あるBOX(改)

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Simon Kossoff meets Paul Rodgers !

2014年11月07日 | 英国ロック
知らないうちに関連ミュージシャンが来日してたりするんで
定期的にフリーやバドカン、Pロジャース関係の検索は行っているのだが
今回、なにやら凄い画像を見つけてしまった。

ポール・ロジャースがファンと並んで写真を撮っているという、
ある意味よくある光景なのだが、そのファンは「アメイジング!」と
ばかりに感激の面持ちなのだ。

その女性はロジャースと、もう1人の青年と記念撮影してるのだが
ロジャースに肩を組まれているその青年の顔は、20代で亡くなった
ロジャースの盟友にしてFREEのギタリスト=ポール・コゾフに
瓜二つなのだ!!

「Paul Kossoff’s son Simon meets Paul Rodgers for the first time」



コゾフに息子がいた!

ギターは!ギターは弾いていないのか!?
そう思って「Simon Kossoff」で検索してみたが、どうやら彼の職業は
「フォトグラファー」のようだ。

英国で学び、米国に渡った模様。
ロジャースも彼に初めて会って「コスそっくりだ・・・」と驚いたという。

フリー再結成の話が出ても「コゾフが亡くなった以上、絶対に有り得ない」と
頑なまでに語るロジャースは、「生涯最高のギタリスト」としてコゾフの
名前を上げることに何の躊躇も無い。
それほど重要な存在なのだ。



その息子に初めて会う・・・って事は、
コゾフの遺族の皆さんが、コスの息子を徹底的にロックから
遠ざけていたんだろうな・・・と推測せずにはいられない。

特にP・コゾフの父親で英国の性格俳優としても知られた、
デヴィッド・コゾフ氏は息子を奪った薬物を「撲滅する運動」に邁進。

息子さんの事を聞かれても
「彼はロックで好きな表現が出来たから幸せだったろう」みたいな
コメントはせず、フリーの事も「ただただ悲劇だった」としか
語らなかったという。

孫のサイモンがギターを弾きたがったとしても絶対に許さなかっただろう。

70年代ロック・ミュージシャンの2世って、親の跡を継いで
ミュージシャンになる者も多いんですけどね。

ロジャースの息子と娘も歌手だし、マイク・パトゥの息子もシンガーだし、
ジョン・ボーナムの息子もドラマー、最近亡くなったジャック・ブルースの
息子もベーシストだ。

サイモン・コゾフも・・・なんて、つい淡い期待してしまったが
フリーの伝記本で薬物に蝕まれていくポール・コゾフの悲惨さ、薬に
走ってしまったミュージシャンとしてのジレンマ・・・を読んだ後では
とても、軽々しく語れません。



仲間もしんどかったろうが、遺族は一番つらかったに違いないし・・・ね。

いまはただ、ロジャースとコゾフ息子のツーショット写真が見れただけでも
感無量ですわ・・・。

http://www.straight.com/blogra/606516/paul-rodgers-meets-paul-kossoffs-son-first-time

http://www.paulkossoffofficial.com/apps/photos/photo?photoid=112620893


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