猛烈な夕立の中の走行

夕方のニュースは、真っ先に猛烈な夕立を採り上げています。この三連休も天候は不安定だと言うことです。

映像としては、たたきつけるような雨の中、水しぶきを上げて走る車の映像が多いようです。

自宅のあるところでも先ほどひどい雨が降りましたので、あの雨雲が移動していったのかと思いながら見ていました。

そこで気づいたのですが、慎重に走っているように見える自動車が殆んどライトをつけていないのです。ハザードさえ点灯していないのです。さすがバスやタクシーなどのプロは点灯しています。

通常の夕闇でさえ相手の車が見えにくくなるのに、猛烈な雨です。運転中に暗くなるときは、目が慣れるのでしょうかなかなかライトを点灯しません。

ここで重要なのは、相手の車や歩いている人が見えにくいことだけでなく、同様に自分の車が相手から見えにくいと言うことです。自分は事故は起こさないからいいのではなく、何処かの馬鹿が自分の車に気がつかずぶつかってくることがあるからです。ライトをつけて自分の存在を自己主張をするわけです。

元Ｆ１ドライバーの中島悟氏が、町中を走るとき自分が気をつけること、と言うエッセイで書いていた中の一つです。

車の運転は人の命と自分の命がかかっているので、昔から私はまったく当たり前のことでも、素直に上級ドライバーの意見は聞くことにしています。

一昨日の御殿場での豪雨の走行を久しぶりに経験して、こんなことを考えています。