あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

野沢雅子さんの夫で声優の塚田正昭氏が死去

2014年01月31日 | アニメ・特撮
また訃報です。
声優の塚田正昭さんが1月27日、横浜市内の自宅で死去されました。
享年74歳。

告別式はもう執り行われ、
喪主は妻で声優の野沢雅子(本名塚田雅子)さんが務められたそうです。

塚田さんは吹き替えの草創期から活躍されており、アニメ・吹き替え問わずのお仕事ぶりだった。

役柄では威厳ある地位の高い役や老人役を担当することが多く、
「ワンピース」など数多くの人気アニメで声優を務め、
映画「リーサル・ウェポン」シリーズなどの吹き替えでも活躍された。

ただし、ここ最近は病気療養中だったとのこと。

90年代以降の役柄は
1994年
忍たま乱太郎(新野先生)
1998年
おじゃる丸(小林茶)



2002年
あたしンち(国語の先生)
2004年
かいけつゾロリ(シロク)

・・・などが挙げられる。

またベテラン声優さんの訃報に触れることになってしまいました。
塚田正昭さんの御冥福を心よりお祈り申し上げます。

再掲載:ロックレジェンド「スモーキー・メディスソvs四人囃子」

2014年01月30日 | 邦楽
2002年05月02日

渋谷で森雪之丞を見た!
つ~か渋公でスモーキー・メディスソと四人囃子を見てきたんですよ。

追加公演のチケットをGETしていたのだ!
そして客席にウルトラマンみたいな人物が居たので凝視したら雪之丞氏だったのだ!



それはイイとして。

先にスモーキー・メディスソが来るとの読みは外れた。
※音源を発表していないスモーキー・メディスソ、後でメンバーのチャーが
「ど~も。アマチュアバンドです」とネタにしていた。

モソモソとステージに出てきた人たちが音を奏で始めたので
メディスソのPAチェックかな思っていたら、
曲は「おまつり」へ・・・。

四人囃子だったのかよ!

森園さんの声が結構出ている。
2曲目「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ」と続く。

森園勝敏のギターとボーカル、 独特な音色の坂下秀美のオルガン、シャープだが安定した岡井大二のドラム、 ブリブリと存在感を示す佐久間正英のベース・・・まるで70年代ライブが如し。
観に来てよかったと思ったさ。

その後も代表曲のオンパレード。
殆どMCなしで、曲が終わると間髪いれず次の曲が始まる。
「泳ぐなネッシー」「カーニバルがやってくる」「レディ・ヴァイオレッタ」「なすのちゃわんやき」・・・。
複雑な曲調も難なくこなし、メンバーの演奏力が全く衰えていない事を証明。
佐久間さんのリコーダーも、なんか可愛い音色を出してました。

そして遂に「一触即発」
例のオープニングが始まると、場内からどよめきが上がる・・・。

たたみかける驚異のリズムセクション、森園さんのアーミングなどを駆使したエネルギッシュなギター、
突き刺さる坂下さんのオルガン・・・。

う~ん
血沸き肉躍るとは、この事か!

復活ライブなのに、現役感が凄い。
・・・か・感無量!複雑な変拍子の曲を見事に演奏する4人。



続いて
チャーや金子マリが在籍していたバンド=スモーキー・メディスンのオリジナル・キーボード抜き編成、スモーキー・メディスソが登場したが。

正直、四人囃子の前では霞んだなぁ。

それでも
1曲目は四人囃子の「空と海」を演奏・・・・と。
やってくれました。

和製ジャニスと言われたマリさんの歌うイマジンの日本語版にグッと来た。
ジャニスのカバー以外にもJ・ベック・グループ(第2期)のナンバーも披露。
スリー・ドッグ・ナイトの「Joy To The World」もノリノリ。

チャーは問答無用にカッコ良かった。

でも客席はズ~ッと座りっぱなし(笑)。
「平均年齢高いからしゃ~ないね」と、チャーが笑いを誘う。

たぁ言え、ヒザや肩、腰でリズムくらい取れるだろう?

たとえプログレでも変拍子でも、演者に気分良くなって貰うため
ノってる事を表現したいよなぁ・・・。

四人囃子「ゴールデン・ピクニックス」

2014年01月30日 | CD紹介(邦楽)
こちらのアルバムは以前から持ってたCDで
少しばかり久々に聴き返してみました。

「ゴールデン・ピクニックス」。
1976年発表の四人囃子2枚目のアルバム。



英米のロックは完全に過渡期でしたが、
すこし遅れた日本では、まだまだ、こういう意欲的なアルバムが製作されていたのですね。

前作「一触即発」よりもハードロック的な攻撃性は後退し、
全体的に大らかな雰囲気が漂っています。

曲は
1. フライング
2. カーニバルがやってくるぞ(パリ野郎ジャマイカへ飛ぶ)
3. なすのちゃわんやき
4. 空と海の間
5. 泳ぐなネッシー
6. レディ・ヴァイオレッタ

メンバーは
森園勝敏:ギター、ヴォーカル
岡井大二:ドラム、パーカッション
坂下秀実:キーボード
佐久間正英:ベース
(オリジナルのベーシスト中村真一は脱退)



1はビートルズのカバー。
静かでスローテンポ、かつ浮遊感ある楽曲が少しずつフェードインしてくるので、
「あれ?再生ボタンちゃんと押してなかったかな?」と今度はポーズ状態にしてしまい
音が一向に聴こえてこない悲劇に見舞われたりする。

そこを乗り越えれば
「カーニバルがやってくるぞ」「なすのちゃわんやき」というカラフルな楽曲が現れ
YESのアルバム「危機」を思わせる色彩が目に浮かぶ。
(キラキラ輝くクリアな薄緑・・・)

機材の進歩にも順応し、シンセの音色など素晴らしい。
ギターもクリア。
先日亡くなってしまった佐久間さんのベースもメロディックだ。

「泳ぐなネッシー」のような大らかでドラマチックなプログレ大作、
インスト曲「レディ・ヴァイオレッタ」のギターもセンスあふれる森園さんのプレイが聴ける。

1stと2ndで、英米のハードロックやプログレのギタープレイを消化して
(デュアン・オールマンっぽい音色もあったな)
ついに「ゴールデン・ピクニックス」の最終曲でジャズ/フュージョン的展開に到達した森園さん・・・。

後追いで聴いても、このアルバムで森園勝敏・脱退となった事は理解できる気がします。
彼は一箇所にとどまる事を良しとせず、さらなるステップアップを目指した・・・と。

実際、彼はその後フュージョンに走るワケだし・・・。



ともあれ
このアルバムが、日本のロックアルバム最高級に位置する1枚であることは事実だと思います。

ジャケットもイケてます。
裏ジャケでは渦の中心近くに1stのジャケに登場してたナマケモノ(?)の姿あり。
そんな楽しい隠し味も利いてます。ネッシー(?)も居ます。

これが空と海でしょうか?
四角い世界の外は真空なんでしょうか?
空が破れて何も聞こえなくなるのでしょうか?
視角からも、想像は膨らみます。

そんな四人囃子の「ゴールデン・ピクニックス」

今後も聴き続けていく所存です。

大瀧詠一1st

2014年01月29日 | 邦楽
聴きました。通しで。

やっぱ「指切り」が群を抜いて自分好みだった。

ゾンビーズの「ふたりのシーズン」のハンドクラップと吐息の組み合わせを思わせるオープニング。
大瀧さんが呟くように、けだるく歌うボーカル。
細野さんのウネるベースライン。じっくり叩く松本さんのドラムも。

なんか、ジャケットの都会的なイラストとはイメージ違う埃っぽさがイイ。



そして、ロックフィーリング溢れる「びんぼう」。
珍しい大瀧詠一さんのシャウトが聴ける。(ちょっとブルース調?)

半分冗談で「日本のロイ・ウッド」と評したが
やはり共通点あり・・・と思う。

ともに音の魔術師で、自分で色んな楽器を演奏できて、過去の音楽への造詣が深くて
その音楽群を自在に自分流に染めて発表する才能に溢れている事・・・。

まだまだ聴きこみたい。
はっぴいえんど・・・も。

声優・永井一郎さん急死

2014年01月28日 | アニメ・特撮
波平さんの声の人が亡くなってしまったよ・・・。

国民的人気アニメ「サザエさん」の磯野波平役などで知られる声優の永井一郎さんが、27日未明、仕事先の広島市内で虚血性心疾患のため死去された。

82歳だった。
永井さんは26日の午後、広島の放送局での仕事の後、市内のホテルに宿泊。27日午前に従業員がホテルの部屋の浴槽で倒れている永井さんを発見。
病院に搬送されたが、虚血性心疾患での死亡が確認されたとの事。

1969年の放送開始から波平の声を努めてきた永井さん、直近の収録は23日だったそうで、特に変わった様子はなかったという。
収録は2月9日分まで終了しており、後任は今後検討するとの事。

本当に突然の事だったんだよな・・・。



舞台出身の永井さんは、やはりアニメ黎明期から活躍されており、初代アトムから声の出演をなさっていた。

よって波平以外にもアニメ作品の重要な役を演じてらっしゃいます。

まず
1969年
サザエさん:波平さんの双子の兄弟=磯野海平さん、
       ご先祖様の磯野藻屑源素太皆
そして
1968年
ゲゲゲの鬼太郎(第1作):閻魔大王、子泣き爺、毛羽毛現、
   なまはげ、予告ナレーター 他
サイボーグ009:張々湖〈006〉 他

1974年
宇宙戦艦ヤマト:佐渡酒造、徳川彦左衛門



グレートマジンガー:悪霊将軍ハーディアス、超人将軍ユリシーザー

1976年
ろぼっ子ビートン:ガキオヤジ

1979年
機動戦士ガンダム:ナレーション、デギン・ソド・ザビ、ドレン、
   フラウ・ボゥの祖父 他多数のキャラ



1980年
がんばれ元気:田沼樹三郎
鉄腕アトム (アニメ第2作):ハムエッグ、田鷲警部

1981年
うる星やつら:チェリー/錯乱坊、ナレーター 他



じゃりン子チエ:小鉄
新・ど根性ガエル:町田先生

1986年
機動戦士ガンダムΖΖ:ナレーション



1989年
YAWARA!:猪熊滋悟郎

2000年代も長老役など欠かせない人でした。
ガンダムではナレーションから、本編に登場する人々・・・と
お一人で何役も担当されておいででした。

加藤精三さんに続き、本当に残念な重鎮の死・・・。
永井一郎さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

ドキドキ・プリキュア最終回

2014年01月27日 | プリキュア
終わってしまいました・・・。
毎回ですが、最終回では喪失感というか、虚無感というか
色々と感じてしまいますね。



まあ、最後まで見た満足感もあるんですが・・・。


前回の最後、99.9%消滅したキングジコチュー。
その最後のジャネジーを飲み込んだ三幹部の一人ベール。

しかし、すぐに取り込まれ、苦しみながらプロトジコチューになってしまう。
助けを求められたイーラも「もう無理だ・・・」と虚無モード。

すべてを消し去ると宣言するラスボスを前に、マナ達は「そんな事はさせない!」とプリキュアらしく立ち上がる。

家族にもバレた彼女たちだが、家族も含め街の皆に世界の行く末を託される。
レジーナも味方となって、ドキドキ・プリキュアは最後の戦いに臨む。

劣勢の中、キュアハートは、
「誰もいない世界では、あなたは自己中でいられなくなる。他に誰かが居てこそ、自己中なのよ」と歴代プリキュアに負けない説教モード。

言葉で説得、話し合いで解決・・・と言いつつ
説教で畳み掛けてくるキュアハートに「俺に対して生意気な!」とばかりに怒ったプロトジコチュー。
ハートにジャネジーを浴びせ、プシュケーを抜き取りに掛かる!

危うし、キュアハート!
仲間の叫びも虚しく、ハートのプシュケーは黒く染められる。



そして、プシュケーを抜き取られたハートは、
力を失った小鳥のように地に落ちる・・・。



ラスボスはハートのプシュケーを手に得意げだが、
気が付けば、プシュケーは元のピンク。

プロトジコチューの目論見に反し、羽根が生えたハートのプシュケーはキュアハートの胸に戻る。

おお、自分で復活か!
ハートの苦しむ表情でちょっとドキドキした私だが、反面ハートの折れない強さに妙な安心感はあったのだ。

「みんな、私に力を!」との呼び掛けで
ダイヤモンド、ロゼッタ、ソード、エースはプリキュアの力をハートに注ぐ。
そのうえ、レジーナの槍の力まで。

そうしてハートは「プリキュア・パルテノンモード」に。



こうなったらもう無敵。
相手パンチを受け流し、さらに片手で掴む。
そして、投げ返し、脅威のスピードで周囲を旋回。その残像でハートが何人にも見える・・・。
懐に入ったパルテノン・ハートは、優雅に足を振り上げる。
それだけで成層圏の上に蹴り上げられるプロトジコチュー。

今度は蹴り落とされて海中に沈むラスボス、1万年前に自分を封印した強大なプリキュアの事を思い出す。

「思いの力が人を強くする。誰かを守りたいという、思いの力を持つ女の子は、誰でもプリキュアになれる」・・・と、
ここ数話、出番が殆どなかったのに土壇場で良いセリフを述べるジョー岡田。

ハートが最後の攻撃を仕掛けると、陥落寸前のラスボスが語りだす。
「人間にワガママで自分勝手な心がある限り、私は何度でも蘇る。そう、何度でもだ!」
・・・イヨッ!さすが東映アニメの敵役!

そう言いたくなる台詞に対し、なんと理解を示して「愛」と「仲間」を信じる心を伝えたキュアハート(パルテノンモード)。

ついにプロトジコチューは浄化され、破壊された人間界と、トランプ王国は復旧。
王国の住民達も元に戻る。

しかし、アン王女は戻って来ない。
キュアソード=真琴は悲嘆の声を上げる。

そこで空に現れるアン王女の姿。
詫びるアン王女に、すべてを悟って頷く国王とジョー。
レジーナと亜久里は、代わって父親の傍にいることを誓う。



「ずっと王女の傍にいたかった」と泣き続けるソードだったが、「皆に歌を届けて欲しい」というアンの言葉に、一緒に歌う人間界のオーディエンスの姿を思い起こす。

命の絆を引き継いだアイちゃんは、真琴の元へ。アイちゃんを抱き寄せるソード(真琴)。



一方、最後どうなるのか・・・と
思わせた敵の三幹部だったが

ベールはネズミの姿になって
「また1万年ほど眠りに就いて力を蓄えるか」。



イーラは
「1万年も眠るのかよ」と不満気だが、
「まあ、あいつらが居たんじゃな」と少し微笑む。



「いくわよ」とマーモに呼ばれ、消えてゆく。

元は人間の姉弟だった・・・なんてオチも想像してたが、最後まで異次元生物設定だったな。
とにかくイーラは、立花との絡みも含め、実に良い敵キャラだった。
さすが田中真弓さんだ。
(まぁ「あ~りませんか」は少しクドかったが・・・)

そして、後日談。

これがブッ飛んでいた。



レジーナはマナと一緒に大貝中学校へ。
トランプ国王は引退して、マナの祖父と将棋を指す日々。
六花は受験勉強に励みつつ、百人一首にも精を出し・・・。
亜久里はクラスメイト達と馴染み始めた様子。

トランプ王国と人間界は時空の穴で自由な往来が可能になり、文化交流も盛んに。



ジョーは初代大統領となって多忙な日々を送り、
そのそばには青い鳥とアイちゃん。
アイちゃんが育ったら嫁にする気か・・・・?

真琴は歌姫として、世界中でブレイク。
マネージャーのダビィと一緒に飛行機で飛び回る。

マナはといえば、国会議事堂からの「大型の人工衛星が大貝町に墜落する恐れがあり」との電話を受け、「わかりました!」と元気にお返事。

変身したドキプリのメンバーとレジーナは、大貝町の危機を救うため、出動。



皆が手を振る中、空を飛ぶプリキュアとレジーナ。

いやぁ
予想以上にキテますな。

でも、『フレッシュ』で「この後もラビリンスと人間界で行き来が可能で、せつなとラブが何時でも会えればイイな」と思った事が実現したようで
なんか嬉しかったですよ。

そういう意味では、「歴代の登場人物がこうだったらイイな」という後日談だった気もします。

やはり最終回は少しウルウルしてしまいました。
声優の皆様、スタッフの皆様、お疲れ様でした。

ウチのちびスケは、「最後(エンディング)にやってるコンサートが、本当に出来たらイイのに!」と申しております。



ボカロの3Dライヴが可能なんですから、
プリキュアの3Dライヴも出来ると思います。

子供がミラクルライトを振る中、
プリキュアたちが初音ミクばりに歌って踊るコンサートがあったら、
ウチらは絶対に行きますぞ!!

星一徹の声優・加藤精三さん死去

2014年01月26日 | アニメ・特撮
日本の頑固親父を演じさせれば天下一品だった声優の加藤精三さんが
1月17日、ぼうこうがんのため死去された。

「ジャングル大帝」や「リボンの騎士」「黄金バット」
「タイガーマスク(ボス)」
TV創成期のアニメ番組から活躍され、
当たり役だった「巨人の星」の星一徹は知名度抜群、
ウルトラシリーズではメフィラス星人の声として知られた人だった。

Wikiで調べたら、
「勇者ライディーン」の天の声、「科学忍者隊ガッチャマンF」の総裁Zも演じてらしたんですね。
低い声だから敵の大物も似あったって事でなぁ・・・。



巨人の星は少し前もCMで復活してたから
この人の声をTVで聴いたことない人はいなかったんじゃないでしょうか。

「北斗の拳」「かいけつゾロリ」「ぜんまいざむらい」にも出演されてたし。
最近では
「パンティ&ストッキングwithガーターベルト」「Dororonえん魔くん メ~ラめら」
「夏目友人帳 参」にも出演されている。

TV創成期から深夜アニメまで・・・。
凄いキャリアです。

享年86歳。
お年だけ聞くと、充分に長生きされたような気もするが
やはり、もっとお声を聞きたかった。

加藤精三さんの御冥福を心よりお祈り申し上げます。

佐久間正英さん死去

2014年01月25日 | 邦楽
いろんな記事で
「音楽プロデューサー佐久間正英さん死去」になっているが

私にとっては四人囃子のベースの人でしたよ。

オリジナルメンバーでこそなかったですが
生で見た四人囃子でベースを弾いていたのは
この人でしたから・・・



末期のスキルス性胃がんであることを公表していた佐久間正英さん
1月16日に亡くなっていたことが公表されました。
20日に息子の音哉氏が、正英さんのツイッターを通じて発表。
61歳だった。

音哉氏は
「父は2013年4月にスキルス胃がんと診断され、
音楽をまた作りたいという強い心で10ヶ月に渡る闘病生活を
送ってまいりましたが、15日夜に容態が急変し、そのまま
静かに息を引き取りました」と報告。

葬儀は故人の意思で密葬として行われたとの事。

佐久間さんは、伝説的ロックバンド=四人囃子や
海外でも高評価を得たテクノポップバンド・PLASTICSのメンバーとして活躍。



プロデューサーとしても、P-MODEL、BOΦWY、GLAY、ジュディマリ、
エレカシ、黒夢、くるりら数々のロックバンドを手がけた。

晩年の写真は相当に痩せておられてたから、病が深刻なのは覚悟していたが
やはり61歳での逝去は早い・・・。

四人囃子も「日本語のロック」を実践した人たちだったから、
大滝詠一さん同様に大事な存在をなくした・・・そんな印象です。

しかも、CSN&Y系だったりした「はっぴいえんど」に比べ
四人囃子はモロにハードロック/プログレだったから、
演奏もエキサイティングで、生で見た印象も強烈だった。

※機材の差でプロコルハルムには遅れを取ってた記憶もあるが

チャーのスモーキ・メディスソとの対バンでも音圧でもテクでも引けを取らず
ブルース系のスモーキーに比べ、プログレ/ハードでガンガン突き進む四人囃子は
枯れることなき魅力を発揮しておりました。

すでに白髪交じりでメガネの、痩せたオジサンだった佐久間さんだったが
この時ばかりはカッコ良かったですよ。

きっとプロデュースやってもらったミュージシャンも
「佐久間さん、やっぱりカッコイイ!」とステージで演奏する佐久間さんを
眩しく見つめたのではないでしょうか。



四人囃子は、1stの一触即発も凄いが
2ndのゴールデン・ピクニックスも素晴らしいアルバムだと思います。

佐久間さんは1stこそ参加していないが、
1stの曲もライヴで演奏し、名曲再現の現場に多くのファンを立ち会わえてくれました。

感謝でございます。
佐久間正英さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

アイカツ!食玩フィギュア購入

2014年01月24日 | アニメ・特撮
ついにプリキュア並みのコンテンツに成長して来ましたな。

我が家のシャンプーは「アイカツ!」です。
※これが切れたら「ハピプリ」シャンプー買うけど

本もアイカツのアニメ本がよく読まれています。

お菓子も「アイカツ!」ものが増えてきました。
売り場あらそいが凄いことになってきてます。

そして食玩フィギュアまで。



箱から可愛いです。
アイドルのオーラが出ています。



個人的には蘭ちゃんにヘソ出し衣装を期待したんですが
※中学生離れした「くびれ」が魅力ですからな・・・

女児には「セクシー過ぎる」と不評になってしまうので
この辺で抑えられたのでしょうか。



いちごちゃんの主人公オーラは素晴らしいです。
「アイカツ!」が3年続くのか不安なほどです。
※主人公の代替わりは不可能でしょう・・・



あおいちゃんの相棒ぶりも鉄板で、
青キャラが主人公の良きパートナーである点もプリキュアに通じる。
このコンビも不滅なので、
簡単に空気キャラとかにしてほしくないよなぁ・・・。



プリキュアの食玩フィギュアとの違いは
首が動くところ。
笑顔で顔の向きが変わります。

やはりアイドルは笑顔が命です。(アイカツ格言)



プリキュアさん達と並んで飾ってあります。
ちょっと小さい感じです。

蘭ちゃんは頭身を上げるためにか
特にお顔が小さいです。

プリキュア・スプラッシュスターの咲さんが映り込んでますが
ほとんど違和感が無いですねぇ・・・(笑)

2/1に「ハピネスチャージプリキュア!」おひろめカーニバル

2014年01月23日 | プリキュア
例によって新プリキュアのお披露目イベントである。

またしても池袋のサンシャインシティ。

2014/02/01(土)
開催時間 8:00~17:00
展示ホールA ワールドインポートマート4F
展示ホールB、C
※入場口はA2-3ホール。
料金 入場無料
主催 朝日放送 東映アニメーション

~展示ホールをどれだけ使うんでしょうか。
入場無料だけに凄い行列が予想されますが、また列に並びながら歴代の資料やパネルとかを見る事になるんでしょうか。

まぁ、最後にたどり着くのは
プリキュアたちによる楽しいステージやプリキュアグッズなど。

誰よりもはやく「ハピネスチャージプリキュア!」に会いに行こう!・・・って事で、
大きいお友達もお子様連れも大挙して押し寄せそうだ。



■イベント内容
(1)ハピネスチャージプリキュア!の等身大フィギュア展示
(2)歴代プリキュアのパネル展示
(3)商品紹介コーナー
(4)タッチ&トライコーナー
(5)フリーダンスコーナー
(6)映画紹介コーナー
(7)物販コーナー
(8)データカードダス、ガシャポンコーナー
(9)特設ステージ

※特設ステージは8:15より20分程度のショーを繰り返し開催予定。
  並んだ順に各回入れ替え制で観覧するパターン。
  なお、最終ステージは16:15開始を予定。

~だそうな。

ドキプリの合間で流れてましたけどね。
それで「2月1日!?」と驚いたワタクシ。

ああ、その日は「伊福部先生100年紀コンサート」と被ってるじゃないか!
私ゃ、そっちのチケット買っちゃってるじゃないか!

「スマン!ちびスケ!」
「私は一緒に行ってあげられない!ごめんよぉぉぉぉ!」
~そう言って我が子の足にすがったが

あっさり
「イイよ別に」
「それじゃなくても、どうせ行かないから」
・・・と、言われてしまいました。

ああ
寂しい・・・・。

ドキドキ・プリキュアも次で最終回

2014年01月22日 | プリキュア
はやいですなぁ・・・。

スマイルが終わって、新しいプリキュアが始まったかと思えば
もう最終回ですか。

もう新シリーズの予告が始まっていますがな・・・。

寂しいけど、毎シリーズ終盤の盛り上がりが凄いから
寂しがってばかりはいられないのよね。

まぁ、ドキプリは怒涛の終盤戦・・と言いつつも
どっか、微笑ましいシーンがあるので安心していられますが。



妖精ランスが巨大化したり
(でも実はバルーンだったり)

巨大化しても耳を齧られたり
そんで、他の妖精が「耳はダメー」とか叫んだり



クライマックスは巨大な敵の体内に突入していくプリキュアたちが
「ここは私が食い止めるから!」と1人ずつ残るところ

ダイヤモンドなんて
自分も凍っちゃって「みんな、さよなら」のノリ。



※まぁ、それでも主人公のキュアハートが強力だから
安心して見てられるんだけど

最後は「愛のちから」で闇堕ちした王を取り戻し
王と王女の再会シーンが・・・。

ワタクシ、不覚にもここで涙が・・・。



※ちびスケはケロッとしてたけど。
コイツもう少し情緒とか感動とか持てねぇのかよ・・・

しかし、話は終わらず。
敵のナンバー2が「ついにオレが」と邪悪な力を。

さあ、どうなる最終回。

ある程度の安心感はあるが、それでも展開は完全には読めない。

婚約者をなくしたジョナサンはどうなるのか?
アイちゃんや亜久里ちゃんやレジーナは?
キュアソードは?

※しかし、異世界の登場人物多いなぁ
戦い終わってどうするんだろう?あっちへ帰るのか?

そして
ちびスケは新しいプリキュアをまだ私と見てくれるのか?

※映画「オールスターズ」は見てくれるそうだが

色々と予断を許さない。
そんなプリキュア関連でございます・・・。

ストーンズ来日公演チケット

2014年01月21日 | 洋楽
東京ドーム公演のをGETしましたよ。
2階ですけど・・・。

18000円出したS席なのに。



もう、根こそぎ持っていかれる感じですな。

2003年の武道館公演で一段落ついて、「もうイイかな」と思っていたストーンズ。
前回の公演(2006年のア・ビガー・バン・ツアー)をハイライトで見て
キースが「如何に弾かずに見せるか」に挑戦しているかのようなプレイに
軽く目眩さえ覚えたが
「もう行くこと無いからイイか」と諦めがついてましたから
ショックは、それ程でもありませんでした。

「Happy」を生で聴いてないのが未練といえば未練だったけど・・・。



しかし
ここで黄金期メンバーのミック・テイラーを連れてくるという荒業に出て来たワケですよ、敵さんは。

もうだめです。
テイラー時代は最高に好きなんです。
「ミッドナイト・ランブラー」やった・・・なんて聞くと

これは見なければ・・・と思わされれるんです。
敵もさるものです。



まぁ、テイラーさんも、すっかり太って老けて
昔の美青年の面影ないんですが、まぁプレイさえ充分ならOKです。

あとは、どれくらいの曲数に参加してくれるか・・・。

けっこう紹介されても奥に引っ込んでるらしいが。
そうはいかせません。

ボビー・キーズに大声援を送った日本のストーンズファンを舐めるなよ。
ものすごい歓声で、テイラーを引っ張り出してやる!

みてろ!

ブラー「コーヒー&TV」のビデオクリップを見る

2014年01月20日 | 英国ロック
ブラー来日公演関連では、連れから色々と情報を得た。

twitterで、コレクターズの加藤さんの姿を見た・・・とか。
「コーヒー&TV」というビデオ・クリップに出て来た牛乳パックを手作りしてる人がいた・・・とか。
牛乳パックのコスプレしてる人も居た・・・とか。

映画『さらば青春の光』主演のフィル・ダニエルズ氏がゲスト出演したのは知ってたが、
はしゃぐデーモン・アルバーンが体当たりして転がしちゃった・・・とか。
でも、ダニエルズ氏はゲラゲラ笑ってた・・・とか。

代表曲の曲のサビでは大合唱、サビじゃないところでも大合唱・・・とか。

いろいろ心温まる情報が入って来ました。

そこで「コーヒー&TV」です。

衛星チャンネルで「ブラー来日特集」として、これまでのビデオクリップが流されて
しっかり連れは留守録していたのですが

それを私も見る事になったんですな。

曲自体がギタリスト=グレアム・コクソンのアイディアで、
作詞もデーモン・アルバーンが行き詰ってたため、グレアムが担当。
ボーカルもグレアムが務め、ビデオ・クリップもグレアムが主役的な存在。

~とはいえ、最初に出てくるのは英国の一般家庭。
息子が帰ってこないと嘆く父と母。嘆息する妹。

淋しげな朝食のテーブル。

そこにあった牛乳パックから手足が生えて、お目々もパッチリ。
彼が息子を探す旅に出る・・・というストーリー。



バイクの助手席に乗って都会に出た牛乳パック君

路地裏で怖い缶々に吠えられて怯えたり、
可愛いイチゴ牛乳ちゃんを見つけて目をハートにしてたら、
その可愛いコちゃんが人間に踏まれてペシャンコになるという悲劇的なシーンがあったり・・・で冒険の旅は難儀続き。
※この辺は、やっぱ英国だなぁ・・・

それでも
聞き込みの結果、ついにグレアムを見つけた牛乳パック君。
グレアムは都会の一室でバンドの練習に励んでいたのだ。



窓から練習中の部屋に飛び込む牛乳パック君。

パックの横にはグレアムの顔イラストと「探してます」の文字。
それを見つけたグレアムは牛乳パックを手にし、故郷へ向う道へ。

自宅の窓を覗くと嘆いてる家族の姿が・・・。

グレアムは牛乳を飲み干し、ドアを開けて家族のいる部屋へ。
空になった牛乳パックはドアの外のゴミ箱へ投げ込まれる。

ここへきて、連れとちびスケがおもむろに
「ここからが可愛いんだよ~」「パタパタパタ~って」と、笑顔を見せた。

「そうなのか?」と目を凝らしていると
ゴミ箱から半透明になった牛乳パック君が、ゆっくりと空に上って行く・・・。
その背中には羽根が!!

おつとめ全うして天に召されてるんやないか―――!!!!
ああ、イチゴ牛乳ちゃんも羽根を生やして横から現れたじゃないか――!!

これ、笑うトコロか!?
「カワイイ~」とニコニコする場面か!?

私ゃ、ちょっと泣いてるよ!
健気な牛乳パック君の最期を見て、また目が真っ赤だよ!!

やっぱ性別違うと感性も違うんだね。
アンタラと私の間には暗くて深い溝があるよ。

「ロー・アンド・ロー♪」なんて漕ぎだす気にもならんよ!

そんなコト言ってると、またしても
「大丈夫?」「情緒不安定?」「更年期?」と来たもんだ。

嗚呼、
やっぱり暗くて深い溝が・・・・。

「題名のない音楽会」で故・伊福部先生の特集

2014年01月19日 | 邦楽
1月19日(日) 9:00からの「題名のない音楽会」は
日本の巨匠(6)として、「伊福部昭生誕100年」を放送してくれました。

放送されたのが
・SF交響ファンタジー第1番 より
・日本狂詩曲 第2曲「祭」 より
・シンフォニア・タプカーラ 第3楽章

故・黛敏郎さん司会時代の「題名のない・・・」に出演された時の伊福部先生も少し見られて感激。

「SF交響ファンタジー第1番」は、ゴジラを始めとした特撮映画のテーマソングを絶妙に繋いだオトク曲。
次から次に出てくる名フレーズに、もう鼻血が出そうでした。



弟子の方々に受け継がれている作曲技法や哲学も感無量。
「無為であれ」
無為の逆は「作為」である。

そして、真のグローバル化には民族性が不可欠である・・・と。

欧州の模倣が主だった当時の日本の作曲法。
それを逸脱したアイヌ的な土着リズムでブッ飛ばし、いきなり初作品で海外の作曲コンクール優勝を果たした伊福部先生。

普通は欧州の作曲法を時間を掛けて学んで、実践して、行き詰って、そして「やっぱり日本人らしい要素が無くてはならない」と気付く物なのだろうが。



伊福部先生は独学で作曲を学ばれた事もあってか、いきなり「その境地」に立たれてしまったワケだ。

まぁ、ストラヴィンスキーやサティを早くから理解・研究されていたというからね。

私なんて当時国内では不評で、長らく演奏されることが無かったという「交響譚詩」を凄いと思って感激したんですが
晩年の伊福部先生は「ロックなどを聴いてビートに馴染んだ世代が私の音楽を分かってくれるようになったんだよね」などと語っておられて、ますます「凄い!」と感激したもんです。

「時代が私に追いついた」と言ってるワケですからねぇ。

今後とも、残された音源を聴いていきたいと、改めて思わさせてくれましたよ・・・。

大滝詠一の歌唱

2014年01月18日 | 邦楽
ついつい「エコーに助けられ」みたいに言ってしまった大滝さんの歌声。
※まぁ、以前から私がそう思っていただけなのだが。

「ア・ロング・バケーション」や「イーチタイム」を聴くと
歌詞に合わせての細かいニュアンスなど
歌声を実に上手く表現していると思わされた。



松本隆さんの切ない歌詞。
「ぼっちソング」と先日書いてしまったが、
「君とボクとアイツ」が居て、君とアイツがくっ付いてしまうストーリー。

「カレの肩に首を寄せる君を壁で見るボク」の歌。

その寂しさを歌い上げる大滝さんの声。
寂しさのピークを歌うシーンでは裏声が震え、
聞き手のハートも振るわせる。

それが決して過剰では無く、さりげなくクールに歌われるから
鈍い私が気付いていなかった。

必要以上にウェットでは無い「さりげなさ」。
シャイと言われる大滝さん独特の歌いまわし。



達郎さんが言うには「昔の方が声を作ってましたよね」。
大滝さんは「スティーヴン・スティルスの声とか狙ってたね」。

むしろ「ア・ロング・バケーション」では素の声で歌った・・・と。

そういや「達郎×大滝」新春放談では
「どっちがシャイか」みたいな遣り取りありましたな。



達郎さんの洋楽カヴァー曲に関して、当然モトの歌を知ってる大滝さんが
「最後もっと『I Love You』って歌詞が続いてフェードアウトでしょう?
 なんで、ちょこっと歌って終わらすの。シャイなんだから。このヒトは、もう」と言うと
達郎さんは「あなたには言われたくないですよ」・・・と言い返し
例によって「アンタには」「いやいや、あなたには」の応酬(笑)。

まぁ大滝さんは
「歌う姿を見せない」「レコーディングでも衝立置いてカーテンで仕切る」
「そのうえスタジオの鍵をかける」・・・って人だったらしいし。

達郎さん曰く
「ステージでも歌ってる内にキーボードの裏に隠れてしまう」
「歌声だけ聴こえて歌手の姿が見えなくなる」。

そんな人に言われちゃあ・・・とばかりに、
この時ばかりは達郎さんも少しムキになってたような(笑)。

~なんて
また、新春放談ネタを書いてしまった。

先日は、佐野元春を交えての放談、そして萩原健太を交えての放談を聞きました。
もうすぐ2000年代放送分まで辿り着けそう。

連れからは「早く現世に帰ってきてよ」と言われています。

まぁ、大滝さんの音源は遡って行きますけどね。
初期の音は別の意味で面白いし。「指切り」なんて私が好きなサウンドだし。

まぁ、大滝さん自身は「まったりした松本隆のドラムがねぇ」
「ここが違ったら、もっと普遍性が生まれたんだけどなぁ」とか仰っているが、
細野晴臣の歌うベースと絡む後ノリのドラムは私的には物凄く好みです。
※ほら、私ゃフリーのファンですから。

はっぴいえんども充分には聴き込んでいないし、現世どころかナイアガラ冥府に突き進みますよ。