まるみのあっちこっち巡り

ー33,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

にっぽん丸GW日本一周クルーズ 5日目のランチ

2016-11-25 18:20:30 | 2016にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



5日目も船内でランチを取ることにしました。
この日はビュッフェではありません。

大好物の鰻に目を輝かせたまるみでした。
鰻を食べに行くと鰻重と肝吸い、香の物くらいで
バランス的にはイマイチなのですが、
にっぽん丸では他にもずく酢、大阪漬け、







焼き茄子素麺







富山県産 カマスのフライ







具だくさん はちみつ葛スープ

ああ、もうこんなに美味しい食事がついていると
寄港地でも降りたくなくなってしまいます。
罪作りだぞ、にっぽん丸。

2016.5.2
コメント

にっぽん丸GW日本一周クルーズ 浜田港入港

2016-11-24 00:33:12 | 2016にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



海風薫る港町の島根県浜田市の歓迎を受けて
浜田港に入港したにっぽん丸。







ゆるキャラの歓迎を受けるというのがご時世です。
なかなか名前も覚えられないので、
胸に名札をつけていただくと嬉しいですね。







浜田市は、海、山、文化がきらめくまち。
県内一の水揚げを誇る浜田漁港では、
アジ、ノドグロ、カレイ、アンコウ、イカ、アワビ、
サザエなどの新鮮な魚介類に恵まれています。







日本の棚田百選認定の棚田では、
美味しいお米も収穫されているようです。

美肌県グランプリ3年連続1位に選ばれた島根の湯、
山の恵みを肌でも味わえるのです。

原生林に囲まれた大自然リゾートのスキー場もあり、
大自然でしか体験できないレジャーも盛沢山。







伊勢国松坂の城主、古田重治が転封し築城した
浜田城は、250年間浜田藩政の中心でした。
歴史的な見所もあります。

ユネスコ無形文化遺産に指定された伝統工芸品の石州和紙、
伝統芸能の石見神楽、風光明媚な景勝地があり、
5時間の滞在時間では短過ぎました。







その5時間を効率良く使ったオプショナルツアーは、
浜田市の見所を見学するコース、
世界遺産石見銀山を行くコースが2本、
温泉津と石見神楽鑑賞コースがありました。







3時からはこちらでイベントもありますし、
さて、どこへ行きましょうか。
観光案内所などもあるので寄ってみます。







どこへ行こうか決めかねていたまるみでしたが、
皆さん、次々と下船していました。

島根県浜田市

2016.5.2
コメント

にっぽん丸GW日本一周クルーズ 5日目「春日」での朝食

2016-11-23 00:57:27 | 2016にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



鯉のぼりが飾られたにっぽん丸です。

この日の入港は午前11時、ゆっくりと
オシャンダイニング「春日」で朝食をいただきます。

夕食はスイートルーム、デラックスルームの
お客様の優先ダイニングですが、
朝食・昼食は客室タイプに関わらず利用できます。







本日のスープ







フレンチトースト
プレーン、本日のフレーバー

オムレツ、ソーセージ

玉子料理には、オムレツ、スクランブルエッグ、
フライドエッグ、ボイルドエッグがあります。







カットフルーツ、ヨーグルト

コーヒー(ブレンド、アメリカン、カプチーノ、エスプレッソ)
紅茶があります。

ビュッフェコーナーにはサラダ、ジュース、ミルク
こちらだけはセルフサービスになっています。







こちらでいただくお食事は、背筋もピンとなり、
特別なものになる感じがしています。







にっぽん丸は、次の寄港地である
浜田港を目指していました。

2016.5.2
コメント

にっぽん丸GW日本一周クルーズ 4日目夜のイベントとディナー

2016-11-20 23:29:55 | 2016にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



この日のショーは、ディナーの前に
高橋孝民謡団のコンサートがありました。

民謡で日本一周ぐるりとお国めぐり、
にっぽん丸の航路に合わせて東京から南下、
ご存知の曲がありましたらご一緒にとのことでしたが、
「東京音頭」くらいしか知りません。

とにかく声に魅了されました。

民謡を聴いた後は、にっぽん丸和膳のディナーです。

前菜

数の子西京漬け、桜塩豆腐、ほおずき、
〆鯵の白葱和え、福島県産 新茶葉


小鉢

公魚(わかさぎ)のトマト南蛮漬け

南蛮ジュレ酢







お造り 春の賑わい

長崎縞鯵の昆布〆 昆布寒天、ホッキ貝
炙り〆鯖 明石の蛸


たらの芽のお浸し 蕾菜 花百合根 桜花 剥き空豆
紅芯大根 ラディッシュ おごのり 安岡葱 酢橘
花穂紫蘇 本山葵

オレンジ色の飲み物は、食前酒の四季柑と梅のお酒







煮物

長崎県産 鶏もも肉とじゃが芋の八角煮

絹さや豌豆 柚子 切昆布 桜麩







焼物

長崎県産 まとう鯛の蕗味噌焼きエボ鯛の麹焼き

青葉 谷中生姜甘酢漬け 南天







鍋物

生茶鍋 島原和牛ロースと長崎県産豚肩ロース

水菜 豆腐 人参 花大根 椎茸 紅葉卸し
安岡葱 ポン酢







桜海老と南瓜の炊き込みご飯

香の物

島原半島産 高菜漬け 島根青しま瓜漬け

島原素麺
 

長崎県産 キビナゴの唐揚げ 小口葱







デザート

パパイヤとチェリージュビレ

寄港地の特産物を使った料理を味わいながら
寄港地で過ごした時間を振り返ったり、
また次の寄港地の特産品も出てきますから
どのように過ごすか何を食べたいかなど
献立の中にも話題がたくさんあります。

毎回の食材の多さにも驚きますが、
調理方法も様々ならば、創意工夫された盛り付けと
目と舌で堪能し、にっぽん丸でのクルーズ中は
体の調子も万全となるのでした。

バラエティーに富んだ食材を使うことは、
病気予防にも有効で、日々心掛けてはいるものの
家庭ではなかなか難しいものです。







この頃、長崎県は五島列島付近を航行中でした。

ディナーの後は、ラウンジ「海」にて
吉田篤弦楽四重奏団のナイトメロディを楽しみました。
映画音楽の演奏でしたが、懐かしい名画には
名曲がつきもので、うっとりとした夜となりました。







乗客が音楽などを楽しんだりしてキャビンに戻る頃
スタッフの方々が鯉のぼりの飾りつけ、
船内はいつも季節感を感じられるようになっています。

2016.5.1
コメント

にっぽん丸GW日本一周クルーズ 軍艦島周遊

2016-11-18 00:29:16 | 2016にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



にっぽん丸は、島原湾を出ると天草灘、
長崎半島を回り、
順調に航海を続けていました。







軍艦島を周遊するという船内放送、
キャビンの窓からでも見ることはできましたが、
カメラを持ってデッキに出ました。







3年前の5月1日に上陸しましたが、
条例により、見学施設以外は島内全域が立入禁止、
危険なので立ち入りのできない区域が多いです。
こうして見てみますとそれも分かるというものです。







「軍艦島」に上陸が解禁されたのは2009年、
それより前に報道関係者限定で特別に上陸が許可され、
荒廃が進む島内各所の様子をテレビで見てから
いつか軍艦島に行き、自分の目で見てみたいと思いました。







軍艦島の住人だったガイドさんのお話を伺えたのは、
貴重な時間でしたが、見学できるのは
ほんの一部に過ぎません。







1870年に石炭採掘が始まった島では、1974年まで操業。
明治期の生産施設の遺構や、そこで暮らした人々の建物の
約半数が残されているという無人島を周遊します。







まだ太陽が海を照らし、空を染めています。







サンセットを楽しめる時間帯でした。







そのタイミングで軍艦島を周遊できるように
速度を調整していたにっぽん丸。







外観が日本海軍の軍艦「土佐」に似ていることから
「軍艦島」と呼ばれるようになった正式名称は「端島(はしま)」

出炭量の増加につれ人口も増加、1916年には日本初の
鉄筋コンクリート造りの高層住宅が建設され、
最盛期には約5300人もの人々が住み、
世界一の人口密度にまで達した軍艦島。







3年前も軍艦島を周遊することになっていたのですが、
波も荒く、小さな船ですから周遊することができませんでした。

周辺の波は荒れやすく、気象状況により欠航することも多い
軍艦島上陸クルーズが催行されて良かったとは思っていたのですが、
思いがけず3年後に周遊が実現でき感謝の気持ちで一杯です。
しかも、海も穏やかでした。







明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、
石炭産業の構成遺産の一つとして
世界遺産の島になりました。

軍艦島を周遊した後は、本州を目指します。



長崎県長崎市

2016.5.1
コメント

にっぽん丸GW日本一周クルーズ 島原港沖 出港

2016-11-17 00:12:39 | 2016にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



島原港岸壁発の最終通船が14時50分でした。
にっぽん丸は錨泊していたので、島原港沖から
16時頃の出港となりました。







セレモニーはありませんので、
静かに島原港沖から離れて行きました。







スポーツデッキでは、シャッフルボード、
カーリングに似た玉突きデッキゲームが行われています。







船の上でシャッフルボードに興じるのは万国共通、
チャレンジしてみようかなと思ってはいます。

オアシススタジアムではリズムウォーキング。
アフタヌーンティも終わり、ディナーの前にカラダを動かし、
美味しく食事ができるようにといったところでしょうか。







プールも使用したことはありませんが、
利用時間は7時~19時です。

オアシスジムのフィットネス機器を使用して、
脳を使い、カラダを鍛え…







リド・バーで、ゴディバのショコリキサーでブレイク。







そして、サンセットを楽しみます。







この日のサンセットは特別なものでした。
パンフレットはもちろんのこと
船内新聞にも記載されてはいなかったのです。

2016.5.1
コメント

にっぽん丸GW日本一周クルーズ 4日目のランチ

2016-11-16 00:49:27 | 2016にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



島原港の岸壁から通船(小型ボート)で、
無事ににっぽん丸に戻ってきました。







海は穏やかで、空も澄み切って気持ちの良い1日です。







こうして海を眺めているだけでも幸せです。

でも、確実にお腹が空いているのです。
急いでダイニングへ向かいましょう。
13時15分までにダイニングへ滑り込めばOK







鰹のタタキ ゆずポン酢、野菜のグラタン、
島原手延べよりかけ麺、
(牛肉と木耳の時雨煮 大根卸し 蒲鉾)
葱トロ丼、グリーンサラダ、香の物







イタリアンサラダ、
(アスパラガス、胡瓜、チーズ、サラミなど)
烏賊リングフライ、ソーセージ巻き牛肉の煮込み、
筍のポタージュ、鰹のタタキ、ベジタブルサンドイッチ

他に鶏肉のフィリピン風の煮込み、フルーツ、デザート、
ウーロン茶、ジュース、コーヒー、紅茶、日本茶の
ビュッフェランチでした。

かなりの距離を早歩きしたこともあって、
しっかりと美味しく頂きました。







11日間の船旅ですから有料ですが、
寿司ランチもいいかも

2016.5.1
コメント

にっぽん丸GW日本一周クルーズ 島原港へ戻る

2016-11-15 01:03:05 | 2016にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



島原城の大手門をモチーフにした
特徴的な駅舎は、島原鉄道の島原駅で、
島原城や武家屋敷などの最寄り駅となります。







諫早市の諫早駅から島原市の島原外港駅までを結んでいる
島原鉄道は、島原半島の北岸から東岸を走る鉄道路線。
非電化ローカル線で、ほとんどの列車で
ワンマン運転を実施しているそうです。







おどみゃ島原の おどみゃ島原の ナシの木育ちよ
何のナシやら 何のナシやら 色気なしばよ 
しょうかいな 早よ寝ろ泣かんで オロロンバイ
鬼(おん)の池ン久助(きゅうすけ)どんの連れんこらるバイ

「島原の子守唄」宮崎康平作詞・作曲

この子守歌を聴くととても哀しくなってしまうのですが、
江戸時代の末から明治・大正、昭和の初めにかけて、
遠く中国や東南アジアなどに渡り、娼館で働いた
『からゆきさん』と呼ばれた娘たちの多くが
島原や天草の出身者だったといわれます。







今では、鯉が駅長さんになる時代になりました。







これが駅長さんです。







自動改札ではありません。
ワンマンカーでは、乗車時に車内で整理券を取って、
降車時に乗車券・運賃とともに運転士に渡すそうです。

この島原鉄道で終点まで行けば良いはずですが、
本数が少なく、通船の時間に間に合わないようなので、
駅前を島原鉄道線に並行して通っている国道251号を
タクシーに乗車して戻ることになりました。







港へ戻るとカステラなど長崎のお菓子での
おもてなしを受けました。

記念すべきにっぽん丸の初寄港地となる
島原に来られて良かったです。







島原鉄道に乗車できなかったのは残念ですが、
充実した島原観光を終えて、
12時20分岸壁発の通船に間に合いました。

長崎県島原市

2016.5.1
コメント

にっぽん丸GW日本一周クルーズ 島原城下巡り 後編

2016-11-12 15:07:41 | 2016にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



水路が走り、苔むした石垣が両側に続く武家屋敷跡。
島原城西側の鉄砲町は下級武士の
屋敷が並んでいたところで、
昔のままの景観が約400mも続いています。







道沿いに建つ山本邸・篠塚邸・鳥田邸の
3棟が無料で公開されています。







三河出身の篠塚家は、主として
書記や代官などを勤めたそうです。







建物内に入って見学ができます。
間取りなども違いますので、興味深いです。







この映画は知りませんでしたが、
この道を歩く風景を映像に残したいと思いますよね。







さて、そろそろブレイクしましょうか。







「島原名物かんざらし」
これは食べてみるしかないでしょう。







水道水を使った白玉団子とは別格で、
水の違いを感じました。
お茶も美味しくて生き返った感じです。







映画のセットのように整備されている街並みですが、
今でも子孫の方たちなどが暮らしているそうです。
不都合なことも多々あるかとは思いますが、
このままの風景が残ることを切に願っています。

長崎県島原市

2016.5.1
コメント

にっぽん丸GW日本一周クルーズ 島原城下巡り 前編

2016-11-11 15:12:53 | 2016にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



10年前に訪れた島原城を右手に見ながら
武家屋敷を目指します。







島原の乱を凌ぎ、島原大変時には地震が続き、
大津波にも耐えた島原城、明治維新で廃城、解体。

城の復元は、市民の夢であったそうですが、
天守閣が復元、次第に昔の面影を
取り戻しているそうです。







坂本龍馬だけでなく、
吉田松陰も島原を訪れていました。







武家屋敷水路

武家屋敷の中央に流れる水路は生活用水として
厳重に管理され、使われてきました。
島原水まつりの際には竹灯篭が灯されるそうです。







道沿いに建つ鳥田邸です。
鳥田家は藩主松平氏の草創以来の古い家柄で、
藩主の転封にともなって島原に入り、
重職につきました。







このあたり一帯は中・下級武士の屋敷、
一戸当たりの敷地は90坪ずつに区切られ、
家ごとに枇杷、柿、柑橘類などの
果樹を植えていたそうです。







この日は気温も上昇、水のせせらぎが
何とも心地良く感じました。







ちょっと寄り道したくなるような…







江戸時代に迷い込んだような
風情あふれる佇まいに感動しました。







山本家は城主からの信任が厚く、
代々重職を務め、門構えは最後の城主から
特別に許されたものだそうです。







武家屋敷は内部も公開されています。

長崎県島原市

2016.5.1
コメント

にっぽん丸GW日本一周クルーズ 水の都島原の散策 後編 龍馬が歩いた道

2016-11-07 00:15:12 | 2016にっぽん丸 GW日本一周クルーズ


一番街アーケードを寄り道しながら歩きます。







坂本龍馬の長崎初上陸の地は島原で、
1864年2月22日のことでした。
勝海舟と共に島原湊から歩み出ました。







龍馬が行き来をしたという道を
そうとは知らずに辿り着いたまるみでした。







島原を潤す美しい湧水は、
1794年の雲仙岳噴火と群発地震の地殻変動で
誘発され湧水が始まったといわれています。

商店街にも10ヶ所以上もの湧水ポイントがあります。







城下町として栄えた中心街にたくさんの湧水ポイント。
のんびり歩きながらの散策にもってこいの場所です。
こちらには入浴施設までありました。







九州全体でホークスを応援しているのですね。
日本シリーズ優勝で0.1%の金利上乗せなんてスゴイ
(幻になりましたが…)







鯉の泳ぐまちでもあります。







自転車に乗ってきた少年たちが
「どっから来たの?」と、声をかけてきました。
一目でよそ者とわかってしまうのね。







島原市街地の水は、火山灰や砂れきの良好な
帯水層となっており、それが眉山と挟まれ
強い圧力が加わり、地下水が地上に湧出しています。

適度に炭酸ガスを含んだ名水です。







「じゃあね」ここで彼らとはサヨナラです。







サンシャイン中央街を抜けると島原城はすぐです。

長崎県島原市

2016.5.1
コメント

にっぽん丸GW日本一周クルーズ 水の都島原の散策 前編

2016-11-06 00:46:53 | 2016にっぽん丸 GW日本一周クルーズ


前回の島原の旅は、レンタカーで目的地へ行ったので、
歩いて散策するというのは新鮮な感じがしました。

市内には島原鉄道やバスも走っていますが、
地元の方に道を聞きながら見学をし、
武家屋敷まで歩きました。







島原市は古くから水の都と呼ばれるほど
湧き水が豊富で、島原湧水群として環境庁の
日本の名水100選に選定されています。







市内には60カ所の湧水ポイントがあり、
アーケード商店街など中心街でも
豊富な湧水が見られるのは珍しいのです。

午前中とはいえ日曜日だというのに
しかもゴールデンウイークですが、
人通りが少ないです。







絶賛上映中の看板も何やら粋ではありますが
タイムスリップしてしまったかと思ってしまいました。







そして、いつのまにやら歴史散策。
ガイドブックに載っていた江東寺へ。







1558年に禅寺として創建された曹洞宗の寺で、
鉄筋コンクリートでは日本最大の涅槃像があります。







境内南奥の墓地の一角に島原城を築いた松倉重政と、
島原の乱で幕府軍総帥として戦士した
板倉重昌の墓が並んでいます。







その脇に安置されているのが、二人を追善するために
建立された高さ212m、全長8.6mの
いぶし銀に輝く釈迦涅槃像です。

頭部に信者の写経1万部を納め、
台座は歴代住職の納骨堂になっています。







「島原大変」とは、死者・行方不明者合計15,000人におよぶ、
有史以来日本最大の火山災害のことです。

1792年5月21日に肥前国島原で発生した雲仙岳の火山性地震
およびその後の眉山の山体崩壊と、
それに起因する津波が島原や対岸の肥後国を
襲ったことによる災害を「島原大変・肥後迷惑」と言うとか。

国内のあちこちを旅すると
災害の爪痕が多いことを痛感するのでした。

長崎県島原市

2016.5.1
コメント

にっぽん丸GW日本一周クルーズ 島原港へ

2016-11-03 00:20:54 | 2016にっぽん丸 GW日本一周クルーズ


にっぽん丸の通船はこれが初めてですが、
多くのスタッフに見守られて
島原散策のためボートに乗船します。








ボートの中は御覧の通りです。







自由席ですが、前から順に座っていきます。







こうして見ても惚れ惚れするにっぽん丸です。







九商フェリーの島原熊本航路の「フェリーあそ」です。
「フェリーくまもと」の2隻が1日10往復しています。

熊本から長崎へ向かう時に利用したことがあります。
60分の船旅ですが、外国人団体客も乗船し、
賑やかだったという思い出があります。







ボートを下船すると皆さんどこへ行かれるのやら。







島原港への初寄港をとげたにっぽん丸。
岸壁では、歓迎演奏のイベントもありました。







力強い太鼓の音が今も耳に残るようです。







「熊本」支援の手も忘れていないようでした。

2016.5.1
コメント

にっぽん丸GW日本一周クルーズ 島原港沖錨泊

2016-11-02 00:36:43 | 2016にっぽん丸 GW日本一周クルーズ


午前5時半には島原港沖に錨泊。
船がいかりをおろして1か所にとどまることを
錨泊(びょうはく)と言います。







長崎県の南東、橘湾と島原湾の間に突き出た
島原半島の東側には城下町にして水の都、
火山と歴史の島原市があります。







にっぽん丸と岸壁間は通船(小型ボート)での送迎。
島原港沖では、現地の定期船が多く運航されているため、
定期船との調整を行ったスケジュールでの運航でした。







島原を訪れるのはこれが3度目です。
1991年1月の旅では、前年噴火し噴煙を上げていた普賢岳。
2月には再噴火し、その後も噴火を続け土石流が発生。
6月には報道、消防関係者を中心に死者43名の
大惨事になった火砕流が発生したのです。

その噴火活動でできた溶岩ドームを「平成新山」と命名。
終息宣言が出されたのは1996年5月でしたが、
旅をした後だっただけに大自然の驚異に関心も高まり、
深く脳裏に焼きついています。







そして、4月16日に起きた熊本や大分を襲った大地震。
島原の対岸にある熊本へはフェリーで60分程。
市内にある菩提寺の墓石も気にはなりつつも
最終通船が14時50分では諦めるしかありません。







この日のオプショナルツアーは、
島原の散策2時間と6時間のコース、
「雲仙・九州ホテル」の昼食と温泉入浴などがあり、
参加者を乗せた通船が島原の岸壁を目指していました。







自由行動をする人の通船は、9時10分、
10時20分、11時40分、13時5分の4本。







<朝食のメニュー>

薄上げと茄子の味噌汁(島原産の麦みそ使用)
さごしの塩焼き 卸し大根、玉子豆腐 百合根餡かけ
長崎県産 鱧天の含め煮、若竹煮、
牛肉と独活皮の当座煮、本日の粥(にら玉粥)

2016.5.1
コメント

にっぽん丸GW日本一周クルーズ 3日目のディナーの後は…

2016-11-01 01:21:32 | 2016にっぽん丸 GW日本一周クルーズ


この日もディナーの後のスケジュールが盛り沢山。
ショーの前半は入船亭扇治さんの落語。
クスッと笑えるようなお話でした。







後半はビンゴゲーム。
繰り返し使えるビンゴカードがいいでしょう?

ビンゴは商品をゲットできずに残念







その後は星座教室です。
九州といっても夜の海上はまだ寒いので、
羽織るものが必要になります。







星座の位置によってその星座が見える時間帯などがわかります。
3月から5月にかけて夜空を美しく彩る春の星座を
探し出す出発点は「北斗七星」、
北極星も見つかりました。

アルクトゥルス、スピカへ続くカーブが「春の大曲線」
そして、やや暗い星のデネボラを見つけたら「春の大三角」
これらを満喫できるのも船旅の魅力です。







冷えたカラダはナイトスナックの
味噌きしめんで温めましょう。

他にお好み焼き、白御飯に山葵ふりかけ、
鯛焼きなどもありました。







大好物のスイカとメロンも欲張って…

3階船尾に位置する展望浴場のグランドバスは、
6時~12時、15時~25時まで利用できます。

タオル類やドライヤー、化粧水、乳液も揃っています。
海を眺めながら湯に浸かるのは格別で、
サウナも完備、朝は目覚めにサッと
深夜にはゆっくり利用し、ベッドに入ればぐっすり。

2016.4.30
コメント