新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

カワウの標識調査に協力

2008-02-24 18:12:59 | 水辺の鳥
いつものO川にカワウが3羽いました。羽の色から1羽は成鳥、2羽は幼鳥と思われます。1羽には足輪が、1羽は左足が不自由でした。とりあえず撮影し帰宅後PCで出来上がりをチェックしました。

足輪のナンバーがはっきり読み取れました。標識調査が行われていると思いHPを調べました。日本野鳥の会や山階鳥類研究所です。するとカワウの標識調査を行っているグループを見つけました。

そこのグループでは、標識発見者に下記の事項の報告呼びかけていました。
①発見日時
②発見場所
③標識の詳細  右足、左足ごとに地の色、文字の色、記号の内容、リングの色等
④発見の場所の状況
⑤発見者の氏名等
⑥発見者氏名の公表の可否   です。

お礼に、放鳥状況を教えてくれるそうです。

私こんなことに協力するのが大好きで、十数年前、南米の魚のぺへレイの放流状況の調査に数年間協力したこともあります。

早速その夜、詳細を報告しました。
翌日その返礼がありました。
私の番号のカワウは、2007年6月12日愛知県弥富市の弥富野鳥公園のコロニーから放鳥された幼鳥であることが判りました。標識装着時は巣立ち前のヒナで、現在8ヶ月の幼鳥だそうです。

鳥を撮影し始めてから僅か2ヶ月で、こんな調査に協力できるとはまったく幸運です。今後とも協力していきたいと考えています。他にも標識の付いた鳥は多数いるようです。


いたずらの間違った報告がされると困るので、ナンバーは消しました。
左の幼鳥は左足が不自由です。


これが3羽の様子です。
コメント
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