新鹿山荘控帳

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英国製西部劇「ならず者一家」

2007-10-05 19:08:16 | 芸術鑑賞
この二日、風邪を引き外出もままならず、外界の話題もありません。
それで今日は、秘蔵の西部劇、英国製西部劇「ならず者一家」を紹介いたします。

1960年イギリス製作  監督ケン・アナキンス 出演リチャード・トッド アン・オーブリー ジャミー・ユイス

アフリカを舞台にイギリスが作った西部劇と言うことで、その後のマカロニウエスタンに多大な影響を与えた映画だそうです。

ストーリー
19世紀末、南アフリカの開拓地は無法者の天下であった。4人の息子を引き連れたルークのならず者一家が、小さな町を訪れた。電報線を切断した一家は、町の入り口で有刺鉄線で馬を傷つけられ、雑貨商のアーニーを殴りつける。
外部との連絡を絶たれた保安官サムは、町の人たちにことを荒立たせないように命じた。新式拳銃の看板を見つけた、次男がアーニーの店で銃を見ているうちに暴発。次男は死ぬ。他の一家は酒場で騒いていてそれに気づかない。
町ちの住人は一家がこのまま出て行くように、見過ごすばかり。アーニーは妻と息子を連れて、報復を恐れ汽車で町を出ようとする。そのとき息子が、「一家の父親が母さんを乱暴しようとしていた」と話す。アニーは走る汽車から飛び降りて、店から銃を取り出し、一家と立ち向かう。それに気づいた保安官が彼に並ぶ。町で一番腰抜けと言われていたアーニーの姿を見て、町の人々も銃と取る。激しい銃撃戦の後四人は殺され町の平和が訪れる。

リチャード・トッドは典型的な英国紳士風で、保安官の制服も英国陸軍風とイカにもイギリスで作られた西部劇です。どういった映画でもありませんが、印象に残ります。なお雑貨商の妻役のアン・オーブリーも西部劇の女性とは違い、設定ではケイプタウン生まれになっていますが、いかにも植民地時代の英国人の若い妻風で、なかなかよいです。

ある西部劇ファンのHPにこの映画の話をしたところ、管理人から「異色の西部劇で好きだ」言ってました。わかる人はいるんですね。

1983年12月13日にテレビ東京で放映されたと、あるデータベースに載っていましたが、多分そのときダビングしたテープを持っていましたが、劣化を恐れDVDに焼き直してて今に至ります。
コメント
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