新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

出張所で「東京防災セミナー」を受けてみました。

2015-10-08 18:02:24 | 防災関連
先月報告しましたが、東京都では都民にぶ厚い「東京防災」という冊子を配布しております。
その冊子に関連して、都下各消防署で「東京防災セミナー」が催されています。10月14日までですが。何所でその情報を入手したのか覚えていないのです。

わが市の消防署のサイトに行きますと、各出張所でもセミナーが開催されているとあります。最寄駅に近い出張所に問合せしますと、『あなたの自宅からですともっと近い出張所がありますよ』と言うではありませんか。自宅近くの街道の一本裏側に出張所があったのです。自宅から15分くらいでした。

毎週、日月火水の4日で平日は19時から1時間です。
私のいつもの癖で、18時40分頃には着いておりました。受付の女性の対応の様子から、あまり受講者がいないのではと言う感じでした。
若い担当官とその上司の方が出てこられ、二階の会議室に案内されました。挨拶される二人の様子から参加者が全くない日もあったようで、私は歓迎されていたようです。

雑談の流れから、マンツーマンの講習が始まりました。まず驚いたのが防災のDVDを映したのが、14インチの全く古いブラウン管テレビだったのです。出張所近くのスーパーに行けば、2万円出せば安い液晶TVが買えるのにと思ってしまいました。色々予算削減が厳しいのでしょう。

さて講義内容ですが、
①「防災ブック」について
②今すぐできる防災対策について
③家具類の転倒、落下、移動防止について
④その他
でした。

①は読んで頂くということで、DVDは②から始まりました。内容は取り立てて目新しいことはなく、どこかで一度は聞いたということです。
若い担当官いわく『阪神大震災を知らない若い職員にこのセミナーを担当させることになったのです』と説明を始めました。
実は私の知人で、神戸市中央区でもろに震災を体験し生き残り、被災者の真っただ中にいたものがおり、彼から生々しい実はを聞いております。
担当官に幾つか実話を話してあげました。

19時に年配の御夫婦が受講に見えられました。すでにセミナーが始まっているのに驚いて、『19時からではなかったのですか』と文句を言っておられました。彼は自治会の役員をされているようで、その後の消火器の説明とか、消火器の新機種とか消防署に対する簡易消火器の啓もうに関して要望を出しておりました。以前も言いましたが、私の住んでいる地区は町内会が大きく地区ごとの防災訓練など熱心です。
消火栓に直結するスタンドパイプと言う消火器をご存知ですか。こんな消火器も町内会で訓練しているほどです。

セミナーの最後はいつもの、三角巾による応急処置の実演でした。

この日の一番の収穫は、以前お話しした、購入したばかりの防災ヘルメットの正しいかぶり方の確認です。会場にヘルメットを持参しました。担当官とその上司に事情を説明して教えを乞うたのです。
最近の常総市のニュース映像で、消防官、警察官、自衛隊員、国土省の係員の皆さんのヘルメットのかぶり方を注目しておりました。
一番気になったのは、アゴのバンドです。喉仏の付近にバンドがあるので、とても違和感があるのです。
でも担当官たちはそんなこともないということです。結局その日の結論は、「慣れでしょうか。緩めるとヘルメットが外れてしまいますから、ある程度はしっかりと」。何ということでしょう。まったく当たり前の結論でした。

セミナーのお土産は、防災一口メモの印刷されたクリヤーファイルや、そのほかリーフレットでした。
1時間くらいのセミナーではこのくらいの内容でしょうか。
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金谷港で待っていた鳥たち「ウミネコ」「イソヒヨドリ」ほか

2015-10-07 18:02:22 | 水辺の鳥
さて東京湾のお話も今日が最後です。
目的の鳥はダメでしたが、金谷港から久里浜港に戻るときに、港で出会った鳥です。

復路は風も穏やかになり、フェリーの船尾甲板に出ることが出来ました。そのうち他のお客さんも三々五々甲板に出てこられ、盛況になりました。
さて、乗客は立ち入れない一番下の甲板から何本かの短いマストが立っていまして、その先端が私の目の前にあります。その先端に「ユリカモメ」が止まったのです。距離も近いし晴れていたので、アップで撮れるかと狙ってみました。



野生の鳥です、それなりに獰猛さを感じられます。


ついでですから全身も紹介しておきます。

金谷港にフェリーがまだ入港する前に岸壁を歩いておりますと、腰の高さほどの岸壁に「イソヒヨドリ」の雌がおりました。周辺には海を眺める観光客もおりましたが、人に慣れているようでじっとしております。


それではと撮影しておりますと、年配の女性が海を眺めたいと岸壁に近づいていきます。その岸壁には「彼女」がいるのです。海に気が行っている女性は目の前にいる鳥に全く気が付いていません。教えてあげようかとも思いましたが、ときに注意されると火がついてしまう人がいますのでやめました。勿論「イソヒヨドリ」の逃げました。

おまけです。


私が撮影したかったのはこれです。大磯の突堤で見かけてから、何とか沖合で撮影したかったのです。「オオミズナギドリ」です。漁船を仕立てるわけにもいかず、フェリーで沖に出て撮影しようと思ったのです。
ふねからかなり離れたところを群れて飛んでいました。これが限界でした。
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働く船舶「浦賀水道で出会った船たち」②

2015-10-06 18:02:22 | 働く船舶
昨日に続き東京湾フェリーで久里浜金谷間を往復した時、出会ったおもな船舶を紹介します。勿論釣り船等はたくさん遭遇しました。


川崎汽船の自動車運搬船です。船名は読み取れませんでした。いかにも風の影響を受けそうな船体です。


東京湾フェリーのもう一隻の「かなや丸」です。この船で久里浜に戻ることになりました。結局往復同じ船でした。



第三十一勝丸 金谷港フェリー乗り場の隣で土砂の積み出しをしていました。頭から入港してきて、左舷に接岸しました。右舷のアンカーを投錨してその抵抗で船尾をくるりと左に反転、見事に左舷を接岸しました。プロの仕事です。


CEPHEUS LEADER  これも巨大自動車運搬船です。


第八東海丸 千葉県館山市  上野勝丸の後ろに並んで接岸、土砂を積み込んでいました。
この第八東海丸は、6月に大磯港で土砂を降ろしていたところを見ています。つまり千葉県金谷から神奈川県大磯の土砂を運んでいたことになります。


第二十八三幸丸



CYGNUS PASSAGE 東京電力のLNG運搬船です。かなや丸の船長が船内放送で何か説明していましたが、甲板で撮影していたので聞き取れませんでした。注目の船舶のようです。


第六東亜丸 横浜
船舶は以上です。晴れた海上です。遠くの船は船名が全く読めませんでした。

おまけです。当日は頭上が羽田への進入路に当たっておりました。ほとんどが高度が高かったのですが、本気だけ機体番号が読めましたので掲載します。


B-6126 A330-300 中国東方航空

また天気が良くて風のない日にフェリーに乗ってみたいです。駿河湾フェリーも気になっています。

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働く船舶「浦賀水道で出会った船たち」①

2015-10-05 18:02:22 | 読書
東京湾フェリーは神奈川県久里浜港から千葉県金谷港まで運行されています。東京湾で一番狭くなっている浦賀水道を通ります。
したがって巨大船から漁船まで多くの船とすれ違います。
その中の主な船を紹介いたします。
なお、船名から詳細がわかるのですが、いつものように調べていくうちに、詳細を解説しても仕方がないかと船名他の紹介にとどめます。


葉山丸 横浜 久里浜港に停泊していました。フェリーの船内からです。


しらはま丸  金谷港からのフェリーですれ違いました。



第三十八さだ丸 三重県鳥羽市 このころは海上には白波が立っており甲板には出られませんでした。


PACIFIC NOUTUS  東京電力にLNGを供給運搬しているタンカーです。


NIPPON EXPRESS 


あきつしま 海上保安庁が保有する最大の巡視船。イージス艦と同じくらいだそうです。


SEOUL EXPRESS  奥は久里浜の東電火力発電所の三本煙突

枚数が多くなりましたので本日はここまでです。
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御朱印拝受「日本寺」

2015-10-04 17:17:17 | 神社仏閣
さて東京湾フェリーの目的は鳥撮ですが、折角ですから金谷港から鋸山に登り「日本寺」で御朱印を頂こうと考えたのです。なかなか海の向こうに出かけるのは大変ですので、久里浜・金谷を往復するこの機会にと思い立ったのです。

金谷港に着いたのは10時過ぎ、ロープウエイの山麓駅まで歩きました。海水浴の季節なら人でも多いだろうと思う海岸をてくてくです。
ロープウエイもすいておりまして、前回訪れた時は下りは歩いて降りたのですが今回は往復切符を買ってしまいました。
展望台から浦賀水道を眺めるのもそこそこに大仏様まで向かいました。大仏様前の売店で御朱印を書いていただけるそうですから。


さらさらとこのくらいの字が書けるようになるといいのですが。売店の男性はお坊さんの雰囲気はありますが、確認はしませんでした。


日本寺にお参りた理由の一つには、この御朱印帳にあります。たぶん日本でただ一つ、菊の御紋の使用が許されたお寺なのです。聖武天皇勅願所なのですから。深緑の上品な御朱印帳です。



折角ですから日本一の大仏様の画像を載せます。この大仏様は、正しくは「薬師瑠璃光如来」と称されるそうです。
アップでお顔を拝見するとだいぶ傷んでおられるようです。昭和四十四年に大復元工事がされたようですが、外に居られますから自然の風雪に傷んでしますのでしょう。

ロ―プウエイの山頂駅(海抜255m)から大仏様のおられる広場(海抜141m)まで約110mの比高差です。ここはお寺の境内ですから参道すべてが立派な石の階段でできております。だらだらの登山道と違います。階段の段差が高いのです。110mの比高差がすべてその石の階段でした。下りも大変ですが登りはもっと大変です。お年寄りはさらに大変です。
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何とか仕上げた「硯箱」

2015-10-03 18:02:22 | 閑居閑語
長年習字を勉強しようと考えてきました。だって日本人なんですもの。
書道をやっている知人から、『御朱印と言うせっかくのお手本が身近にあるのに』と言われ続けておりました。
先日頂いた「日本寺」の御朱印も、独特の書体ではありますが書けるといいなと思わせる書体です。「日本寺の御朱印」は事情がありましてもう少しお待ちください。

さて何事も形から入る嫌いのある私は、何とか硯箱を自作したいと思っておりました。書道用品専門店のHPをいくつか覗きに行って、「六寸」の大振りの硯箱が見栄えもよいことで図面を引いたのですが、私の持っている硯がなぜそんな大きさにしたのか覚えておりませんが、「五三寸」と大きいのです。
板どりを硯に合わせて「六寸」より一回り大きく外寸21×32センチにしました。

板は一枚板のいいのがなく、結局ハンズで合板ですが表面の木目が美しいものを選んで購入しました。
指物の本を読んだりしますと、箱をきっちり寸法通り作るにはノコギリの刃厚を考慮に入れなければなりません。そのつもりで図面を引いたのですが、手持ちのノコギリをいくつか調べてみると、刃厚0.35mmのノコギリがありましたのでそれで厚さを考えずに切ってしまうことにしました。

中仕切りも効率よく切ることにし、組み立ても指物師のHPでみた技を盗んでやってみました。
塗料は以前から持っていた水性ニスで塗りました。都合4度塗り重ねましたが、濃さのむらや垂れに悩みました。





こんな具合に仕上がりました。
反省点。
①やはり一枚板で作った方が見栄えが良い。合板の断面が見えないような組み合わせにしたが、やはりいくつか残ります。合板のあわせに塗料がしみ込んで合板の重ねが強調されます。
なぜ一枚板があまり売っていないのか、ホームセンターなどを廻ってて気が付きました、そんなに売れるものではない一枚板は、すぐに反ってしまいます。買う方は平らな板を買いますから。したがって売れない板が増えることになります。

②撮影上の問題。
合板以外にはそれほどの問題はなかったです。
ただ撮影して、ブログに紹介するとき、硯箱の表面がニスでピカピカに光っておりまして、照明や部屋の様子が写りこんでしまうのです。専門店の商品紹介HPの硯箱の様に撮影できないのです。プロの写真家でないと無理なのでしょう。

さて、最後に大問題が残っております。
これで私が、書道を始められない障害が一つもなくなってしまったのです。今まで硯箱がないからと、先延ばしにしていたのです。あ、あ、。
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「モリアオガエル」の銅版画

2015-10-02 18:02:22 | 芸術鑑賞
ふと思い立って辞書や図鑑の整理を始めました。図鑑で一番多いのが「両生類・爬虫類」関連で、ついで「鳥類」「蝶類」(蝶類と言う熟語はあまり使われてないようで「ちょうるい」「ちょうるい」と続けて打てませんでした)「魚類」となっています。

小学生向けの「両生類・はちゅう類図鑑」をつい懐かしく見ていましたら、こんなものが出てきました。
十数年前、時々通っていた版画美術館で、銅版画を体験しませんかと言うイベントが催されました。初体験の人が優先されるということで応募すると当選しました。こんな体験に参加するのが大好きです。
実費も大変安かったと思います。生徒さんは多分5名だったと思います。三日間ぐらい通ったと思います。
静物画や街並みのスケッチを題材にしても面白くないと、両生類図鑑に載っていた「モリアオガエル」をモチーフに制作したのです。

版画美術館のイベントです。すべて本格的に体験できました。印刷機も本物ものでした。銅板にガリガリでした。
体験ですから印刷の専用の用紙は4枚だけでした。
折角ですので、1枚だけ額に入れることにしました。茶色の額に薄いみどりの縁を選んだのは当然です。


モチーフがモチーフです。今まで「カエル」が大好きだと言う人に会ったことがありませんので、ずっと家に置いてあります。
勿論原版も保存しています。
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