あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

元TBS川田亜子アナ自殺

2008年05月30日 | 生活
報道部門を希望されてたようだが
報道に行くにはルックスに華があり過ぎたかも・・・。

もし、それが希望の進路を阻んだとしたら、
「キレイな事も、幸せな事だけじゃない」って事か・・・。

まぁ、日テレの笛吹アナも出始めは「カワイコちゃん」キャラだったが
ファッションから地味な「報道の人」に成長されておりますが・・・。

我が家の英才教育②「悪魔を憐れむ歌

2008年05月27日 | 英国ロック
まぁ、「立川談志師匠の時事ネタ放言」番組や
「お笑いレッドカーペット」みたいな番組を一緒に
見たりしている我が家だが

※だから「オッパッピー」も「ラスタラスタ・・」も
 「グー」も「ラララライ」も「ヒットエンドラーン」
 も、たどたどしい口調ながら
 ウチのちびスケは言えるのだ(自慢)

あと、アニメ「俗・さよなら絶望先生」も録画して
見ていた我が家だが
※連れには不評だったが、ちびスケは
 「るんばるんばるんば♪」と主題歌の
 オープニングを歌ってくれておった

ここは、ROCKの王道も見せておこう・・・と
ストーンズの来日公演の録画映像を流した。

※まぁ、私が子供番組見るのに飽きた時間帯
 ・・・って事もあったが

~で、しばらくは、ちびスケの反応は薄かったが
「悪魔を憐れむ歌」のリズムには、さすがに乗り始めた。

やっぱアフロリズムは万国共通か?
私が、コンガ風にテーブルを叩くと、マネを始めた。



裏声のコーラス、「フー、フー」を私が真似ると
「キャハハハ」と笑って御機嫌になった。

このコは・・・素質がある!!(←親バカ)

エンディングまで大喜びでコーラスに参加しおった!

いや~、参ったなぁ。
将来、オレのCDコレクションから「これ、貸して!」
とか言って
「レッド・ツェッペリン1st」とか抜いて行くのか
なぁ・・・。

~で、オレは「また貸しはすんなよ」とか、笑顔で
釘刺すのかなぁ・・・。

そんな日が、来るのかなぁ・・・。

我が家の英才教育①「ブースカ」

2008年05月26日 | アニメ・特撮
SNSで交流させていただいている「こーじ」さんのブログを拝見すると

こーじさん家の英才教育の様子が書かれており、感心することしきり
なんですが。
※車中で「戦隊モノ」「ヒーローモノ」のCDを流して大合唱
早朝からランニングにお付き合い・・・などなど

ボチボチ我が家でも、ちびスケの英才教育(?)が始まった。

私のCD棚から
「キャラクタービジョンCDシリーズ 快獣ブースカ 」を
見つけた ちびスケが
「これ見る~」と言い出したのだ。

1997年11月21日、コロムビアミュージックから1,575円で発売された
(品番 COCC-14698 JAN 4988001097594)
TV番組サントラ盤(現在は生産中止)である同CD



1966年に日本テレビ系列で放映されたモノクロ版のオープニング
主題歌から、「ブースカ音頭まで」4曲収録のピクチャーCD。

「音だけだよ~。絵は出てこないよ~」と言いながら再生すると
モノラル・サウンドながら、ちびスケは結構ノリノリ。

ジャケットのブースカを見て気に入った様子だったので、99年の
10月から約半年、テレビ東京系で放送された「ブースカ、ブースカ」の
録画ビデオを見せたら、これまた、けっこう反応。

(まぁ、66年版の主題歌の方がお気に入りみたいだが)

90年代版も
別に「将来、わが子と見よう」なんて、全く思わずに録画してたモノだが、
いまや「わが子をヒザに抱っこして、一緒に見ている」。

当時は夢にも思わなかったなぁ。

こりゃ、66年の白黒版もDVD買うとか考えなきゃな。
(または、CS放送での再放送をアテにするか?)

「無理な恋愛」って、「トリビュート To マチャアキ」?

2008年05月25日 | 生活
とにかく
団塊世代で、一回り以上下の女性と恋愛・・・とか
本人は、仕事も出来て人間性も良い設定・・・とか。

「13年ぶりの民放連続ドラマ主役」という
長らく芸能界に貢献してきた事に対する感謝的な待遇
・・・な気もするが、

まぁ、やっぱ
「トリビュート To マチャアキ」って印象を
ひたすら受けてしまいます。



ドラマの劇中に流れる「忘れもの」は、往年の「街の灯り」を
思わせるスローな好曲で。
これが、5月21日にビクターからシングル発売されている。
※12cmシングル / VICL-36433 \1,200(税込)
 画像はジャケ写真

チャッピーが在籍していたGSのヒット曲という設定の
「サイケなハート」も収録されてて、
(ムッシュかまやつ参加)

これはこれでオトク盤って気もする。

買いたくなってきたなぁ・・・。

でもなぁ、
「秋元康 (作詞者) 後藤次利 (作曲者)」なんだよなぁ。
※チャッピーの娘役、可愛いとは思ったが、「AKB48」
メンバーだったよ

次利さんはOKとして、秋元だと・・・

「おいおい!「河の流れのように』かよ!?」

・・・てな印象受けちゃうのよね。

曲のノリも似てて、
年月経た「二番煎じ」の匂いがプンプンするんだよなぁ・・・。

「無理な恋愛」ってマチャアキ接待ドラマか?

2008年05月24日 | 芸能
「タモリ倶楽部」が、趣味人タモリの喜びそうな企画を調達している「接待バラエティ」なように。

堺正章の接待ドラマといえるのが、現在放送中の「無理な恋愛」ではないか・・・と。

元グループサウンズ・メンバーの「チャッピー」役・・・って時点でマチャアキそのまんまだし。
今はレコード会社の要職役・・・ってのも、元GSメンバーでは「ありがち」な設定。

で、その主人公が、売れない役者の女性(35才)と出会って恋をして・・・って話。

その女優さん役が、「結婚できない男」の女医さん役で、素敵な演技をされてた夏川結衣さん。
(最後、主人公の阿部寛に告白されるときの表情は良かったなぁ)

ヒロインの友人役が、鈴木沙羽さん(この人も私が好きな女優さん)。

チャっピーの昔のバンド仲間でロックバー・オーナー役が、ムッシュかまやつ。
ムッシュも、ギター抱えて「ゴロワーズ」歌ってたりしてて、「おおっ!」と思わせてくれる。

ドラマ制作さん、GSファンですか?

こないだは、業界人役で井上順も出てて、マチャアキと絶妙な絡みを見せてたし
なんか、嬉しくなってしまうじゃないか。
(元スパイダースの芸達者組が揃いました)

ヒロインの彼氏というか、ヒモみたいなダメ男も、なんか他人と思えんし。

色々と感情移入できるドラマです。

GSとネオGS好きの連れも、大喜び。
ドラマは見ないはずの私ですが、連れに釣られて見ること多いなぁ。

今期は
「絶対彼氏」(もこみち、素のロボット演技が最高)や
「Around40」(松下由紀さんの「ミラクルタイプ」チックな演技が痛いほど素晴らしい)など
楽しく見れるドラマがあって、

豊作で結構ですなぁ。

KAMIKAZE興行観戦記④

2008年05月23日 | ボクシング
KAMIKAZE興行観戦記④
2008年5月19日に行われたWBA世界ライト級タイトルマッチ興行。
再度思い出しながらUP中。

ここらでドン・キングさんが登場。
やっぱ目立つな。大柄だし、あの独特なヘアスタイルだし。

リングサイドでJ小泉氏と握手されておる。
取材陣や一般人から、カメラでパシャパシャ撮られておる。

大きな声で話しながら移動。WBA立会人も帯同。タキシ-ドの男性も居るが、外人リングアナも連れて来てるのか?

「ファハハハ、ドン・キングTVドットコム!」と高笑いが聞こえる。

ははぁ、ネットTVで、この興行を流してるんだな。
「KAMIKAZE」や「キモノガール」は、あっちで視聴している人間向けか・・・。

プログラム的には、セミが早く終わったために休憩中。

リングの広さを測定し、関係者がリングにあがり、さて、いよいよメインイベントだ。

「大変長らくお待たせしました」と
お馴染みの冨樫リングアナがメインイベント開始を告げる。

ドンキングお抱えのパナメーニョ・リングアナも、スペイン語と英語の両方で選手を紹介する。
なんか、得した気分だ。特にエスパニョール・ヴァージョン。

佑介を「ジュースケ」と言ってしまったのは御愛嬌か。
(Reyesは、レイエスじゃなくて「レイジェス」だもんねぇ・・・・)

場内が暗転し、レーザー光線が飛び交い、たいまつ状の炎が上がる。
生で見たら、けっこう迫力ある炎だった。小堀応援団の幟に燃え移るんじゃないかと心配なくらい・・・。

「ドンッ!」と天井で花火が散った。
パナマ人のリングアナが「ビクッ」と驚き、顔に振ってきたススを拭った。

なかなか派手な演出だ、これも萩森プロデューサーの嗜好か?

ゆっくりと時間を掛けて挑戦者が登場。ガウンのフードを目深に被っての入場。
リングに上がった小堀は、なんか風格がある。



そしてアルファロ。
リングアナが「ニカラグア、マナグア」と紹介するから、あの貴公子の事を思い出してドキドキしたじゃねぇか。
アルファロは「レオン出身」じゃなかったのかよ。

駐日ニカラグア大使呼ぶならアルゲリョさんも来日させてよ。

そんな事を考えていたら、王者が精悍な姿を表わした。
端正な顔だ。褐色の肌が、また精悍さを際立たせる。

国歌が場内に流れる。
起立して、ニカラグアの国歌が聞けるなんて、感無量だ。(←オマエはどっちの応援してるんだと・・・)

国旗の真ん中も、ピラミッドみたいなのがあるのな。
精悍な王者と、色白の挑戦者。

アルゲリョvsロイヤル小林が頭に浮かぶ。
評価の定まらない新王者に挑むのは、日本人挑戦者の常だが。

それが吉とでる時もある。
挑んだ王者が、あとから考えたら「そりゃ勝てね~よ」ってな名王者に育つ事もある。

小堀は今回の挑戦をギャンブルに例えてるが
ファンの生観戦も、ある意味バクチです。

凡戦か、名勝負か、惨敗か・・・開けて見なけりゃ分からない。



WBA世界ライト級タイトル。
あのロベルト・デュランが持っていた王座です。

IBFやWBOが出来て、スーパー王者だレギュラー王者だと、昔と価値は違うけれど。
やっぱライト級タイトルです。

そして
前哨戦で拙戦やってても、挑戦試合で絶好調だったりするのが日本人挑戦者です。
階級上げて不安視されてても、なんとか持ってしまう事があるのも日本人挑戦者。

まぁ、8-2の割合で惨敗している気もするが。

試合は、あの通りです。

1Rから小堀が手を出して、王者は「こいつパンチあるな」って顔しました。したように見えました。
アルファロの振りぬくアッパーの間隙をぬって小堀の左フック・右ストレートが当りました。
(しかし、あのアッパーを顔前で振られたら、普通は怖いだろうに)

王者は初回からグラつきました。
チャンスの連打を仕掛けた挑戦者は、一旦は落ち着いた後、初回終了間際にもタイミング・ドンピシャの左フックを当てました。(深すぎたけど)

2回は相手が出てきて押され気味の小堀。
反撃がヒットして、「いける」と思いきや、アルファロの左フックが逆にカウンターになってグニャリと後退。

そのままパンチの勢いで弾き飛ばされ、ロープに背中を打ちつけ、ダウンを宣告される。

ああ・・・と一気に消沈する会場。
やっぱ一発はあるわ。しかも短いパンチだったぞ。

試合再開。
王者は仕留めに掛かっている。ああコワイ。
小堀もパンチを返すが、力ない・・・事は無い。

左フックの合い打ちでガクッと顔が上がる王者、場内大歓声。アルファロの「仕留める姿勢」にブレーキ。

攻める事が先に立つ両者、必然的にぶつかり合いに。

ダウンした小堀だが、打ち合いの中、コンビ+1が出ている。
大振りでもワンツーで終わらず、スリーまで出ている。

この「余計なパンチ」が相手の攻め手を削いでいる。

終盤、左フックを浴びたアルファロが、右足を引き攣らせながら後退。追う小堀!
まだ分からない!

ピンチでもロープを背負って暫らくカバリングに専念、
その後に反撃に出る王者には、効いててもまだ余力があるように見えた。
パンチも生きている。

終盤、打撃戦の中で王者のパンチもヒット。
小堀も打ち返すが大振りでワイドオープンだ!恐い!

そして第3R。

なおも前進してくるアルファロ。
やはり身体のパワー、前進力は相手が上か。小堀は下がりながら応戦。

右ストレート、左フックがヒットするが、やはり押されている(ように見える)。
リングの中で、アルファロが前に出て、小堀が下がっているのだ。
しかも、アルファロはボディブローも織り交ぜて来る。

両者、手負いにも見えた。
序盤でグラつき合っているのだ。
「もう強打して、相手を早く制圧するしかない」そんな切迫感を覚えた。
先のある試合には思えなかった。

小堀もどこかで前に出て打ち込むしかない。
出鼻に打ってても、「決め」は踏み込まないと!

左フックを当てた小堀が下がる足を止めた。
打たれた王者が前進を止めた。

両者が対峙した。ここが勝負だ。

小堀が一段と速い切り返しで左フックを振った。
頭部を揺らしながらアルファロが倒れた!!!

会場は凄い騒ぎになった。

十字を切って立ちあがったアルファロだったが。
小堀のハイテンポな連打で力なく後退。
ロープに追われて被弾したところで、レフェリーのラファエル・ラモス氏は試合をストップした。

なんてこった!小堀が勝った!KO奪取だ!逆転KOだ!



参った!小堀のパンチがライト級で通用した。
リーチはあるが、スタンス広げて前に出てくるアルファロは、小堀のパンチが当りやすい標的だったが、危険も大きい相手だった。

小堀と萩森氏のバクチは吉と出た!
参った。大したギャンブラーだ。

興奮醒めやらぬ場内。
勝者インタビューで女性インタビュアーに「何をしたいですか?」と聞かれ
「いや何もしたくないです」
「帰って寝たいです」
~と小堀節を炸裂させて、会場を笑わせた新王者。

萩森氏は「パッキャオ戦を」と壮大な夢を膨らませておいでだが
(これを試合前に言ってるのがスゴイね)
それはそれで素晴らしい構想だが。

私は、モセス戦を凌ぎきって、米国でアルファロ再戦を行って欲しい。
この両者は、おそらく何度やっても打撃戦の面白い試合になる。

お互い、左フックの距離がドンピシャだから。
(ルイ・カジェハスvsロリス・ステッカと同様・・・)

米国で今回のような好試合をやれば、人気とファイトマネーが跳ねあがる。
負けてもナイスファイトなら第3戦がある。

I・バスケスvsラファエル・マルケスのように、試合を重ねるたびにファイトマネーが、
倍から5倍~10倍(憶!)に跳ねあがるのも夢ではない。

だから、「初防衛は日本人と」とか頼むから言わないでよ。
やっても、たぶん拙戦に逆戻りだよ・・・。

まぁ、小掘が指名挑戦者と対戦するとして
モセスも前に出てくるから、やはり打ち合いになりそう。
モセスの速いパンチに苦戦すると思うけど、ワンツーを力強く打って行けば戦局打開なるかも。

あと、ボディーブローね。アフリカンにはボディは効きそう。
小堀チャンプは、ボディ・パンチャーの印象ないけど、まぁ逆に言えば「伸びしろあり」って事で。

腹を打つのは勇気がいるけど、「連打してくる相手と一緒にパンチを繰り出し、コンビネーションでカウンターを取ってしまう」小堀選手なら大丈夫・・・かな?

※その観点で言うと、小堀には「イイ意味での鈍感さ」があると思います。
 連打が飛んでくる距離でも一緒に打つ勇気・・・というか、その恐怖への鈍感さ。
 辰吉も持っていた、その鈍感さ。(彼は、ありすぎたけど)
 4回戦選手などが持つ「ガムシャラさ」とは別な・・・。
 キャリアを積むに従って、「怖さ」が分かってしまい、一緒に手を出す事がなくなるのが
 普通なんだが、
 小堀チャンプは、それが出来てしまう。強打の中南米ファイター相手にやってしまった。
 そして自分のパンチをヒットさせた。
 凄い事だと思いますよ。

「アップライトで標的を遠く感じる相手」が苦手な小堀選手ですが、
有明で見たモセスは攻撃型で、相性は悪く無さそうに感じました。

しかし、
メインの前にモセスの試合を観た時点で、「もし小堀と戦わば」なんて考えるんだから、
ファンってヤツぁ・・・。

もっとも
モセスも小堀の強烈な奪取劇を見て、本番では作戦変更してくるかも知れませんが。

アマ歴もある選手だけに、引き出しは多いでしょうからね。

KAMIKAZE興行観戦記③

2008年05月22日 | ボクシング
KAMIKAZE興行観戦記③
2008年5月19日に行われたWBA世界ライト級タイトルマッチの前座試合。



第3試合は
WBAライト級1位のポーラス・モセス(ナミビア)が登場。
ベラルーシのヤウゲン・クルーグリックが相手だが、7勝10敗2分の戦績に少し落胆。

黒人モセス、まぁ「いかにもアフリカン」なリズムの選手。
バレラに倒されたムゾンケ・ファナを、アップライトじゃなくしたような印象・・・か。

スタンスは広く、けっこう低く構えた攻撃型。
パンチは速い。

相手の白人クルーグリックも、戦績の割には正統派の良いボクシングを見せてくれたが
ガードの隙を狙うモセスのパンチはシャープだ。
フラストレーション溜まったクルーグリックは、クリンチでラビットパンチを連発。
(浦谷さん、注意しなかったなぁ・・・・)

第2R、クルーグリックが「パンチで」アイカット。
再開まもなく、レフェリーが再度止めて傷TKO。

試合を見ながら、漠然と
「この選手なら、小堀と噛み合うかも。打って前に出てくるから、パンチが当たるところに相手の頭がある・・・気がする」と考えていた。
(ハンドスピードで遅れを取る可能性も少なくないが・・・)

やや消化不良、もっとモセスの技量が見たかったが、傷TKOだし、仕方ない。
モセスがナミビア国旗をリング上で掲げている。

国際色豊かで結構。

世界戦があって、セミにその勝者に挑むような選手が登場・・・本場っぽい構成で
これまた結構。

業界スレしてないであろう萩森氏が、逆に海外興行で良く見る本道を行ってるのが面白いし、素晴らしい。

キング氏と直接交渉・・・なんて聞くと、「竹原vsカストロ」が思い出され
「素人」と言われる人の方が「キングの威光」に負けずに交渉し、興行を成立させたんだろうな・・・と考えると、ついつい応援したくなってしまうのですよ。

まぁ、アルファロは若いし、カストロほどくたびれてはいませんけどね。

KAMIKAZE興行観戦記②

2008年05月21日 | ボクシング
2008年5月19日に行われたWBA世界ライト級タイトルマッチの前座試合。

第2試合は
八王子中屋ジムの丸山伸雄vsドリームジムの古川暁。

サウスポーの丸山が、やや突っ立った構えの古川にワンツー・ストレートを突く展開。
身体を沈めながら左フックを振るシーンなど、
丸山の方が「逆にセレス小林っぽい」のが面白い。

手数で完全に丸山が押していたが、やはり「8勝1KO2敗」か、右フックがカウンターでズバコン・ヒットしても相手はグラリともしない。

後半は、古川が疲れて前のめりボクシングになったため、左ストレートを正面から突き刺し辛くなってたような・・・。
手数が出る割りに疲れを見せない丸山、力が抜けて逆にイイ感じ。

少ない手数ながら力んだパンチを放つ古川の方が疲労度は高かった。
試合は判定となったが、2-1の結果が意外な内容だった。

手数で完全に丸山が抑えてたと思いますがねぇ・・・。



ラウンドガールは着物(浴衣?)女性。
興行名の「KAMIKAZE」といい、外人受けを考えた構成か?

D・キングさんが根負けしたという「萩森氏の熱意」が、こんなトコロにも見え隠れする。
TVスタッフに外国人の姿も見えるし、今日の映像素材をあっちに売る気かな?

外人が喜ぶベタな「日本イメージ」を、何のてらいも無く演出に取り込む萩森氏。
すごいなぁ、やり手だなぁ。

目指せ、ロッキー青木ってか?(←「ちがう」って言われるぞ)

KAMIKAZE興行観戦記①

2008年05月20日 | ボクシング
2008年5月19日に行われたWBA世界ライト級タイトルマッチ

ディファ有明、なかなか遠かった。
でも有明テニスの森駅からは近かった。すぐ見えた。

入り口でレモン色のタオルを配っていた。(画像参照)
メインが熱い試合になればイイな・・・と思った。



カラーのパンフは無料だった。良心的だ。

会場は狭かった。驚いた。後楽園ホールより狭い。1500入って満員くらいか?

カードは合計4試合(4回戦、6回戦、10回戦、12回戦)、
少ないが、あまり長い興行もしんどいので、これぐらいで充分って気もする。

カーテンレザーは、白井・具志堅ジム「江藤三兄弟」の一角が登場。
デビュー戦だが、相手は11戦やってるタイ人のデットパノム。

入場曲は、女性ヴォーカル・ヴァージョンの「カレドニア」。
元はスコットランド・フォークだが、ヒーリング風味にアレンジされている。

長身の江藤信悟、小柄なタイ人をワンツーで追い立てる。
リードをしっかり打とうとする姿勢は買いたいが、やはり相手も直撃打はかわしてくる。
顔面カバーで防戦する時のデッドパノムは脇腹がガラ空きに見えたが、江藤もそこを突けず。
ちょっとボクシングが硬いかな?

両手ダラリで挑発するも、セコンドから「要らん事するな!」と怒られる江藤選手。
試合は判定で江藤が勝ったが、消化不良の印象も拭えず。
反省しつつも、兄弟をリングに呼んで宣伝に余念の無い江藤選手。

まぁ、硬いボクシングとか、中岸風太選手を思い起こさせるが

風太選手も最近よいKO勝ちしたようだし、
地道に練習しているうちにボクサーは成長するから(中には化けるのも居るし)、頑張って欲しい。

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2008年05月20日 | 英国ロック
そして、もうひとつの「5/19」

白井義男先生が、日本に初の世界タイトルをもたらした「5/19」。
小堀選手が、D・キングの眼前でライト級の世界王座を劇的KOで奪取した「5/19」。



しかし一方で
リングで戦ったボクサーの若い命が失われた事が知らされた日でもあった。

JBCが、5/3に後楽園ホールで行われたSライト級6回戦でTKO負けした後に意識を失い、都内の病院で急性硬膜下血腫による開頭手術を受けた張飛選手(本名:竹内幹雄/明石ジム)の前日死去を発表したのだ。(享年22才)

一年前の同日、村上潤二選手が亡くなった日でもあった。

第2試合に出場した八王子中屋ジムの丸山伸雄選手が勝者インタビューで語った「後輩が頑張っているところを見せたかった」という言葉・・・。

リング渦ではなかったが(心臓発作)、「現役引退から日を経たず」若い命が失われたショックを多くの人々が感じた日だった。

ラストファイトの相手は、小堀佑介だった。

小堀祐介が世界戦のリングに上がる前の待ち時間、激励賞の読み上げが行われたが
その中には、故村上選手の所属ジム会長の中屋会長の名前もあった。

そして、故村上選手の御母堂の名前も・・・。

リング上では
「レフェリーのラファエル・ラモス氏の御母堂が、前日に亡くなった」として、テンカウントゴングが鳴らされた。

家族を大切にする米国人が、仕事を優先して帰国しない事に対する「御礼的な意味合い」もあったかも知れない。

すこし違和感を覚えたが、
私は「白井義男さん」「張飛選手」「村上潤二選手」へのテンカウントゴングも兼ねている・・・と自分の中で解釈し

心の中で、ご冥福を祈った。

感想:小堀佑介vsアルファロ

2008年05月19日 | ボクシング
小堀、3RTKOで見事に王座奪取
2008年5月19日ディファ有明 WBA世界ライト級タイトルマッチ

KAMIKAZEアタックを本当に成功させてしまった挑戦者に脱帽ですね。

小堀に惚れ込んで、この試合の実現に尽力した「KAMIKAZE総合プロデューサー」萩森健一さんには、ただただ頭が下がる思い。
(KAMIKAZE公式HPに、試合成立までの御苦労が述べられております)



角海老陣営の「相手選び」、試合の読み、作戦が全てズバリと当たった試合でもありました。

・相手は前に出てくるから小堀と噛み合う。
・スピードは無いから、打ち合いになっても小堀の回転力が優る。
・しっかりパンチを打ってくるアルファロに右ストレートから左フックを合わせる。

これらがドンピシャで嵌っておりました。

初回から左フックのタイミングが合ってたし。
陣営の研究の成果だと思います。

※2回小堀のダウンも早めにとってくれたも、良かったかも。
 右ストレートでロープに飛んだトコロだったから、
 レフェリーによったら続行させたかも知れないし。
 そうなったら倒された可能性が高かったかな?
 でも、最近の傾向なら、あのケースでのダウンは「あり」だし。
 小堀が掛けた最後のラッシュで止めたのも「あり」でしょう。

遂に世界王者を育てた田中栄民トレーナーも、これまでの苦労が報われた事でしょう。

勝者、萩森氏ともども祝福したいですね。
本当に、おめでとうございます。

会場で感じたことは、また改めて・・・。

ただ、帰宅して留守録を見た「スカイA実況陣」には落胆した事は述べておきましょう。

とにかくダメージング・ブローに鈍感すぎ!

第2Rにダウンを奪われた小堀が残り50秒で放った左フックで、王者の右足が流れて後退したのに淡々と実況してるし・・・。
(あのラウンドは凄い3分間でしたよ)

KOラウンド、私は「それまで、お互いにダメージを負いあった選手が打ち合う」のっぴにならない切迫感を覚えたが、解説陣は落ち着きすぎてるし。

※まぁ、修羅場くぐり抜けた坂本博之&本望信人コンビだから仕方ない
 かも知れないけどさ

「騒ぎすぎ」も困るけど、会場の熱狂を、もっと上手く伝えてくれないとねぇ。

放送してくれたこと自体には「感謝」ですけど・・・。

ディファ有明で「アルファロvs小堀」生観戦

2008年05月19日 | ボクシング
WBAライト級タイトルマッチ
ホセ・アルファロvs小堀佑介の観戦に
有明テニスの森へやってきた。

入り口で黄色いタオルを配っていた。
カラーのパンフは豪華だった。

画像はチケット半券。
安い席しか買えませんでした。



でも、
もし小堀選手本人に
「高い券を用意してよ」と頼んでも
ひな壇の上の方、「高い方にある席」を
準備してくれたことでしょう(笑)。

※パンフに書いてあった
 「小堀祐介ネイチャー列伝」より

その他、
パンフには、小堀選手の幼なじみが語る興味深いコメントもあった。
「勉強も、水泳もトップクラス、剣道は3段。天才肌」って
・・・凄いじゃん。

喋りの苦手さから、甘くみてしまったが
ある意味スーパーマンじゃないか。
ものぐさで、寝るのが好きなだけで(笑)

しかし、興行は「主催:角海老宝石ジム」の体裁とっているが
協賛(スポンサー)は、「小堀佑介ネットファンクラブ」
「クラブコボリ」「㈱ロイズコンサルティング」・・・と
完全に「小堀後援関係」のみ。

新聞社(スポ紙ふくむ)の協賛もなし。地上波TV局の協賛もなし。
「小堀を後押しする人たち」で作ったような興行。

赤字数千万の世界でしょう。
でも「小堀に世界戦をやらせたかった」
「王者との相性を考えて、ここで挑むしかない」と
個人後援者がプッシュしてくれた小堀選手は幸せ者。



※彼のパーソナリティにそれだけの魅力ありなんでしょうな。
 私も、その魅力は認めます。
 ただし、ここ数戦の「モチベーション低下」による拙戦には
 落胆でしたが。
 ワタシャ「やる気なくすなら、そこまでの選手」てな主義だし
 「相性」を克服する姿勢が見えない選手も「そこまでの・・・」
 と思っているので・・・

まぁ、
それで勝ってしまったのだから、こっちとしちゃ
「参った!」の一言ですがね。

倉橋ヨエコさん廃業・・・

2008年05月14日 | 邦楽
6月4日にニューアルバム「解体ピアノ」をリリースする倉橋ヨエコさんだが。
本人曰く「訴えたいこと全てを言い尽くした最高傑作」との事で、
本作のリリース・ツアーを「感謝的 解体ヨエコ ツアー」として最後とする・・・と
8年間にわたる音楽活動を"廃業"することが発表された。

いやぁ、寂しいなぁ・・・。

個人的には、前々作の「ただいま」(名曲「盾」収録 BabeStar
2005.12.16リリース / VICB-60010 / 税込¥2,100)の充実振りに
「こんなアルバム作ったら次が苦しいんじゃないのか?」と思った程だが

※あの時には
 「Pタウンゼンドはクリムゾンの1stを称して『気色悪い程の傑作』と
 コメントしたが、私もヨエコさんに同じ言葉を送ろう」
 ・・・などと日記だかに書きなぐった私ですがね



その後、ヨエッコHPの日記には
「新しい曲を次々と授かり、育て、皆に可愛がって貰えるよう・・・」みたいな
コメントが、サクサク書かれていたので
安心していた・・というか、拍子抜けしてたというか、
「底なしか、この人は」と呆れた・・・そんな印象だったのだが、
(続く「色々」も中身濃かったし)

時差あって「ドカン」と爆弾落とされましたよ。

しかし、この流れで推測するに
新作「解体ピアノ」は、「ただいま」を超える集大成って事か・・・。

イーグルスで言えば「呪われた夜」で凄いの出たな・・・と思っていたら
「ホテル・カリフォルニア」で、もっと凄い衝撃がドカンと届けられた・・・
ってトコか。

そのあとで、「ロングラン」みたいな佳作出しても、「凡作」扱いされるのか
・・・と。
ヨエコさん、それが嫌で辞めるのか?

なんつうか、
新作「解体ピアノ」・・・、聴くのが怖ろしいな。

重ね買い(HDMIケーブル)

2008年05月12日 | 生活
AQUOSとBRレコーダーの接続用に買って来た、
HDMIケーブルだったが

レコーダーの梱包開けたら、入ってましたよ、ハナから

悲しき重ね買い
けっこう高いのにね・・・



最近、以前に売っ払らった音楽CDやH漫画を、つい
また買ってしまう愚を重ねている

記憶力がバカになっているのか?

元々ヴァカなのか?

芝桜見物

2008年05月06日 | 生活
今年、2年ぶりに秩父の芝桜へ。
池袋から特急レッドアロー号に乗り、家族ともども秩父まで。

午前中に着いて、駅前から専用バスで、
まずファミリー農場へ。

いちご狩りして、摘んだその場でモグモグ食し。
シイタケ狩りで、1人200gのシイタケをGET。

温室の中、立て掛けた丸太に生えたシイタケをもぐのは
想像以上に難儀だった。(しっかり根付いているんだなぁ)

野外の食堂で鉄板焼き。
野菜や肉と一緒に焼いてバクバク食った。
ちびスケは、電車酔いの余韻があったか、いまいち食が進まず。



ただ、イチゴ狩りとシイタケ狩りはノリノリだったから、
良い経験にはなったと思う。

あまり大きくなってから「シイタケの生えた丸太の並ぶ温室」に
入ったって、気持ち悪がるかも知れんからねぇ・・・



満腹になったところで、芝桜のある羊山公園へ。

なんと、ファミリー牧場のマイクロバスが、近くまで送って行って
くれるという。有難いことだ。

前回は、軽いハイキングだったからな。
今回は、途中まで上れるワケで、これはオヤジの身には本当に有難い。

7合目(?)辺りまで送ってもらい、そこから徒歩。
なんと、バスの中で眠ったちびスケが起きない。

予想通り、私が抱っこして登る事に。
付近の民家で立派な鯉のぼりを見つけ、「ほら、おっきいのあるよ」と
語りかけても
ちびスケは「スヤスヤ・・・」。

結局
山頂の「芝桜」の景観の前でも、ちびスケは爆睡したままだった。

このキレイな自然を見せるためにノコノコ着たのに・・・。
ま、イイか。

評判が評判を呼んで、一昨年より人の姿が異様に増えてたし。
すでに腹は膨れていたから、屋台で何か買う気もしなかったし。

そのままチビすけ抱いて下山。

秩父駅で買い物中、ちびスケが目を覚ました。
駅の広場で太鼓イベントが行われており、ゲーセンの「太鼓の達人」が
大好きなチビすけは大喜び。

小学生くらいの子が見せる笛や太鼓の腕前に感じ入る我々。
20分くらい演じていたが、ウチのちびスケはジ~ッと見詰めたまま。
好きな物だと集中力が続くなぁ・・・(苦笑)。

帰りのレッドアローの時間が迫り、慌しく土産を買ってホームへ。

退屈がるチビすけを あやしながら池袋まで。
そこからの乗り継ぎもあったが、なんとかグズらずに家まで。

ビニール袋に詰めた戦利品(シイタケ)は、数日先まで我が家の
メニューとなったのでした。