新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

高校野球が好きになれない理由

2008-03-22 19:11:00 | その他
また高校野球が始まってしまいました。どこが面白いのかといつも思っています。
普段それほど考えていませんが、野球の放送の時間、再放送で結構面白い番組があるのですが、全部とんでしまいます。

監督の命令、学校の意向、地元の圧力、高野連の指導という運命共同体・集団競技のイメージが前面に出て選手がかわいそうになります
あの入場行進もよくそれを現しています。昔のニュース映画に出てくる神宮球場の雨の行進にイメージが重なってしまいます。

ゲームとして野球を楽しもうと思いますが、TVの画面を見ていてどうしても我慢できないものがあります。
それは選手がかぶっている野球帽です。ベースボールのキャップでなく、マークや学校名を示す全面が看板のように立っているところです。あれは、発展途上国の陸軍や警察がかぶっている制帽ではないでしょうか。

数十校のうち数校は昔ながらのキャップタイプをかぶっているのはむしろ新鮮に見えます。
校章だけでなく中には学校名を4から5文字を横にいれ、その部分に芯を入れて壁のように立てています。そのうえ帽子のすその直径より上部の方が大きい、まるで食パンかケーキのような変な形があります。

プロ野球でもいくつかのチームでそのようなデザインのチームがあります。

日本の場合は、ベースボールでなく野球です、別物ですとよく言います。野球の技術や用具のすばらしさで優れているには良いですが。

もっと気軽に子供達も楽しく球場に遊びに行けるゲームにして欲しいです。
鉦や太鼓で一糸乱れぬ応援は、ある種マスゲームのような気がします。その中で自分達だけ応援しないなんて許されない雰囲気ですよ。自分のペースで応援したいです。

あの軍隊の制帽のような帽子は、いつ頃かな始まったのでしょうか、それとも日本人の心の中にああ言う制帽で表現される何かを好む気質があるのでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする