新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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「頭上の敵機」

2007-10-07 19:33:47 | 芸術鑑賞
まず、昨日のお礼を。昨日EXILEについての記事を掲載したところ、過去最高の訪問を頂きました。それも夜11時に掲載でです。通常19時ごろが、更新時間にしておりますので、こんな深夜にと驚いています。猛烈なファンの方々がいらっしゃるのですね。感謝、多謝。

さてこの映画は、私が一番好きな俳優グレゴリー・ペックの主演映画です。モノクロ映画で、1949年助演男優賞、録音賞受賞作品です。

戦火の激しい第二次大戦下、米918空軍部隊の士気高揚に努力した一人の指揮官の孤軍奮闘の姿を描いた戦争映画の傑作です。

この映画が作成された頃は、まだ実写フィルムや戦闘機・爆撃機等が残っている時代で、迫真の戦闘シーンが見られます。その後作られた同じ爆撃機をテーマにした「メンフィスベル」はカラー作品で、また違った意味で臨場感を出していると思います。

グレゴリー・ペックはどちらかと言うと、冷徹な幕僚、能吏といった役風になってしまいますが、この場合、部下に甘い前任者が緩ませてしまった、部隊を立て直し生還率を高めるよう締め上げるには、彼のような指揮官でなければと納得するのです。

どの社会でも、グズグズの組織を立て直すには、大変だと思います。

私は日本語名より。「ツエルブオクロック・ハイ」の原題のほうが好きです。
似た名前の映画に「眼下の敵」があります。これは次いで好きなロバート・ミッチャムの作品です。こちらはまたいずれ紹介したと思います。
コメント
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