新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

内田康夫新刊「地の日 天の海 上・下」

2008-07-07 18:04:29 | 読書
私としては珍しく、しばらく書店に顔を出していませんでした。今日からしばらく雨の日が続くとの事で、カメラの保管ケースの乾燥剤をヨドバシまで買いに行きました。その帰りに書店に寄ってみると、内田康夫の新刊が出ていました。

内田康夫は、新刊があれば中身を見ずに購入する数少ない作家の一人です。ただ最近は単行本が主になっており、今回も1冊1600円、上下で3200円です。それも彼が初めて時代小説に挑戦したものです。果たして面白いか少し不安になりましたが購入しました。

新刊案内によりますと、「構想20年!推理小説の名匠が始めて挑む渾身の歴史大河小説!!」とあります。
また「信長、光秀、そして秀吉。三人の英傑の相剋はなぜ起こったのか。若き日の天海僧正を通じて、信長軍団の天下統一から本能寺の変まで、戦国史最大の謎に踏み込んだ歴史群像劇、ついに誕生」とあります。

いまさらのこの時代の小説です、彼がどう新しい切り口で描き上げるか楽しみです。ですが、本当のことを言いますと、私の時代小説の好みは以前も述べましたが、池波正太郎・藤沢周平・平岩弓枝・宮部みゆき、最近では山本一力です。

傾向はお分かりになるでしょう。
最初の60頁ほど読み始めましたが、少し違うようです。でもつまらないと言うことでなく、歴史書として面白いです。聴きなれたストーリーと違う場面が、有名な場面の間にちらほら出てきてなかなかと思わせます。

どうせ明日も雨ですから、読了しましたらまた報告いたします。

奥付の発行日前に購入するのが密かな自慢でしたが、この度は遅れてしまいました。


上下で3200円はちょと辛いところもあります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする