新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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冬の朝御朱印拝受「円覚寺」「円覚寺仏日庵」「建長寺」

2015-01-21 18:02:22 | 神社仏閣
一昨日鎌倉に買い物に出かけました。その店の開店が11時です。
性分でそれまでの時間がもったいなくて、朝一でまず北鎌倉に降り立ったのです。
北鎌倉の駅の左側に下りればすぐに総門ですが、正しい参拝の仕方は、右側に下り白鷺池を渡り線路を越えてから山門に至ると聞きましたの、そのようにしました。

朝9時でしたからまだ誰も参拝者はおられず静かなたたずまいです。
拝観受付所の方々と親しく話ができましたのでその辺を交えて報告いたします。


円覚寺の御朱印帳です。
通常は御朱印帳を預けて番号札をいただき、参拝後帰りに御朱印帳を頂くことになっているのですが、私一人だけしかいませんでしたので、仏日庵にこの後お詣りすると申しますと、ではすぐに書きますねと言っていただきました。裏表紙に名前を書きますから紙に名前を書いてと言われ書きますと、なんと年配の二人の方の一人と同姓でした。そこからいろいろ話は弾んだのです。

まず表紙の「佛心」の箔押しの文字は、あの「朝比奈宗源」さんです。円覚寺派貫主をされていたというより水戸黄門の題字を書かれたことで一般には有名な方です。私はこのお名前を以前から存じていたのでさらに話が弾みます。


1頁目にすでに印刷?されているのが先代円覚寺貫主の円覚慈雲老師が書かれたお言葉だそうです。


円覚寺の御朱印です。

広大な円覚寺の奥にある仏日庵には境内の斜面を登っていきます。点在する方丈や各施設のたたずまいは、冬の朝の冷たい空気の中で山中の昔の古いお寺は、このようなものであろうと思いをはせるのでした。しばらく登ったところに「仏日庵」がありました。
恥ずかしながら「仏日庵」がどんなところか知らなかったのです。頂いたしおりで円覚寺大檀那の北条時宗の廟所だったのでした。


仏日庵の御朱印です。


鎌倉観音霊場第33番の御朱印もいただけます。


鎌倉地蔵尊霊場第14番の御朱印です。

さて受付所で、4月に永平寺をお詣りしたいと思っていると話したところ、この後南に下って鶴岡八幡宮にお参りの途中に「道元禅師の顕彰碑」があるのを教えていただいたのです。その様子はまた明日です。

続いて「建長寺」さんです。
狭い県道32号線を南に下ります。歩道も狭くたぶん鎌倉学園の生徒でしょうか、擦れ違いに苦労します。
広い駐車場を表に、「建長寺」の山門がありそして参詣受付所で御朱印帳を頂きました。


こちらでは参拝者がすでに何人もおられ、番号札を頂いてから参詣を始めました。
仏殿で御本尊の地蔵菩薩坐像をお詣りし、さらに方丈に上がり裏の庭園を見せていただきました。


建長寺の御朱印です。

「円覚寺」も「建長寺」もそうですが、ゆっくり1日かけてお詣りするだけの見どころあるお寺です。次回はそうします。
受付所に戻る途中団体の参拝者を見かけたので、聞きますとやはり桜の季節など大変な人出だそうです。
どちらも厳かな寺院ですが、鎌倉の観光スポットにもなっているのです。
山門前の駐車場にははとバスが止まっていました。バスガイドさんを見かけたのですが、彼女が何をしていたのか、これは企業秘密に属する事柄みたいだったので、内緒にします。
コメント
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