あるBOX(改)

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『殺人犯はそこにいる』を読んだ

2018年12月20日 | 生活
「ビブリオバトル」で再び話題になってる清水潔氏の
『殺人犯はそこにいる』

先日、私も読んだ。
北関東連続少女殺人を掘り起こす、圧巻の現場主義
ノンフィクション。

凄いのは悲劇的なテーマなのにグイグイ引き込まれる
「面白さ」だ。

本出してる人に失礼な物言いだが、文章が上手いのだ!

自虐的なボヤキで和ませたかと思うと急展開で斬り
込まれ、被害者家族の言動で泣かされる。



嗚呼!
犯罪ドキュメント本を電車で読んでてボロボロ泣いたよ!

そして最後まで行われる緻密な取材・・・。冤罪、そして
DNA型判定の信憑性。

この人の著作をもっと読みたい!
・・・そう思わせてくれる一冊でした。


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