あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

山下達郎、7月からツアー開始!

2014年04月30日 | 邦楽
山下達郎が7月より全国ツアーを開始する!
ツアー名は「Maniac Tour ~PERFORMANCE 2014~」

演奏機会の少ない楽曲を中心に披露するという。
7月25日の東京・パルテノン多摩から10月8日の大阪・フェスティバルホールまで
全国14都市29公演が行われる。

じゃあ、
しっとりと歌い上げる「夜翔(Night-Fly)」「BLUE MiDNiGHT」「あしおと」「ひととき」、
やってくれるのかな?

まりやさんとの交際発覚時に追い掛け回された経験から作られたダーティーなヘヴィロック、
「ヘイ!リポーター」とか。

それとも、意外なカバー曲とか。

まぁ、全アルバム隅々までは聴いてない私なれど、ここは生で見ときたいなぁ。

達郎さんも年齢的に、ここまで長期で日程の詰まったツアーを
どこまで出来るか分らないもんなぁ・・・。



「山下達郎 Maniac Tour ~PERFORMANCE 2014~」

2014年07月25日(金)東京都 パルテノン多摩
2014年07月28日(月)広島県 上野学園ホール
2014年07月29日(火)広島県 上野学園ホール
2014年08月01日(金)東京都 NHKホール
2014年08月02日(土)東京都 NHKホール
2014年08月07日(木)新潟県 新潟県民会館
2014年08月08日(金)新潟県 新潟県民会館
2014年08月12日(火)北海道 ニトリ文化ホール
2014年08月13日(水)北海道 ニトリ文化ホール
2014年08月20日(水)大阪府 フェスティバルホール
2014年08月21日(木)大阪府 フェスティバルホール
2014年08月25日(月)福岡県 福岡サンパレスホテル&ホール
2014年08月26日(火)福岡県 福岡サンパレスホテル&ホール
2014年09月03日(水)岩手県 岩手県民会館
2014年09月04日(木)福島県 郡山市民文化センター 大ホール
2014年09月08日(月)宮城県 東京エレクトロンホール宮城
2014年09月09日(火)宮城県 東京エレクトロンホール宮城
2014年09月13日(土)石川県 金沢歌劇座
2014年09月14日(日)石川県 金沢歌劇座
2014年09月17日(水)愛知県 名古屋国際会議場センチュリーホール
2014年09月18日(木)愛知県 名古屋国際会議場センチュリーホール
2014年09月22日(月)兵庫県 神戸国際会館 こくさいホール
2014年09月23日(火・祝)兵庫県 神戸国際会館 こくさいホール
2014年09月26日(金)東京都 中野サンプラザホール
2014年09月27日(土)東京都 中野サンプラザホール
2014年10月02日(木)島根県 島根県民会館
2014年10月04日(土)岡山県 倉敷市民会館
2014年10月07日(火)大阪府 フェスティバルホール
2014年10月08日(水)大阪府 フェスティバルホール

「セーラームーンCrystal」、主役の声はやっぱり三石琴乃さん!

2014年04月29日 | アニメ・特撮
今年の夏からWeb放送が開始される『美少女戦士セーラームーンCrystal』

ニコニコ超会議のセーラームーン・ブースの席上で
キャストが発表された。

月野うさぎ/セーラームーン: 三石琴乃
水野亜美/セーラーマーキュリー: 金元寿子
火野レイ/セーラーマーズ: 佐藤利奈
木野まこと/セーラージュピター: 小清水亜美
愛野美奈子/セーラーヴィーナス: 伊藤静



うん、主人公はオリジナル同様に三石琴乃さんですな!
しかし、プリキュアとの関連性も侮れず

ハミィ=セーラームーン
キュアピース=セーラーマーキュリー
キュアメロディ=セーラージュピター
えりかの姉=セーラーヴィーナス

~と、フィードバックすることになった人もおいでです。
感無量・・・だな。

ピース/やよいちゃん声の金元寿子さんがセーラームーン声優か
いや、ホント感無量で御座います。



配信開始:2014年7月5日(土)19:00より、
ニコニコ生放送にて全世界同時配信
※毎月第1・第3土曜日19:00~、ニコニコ生放送にて最新話配信
※タイムシフト視聴期間は2週間

さてさて
ちびスケは一緒に見てくれるのかな?
それ以前に私は配信日を覚えてられるのか?

「ニコニコ超会議3」に来場者数12万人強

2014年04月28日 | サブカル
4月26、27日の2日間に幕張メッセを行われた「ニコニコ超会議3」
来場者数は12万人を越え、昨年から2万人以上増えたとの事。

ニコニコ動画で見れる事を現実に体験しようというイベントなれど
会場ではプリキュアショー(公式)まで行われ

ファミリー席から分離されて良席を去ることになった大きなお友達から
「ショック」などという感想もあったそうな。



子供持つ親からすると当たり前だけどね。

単純に背が大きな人が前に立つと子供は見れないし
だからって譲ってくれるなんて事は“絶対”にないし。
急に大きな声だすから子供はビックリするし。
(先日のアイカツ・イベントでもそうでしたよ)

まぁ、コスプレイヤーと痛車が並んで写真に収ったり、
自衛隊のヘリが展示されたり、安倍総理が自民党ブースに現われたりで、
実にごった煮的なニコニコ超会議。



プリキュアショーと同じアニメブースの中でさえ、
「To LOVEる-とらぶる-ダークネス」ラッキースケベ体験~協力してヤミの服を消そう~なんて
実に、けしからんコーナーがあるくらいだから(ハァハァ・・・)

そのカオスッぷりの中で、どんなハプニングがあったか予想もつきません。
※プリキュアがピンチになって「がんばれー!」という展開が定番だから、
 子供と大きなお友達が一体となって応援したのかな?

その他
初音ミクさんとの握手会もあったりして
(クリィミーマミと同様の仕掛けで、手の体温まで感じられたんですと!)

コミケに似た盛り上がりを感じるが、その辺は結構な事です。

しかし、ここいらに目配せする自民党には気色悪い物も感じますがね。
代表が、オバマと会って、韓国にお悔やみして、靖国詣でして、ニコニコ超会議に出て・・・。

いったい何がしたいんだろうか?

そういえば「パトレイバー」って・・・

2014年04月27日 | アニメ・特撮
そもそも、メディアミックス作品だったのね。

ゆうきさんは
1988年に先行して週刊少年サンデーに漫画を連載し、
ほぼ同時にアニメも制作され、OVAとして発表されたとか。



だから、パトレイバー制作メンバーは

ゆうきまさみ:原案および漫画
出渕裕:メカニックデザイン
高田明美:キャラクタデザイン
伊藤和典:脚本
押井守:監督

・・・って事になっているそうな。



最初は、ゆうき&出渕コンビから始まって伊藤氏に話が及び、
OVAを進めるなら「対外的にも名前の知れてる人がキャラデザの方がイイだろう」という
ゆうき氏の意向もあり、当時の伊藤氏の妻だった高田明美さんに白羽の矢が向けられた・・・と。
※伊藤&高田コンビは1983年の「クリィミーマミ」で充分な実績あり



まぁ、私なんて
女子キャラ泉野明も原作の雰囲気が好きなんだけど
やっぱり高田明美さんのタッチで可愛さUPした絵もイイんですなぁ。
※この辺は、さすが元祖女神ですよね・・・

その上で、
今回の実写はパトレイバー=イングラムのデザインこそオリジナルを踏襲しているが
それ以外は、別物になりそう。
部隊編成も違うらしいし、登場人物の名前も変わっている。



まぁ
権利とかね、色々とクリアしての事でしょうし
最初、集団で作ったものは
時間の経過と共に新しく制作しようとすると
メンバー全員うまく調整できる事は殆どないんですよね。

音楽だってそうだ。
楽曲の権利でモメて、再結成じゃバラバラなんてザラだし。
そもそも、二つのバンドに分裂して、お互いがバンド名使用を主張して泥沼・・・なんて
よくある事です。

どちらにも言い分あるでしょうから、これ以上は踏み込めませんがね・・・。



それを考えると
今でも水木一郎アニキと一緒にアニバーサリー・イベントに登場し
アニキの「ゼェ―――――――――ッッット!!!!」を横で見ている永井の豪ちゃんは
幸せですよねぇ・・・・。

「究極超人あ~る」コンビニ本を買う

2014年04月26日 | 漫画
・・・古本でだけど。

まぁ
とうぜん時代は感じるが、やっぱ面白いねぇ。



“さんご”は可愛いし
“あ~る”の言動は面白いし。

主人公たちが所属するのが「光画部」という文化部なのに、
明るく仲間で遊んでいるのも読んでて楽しかった。

しかし、今回のコンビニ本。
タイトル上の煽り文句が
「80年代のオタクたちを爆笑の渦に巻き込んだ伝説のギャグマンガ」
・・・ってのは どうなのよ!?

りっぱに週刊少年サンデーというメジャー誌の人気作だったんですけどね!

※まぁ、ヲタク体質ある読者は「仲間に恵まれた明るく活発な文化部活動」に
 憧れたもんですが



ゆうきさんは、「あ~る」の後も「起動警察パトレイバー」をサンデーで連載。
1988年から1994年まで続き、アニメ化もされた、これまた人気作である。
その後の「じゃじゃ馬グルーミンUP!」も好きでしたわ
※最新作も評判イイ。未見だから単行本さがさなきゃなぁ・・・

~だからかねぇ
ゆうきさんが関わっていない今回の「パトレイバー」実写版映画には複雑な思いがあるんですよね。
松本零士先生がタッチしてない「ヤマト」と同じで・・・。

先日はJR吉祥寺駅の歩行者専用通路の完成記念パレードに、実物大の「イングラム」が登場。



8m大のレイバーが“デッキアップ”されたというので、
ファンは集まり、通行人は立ち止まり・・・で結構な騒ぎになったとか。

今回の実写版は主に押井守さん主導らしいが。
まぁ、それなりにヒットしそうで、それはそれで結構な事ですね。

5月の注目演芸イベント

2014年04月25日 | 芸能
ゴールデンウィークの演芸イベント
気になるのは、
下北沢・本多劇場でのプログラム。



【下北沢男の子まつりSP】 
-吉田正樹プロデュース第一弾 落語と漫才-
公演日:5/5(月・祝)
公演時間:昼公演13時開演/夜公演18時開演
場所:下北沢 本多劇場
出演:昼公演 立川志らく、浅草キッド / 立会人:高田文夫
    夜公演 立川志らく、爆笑問題 / 立会人:高田文夫
料金:前売5500円 当日6000円(全席指定・税込)
※未就学児入場不可



【落語と音楽】 
-吉田正樹プロデュース第二弾 落語と音楽-
公演日:5/6(火・祝)
公演時間:17:30開演
場所:下北沢 本多劇場
出演:立川志らく、ミッキー・カーチス、向井秀徳(ZAZEN BOYS)
    ゲスト:ナイツ
料金:前売5500円 当日6000円(全席指定・税込)
※未就学児入場不可



~で、ふと「吉田正樹さんって、どんな人だろう?」と思って調べたら
1983年にフジテレビ入社し、『ひょうきん族』ADを経て編成制作局バラエティ制作センター部長、
3代目いいとも青年隊(スタッフ隊)などを歴任、フジテレビを退職後は、放送作家やクリエイターらの
マネジメントを手掛ける『吉田正樹事務所』を設立、
奥様が渡辺晋さんの娘だった事もあり、ワタナベエンターテインメント会長にも
就任されている・・・そんな人物なのね。

関わった番組は 『冗談画報』『夢で逢えたら』『ウッチャンナンチャンの誰かがやらねば!』
『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』『新しい波』『とぶくすり』『殿様のフェロモン』
『SMAP×SMAP』『めちゃ²モテたいッ!』『めちゃ²イケてるッ!』『LOVE LOVEあいしてる』
『27時間テレビ』『笑う犬の生活 -YARANEBA!!-』『トリビアの泉』など。

なるほど、フジテレビ・バラエティの面白き時代を生きて来られた方なんですね。

高田文夫さんとも、もともと交流あったんだろうな。
さらに、学生時代には落語研究会にも所属されていたというで、
今回のような落語絡みのイベントをプロデュースされるのでしょう。



しかし
このイベント、登場メンバーが凄いね。

立川志らく、爆笑問題、浅草キッド、ナイツ、ミッキー・カーチス、
向井秀徳(ZAZEN BOYS)

ミッキーさんは故・談志師匠が若い頃から交流あった人で、
自分自身も立川流落語会に出てた人だし、

ZAZEN BOYSの向井秀徳氏は、志らくさんに惚れこんで自分からアピールして接近していった人。

ナイツは、どんな客層でも笑わせる地力があるコンビだしね。

行きたいところだが月曜は仕事、火曜日は他に見に行くモノあり。
これもネットで他のブロガーさんの感想をチェックするかなぁ・・・。

山中慎介はジャモエを9Rで降す

2014年04月24日 | ボクシング
マルティネスvs長谷川と同じリングで行われた、
プロボクシングWBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦は
王者の山中慎介(31才/帝拳)が同級3位シュテファーヌ・ジャモエ(24才/ベルギー)を
9回TKOで下し、6度目の防衛に成功した。

第1R開始直後、踏み込みが過ぎて空振り後に大きくバランスを崩した山中。
「地元関西の試合とあって気が入り過ぎてるのか?」と少し心配になったが、
相変わらず表情は冷静。

ジャブの突き合いからジャモエのボディーに左ストレートを打ち込み、挑戦者は思わず後退。

第2R
それでも勇敢に前に出てくるジャモエだったが、山中は電光石火の左ストレートを顔面にヒット!
挑戦者はロープ際でダウン!立ち上がったが主導権は一気に王者へ。

4回終了時点の公開採点も、3人のジャッジ全員が40―35と大きくリード。
相手の驚異的な頑張りに遭いながらも、コンスタントに「ゴッド・レフト」をヒットする。

粘るジャモエが捨てバチ気味で振ってくるパンチを単発で浴びるシーンもあり、
相手の執拗な前進を少し持て余したのか、何度も右手を伸ばして押さえて減点されたが、
それでもペースは譲らず。時折りヒットする右も痛そうなパンチだ。

第7Rには、さすがもジャモエにもダメージの蓄積が見え始め、公開採点でも大差がついた。

8回には左ボディーストレートで挑戦者は弾き飛ばされるようにダウン。
立ち上がったジャモエだったが、顔面への左ストレートを浴びて2度のダウン。

そして第9R、左ボディーストレートが突き刺さる!衝撃が背中を突き抜けたようにダウンする挑戦者!
即座にレフェリーが試合を止めたが、まだ戦意を見せていたジャモエの根性も素晴らしかった。

それでいながら試合後は男らしく山中を称え、リング上で共に記者撮影に応じるんだから
サバサバした良いヤツだねぇ。

これで世界王座5連続KO防衛の山中。
狙い過ぎの反省も述べたが、海外進出への夢も語った。

シンプルなボクシングだが、シンプルゆえの強さがあるんですよね。

だいぶ前の話だが、日本のバンタムに島袋忠司というワンツーパンチャーがいましてな
オーソドックスの右ストレートに武器が集約されてたので、敵の応援団から
「相手は右だけだぞー!」と言われたりしてたのだが、それでも右で倒してたんだよね。

あの高橋直人も初戦で勝ったものの、再戦では島袋の右ストレートを浴びて
完璧にKOされてしまった。

まぁ、好調時はリードが伸びて利き腕ストレートの御膳立てする機能を果たす訳だが
結局は徹底的にマークされたパンチで最後は倒すんだから凄いよねぇ。

島袋は好不調の大きさ等あって大成ならなかったが、ポーカーフェイスで試合を
こなす山中は、最終的にはサンデーパンチを炸裂させる強みがある。

ストレート中心のシンプルなボクシングといえば、カルロス・モンソンの名前も浮かぶが
彼はジャバーとして執拗なリードパンチを繰り出し続けましたからね。

山中チャンプにも そういった面が付加されれば面白いな・・・なんて
そんな事を思いました。
強打者の割りに拳を痛めたという話を聞かないし、具志堅さん6連続KO防衛記録に
並ぶ次期防衛戦にも注目です。

長谷川穂積TKO負け

2014年04月24日 | ボクシング
4/23、大阪城ホールで行われたIBFスーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦は
同級13位の長谷川穂積(33才/真正)が同級王者のキコ・マルティネス(28才/スペイン)に
第7RでTKO負け。世界3階級制覇はならなかった。

初回は足を使い、速いパンチで迎え撃つ展開。右フックでボディを叩くなど「長谷川、好調」と
感じされられたが、この回の終盤、王者は長谷川のパンチを恐れず圧力を強めてきた。

第2R、そのまま前進して圧力を掛けて来る王者
距離を詰められ、ロープを背にした危険な打ち合いに応じる長谷川、
マルチネスの左右のフックをカウンターで貰ってグラリ!
追撃を浴びてダウンしてしまう。

最悪の展開となったが、立った後はクリンチや足で躱し辛うじて終了ゴングを聞いた。

第3R、足とクリンチで躱しながら軽打を放ち、反撃の機会を窺った長谷川は、
左ボデイを みぞおちに打ち込んで逆襲。王者の前進が鈍るシーンもあった。

私は1,3Rを長谷川として、第2Rダウンのマイナス2ポイントを相殺してイーブン。
挽回の期待も膨らんだ第4Rだったが、バッティングで目の上をカット。
ダウンのダメージも完全には回復しておらず。たまの被弾でもグラついて、再度劣勢に。

マルチネスの前進と連打は止まらず、特に顔面の打たれ強さが目に付いた。
長谷川が迎え撃っても怯まない。
ダウンのダメージで長谷川のパンチも切れでいないが、それにしてもタフだ。
長谷川は目に血が入り、パンチの精度も落ちている。
ボディ狙いも長続きしない。

第6Rにはダメージの蓄積が顕著に現われ、後退するシーンも増える。
ますます勢い付くマチティネス。

そして、第7R。
GOサインを受けた王者はイケイケで攻勢。
打ち合ってもパンチが遅れ、被弾する長谷川。遂に左フックを貰ってダウン。
会場の歓声に押され、長谷川は立ち上がって再開に応じたが、再開後すぐにダウン。
レフェリーが試合を止めた。

カウンターで倒す選手は、相手が倒れずに追撃してくると袋小路に嵌る傾向にある。
長谷川は、そういう意味でも悪いパターンに嵌ってしまった。

サイドにすり抜けても、「そこから即時の攻めが無い」と相手に読まれた感もある。
※サイドからの右フック・ボディに新境地の片鱗が見えたが・・・

初回の序盤、長谷川が良いパンチをのぞかせても王者はグイグイ前進してきた。
2R以降、
以前は同時に放っても先に当たった長谷川のパンチがジャストミートしないシーンも増えた。

やはり衰えと言うものがあったのか・・・。

試合後、改めて会見するとマスコミに伝えて大阪市内の病院に直行した長谷川。
右眼窩底と鼻の骨折と診断され、神戸市内の病院に入院。
戦績は38戦33勝(15KO)5敗となった。

山下会長は「進退は本人の意思を尊重したい」とコメントしたとの事。

日本のエースとしてボクシング界を牽引してきた選手の敗北は寂しいが、これも実力の世界。

とにかく今は静養に務めて欲しい。
ただただ「お疲れさま」と言いたい気持ちです。

4/4、英ロイヤル・アルバート・ホールで故ジョン・ロードのトリビュート・ライヴが開催

2014年04月23日 | 英国ロック
会場は英ロンドンのロイヤル・アルバート・ホール

参加者は、ディープ・パープルのイアン・ペイス、グレン・ヒューズ、現キーボーディストのドン・エイリー、
そしてアイアン・メイデンのブルース・ディッキンソン、イエスのリック・ウェイクマン他。

故ジョン・ロードの追悼ライヴだけに、ディープ・パープルの代表曲が演奏された。



ファン撮影の映像では「BURN」の演奏シーンあり。
“あの”キーボードソロをドン・エイリーとウェイクマンが
ダブル鍵盤で再現しています。

エイリーがハモンドオルガン調、ウェイクマンがミニムーグ(?)で
ソロを弾いています。

イアン・ペイスも結構叩いている。
まぁ、もともと馬力で叩く人じゃなく、しなやかにスナップ利かせるタイプなので
年齢重ねてガタ落ちするドラマーじゃないんだな。

ブルース・ディッキンソンはシャウトしながらも歌メロに忠実で好感持てる。
グレン・ヒューズは好き勝手に歌メロ・アレンジしてるが、声自体は凄く出ている。
♪You know we had no time~♪のフレーズも全盛と変わらない歌唱。

まるで70年代の第3期パープルのライヴ盤みたいだ!
そう、「メイドイン・ヨーロッパ」の「紫の炎」みたいだ!



しかし、英国3大キーボーディストと言えば、
K・エマーソン、R・ウェイクマン、J・ロードだったが

プログレ側からウェイクマンが参加とは、感慨深いなぁ・・・・。
※エイリーはハード・フュージョンからHRへ来て、
レインボーの「ダウン・トゥ・アース」で見事なキーボード弾いた人だし・・・

観客のノリも凄いわ。
皆、歳イッてるが・・・(笑)←オマエもだろ

Mr.ジョン・ロードの人徳が偲ばれる。
そんなトリビュート・コンサートで御座います。

本日、プロボクシング長谷川&山中ダブル世界戦!

2014年04月23日 | ボクシング
前日計量は、全員が一発でパス。

今晩行われるプロボクシングのダブル世界戦(大阪城ホール)の前日計量が
22日に大阪市内で行われ
IBF世界Sバンタム級王座に挑む長谷川穂積(33才/真正)、
王者のキコ・マルティネス(28才/スペイン)、
WBC世界バンタム級王者の山中慎介(31才/帝拳)、
挑戦者のシュテファーヌ・ジャモエ(24才/ベルギー)の
4者とも一発でクリアした。

IBFは当日計量もあるため、連日ハカリに乗った長谷川は
試合前夜の食事にも気を使うストレスを語ったが
「相手も条件は同じ」と気を取り直したとか。

ファンからすると
後はリングで彼の戦いを見届けるだけですね。

マルティネスは左を下げて右を振ってくる・・・という事なので
長谷川が冷静に戦えば右のショートフックをカウンターして
倒せるのではないか?

脚を使ってほしいが、下がってばかりでは相手は勢いに乗るので
どこかで踏ん張った打ち合いも必要か。
ただし、貰って感情的になって危険な距離で打ち合うのは勘弁。
※でもファンが何か言うと逆をやりたがるのがボクサーなんだよなぁ。

私としては、長谷川には残された可能性があると思うので
この試合に勝って、もっと技量を伸ばしてほしいと願うばかりです。

一方の山中は
「ベルギー初の世界王者に」という挑戦者の意気込みを圧し折れるか?

私自身は残念ながら
本日仕事でTV観戦出来ないので留守録で試合を見届けたいと思います。

ルビン・カーター氏、死去

2014年04月22日 | ボクシング
米メディアによると
元プロボクサーのルビン・カーター氏(米)が、
20日カナダ・トロントの自宅で死去されたとの事。76歳。
死因は明らかにされていないが、前立腺ガンの罹患は発表されていた。

米ニュージャージー州生まれのカーター氏。
1961年にプロボクサーとしてデビューし、「ハリケーン」のニックネームで1966年まで活躍。
軍隊でのアマチュア経験もあって頭角を現すのは早く、2年目にはミドル級の強打者として知られた。

ミドル級世界3位として、後に2階級制覇を果たす現役ウェルター級王者エミール・グリフィスと対戦し、
初回で衝撃的なKO勝ちを飾った試合が印象深い。

※丸太ん棒のような左腕で放つフックの写真が凄かったのよ!



ただし、プロ入り3年目(1964年)に実現した世界戦は、
時のミドル級王者ジョーイ・ジャルデロに15R判定で惜敗。
実際、世界タイトルには手が届かず。
「前半は強いが後半の持久力に疑問あり」という声もあった。

選手として6戦をこなした66年、ニュージャージー州で3人の白人を射殺したとして
有罪判決を受け、投獄される。
無実を主張するカーター氏は1974年、自伝"The Sixteenth Round"
(第16ラウンド)を出版し、冤罪を訴えた。

事件は公民権運動と結び付き、
米歌手ボブ・ディランが歌の題材に取り上げ(タイトルは「ハリケーン」!)、話題にもなった。
※90年代には、デンゼル・ワシントンが自ら主役を務めカーター氏の半生を映画化。

結局、検察側の証人(全員が白人)の偽証や、検察による人種差別的な追及があったなどとして、
再審請求が認められ、米連邦地裁は1985年、ついに有罪判決を破棄。
拘束から実に19年、遂にカーター氏は釈放された。



1994年、WBCが世界ミドル級名誉チャンピオンの称号とチャンピオンベルトを授与。
その後、カーターはカナダのトロントに自宅を構え、冤罪救済の活動を行なった。

その活動の中には日本の袴田巌さんへの応援もあった。

東日本ボクシング協会主催の「袴田巌再審支援チャリティBOXING」では
後楽園ホールのスクリーンで流れるメッセージを送った事があるそうな・・・。

なお、日本プロボクシング協会は5月19日に東京・後楽園ホールで開催する、
「ボクシングの日」のイベントに袴田巌さん(78)を招待し、
WBCから贈呈された「名誉チャンピオンベルト」を袴田さん本人に手渡すとともに
ルビン・カーター氏に感謝状を送る事を発表している。

私がボクシングファンになった頃は、すでに投獄されていた両者。
カーター氏の釈放まで実に長く感じてたし、
ましてや袴田氏の事件は風化するのに充分な年月が経っていた。

カーター氏は袴田氏の解放を知っておられただろうか?

謹んでルビン・ハリケーン・カーター氏に追悼の意を表したいと思います。

【ルビン“ハリケーン”カーター】

1937年5月6日生 米ニュージャージー州パターソン出身
身長173cm 右利き
戦績40戦27勝19KO12敗

1961年9月22日プロデビュー
同年4戦4勝
1962年12戦10勝2敗
10月27日には強豪フロレンティノ・フェルナンデスをロープ外に叩き出すセンセーショナルな初回KO!
1963年
02月02日 ○10R  ゴメオ・ブレナン
03月30日 ●KO6R ホセ・ゴンザレス
05月25日 ○10R  ジョージ・ベントン
    (後の名トレーナーに判定勝ち)
09月14日 ○10R  ファリド・サレム
10月25日 ●10R  ジョーイ・アーチャー
    (2年後S・R・ロビンソンに引導を渡すアーチャーに判定負け)
12月20日 ○KO1R エミール・グリフィス
    (当時25歳の現役世界ウェルター級王者を初回KO!)
1964年
02月28日 ○10R  ジミー・エリス
    (後のWBA世界ヘビー級王者に判定勝ち)
06月24日 ○10R  クラレンス・ジェームス
12月14日 ●15R  ジョーイ・ジャルデロ
    (世界ミドル級王座に挑み判定負け)
1965年
9戦5勝5KO4敗
グリフィスのライバル=ルイス・ロドリゲスに2判定負け、
ハリー・スコットと1勝1敗、
元世界ミドル級王者ディック・タイガーに判定負け
(タイガーは次戦でジャルデロに雪辱し王座奪回)
1966年
2勝3敗1引き分け

韓国のセウォル号沈没事故、いまだ生存者救出ならず

2014年04月22日 | 生活
16日に珍島沖で沈没し、
21日時点でも240人近くが行方不明となっている韓国のセウォル号。

この未曽有の沈没事故で、韓国国内では政府批判が強まりつつある。
「国民は政府関係者の事故対応能力がいかに低レベルかを改めて知った」
「朴大統領が現地入りしても混乱しただけ」などと批判が相次ぎ、
政権の危機を予測する識者まで出ている。

当初の行方不明者発表もコロコロと変わり、現場の混乱ぶりを露呈していた。
お気の毒なのは被害者と、御家族だ。

現在日韓は微妙な関係だが、災害時は手を差し伸べて当然。
日本は成熟した国家としての態度をとるべきだろう。

隣国の災害時に領土を付け狙おうとしたり、罵声を浴びせるような
そんな恥ずかしい行動は国際社会に国民性を見透かされるだけです。

私も個人的に、少しでも多くの方が助かる事を祈りたいと思います。
すでに無くなってしまった乗客の方々には、謹んで哀悼の意を表したいと思います。

ボクシング界で言えば、
韓国の関係者も袴田さん支援の署名をして下さってますからね。

5月には「高田明美原画展」

2014年04月21日 | アニメ・特撮
次は「一時は“スタジオぴえろ”の象徴」とも言える絵柄を誇った人です。

アニメのキャラクターデザイナーとして、
「クリィミーマミ」「うる星やつら」「きまぐれオレンジ☆ロード」などを
担当した高田明美さんです。



アニメ「魔法の天使クリィミーマミ」が、
テレビ放送開始から30周年となり、昨年2月から記念グッズの販売や
サイン会が各地で行われていたワケで。

ちょっと前、高田さんのツイッターを覗いたら
「なんか、フォロワーが増えてる。私なにかやったかしら?」なんて
呟いてらしたので、
「いや、マミ30周年となると真っ先に注目されるのは貴女でしょう!」と
思わずPCに突っ込んじゃいました。



今年の4月12日には、立川シネマシティで
「Blu-rayメモリアルボックス発売記念 30周年記念スペシャル上映会第2弾」と
題したイベントが開催され

OVA作品の上映や、太田貴子さん・水島裕さん・島津冴子さん・井上和彦さんら、
声優陣によるトークショーあり。
さらにゴーグルみたいのを装着して、ロボットの手みたいなのを握ると
視覚的に3Dマミが現れ、笑顔で握手してくれてるような感覚が・・・!

さらには4/16のニコニコ生イベントにも登場。
やはり声優さんたちとトークあったり、
マミ役やった太田貴子さんのミニライブあり・・・で
盛り上がった模様。

そんな21世紀型イベントあり、高田さん登場のトークショーもありで
今年になって益々ハジけている「クリィミーマミ」関連。

まぁ、私なんて今、川村敏江さんを「女神」なんて崇めてますが
高田明美さんも「女神」ですよねぇ。



あと、“いのまたむつみ”さんとかねぇ。
「美の女神=イーノマータ」とか
言われてましたしねぇ。



さてさて

その元祖「女神」高田明美さんですが
次回のイベントは、マルイシティ渋谷 9階特設スペースでの原画展です。



会期は、5月23日(金)~6月15日(日)。
時間:11:00~21:00
   (日・祝は20:30まで)
会場:マルイシティ渋谷 9階特設スペース 
東京都渋谷区神南1-21-3

*原画展示(原画展示 (数量確認中 50~60点の予定)
*新作グッズ販売 
 新作版画やステーショナリー、
Tシャツ、アクセサリー雑貨の販売
(高田さん、最近アクセサリーデザインもなさってる)

*高田明美 サイン会 6月14日(土)14時~(予定) 
(会期中グッズ3000円以上購入した方先着100名様の予定)  

・・・4/12立川シネマシティ握手会は結構なニュースになったし、
(元々は初音ミク・モデルから始まったらしいが)
次はヴァージョンUP版が登場するのか?

行きたい・・・気もするが、さすがにコレは難しいか。

高田さんも、ヲタを増やした人だもんねぇ。



私の場合、
まず萩尾望都さんの「みずうみ」が原体験だが
「クリィミーマミ」にも相当やられたもんなぁ~。

変身前の優にドキッとして
「あああ、オレってロリコン!?」なんて
オタオタしたのも懐かしい。



まぁ、
子連れじゃ行けない。
家族を置いて一人こっそりと・・・も行けない。

ネットで盛況ぶりを覗くに留めておくかなぁ。

映画 「アナと雪の女王」を見た

2014年04月20日 | 生活
ひねくれた私と連れは「ディズニー」「ジブリ」は見ない傾向にあるんですが
※私は自分自身「ピノキオ」など見ると泣きすぎて見苦しいのを自覚してますし

「アナと雪の女王」は、「ディズニー・ブランド」を別として評判イイし、
ちびスケも映画をみた友達から話を聞かされて「私も見たい!」と私らに直談判してきたので

「じゃあ、行くか!」と休日に家族で映画館に向かったのでした。

今回観たのは吹替版。

ストーリーは「まさにディズニー」という王道だけれど、
なにか過去のディズニー物を越えたスケールを感じたし、
CG映像の美しさと相まって素晴らしいエンターテイナー作品となっていたし、
一家大満足となったのでした。

またしても私は何箇所かで泣いちゃったし。
※情緒不安定か?医者行った方がイイのか?



とにかく
ハリウッド実写映画並みのスケール感、
「スターウォーズ」的なハラハラドキドキの二転三転ストーリー、
スリリングなアクションシーン、そのなかで笑いを提供するコメディー・リリーフ、
凛々しい王子様とハン・ソロみたいなキャラ(笑)、それなりに小物な悪役、
ミュージカル部分の高揚感、素晴らしい楽曲・・・と
何重もの好要素が詰まった「理屈抜きで面白い映画」だったんですわ。

まず、オープニングからして曲が良い。

原作はアンデルセン童話「雪の女王」といいながら、
大胆なオリジナル解釈を盛り込んだプリンセス・ストーリーですから
時代も場所も「昔のどこかのお国(地方)」。

楽曲がいきなりケルト風味。
「タイタニック」の曲もケルト(というかアイリッシュ音楽)だったが、
「アナと雪の女王」の国は、妖精も出てきて、
王女の成人式では祝福の言葉と聖歌がゲール語の様だったし

ここで私のような音楽ファンは感じ入る。

登場するキャラクターの吹き替えも良かった。
雪の女王エルサ役の松たか子はキャリアからして期待通りだったが、
妹アナ役の神田沙也加も良かった。

演技も歌もあそこまでとは。舞台でキャリアを磨いているとは知ってたが、
松に一歩も引かない勢いは立派。

家族全員、観終わってここまで満足感残る映画も珍しい。

ちびスケは日本語字幕版も見たいと言ってるので、まぁそれを再度観るのも良いでしょう。

やっぱり映画は映画館だ。
できるだけ音響設備の整った映画館で見たいねぇ。

なお、
「世界で最も遅い」日本公開ながら、累計動員はわずか31日間で756万人・
興行収入は92億円で、このまま行けば100億に到達しようという勢い。
(4月15日付「シネマトゥディ 映画週末興行成績」)

日本での大ヒットの結果、全世界歴代興行収入の累計は約1112億円(!)で
『トイ・ストーリー3』(2010年)を超えて、アニメーション映画で歴代1位、
実写を含めても第8位に浮上。ゴールデン・ウィークを迎え、まだまだ数字は伸びそう。

観客層は老若男女全世代に亘っており、4月26日からは「自分も一緒に劇中歌を歌いたい」という
ファンの要望を受け、既に海外で行われている「シング・アロング」形式の特別字幕版の上映が決定。

当初「シャイな日本人には向かない形式」と尻込みしていた宣伝サイドも
「観客が歌を口ずさみながらが劇場を出るのを見て」GOサインを出したとか。
※昔の黒沢明映画「素晴らしき日曜日」では劇中にヒロインが客席に向かって
 「どうか拍手を下さい!」と懇願するシーンがありましたが、当時の観客が
 どれぐらい反応したか知りたいねぇ・・・。
 私が見たのはリバイバル上映だったから当然観客のリアクションは
 ゼロだったけど・・・

まぁ、ウチの子は「アナと雪の女王」の上映中にケラケラ笑ったり、歌を口ずさんでたり
してたからねぇ。劇場出た後も、家でも歌ってるし。

しかも、プリキュア映画を見ている子供は、
劇中に「ミラクルライト」振ったり、「プリキュア頑張れー」と叫んだり、
エンディングで歌って踊ってみたいな「参加型」に慣れてるから
小さな女の子の方が「シング・アロング」してくれるかも知れませんぞ。

~そういや「プリキュア・オールスターズNS3」、興行順位さがるの早かった気がしたが
「アナと雪の女王」大ヒットのアオリを食っちゃったのかなぁ・・・。
※私は両方行きましたからねっ!!

わんぱく王子の大蛇退治

2014年04月19日 | アニメ・特撮
「ラストバウス』の密かな強烈イベント。

それは5月3日の『ゴジラ伝説 ライブ』。
第4回の爆音映画祭でも上演して大好評だったらしいが、
今回はゲストボーカルにヒカシューの巻上公一、キノコホテルのマリアンヌ東雲を迎え、
更にパワーアップした伊福部サウンドが披露される・・・との事。



ゴジラ自体の上映は、
本家東宝が60周年デジタルリマスター版を御膝元で上映させるって事で不可能になったが、
代わりに上映されるの『わんぱく王子の大蛇(おろち)退治』!!

しかも、ニュープリントで!

この東映動画初期の傑作といわれる「わんぱく王子の大蛇退治」、題材は日本神話モノで
劇伴を担当したのは、あの故・伊福部昭先生!

伊福部先生が唯一担当したといわれるアニメ映画だが、
そこは御大、伊福部節に変わりはないでしょうよ。



その音楽を思いっきりの爆音で楽しめるというのは、逆に凄い事かも知れません!
※ゴジラの方は別に機会が訪れる可能性あるし・・・

東映動画としては「長靴をはいた猫」「太陽の王子ホルスの大冒険」と並ぶ名作という事で
「子供達にも是非みて欲しい」とバウスさんは早目の時間設定をしてくれた模様。

昔、小学校の体育館で生徒向けに上映された東映動画の名作たち。
そりゃ、いま見りゃ画風は古いし、線も少ない。



しかし、「わんぱく王子・・・」は、ストーリーをなぞるだけでも
「須佐之男の高天原追放」「天衣織女」「八岐大蛇退治」と
日本人にとって教養とも言えるエピソードが盛り込まれている。

まぁ、例によって我が子に勉強させる気など無く、
「将来パロディを見た時、元ネタが何なのか」くらいは知っておいてほしいんですな。

そして、同アニメの名場面と言われるのは、
音楽と動画が見事な相乗効果を発揮した「アメノウズメの舞のシーン」、
そしてスサノオとヤマタノオロチの戦闘シーン。

まさに、この音楽こそが伊福部昭先生作曲というワケだ。

そういう私も、このアニメに関しては殆ど記憶にない。
Youtubeで予告編を見て「流れているのは、まさに伊福部音楽だ!」と感激したくらいだ。

高天原を去るシーンでは、表向きは追放でありながらも物語的には「旅立ち」、
「冒険の始まり」なのだから、ここはマーチなのである。

「伊福部マーチ」が流れるのだという。
これは見なければいかんだろう。

奇しくも先日「プリキュア・オールスターズNS3」を見に行った時、
「名探偵コナン 異次元の狙撃手」予告が流れましてな。



目に見えぬ敵からの圧迫感を表現するためか、そこには「ズズズズズ」と
重低音が流れ続け、その迫力に「やっぱ映画館の音響は凄いなぁ」と、
隣に座る ちびスケに話し掛けたのも記憶に新しいんですな。

伊福部音楽を爆音映画で、バウスシアターで見たら、コリャ凄い事になりますぞ。
子供の耳が心配だが、バウスさんも「御家族でどうぞ」と仰ってくれてるから
その辺は大丈夫だろう。

まぁ、実際のトコロ
元ヒカシュー井上誠のゴジラ伝説演奏がメインと見做してイイだろうが、
ゲストで現ヒカシューの巻上公一(ボーカル、テルミン、口琴、コルネット、ベース)が
井上誠(シンセ他)と絡むシーンを子供が見てイイかは不安この上ない。



そもそも、わが子は一緒に行ってくれるんだろうか?

無理なら一人でも行くけどさ。
※5/6も15時30分から「わんぱく王子」上映されるけど、
 その日はラス・バラードのコンサートだ・・・

5/3の夜にはニール・ヤングのドキュメント・ライヴもあるからね。
やっぱり轟音・爆音と言えば、ニールさんのギターですよ、演奏ですよ。

いっそニールさんが来て、コンサートやってくれればイイのに・・・。←ムチャ言うなよ