コンビニに昨日寄ったときに、本書を見つけました。
頭の隅に山岡士郎と海原雄山親子が和解したような記事をどこかで読んだような気がして、その真相を知りたく早速購入しました。
何時ものとおり究極と至高の戦いが延々と続きます。山岡ゆう子の奔走で和解らしい結末は書かれていました。
102冊にもなる、親子の争いをここまで盛り上げてしまった以上どう結末を付けるかと言うのが、読者全員の関心の的であったでしょう。
今回の決着の付け方しかなかったような気もします。雄山の妻であり士郎の母であり、そして今はいない。だからこそ決着の付け方に引っ張り出されても、彼女は喜んでいるでしょう。
それ以外に妥協する余地は二人にはなかったような気がします。
内容でいいますと、一般家庭の料理からだんだん離れていっているような気がします。地方の家庭料理は、その食材は自分達には入手できないものですし、そんな意味で珍しい料理の紹介番組のような感じを持っていました。
昔は自分でも挑戦してみようと思わせる情報の紹介が多かったような気がします。
それから、私はコミックッスの単行本で第1集から購入しております。この102集が一区切りになるなら、架空対談だけでなく「小学館」か作者の「謹告」を掲載し、長年の読者に感謝の気持ちを述べるべきではなかったでしょうか。
今後どうなるのが良く分かりません。公式声明を欲しかったです。