その日は随分と暖かな日でした
太陽が顔を出しているところでは
外にいてもまったく苦には感じられませんでした
とある川の側に通りかかったので
川べりを歩くことにしました
川の面を眺めながら歩いていると
川の流れの淀んだところに
小枝の流木がくるくると回っていました
どこからか流れてきて
そこにつかまり
動けなくなってしまったのでしょうか
魚釣りの浮きのように
時には沈みかけたり
その反動で浮かび上がったりもしています
何故かその様子が
自分の身の上にも似て
哀れに思えて
足早にその場所を離れることにしました
太陽が顔を出しているところでは
外にいてもまったく苦には感じられませんでした
とある川の側に通りかかったので
川べりを歩くことにしました
川の面を眺めながら歩いていると
川の流れの淀んだところに
小枝の流木がくるくると回っていました
どこからか流れてきて
そこにつかまり
動けなくなってしまったのでしょうか
魚釣りの浮きのように
時には沈みかけたり
その反動で浮かび上がったりもしています
何故かその様子が
自分の身の上にも似て
哀れに思えて
足早にその場所を離れることにしました
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