新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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サバイバルのためのサバイバル術

2007-11-19 18:55:37 | 読書
海外におけるテロに巻き込まれたり、日本においても必ず来るといわれている大地震、温暖化によって引き起こされる集中豪雨、不注意などから起きる脱線や建物火災。変質者などのからの危害。数え切れないほどの災害や危険が身の回りに存在しています。もし、一つでも身につけた知識で、身の回りの仲間や自分が助かるのなら、その知識を勉強し、生き残るためのグッズを用意しておくべきではないでしょうか。

サバイバル関連図書のさきがけとなったのが、今日紹介する本書です。
「サバイバル・バイブル」柘植久慶 1300円 1986年4月発行 原書房刊

20年前の本では有りますが、その情報はまったく古くなく、むしろ当時は大げさに感じたほどでした。それだけ現在は危険がいっぱいです。類書に比べてもむしろ新しさを感じます。


今日実は偶然本書の再改訂版を見つけました。ふんだんに在った図版や写真が無くなり記述だけで、つまらなくなっています。
筆者柘植久慶は、慶応大学卒業後コンゴ動乱に参加、その後フランス外人部隊で格闘技教官としてアルジェリアに赴く。その後、ラオス政府軍の格闘技教官、アメリカ特殊部隊大尉としてインドシナで戦う。外人部隊参加の日本人のさきがけとなる。その経歴の多彩さから、私は一番関心を持っています。

まず主な事例は
①航空機事故 ②火災 ③大地震 ④自動車事故 ⑤山岳遭難 ⑥火山爆発 ⑦水上遭難 ⑧強盗撃退 ⑨海外旅行 ⑩誘拐 ⑪ハイジャック ⑫クーデタ ⑬外国警察 等です。
またサバイバルのための必需品を具体的に、体験からのグッズを写真入で紹介しています。一部は販売会社も紹介。


アウトドア大好き、キャンプ大好き人間である私は、従来保有しているキャンプ用品がある程度使えることで安心しました。また、その趣味の延長で買うならこちらのグッズと、チェックをかけています。
また、漫然としたウオーキングでなく年令にあった体力保持も参考になります。

関東地方の場合、東海地震だけでなく富士山の噴火もいずれ起きると言われています。そして、自分が何所にいるときに起きるか。遭遇するか。それも問題です。

今ラジオで、地震が起きた場合に、緊急通報でどんな方法で自動車を停めるか、テロップを流しているのをご存知ですか。
こんなことを最近考えています。

次回は、近代軍隊のサバイバル教典の基礎となったマニュアルを紹介します。

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