼だけに、ツェッペリンのメンバーとも尊敬し合う間柄だったでしょう。
(ジミー・ペイジとはツェッペリン解散後、一緒に「ザ・ファーム」を結成したし)

ボンゾの急死で解散したZEP、そして活動を停止した「スワンソング」だったが
レーベルメイトの絆は残ったと思われます。

そして、ジョン・ボーナムの息子はドラマーになり、1988年ジミー・ペイジのアルバム『アウトライダー』に参加。
同年5月のアトランティック・レコード40周年記念コンサートでは、Jペイジ・Rプラント・JPジョーンズとツェッペリン・ナンバーを演奏し、大きな話題となった。
(そのイベントでロジャース先生はオーチス・レディングの「ドック・オブ・ベイ」を熱唱)

ジェイソンは自身のバンド「ボーナム」を結成しアルバム2枚を発表。



解散後も様々なグループから声が掛かり、ドラマーとしてのキャリアを積んだ。

そして、ロジャースの「マディウォーター・ブルース」に全面参加したジェイソンは、ツアー後半に帯同し
何かにつけ活動を共にする事も増えた。

さらに、ボーナム・ファミリーとロジャースの交流は続き
ジョン・ボーナムの妹でヴォーカリストとなった「デボラ・ボーナム」との共演も果たしている。

~というか、今年なんて一緒にツアーまで行ってる。
甥のジェイソンがドラムやって、デボラが歌う・・・なんてステージもあったとか。

甥と叔母とはいえ、ジェイソンは1966年生れで、デボラは1962年生れ。
生まれ年は4年しか違いません。

ロジャース先生は、その頃は歌い始めてたろうから殆ど親代わり、後見人みたいです。

自分のHPでも、2011年2月に「Sad news from the Led Zeppelin camp today.」という書き出しで
「JOHN BONHAM'S MOTHER HAS PASSED」という写真入りの記事をアップした程です。

「ジェイソンのお祖母ちゃんが亡くなりました」って事です。
ボンゾ表彰で代理で授与式に参加した、その「Joan Bonham」様と、プレゼンターを務めた自分の写真をUPして、「安らかに・・・」と締めくくっておいでなのです。

夫のジョン・ヘンリー・シニアと息子ミック・ボーナム、ジョン・ヘンリー・ジュニアに先立たれたJoan Bonhamさん、ついに大往生なされた・・・というニュースです。

なお、最近の動画では、ロジャースさんとデボラさんのツーショットが見れますが
ロジャースさんが異常に若々しいから、同年代にも見えますので、フリーの「オウ・アイ・ウエプト」を歌う様なんて堂々としたもんです。
デボラさんの貫禄も中々のモノです。



デボラのスタジオ・アルバムにも、ロジャース先生は参加。
ジェイソンと共にデボラ・ボーナムを盛り立てています。

デボラさんも親父さん譲りの堂々とした体格で、ブルース・ロック系の歌唱を聴かすタイプのようです。
スティーヴ・マリオットの追悼ライヴにも参加し、ハンブル・パイの「ブラック・コーヒー」を熱唱するなど、なかなか通な雰囲気を出してます。

マギー・ベルに通じるシャウターな印象・・・。

そして、動画サイトで見つけて驚いた「Since I've Been Loving You」の歌唱・・・。
ツェッペリンの「あなたを愛し続けて」を歌い上げる様は圧巻であります。



元々ロバート・プラントはマニッシュにブルースを歌うタイプじゃないんですよね。
金切り声で叫ぶ様は、女性シンガーのジャニス・ジョップリンに近い。

だから、「あなたを愛し続けて」を女性ヴォーカルが歌うのは「あり」。
しかも、ボンゾの妹が歌うなんて「大あり」。
上記の動画なんてステージ上にZEPのフォーシンボルズのひとつが掲げられてませんか?
あれ、ボンゾのじゃないですか?

う~ん、こんなトコロに後継者がいたか・・・。
意外だが、これでジェイソンが叩けば、ますますファンの心情にはシックリ来る。

ロジャースさんも見守る気マンマンだろう。
きっと「酒は飲み過ぎるな」「タバコも過ぎちゃイカン」「クスリなんて論外だからな!」
・・・なんて

うるさい保護者になってるかも・・・なんて
ひとり思ってニヤニヤするブリティッシュロック・ファンなのであります。

最近の収穫「ポール・ロジャース&フレンズ/ライヴ・アット・モントルー1994」

2013年04月28日 | 英国ロック
先日UPしたスティーヴ・ハケットDVDと同時に購入したのが
「ポール・ロジャース&フレンズ/ライヴ・アット・モントルー1994」
日本語字幕付で、なぜか2011年になって発売になった品。
定価 \5,986(税込)
Ward Records(2011/08/31発売)
DVD+CD仕様の初回限定盤。

ニール・ショーン(ジャーニー)、ブライアン・メイ(クイーン)、
スティーヴ・ルカサー(TOTO)ら豪華アーティストと共演したポール・ロジャースの1994年モントルー・ジャズ・フェスにおけるステージ模様を収録。
同フェスは幅広いジャンルのミュージシャンを起用するのだが、スティーブ・ルカサーも自グループを率いて参加していた為、ロジャースのステージに客演する事になったようだ。



80年代ロック・ヴォーカルはメタル全盛みたいになって、すっかり不遇をかこったロジャース先生だったが
(または自分の影響を受けた歌い手がポップなロックやって、そっちが受けてしまったりして・・・)
1993年、ついに自身のルーツを前面に押し出した「マディウォーター・ブルース」発売。

これが大好評を受けてワールド・ツアーが実現。そのツアーは長期に渡った。



当初はニール・ショーンのグループ「ハードライン」をバックにしいたが(日本でも同メンバーで公演)、長期ツアー中にメンバーの変動あり。

ここではドラムスがジェイソン・ボーナムになってるのが印象深い。
ギターとベースもジェイソンのリーダーグループ「ボーナム」のメンバー。

レッド・ツェッペリンの豪腕ドラマー=ジョン・ボーナムの息子ジェイソンは、アルバム「マディウォーター・ブルース」でも叩いており、ライヴでも堂々の叩きっぷり。

個人的には、こっちのメンバーで来日して欲しかった・・・。

また、優れたヴォーカル1名でグレートなギタリストを取っ替え引っ変えするアルバム「マディウォーター・ブルース」のスタイルは、ヴォーカリストのリーダー・アルバムながらギターブランドのフェスティバルやレーベルの記念イベントで重宝され
ロジャース先生は、ますます自信を復活させたのでした。

DVD収録曲
自ら在籍したフリーやバッドカンパニーの曲。
マディやR・ジョンソンなどのブルース曲のロック解釈。

01. Travelling Man (フリー「フリー・アット・ラスト」)
02. Wishing Well (フリー「ハートブレイカー」)
03. Louisiana Blues (マディ・ウォーターズ)
04. Fire And Water (フリー「ファイアー・アンド・ウォーター」)
05. Muddy Waters Blues (ポール・ロジャース「マディウォーター・ブルース」)
06. Good Morning Little School Girl (サニー・ボーイ・ウィリアムソンI)
07. I'm Ready (マディ・ウォーターズ)
08. Little Bit Of Love (フリー「フリー・アット・ラスト」)
09. Mr. Big (フリー「ファイアー・アンド・ウォーター」)
10. Feel Like Making Love (バッド・カンパニー「ストレート・シューター」)
11. Let Me Love You Baby (バディ・ガイ)
12. Hunter (アルバート・キング)
13. Can't Get Enough (バッド・カンパニー「バッド・カンパニー」)
14. All Right Now (フリー「ファイアー・アンド・ウォーター」)
15. Crossroads (ロバート・ジョンソン)
16. Hoochie Coochie Man (マディ・ウォーターズ)

まず、ロジャースさんが冒頭でDVD紹介。
シェイプアップして髪も落ち着かせた2011年のロジャースさんが
「ボサボサの髪とダサいパンツ以外はOKのはずだ。楽しんでくれ」と語る。

まぁ、確かに来日時は生で姿を拝めた事に感激しつつ
「太られたなぁ」「髪もヤバくなられたんなぁ」
「ベストがダサイなぁ(元々ファッションはイケてなかったが・・・)」などと
思わされたロジャースさんだったが
一時期第一線から離れた人が復活して、人目に触れる事で見た目が洗練されるのは日本の芸能人と同じで
ロジャース先生も「マディウォーター・ブルース」ツアー後は、コーディネーターでも付けたのか
ジムでフィットネスに精出したのか、程よくマッチョ化して若返ったんですよねぇ・・・。



さてさて、選曲はロジャースのファンからすると満足行くモノ。
フリー晩年のアルバム「フリー・アット・ラスト」からの印象的なチョイスは、同曲が殆どライヴで披露されてなかっただけに、ながらくポール・ロジャースのファンでいる人々へのプレゼントとも感じられる。
当然、ロジャース先生にも歌い飽きた感は無く、感激の歌唱で御座いますよ。
(反面、「ファイヤー・アンド・ウォーター」は余裕ありすぎて、往年のガムシャラな歌い方が懐かしくなるんだよなぁ・・・)

ジェイソン・ボーナムも、すでに十分にドラム親父な風貌しているが、叩きっぷりはパワフル。
イアン・ハットン(g)とジョン・スミスソン(b)も若々しいサウンドを展開。

よってフリーやバドカンの名曲もエネルギッシュに蘇っている。
豪華なゲスト・ギタリストだけが喧騒されるが、やはりロックはリズムセクションがキモだと良くわかる1枚。
しかも「ボーナム」のメンバーは全員イギリス人。
やっぱ、フリーやバドカンの曲は英国人に演奏して欲しいと思うのですよ。

「ウィッシング・ウェル」など実に嬉しそうに演奏してて、見ているこっちも笑顔になる。
(まぁ、この曲は、どのギタリストも“嬉々”として弾く代表曲でもあるのだが・・・)

ただ、録音が大人しいのが残念。
このメンバーで行われたもっと荒々しい音源もあるのだが・・・。



さてさて
参加した有名ギタリストの事にも やはり触れないワケにはいかないか。
まず「グッド・モーニング・リトル・スクールガール」で登場するのはブライアン・メイ。
この交流から、後のポール・ロジャース+クイーンへと結びつくんだよなぁ・・・。
なお「オールライト・ナウ」の最初をトチって「テヘッ」となってるが、最早この人の持ち芸なのか?

続いての「フィール・ライク・メイキン・ラヴ」はスティーヴ・ルカサー。
「テクニシャンのルカサーが、またシンプルな曲に参加したなぁ」と思ったが、終盤の弾きまくりで納得。



そして最後のクライマックス「フーチー・クーチー・マン」ではオールスター・ジャム。
B・メイ、S・ルカサーに加え、ルーサー・アリスン、シャーマン・ロバートソン、エディ・カークランド、ロバート・ルーカス、ケニー・ニールというメンツが参加し、ステージは盛り上がった。

ただ、「ホンモノ」のブラック・ブルースメンが登場すると、さすがのロジャース先生も霞むねぇ・・・。
「ブルース“ロック”」と「ブルース」は違い、ロジャース先生はロックの歌い手だなぁ~と改めて感じたDVDでありました。

長谷川穂積、世界前哨戦は3回KO勝ち

2013年04月27日 | ボクシング
プロボクシング・ノンタイトル10回戦(26日、神戸市立中央体育館)

56・2キロ契約で行われたノンタイトルの10回戦は、
WBC世界Sバンタム級5位の長谷川穂積(32才/真正)が、ウィラポン・ソーチャンドラシット(24才/タイ)に第3ラウンド2分51秒でKO勝ちした。

元WBC世界バンタム級王者で10度の防衛を果たした長谷川、
第3Rに近い距離からの左連打でタイ人フェザー級ランカーからダウンを奪い、
一気に連打して2度目のダウン。
なおも立ち上がった相手に襲いかかったところで、レフェリーが試合を止めた。

長谷川の試合勘を磨いとくって意味では「もう少し長くやらせても良いのでは?」と思ったが
まぁ、その辺は仕方ないか。

勢いのある右を振って長谷川を脅かしたタイ人も、倒れっぷりは「いかにもタイ国内ランカー」って感じだったからなぁ。
※顎を上げてポーンとフロアに落ちたり、連打でストンと倒れたり・・・

真正ジム山下会長は、世界戦に向けての下準備のため、試合翌日にメキシコへ渡るそうな。
WBCスーパー・バンタム級王者のビクター・テラザス(30才/メキシコ)へ交渉を進める・・・とか。

試合の出来として、本人は勝者インタビューで「正直、わからないです」と率直に語っていたが
確かに「長谷川、完全復活!」とは言えない内容だったような・・・。

なにより、相手の長い右に(見てるこっちは)ヒヤリとしたし
右ストレートをマークしてたらアッパー気味のフックに切り替えられ、危ないタイミングで食ったりしてた。
タイ国フェザー級7位の選手に・・・。

「相手は右だけ」で助かったが、左フックやアッパーもある相手だったら、どうなっていた事やら。

動く相手を追いながら自身はボディーワークが止まり、そのまま前に出て迎え撃たれそうになるシーンもあり。
そもそも「台頭時のフットワークを使うボクシングと、防衛戦での倒すボクシングをミックスしたスタイル」は見られなかったし

う~ん。

まぁ、もう防衛戦で身に付いた型は抜けないのかなぁ。
以前やってたから、心構え次第で直ぐに元のスタイルに戻せる・・・と
思う私が未練がましいだけなのかねぇ。

最近の収穫 「スティーヴ・ハケット Tokyo Tapes」DVD

2013年04月26日 | 英国ロック
イアン・アンダーソンさん来日を受けて
「ジェラルドの汚れなき世界2」を購入しようと出掛けたディスクユニオン。

しかし、お目当てのCDは無し。
ただし、宝の山があるCD屋さんですからね。うっかり色々見つけて2万円近く買い物しちゃいましたよ。

結局「ジェラルド汚れなき世界2」はネットで購入。
いやいや、恐るべし宝の山ですよ。

そんなディスクユニオンさんで発見したのが「スティーヴ・ハケット Tokyo Tapes」DVD!



スティーブ・ハケット&フレンズが1996年に発表したアルバム「Genesiss Revisited(1996年)」好評を受け
ほぼ同メンバーで来日した公演を収録したDVD

そのメンバーが、ジョン・ウェットン、イアン・マクドナルドに加え、
ドラムにチェスター・トンプソンだもんね。
ゲスト的なジュリアン・コルベックもイイ仕事してたもんね。

黄金期ジェネシスのギタリストだったハケットさん。グループ離脱後に元いたバンドが黄金期の曲やらなくなったので「自分で再録しよう!」と思ったか
しかも、プログレ名バンドに在籍経験ある手練プレイヤー/シンガーに声がけして、「今」のサウンドで作ったアルバムだから
そりゃ好評にもなりますよ。

当時、会場に足を運び素晴らしい演奏に感激し
後にWOWOWで放送された映像を録画したものの、うっかり低レート設定で録ってしまい、
再生する度に悔やんでいたのだが、やっと購入いたしましたよ。海外版だけれどね。

CD「東京テープ」も持っております。

しかし、10年以上前になるんだなぁ・・・(遠い目)
そりゃウェットンさんも今より痩せてるよなぁ。

~収録曲は
1. ウォッチャーズ・オブ・ザ・スカイズ
2. ライディング・ザ・コロッサス
3. ファース・オブ・フィフス
4. バトル・ラインズ
5. カミーノ・ロワイヤル
6. クリムゾン・キングの宮殿
7. ホライゾン
8. ウォーキング・アウェイ・フロム・レインボーズ
9. ヒート・オブ・ザ・モーメント
10. イン・ザット・クワイエット・アース
11. ヴァンパイア・ウィズ・ア・ヘルシー・アピタイト
12. 風に語りて
13. シャドー・オブ・ザ・ヒエロファント
14. ロス・エンドス
15. ブラック・ライト
16. ザ・ステップス
17. アイ・ノウ・ホワット・アイ・ライク

一曲目、ジョン・ウェットンが丸腰で現れた時は度肝を抜かれたが
無理無理で難しい演奏しながら、歌うのも忙しないから、結果オーライだったかな。
スケール大きな「ウォッチャー・オブ・ザ・スカイズ」は「Genesiss Revisited」ヴァージョン並にスペイシーでありました。



そのままハケットの「Genesiss Revisited」収録曲を連発か・・・と思ったら、
なんと、他のジェネシス曲も演奏。クリムゾン、エイジアなどの名曲とハケットのソロまでがニュー・アレンジ山盛りでした。

ジョン・ウエットンの声も全く衰えなし。
「Heat of the moment」をアコースティックで聴かせ、まさかの「クリムゾン・キングの宮殿」「風に語りて」も披露!

クリムゾン創設メンバー=イアン・マクドナルド参加ツアーだから当然といえば当然だが
ウェットン参加のクリムゾン曲「スターレス」「再び赤い悪夢」で来るかも・・・と予想してた私には嬉しすぎる誤算でありました。

もちろん、メロトロンのサウンドもシンセで再現。ハケットさんも見事なギターで曲を盛り上げておりました。



今年また、来日されるハケットさんだが
ここまでのメンバーは揃っていない模様。

でも、呼び屋さんは「今年の方がジェネシスサウンドを熟知しており、適任ともいえる」なんて煽っておいでです。
まぁ、70年代ロックの方は健在な時に見ておくべき・・・でしょうね。

私は・・・考え中です。
ヴァン・ヘイレンも来るしなぁ。

長谷川穂積、 世界戦前哨戦の前日計量パス

2013年04月26日 | ボクシング
ウィラポン・ソーチャンドラシット(タイ)との試合を4/26に控え
ボクシングの元世界2階級王者の長谷川穂積(真正)が所属ジムで前日計量を行った。
長谷川はリミットの56・2キロで一発パス。相手も56・1キロでOKとなった。

バンタム級、フェザー級に続くスーパーバンタム級での3階級制覇を狙う長谷川。
世界前哨戦となる試合に向けて「練習でやってきたことを出したい。12月の試合よりはいい状態を作れたと思う。より完成されたボクシングになると思う」と自信を見せた・・・そうな。

対戦相手は実績こそあまりないが、「ムエタイでサウスポートは戦っている」とコメント。
計量では引き締まった肉体を披露した。

相手云々じゃなくて、長谷川本人の復調と進化に注目が集まる試合ですな。
以前も言ったが「バンタム時代に戻れば」・・・とかで済む問題じゃない。

OPBF王者くらいまでフットワークを駆使するスタイルに戻し、攻めと守りを一体化させ、その上でカウンターや探りブローの精度を上げ、長谷川ボクシングを「進化」させる必要があるでしょう。

あのドネアだって手詰まりになるのがスーパー・ファイトだ。
長谷川も「その場所」に上り詰めるのを求めているのだから、当然、上積みを見せてくれないと困る。

試合は56・2キロ契約10回戦。場所は神戸市立中央体育館。
TVはG+で前座から生放送されるし、地上波は日テレで深夜放送される。

仕事とカチ合って見れないから、留守録を忘れないようにしなきゃ・・・な。

最近の収穫 マイク・オールドフィールドのCD

2013年04月25日 | 英国ロック
ロンドン五輪の金メダリスト=村田諒太のプロ転向が話題になったが

同五輪の開会式・閉会式でパフォーマンスを行ったミュージシャンも知名度を上げ
私も「これを機会に買わなきゃ!」と思わされた事を思い出した

特にマイク・オールドフィールドさんは、「いつか聴こう」と思いつつCD購入が伸び伸びになってた大物だけに
先日、遅ればせながら初期の「ハージェストリッジ」を購入

牧歌的で神秘的で刺激的な楽曲に
「やっぱりイイな!」と感激し


「オマドーン」「呪文」


「クライシス」「アマロック」を続けて購入

就寝時やリラックスタイムのBGMとして有難く聴かせて頂いております。

初期のアルバムは一人多重録音でアルバムAB面に1曲ずつ・・・なんて構成が素晴らしかったですが
※甲高くて細いギターサウンドの多重録り、そこに乗っかってくる
  笛の音色が堪りません

「クライシス」では一転してシンセ・サウンドにドラム、ベース、歌あり楽曲を収録。
以前のサウンドやアルバム構成に慣れた耳には「小品が並んだなぁ」という気もするが、名曲と言われる「ムーンライト・シャドウ」が聴けたからイイか・・・。

欧州で売れまくったという同曲、アニー・ハズラムもカバーしたというのが良く分かる。
確かに優しく馴染みやすいメロディだ。

同アルバムのゲスト・ヴォーカルにはジョン・アンダーソン(イエス)やロジャー・チャップマン(ファミリー)もいる。

特に最後の曲「Shadow On The Wall」でのロジャーの熱唱は素晴らしい。



チャップマン×オールドフィールド版「ザ・スティーラー」といった趣か?
※ただし、上のLIVE映像にはオールドフィールドさんは参加してない模様

そして「呪文」
邦題ほどはオドロオドロしくないし。むしろ、やっぱり牧歌的な部分ある良いアルバムだ。

マイク・オールドフィールドの初期作品群には、彼の持つ「アイリッシュ・フォークのテイスト」「英国フォークの要素」が、上手く自然に盛り込まれている。

それがロンドン五輪の式典に良く似合ったんだよな。
これを機に彼のアルバムを順次聴いていこうと思った次第であります。

元Sフライ級王者・徳山、暴行で逮捕される

2013年04月25日 | ボクシング
やらかしてくれたもんです。

少し前に石田順裕の世界挑戦試合を見るために渡航したモナコで、パスポートなどを盗難されてニュースになった徳山昌守氏だが

今回は交通トラブルに関する暴行事件を起こして自身が逮捕されるという新聞沙汰になり
元ファンを落胆させる事になってしまいました。

スポ紙情報によると

兵庫県警三田署は23日、車の通行トラブルから男性2人の顔や腹を殴り、
ケガを負わせたとして傷害の疑いでボクシングWBC元世界スーパーフライ級
王者で飲食店経営の徳山昌守容疑者(38才)を逮捕した。『急ブレーキを
かけた際、後部座席の子どもがシートに顔をぶつけ、思わずカッとなった』と
容疑を認め『2人には悪いことをした』と反省している・・・そうな


事件が起きたのは22日の夕方。
徳山容疑者が家族を乗せたワゴン車を運転中、ガソリンスタンドから店長の誘導で出てきた男性客の車が急に車線を変えて前方へ進入。追突しそうになったため急ブレーキをかけたとのこと。

チャイルド・シートのベルトを幼児に装着しておらず、店長が「安全を確認した上で誘導した」と語っている事などからして、徳山容疑者は非常にマズイ状況。

自分の事じゃなく家族が絡んだ事だからカッとなる気持ちも分からんでもないが。

そもそも元世界王者が一般人に拳を振るうなんてのは論外だし。
K-1にも色気を見せた徳山氏だけに「パチキ」や「キック」も使っているのが宜しくない。

しかも、現場で冷静になって自分で110番するとかじゃなく、車で立ち去ったあとで警察が徳山容疑者を特定したのもイメージ悪すぎ。

まぁ、相手が軽傷であることが救いといえば救いか。
スポ氏の取材を受けた弁護士によると
「いち早く被害者に謝罪して、示談書の記入などをお願いすれば、不起訴になる可能性もある」とのこと。

やっぱり誠意をもって、とことん謝るしかないですな・・・。

森田智己と萩野公介

2013年04月24日 | 競泳
アテネ五輪銅メダリスト森田智己の名前で思い出した。

水中動作、特にバサロ泳法を絶賛される萩野公介だが、169cmの森田が見せたバサロも天下一品だった。
アテネの決勝なんて、森田以外の外人選手勢は皆180cm超えた選手ばかり。
(海外の競泳選手なんて190cmくらいの背丈もザラだ)

そんな大型選手を相手に、絶品の反応速度でスタートダッシュ。スルスルと他選手を置いていく勇姿は目を見張る程だった。

アテネ翌年の日本短水路選手権は生観戦したが、スタートしたと同時にスルスルとプール中央まで躍り出す勇姿は、競技を見慣れた観衆をどよめかせる程だった。

海外大会では、大型トップ選手が長い手足を駆使するスイムの前に優勝ならなかったが、
それでも日本男児の意地を見た気がしたものだ。

上半身がブレず、下半身をイルカのように駆使する森田のバサロ泳法は、萩野の泳法にも通じる。
これを、うつ伏せにすればドリフィンキックになる。
マイケル・フェルプスがバタフライのスタートやターン後に見せる得意のドルフィンキックである。
(森田のバサロは、もっとハイテンポだったが)

平泳ぎでも15mまではドルフィンを何度打ってもよい・・・なんてルール変更が取りただされているが
そうなったらフェルプスが平泳ぎにまで進出してくるじゃないか!・・・なんて想像したワタクシでもあります。

そして
萩野は森田智己より大柄である。(180cmまでには届かないが)

森田ほどハイテンポで打たなくとも、もっとバサロやドルフィンを向上させれば世界レベルの大会で金や銀を獲得するのも夢じゃない。
スイムだって伸びしろだらけ・・・って話じゃないか。

先日の「Get Sports」では、脅威の体力・回復力・食欲が研究されていた。
屈託ない性格も頼もしい。

100m背泳ぎで優勝した後は、雄叫びを上げ、プールサイドでは少しオチャラケたポーズまで見せた。
ノッてます。
ドンドン調子に乗ってイイんじゃないですか?

結果がすべてです。
今後も乗りまくってほしいと思います。

第89回 日本選手権水泳競技大会を振り返る④

2013年04月23日 | 競泳
女子1500m自由形は、藤野舞子が優勝。
キャリアの長い選手だけに感慨深い。


男子800m自由形も、ベテラン山本耕平が優勝。
地元選手だけに、会場には横断幕が何枚も見られ、「地元って有難いなぁ」と他人事ながら思った。


男子100mバタフライも、ロンドン五輪メンバー藤井拓郎が優勝。
まだまだ頑張っている。


女子200mは、金藤理絵(Jaked)が2分23秒11で優勝。2位はロンドン五輪メダリストの鈴木聡美(ミキハウスY)、3位は今井月選手(本巣SS)。
なんと、今井は中学1年生になったばかりの12才!!。体つきも顔も幼い今井が鈴木と際どい勝負するんだから驚いた!

長らく第一人者と言われた金藤だったが、ロンドン五輪選考会で破れて出場を逸し、今回は期するものがあったであろう大会。インタビューでは込み上げるものを押さえてた感じだった。

一気に注目が集まった今井だったが、平井コーチは「あまり騒がないで欲しい」とコメント。
ロンドン五輪前に「岩崎恭子の再来!」と騒がれながら成績は振るわず、今回のレースでも決勝に進めなかった渡部香生子(JSS立石)を例に出し、「渡部も素質ある選手だがプレッシャーに萎縮してしまった。そっと成長を見守って欲しい」と続けた。

その渡部は、なんと予選で敗退。
レース後のインタビューでは涙涙で喋るのが精一杯だそうな。
若いだけに、なんとか復調してほしい。

いっぽう、今井に関してはメディアは期待を示したが、ネットなどでは「月と書いてルナ!」という名前に注目が集まっている印象。
そういう意味では「ホッ」と致しました。


女子100mバタフライは、星奈津美(スウィン大教)が58秒53の自己ベストで、この種目で初優勝。2冠達成。
2位は加藤ゆか(東京SC)。


女子200m背泳ぎは、赤瀬紗也香(日本体育大)が2分09秒37で初優勝。


女子50m自由形は、松本弥生(日体大大学院)が上田春佳(キッコーマン)をかわし25秒46で優勝。


男子200m平泳ぎは、世界記録保持者の山口観弘(志布志DC)が2分09秒31でゴール。2位に2秒近い大差をつける優勝だった。
山口は派遣標準記録を突破し、世界選手権代表に内定。

以下、山口のコメント
「世界新を出したときよりも今日勝ててうれしかった。ホッとしました。バルセロナでは200mで金メダルを目標に頑張る。今回のタイムには納得していない。周りは世界記録を期待していたと思うが、なかなか出るものではない。これまでで一番つらい日本選手権だったが、たくさんの人にサポートしてもらえてすごく感謝している。世界選手権で自己ベストを狙いたい」


そして注目の200m背泳ぎ。
100mでは萩野に敗れた入江だったが、得意の200mでは第一人者の意地を見せた。
序盤から快調に飛ばしてリード、萩野が持ち味のバサロキックで抜いてきても、残り50メートルのスイムで突き放し、萩野とのデッドヒートを制した。

敗れても萩野は派遣標準記録を突破し、入江とともに同種目の世界選手権代表に内定。
萩野は今大会すべて派遣標準記録を切ったため、6種目で代表に内定している(400メートル個人メドレーはロンドン五輪銅メダルを獲得したため自動内定済み)。

やっぱり200m背泳ぎが印象深かったなぁ。
本人はどう思っているか分からないが、そのキャリアにて入江は良い勝負に恵まれている。

国内では、アテネ五輪銅メダリスト森田智己に挑む形で台頭、
世界では、帝王アーロン・ピアソルに挑戦。
ピアソル引退後もロクテという強敵と戦う事になった。
ロンドン五輪200m背泳ぎでロクテに勝っても、1位にはクレアリーが滑り込み、「世界には強豪がゴロゴロいる」とファンは思い知った。
さらに、萩野の台頭で後輩に追われる立場にもなった。

やはり、今後も目が離せない選手だと思う。
今大会は萩野ばかりが目立った選手権となったが、
最後、私は入江の勝負師っぷりに感じ入った。(本人は「タイムが遅い」と不満だったそうだが)

今後、大きな世界大会で、ましてや五輪で金となったらドラマチックこの上ない状況だ。
むしろそう捉えてほしい。
頑張れ入江!

第89回 日本選手権水泳競技大会を振り返る③

2013年04月22日 | 競泳
【第3日 4/13】

女子200mバタフライ決勝は、ロンドン五輪銅メダリストの星奈津美(スウィン大教)が2分06秒12で優勝。2位に2秒以上の差をつける圧勝だった。
それでも星は「やっぱり2分5秒台は出したかった」と残念がり、
世界選手権では銅メダル以上を目指す事を誓った。


男子50m背泳ぎ決勝は、古賀淳也(第一三共)が入江陵介(イトマン東進)に競り勝ち、25秒12で優勝。
入江は25秒24で2位だったが、得意なのは200mだから精神的なダメージは少ないでしょう。
古賀は、「まだ世界選手権に出られるか分からない」と言いつつ、短いながらも「米国での練習の成果」と喜んでいる様子。


女子50m背泳ぎ決勝は、寺川綾(ミズノ)が27秒51の日本新記録で優勝。
自身が昨年出した27秒71を0.2秒上回り、前日の100メートル背泳ぎに続き2冠を達成。
ともに派遣標準記録を切ったことから2種目目の世界選手権代表に内定した。

それとともに、前日の100mでも自己新が出せたはずだと未練を見せたそうな。
それにしても、一度は引退を口にした五輪メダリストが翌年に自己記録を伸ばすのだから恐れ入る。

レース前の控室でも笑顔で、カメラに向かって衝撃波ポーズを見せるなどリラックスした表情。
もともとが美人スイマーだけに華がありますわ。

北島康介、入江、松田、そして寺川らは、登場するだけで何ともいえない雰囲気があります。
努力の末に結果を出した人物ならでは・・・の華ですねぇ。


さて、松田丈志が登場した男子200mバタフライ決勝だが、結果は小堀勇氣(セントラルスポーツ)が1分55秒51で優勝。
同種目ロンドン五輪銅メダリストの松田は3位。
ただし、松田は五輪メダリストのため同種目の世界選手権代表に自動内定済み。
小堀勇気は、中学時代から数々の記録を塗り替えてきたという俊才。
1歳年下の瀬戸も振り切って、個人種目では初めての世界選手権代表に内定。
「出るからには高い所を目指したい」と力強く語ったそうな。


女子200m個人メドレー決勝は、渡部香生子(JSS立石)が、2分12秒61で優勝。
しかし、派遣標準記録の2分11秒79にはわずかに及ばず、翌日の200m平泳ぎでの奮起を誓った。


400m自由形決勝は、萩野公介で2位に約5秒の大差で圧勝。
世界では劣勢の種目と見られている日本自由形で、3分45秒42のタイムはロンドン五輪なら4位に相当する記録。


さらに
200m個人メドレー決勝でも、萩野公介が日本記録を1秒50更新する快挙で飾り、競泳の日本選手権で史上初の5冠を達成。

ハギトモや松田丈志の4冠を超える、まさに快挙だ。

圧勝した200m個人メドレーもロンドンなら銅メダルに相当する好記録。
初日の400m個人メドレーから5種目すべてで自己ベストを叩き出し、著しい成長を見せた。

特に個人メドレーは、自由形・平泳ぎ・バタフライ・背泳ぎ全てが秀でていないと勝てない種目だけに、こんな選手が出てくるとは感無量。

もっとも、五輪直後の大会では低調だったり、同年代の山口が世界記録を出したりして、一時は「浮ついてる」みたいに言われてた萩野選手なのだが
やっぱり勝負事は結果が全てですな。

アマチュアとは言え、勝てば官軍。負ければ何とやら・・・。

その辺の事が若い萩野選手達にも身に染みたんじゃないでしょうか。

第89回 日本選手権水泳競技大会を振り返る②

2013年04月21日 | 競泳
【初日4/11】

男子100m平泳ぎは、アテネ・北京五輪金メダリストの北島康介(アクエリアス)が1分00秒78で優勝。
2位には世界記録保持者の山口観弘(志布志DC)が入ったが記録は平坦なもの。
さらに、ロンドン五輪・男子200m平泳ぎ銅メダリストの立石諒(ミキハウス)も1分00秒94で6位に終わった。
北島・山口とも、標準記録IIの1分00秒04を突破できず。
厳しい競技会スタートとなった。


男子400m個人メドレーは、ロンドン五輪銅メダリストの萩野公介(東洋大)が4分07秒61の日本新記録で優勝。
萩野は昨年自身が出した日本記録(4分08秒94)を1秒以上回った。
2位の瀬戸大也(JSS毛呂山)は4分12秒70で派遣標準記録を突破し、世界選手権代表に内定。

決勝後の萩野は、6秒台を狙っていたことを明言。自己記録更新にも浮かれた様子は無い模様。


女子100m平泳ぎは、ロンドン五輪銅メダリストの鈴木聡美(ミキハウスY)が1分07秒43で優勝。
ロンドン五輪代表の16歳・渡部香生子(JSS立石)に0秒04差で辛勝。
鈴木は4連覇を達成。
完調ではない中、「優勝できてよかった」と安堵の笑みを見せたそうな。

渡部は、世界選手権派遣標準記録は切ず、200mでの派遣記録突破を誓った・・・と。


女子100メートル背泳ぎ決勝は、ロンドン五輪銅メダリストの寺川綾(ミズノ)が58秒84で優勝。
自身が持つ58秒83の日本記録にはわずか0.01秒届かず。
それでも「今一緒に練習しているメンバー(チーム平井)が凄く活躍しており、そのメンバーからすごく刺激を受けている。
世界選手権で一緒に戦っていきたい」とコメント。さらなる進化を期待させた。


50mバタフライではベテランの高安亮(コナミスポーツ)が優勝し、健在を印象づけた。
さすがに100や200mはスタミナがキツいだろうが、
50mなら、まだまだイケるって事だろう。嬉しい限りだ。
ローランド・スクーマン(南ア)が引退してなかったら、また直接対決が見たいなぁ・・・。


【第2日4/12】
200m自由形は萩野公介(東洋大)が優勝。国内第一人者の松田丈志を抑えての優勝に会場は湧いた。

松田は、「自分のタイムも悪くなかったが、萩野が速かった。隣で泳いでいてやっぱり意識していたし、彼を見ながら泳いでいた。前半は急がず、後半勝負だと思っていたら、萩野は速かった。僕は明日の200mバタフライをしっかり泳ぎたい。今後も若い選手たちと切磋琢磨するのも楽しいかなと思う」とコメント。

さらに萩野は同100メートル背泳ぎをも53秒10で制し、前日の400メートル個人メドレーと合わせて3冠を達成。
これまた第一人者の入江陵介を抑えての優勝に会場は驚きの声を上げた。

本当に「和製フェルプス」「和製ロクテ」のようなオールラウンダーが生まれ育っている事を実感させた。

第89回 日本選手権水泳競技大会を振り返る

2013年04月20日 | 競泳
・・・と言っても
TV実況を見ただけだから全部を網羅したワケじゃないが

4月の11~14日、
新潟・長岡のダイエープロビスフェニックスプールで行われた
「水泳:第89回 日本選手権水泳競技大会」は
世界水泳選手権代表選考会を兼ねているという事で大きな注目を浴び、

ロンドン五輪出場メンバーに加え、将来を担う若手が登場するという事もあって
私も興味深くTV放送分をチェック致しました。

34種目(男子17種目、女子17種目)の優勝者は以下の通り。


第1日 4月11日(木) 
女子 400m自由形:五十嵐千尋
女子 50mバタフライ:加藤ゆか
男子 50mバタフライ :高安亮
男子 400m個人メドレー:萩野公介
男子 100m自由形:塩浦慎理
女子 100m平泳ぎ:鈴木聡美
男子 100m平泳ぎ:北島康介


第2日 4月12日(金)
男子 1500m自由形:平井彬嗣
女子 50m平泳ぎ:鈴木聡美
男子 50m平泳ぎ:崎本浩成
女子 400m個人メドレー:大塚美優
女子 200m自由形:五十嵐千尋
男子 200m自由形:萩野公介
女子 100m背泳ぎ:寺川綾
男子 100m背泳ぎ:萩野公介


第3日 4月13日(土)
女子 800m自由形:地田麻未
女子 50m背泳ぎ:寺川綾
男子 50m背泳ぎ:古賀淳也
女子 100m自由形:上田春佳
男子 400m自由形:萩野公介
女子 200mバタフライ:星奈津美
男子 200mバタフライ:小堀勇氣
女子 200m個人メドレー:渡部香生子
男子 200m個人メドレー:萩野公介


第4日 4月14日(日)
女子 1500m自由形:藤野舞子
男子 800m自由形:山本耕平
女子 50m自由形:松本弥生
男子 50m自由形:塩浦慎理
女子 200m背泳ぎ:赤瀬紗也香
男子 200m背泳ぎ:入江陵介
女子 100mバタフライ:星奈津美
男子 100mバタフライ:藤井拓郎
女子 200m平泳ぎ:金藤理絵
男子 200m平泳ぎ:山口観弘

<世界選手権内定条件>

五輪実施種目については、決勝で2位以内、
日本水泳連盟の定める派遣標準記録Ⅱ以上を突破した選手が
7月の世界選手権(スペイン・バルセロナ)代表権を獲得する。

五輪で実施されていない種目については、決勝で2位以内、
日本水泳連盟の定める派遣標準記録Iを突破した選手が代表権を獲得。

ただし、ロンドン五輪でメダルを獲得した選手は、その種目に限り、
日本選手権に出場すれば世界選手権の代表となる。

※派遣標準記録Iは世界大会で8位以内(決勝進出)、
 Ⅱは16位以内(準決勝進出)を想定したタイム。

競泳世界選手権、日本代表決まる

2013年04月20日 | 競泳
4月15日、
日本水泳連盟は、7月にスペインのバルセロナで開幕される世界選手権の競泳日本代表を発表。

2016年リオデジャネイロ五輪を担う、有力選手たちが選出された。
注目の若手は3名が選出。

先日の日本選手権で5冠を達成した萩野公介(東洋大)、
男子200m平泳ぎで世界記録を持つ山口観弘(東洋大)、
昨年12月の世界短水路選手権で男子400m個人メドレーを制した瀬戸大也(JSS毛呂山)ら、
期待の18歳トリオが名を連ねた。

ヘッドコーチは、平井伯昌さん。いよいよ新生ジャパンが動き出す。

団長:泉 正文
総監督:上野広治
ヘッドコーチ:平井伯昌

男子
自由形:塩浦慎理
自由形:伊藤健太
自由形:背泳ぎ:個人メドレー:萩野公介
自由形:平井彬嗣
自由形:宮本陽輔
背泳ぎ:入江陵介
平泳ぎ:立石 諒
平泳ぎ:山口観弘
バタフライ:松田丈志
バタフライ:小堀勇氣
個人メドレー:瀬戸大也

女子
背泳ぎ:寺川 綾
背泳ぎ:赤瀬紗也香
平泳ぎ:鈴木聡美
平泳ぎ:金藤理絵
バタフライ:星 奈津美
個人メドレー:渡部香生子(高校2年生)
個人メドレー:寺村美穂
個人メドレー:大塚美優
個人メドレー:高橋美帆

男子リレー:
藤井拓郎・小長谷研二・外舘祥・北島康介・

女子リレー:
上田春佳・内田美希・山口美咲・松本弥生・五十嵐千尋・高野綾・宮本靖子

皆さんの健闘に期待。

「モヤさま」の大江アナ卒業SPが高視聴率を記録

2013年04月19日 | 生活
テレビ東京の『モヤモヤさま~ず2』大江アナの卒業SPが、12.8%という高視聴率を記録したそうな。

2007年から6年間に渡り、さまぁ~ずと一緒に番組レギュラーとして出演してきた大江麻理子アナウンサー最後の出演だけに、
視聴者も特別な思いでチャンネルを合わせたのではないでしょうか。

SP番組は2部構成で
まず、以前悪天候で難儀した神奈川・鎌倉へのリベンジが第1部
大江アナの赴任先の米ニューヨークをブラブラする第2部。

鎌倉編では、大江アナの後任発表が行われ
グダグダの流れながら、テレ東の狩野恵里アナウンサーであることが判明した。
さまぁ~ずも私も「知らない」ってな女子アナ。
大江さんとは別な意味で天然さんっぽいので、次回の登場が楽しみといえば楽しみ。

さらに第2部のニューヨーク編。
大江アナの引越しに、そのまま便乗して行われ、(引越し用の旅行ケース1個は三村が提供)
2日間のロケが敢行された。

テレ東ニューヨーク局に初めて姿を見せた大江アナは、さっそく赴任の御挨拶。
現地スタッフの温かい拍手を浴びていた。
(オレの麻里子を宜しくお願いしますよ・・・)

そして、ニューヨークでも「モヤさま」メンバーは本領を発揮。
ヤンキー・スタジアムでも、ハーレムでも、ブロードウェイでも、セントラルパークでも、いつも通りの3人。

ニューヨーカー相手に話し掛けては和んだ笑いを取る。さすがだ。
・・・というかスゴイ!凄すぎるぞ!

鎌倉でもニューヨークでもレストランで黙々と食事を堪能し、「しゃべれよ!」と定番パターンもキメた。

最後はNYのカフェで お別れ。
大江アナは「6年間、私たちと一緒に街を歩いていただき、ありがとうございました」と目を潤ませながら視聴者にコメント。

エンディングは大江アナの滑り台シーンなど懐かしい名場面と



さまぁ~ず&番組スタッフからのメッセージ「大江、お前は最高の相棒だったよ」とのテロップが流れ、私も涙ぐんでしまいました。
※夕日をバックにテロップって・・・「俺たちの旅」かよ!!

そんでまた、さまぁ~ずを見送る大江アナがNYの街角で泣きながら ず~っと手を振っているんだよな。
「早く建物に入れよ」と、さまぁ~ずが言っても手を振り続けるんだもんな・・・。

大竹の目も真っ赤。三村も泣いちゃってるし。

ホント、愛される女子アナさんです。
「アド街ック天国」でも涙目で別れの挨拶されてたし、その横でメイン司会のキンキンも神妙な表情をされてたし。

※アド街じゃ大江さんは2代目秘書で、初代の八塩圭子さんも美人な上に
凛としてて素敵だったけど、いつのまにか大江さんのイメージが
定着したよなぁ・・・。



 何の衣装だか分からずにガンダムの連邦軍の
ユニフォームとか着てたし。しかも似合ってたし。



「秋葉原」回で着てたメイド服も素敵だったし・・・。

まぁ、今後もニューヨークから現地経済などを紹介する早朝番組で御姿を見る事は出来ますが
バラエティーで笑いを取る事は、もう無いでしょう。
(数年経って帰国して元の路線に戻るなら別だけど・・・)



アナウンサーとしてステップアップされる為です。彼女のためです。
フジテレビの長野アナも、昔は「ひょうきんアナ」として笑いを取ってましたが、今では立派な報道アナウンサーです。

大江さん、NYでも頑張ってください(涙)。