まるみのあっちこっち巡り

ー33,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

にっぽん丸GW日本一周クルーズ 金沢港出港

2016-12-28 00:11:08 | 2016にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



いよいよ金沢での時間も残り僅かとなりました。







金沢でのオプショナルツアーの戻り時間のほとんどが
16時30分でしたから出港までの時間は僅かで、
慌ただしい時を過ごされていた方も多かったでしょう。

金沢で下船された方もいらっしゃいましたが、
新たに乗船された方もいらして
若干顔ぶれも変わりました。







出港のセレモニーも始まったようです。







コートを着て踊っているようですね。







華麗な舞台でも観ているかのようです。







金沢港では紙テープによるサヨナラの
セレモニーはありません。







気圧の関係で日本海は荒れるとの天気予報。
風も出てきて気温も下がっているようでした。

寒いのではないかしら?







お見送りに来て下さる方は、時間や多少の天候に関係なく、
こうしてパフォーマンスを見せてくださったり、
手を振ってくださっているのですよね。
感謝しています。







17時、金沢港を出港しました。
さようなら!







デッキでは、にっぽん丸ハウスバンドの
陽気なメロディで盛り上げでくれています。







陽気な音楽が流れるにっぽん丸ですが、
タグボートが金沢港を出港する
お手伝いをしてくれます。







こうして安全に航海できるように
見守って下さる方々がいらしてこその
クルーズにも感謝です。







ありがとうございました。







山陰、北陸と日本海を東へ、
東北へと北上していくにっぽん丸ですが、
天候が怪しくなってきましたよ。



石川県金沢市

2016.5.3
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にっぽん丸GW日本一周クルーズ 恋のパワースポット参拝~金沢港

2016-12-26 16:05:59 | 2016にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



ランチをした喫茶店の隣に歴史を感じる神社があり、
素通りしてはならないと参拝しました。

調べてみますと石浦神社は、古墳時代から紡がれた
歴史がある金沢最古の宮でありました。







草創は547年、大国主大神(縁結び・家内安全)、
大山咋大神(厄除・八方・安産)、菊理媛大神(仲執り・縁結び)、
天照皇大神(制度・法律・刑法)、天兒屋根大神(知恵)、
市杵島姫大神(外難防禦)、誉田別大神の7柱を御祭神とし、
ご利益も多岐に渡っているのだそうです。







2柱の縁結びの神様が祀られていることから
恋愛成就を願って訪れる人が大半とか。
そういえば、参拝客の年齢層が妙に若かったわと
思い出すまるみなのでした。







金沢を代表する観光名所である兼六園、金沢城公園、
金沢21世紀美術館に囲まれるように
建っているという好立地。

神社から各名所までの花嫁道中ができる神前式も人気とか。
この日も花嫁の姿を見かけましたが、
こちらで挙式されたのかもしれませんね。

帰りは、百万石通りからタクシーで金沢港へ向かいました。
ドライバーさんとのオシャベリも楽しみなのです。

武家屋敷跡を通ったりしてもらって、
今日は特別に観光客が多いというお話もありました。
ゴールデンウイークですから当然ですね。







「ただいま、にっぽん丸

ほんの少し前には、金沢の街歩きには
もっと時間が欲しいのよねと思っていたのに、
早く戻りたいと思ってしまうのです。







美しい姿を撮る時間はあるわよね。







さあ、乗船カードを提示でして
キャビンに戻りましょう。

石川県金沢市

2016.5.3
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にっぽん丸GW日本一周クルーズ 金沢20世紀カフェ 喫茶 オアシス

2016-12-24 01:02:28 | 2016にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



燃料補給をしないと倒れそうな感じ、もう限界に近いです。
そんな時にまるみの目に飛び込んできたのがこのお店。
既に懐かしい響きの昭和であったり、
20世紀だったりするのですが…

金沢21世紀美術館の前にあるお店ですが、
外からは中の様子が伺えないので、
扉を開くしかありません。







店内は、予想以上に懐かしい感じでした。
満席に近い状態でしたが、
中庭に面した席に空席があったのです。

最近はあまり目にしないようなメニューですが、
一気に学生時代に戻ったような気がします。







山菜たらこ入りピラフセット

学校給食を思い出すようなスプーンに
いつから使用しているのだろうかと思うプレート。







山菜たらこ入りスパゲティセット

にっぽん丸のランチは何だったのだろうかとは
絶対に考えないでおこうと思いました。

決してこの味が悪いわけではありませんよ。
フツウに美味しいです。







アイスコーヒーを飲んでホッと一息。
初めての一人旅に選んだのも金沢でしたが、
きっとその頃から存在していたに違いありません。

周遊券を購入しての鉄道の旅、宿はYH。
それから比べると客船の旅だなんて
随分と贅沢になったものですが、
バイト代を旅につぎ込んだ時代も忘れないように
導かれるように入っていったのかもしれないと
今にして思うまるみでした。

石川県金沢市

2016.5.3
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にっぽん丸GW日本一周クルーズ 金沢街歩き

2016-12-22 00:58:01 | 2016にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



金沢城の石垣のライトアップもあるようですが、
金沢港を出港するのが17時ですから諦めましょう。

金沢は新幹線、最寄り駅から夜行バスもあり、
行こうと思えばすぐにでも行けるのです。
久しぶりの金沢で、観光したいところも増えました。







石川四高記念文化交流館

四高の歴史と伝統を展示する「石川四高記念館」と、
石川ゆかりの文学者の資料を展示する
「石川近代文学館」によって構成されています。







旧四高の校舎を利用した赤レンガのモダンな建物は、
1891年(明治24年)築の煉瓦造り2階建てで
国指定の重要文化財であり、
「学都」金沢のシンボル。







兼六園周辺文化の森の新しい
「学びとふれあいの複合文化スペース」として、
平成20年4月に生まれ変わってもいましたが、
樹齢400年以上という椎の木は健在。







加賀百万石の歴史遺産を見た後に
新しい金沢を見ながらの散策も楽しいです。







2010年プリッカー賞受賞、
2013年外国人がクールだと評価した
日本の観光スポット20では第8位。

まるみが行きたかった「金沢21世紀美術館」







う~ん、まだまだ並んでいますね。
レストランもいっぱいです。
今回は諦めましょう。

さて、どこでランチにしようかしら?

石川県金沢市

2016.5.3
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にっぽん丸GW日本一周クルーズ 金沢城公園 玉泉院丸庭園

2016-12-21 00:39:50 | 2016にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



二代藩主前田利長の正室玉泉院(永姫)が屋敷を構え、
後に三代藩主前田利常が作庭を始め、
廃藩時まで藩主の内庭として存在していた庭園を
池泉回遊式庭園として江戸後期の姿に。







こちらの庭園には全く記憶がないと思いましたが、
それもそのはず、明治期に廃絶された庭園を
平成20年から5年間をかけて発掘調査をし、庭園を造成、
平成27年歴代藩主が愛でたであろう庭園の姿が再現。

饗応の場として活用された「兼六園」に比べ、
藩主の内庭としての性格が強い庭園だったそうです。







庭園に面した石垣は、形状や色彩など外観の
意匠に趣向をこらした「見せる石垣」として造られています。

金沢城は「石垣の博物館」とも言われるそうですが、
城の周囲には野趣に富む高石垣、
藩主の御殿や庭園の周囲にはデザイン性にも富むといった
場所によって石垣様式を使い分けていたのでした。

これを見ていた外国人観光客も驚いている様子。

石同士の接合部分を隙間なく加工して積み上げる切石積み、
形や大きさをそろえた割石を用いて積み上げる粗加工石積み、
城郭石垣の技術と庭園としての意匠とが見事に融合した
金沢城ならではの傑作とされています。







V字形の石樋から落差9mに及ぶ石垣の滝も
見てみたいものですが…

甦る加賀百万石の金沢城に驚愕です。







十代の頃から城郭建築には興味があって、
その頃から旅の目的が城であったりしたのですが、
一度行ったくらいで満足してはいけないと思いました。

姫路城も大阪城ももう一度行かなくちゃ!
熊本城は行けるかしら?







この足で兼六園に向かって鑑賞すると良いと思うのですが、
気づけば正午はとっくに過ぎていたのです。

石川県金沢市丸の内1-1

2016.5.3
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にっぽん丸GW日本一周クルーズ 金沢城公園 菱櫓・橋爪門続櫓・五十間長屋他

2016-12-18 00:47:47 | 2016にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



金沢駅からバスに乗車、
金沢21世紀美術館を目指しましたが、
上野の有名な美術展並みの長蛇の列に驚き、
金沢城公園へ向かいました。







国指定史跡の金沢城公園の広さは28.5haと広大。
金沢大学のキャンパスがこちらにまだあった
学生時代に訪れて以来ですから
初めて来たのも同じです。







ガイドマップによると金沢城堪能コースは70分、
有料の復元建造物の見学に別途30分、
お隣の兼六園を見学すると
さらに60分が必要です。







伝統木造工法で復元された菱櫓・橋爪門続櫓・五十間長屋。

二棟の三層三階の物見櫓「菱櫓」と「橋爪門続櫓」を
二層二階の「五十間長屋」をつないだ建築物です。

明治以降の木造城郭建築物としては
全国的にも最大規模のもので、
建物の耐用年数は200~250年を
想定してるそうです。







17世紀の終わりころには、二の丸は
「千畳敷の御殿」と呼ばれるほど
壮麗な建物であったそうです。







実物の1/10で制作された菱櫓と橋爪門続櫓
軸組模型が展示されていました。

柱・梁を組み合わせ、小屋を架けます。
柱は桧、角梁には米ヒバ、小屋梁には松丸太を用い、
他に能登ヒバ、赤杉などで
使用した木材の7割が石川県産です。







重要文化財の三十間長屋は、二層二階の多聞櫓で、
1858年に再建された倉庫として使われた建物。







再建されたとはいえ160年近く前の建物ですが、
しっかりとした造りになっています。

園内を散策しながら
歴史に触れられる公園です。

石川県金沢市丸の内1-1

2016.5.3
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にっぽん丸GW日本一周クルーズ 金沢港~金沢駅

2016-12-15 00:21:41 | 2016にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



金沢港からのにっぽん丸のオプショナルツアーは、
『世界遺産白川郷を訪ねる』、『ぶらり散策金沢』、
『にっぽんの職人技をめぐる旅』、
『となみチューリップフェアと倶利伽羅山の八重桜』、
『加賀老舗料亭つば甚で加賀料理の昼食』の5本。

料金は7,800円から26,000円です。







まるみは、無料のシャトルバスに乗車。
行きのみ用意されました。







あまりに久しぶりの金沢駅であったので、
初めて訪れた土地のようでした。
こちらは、金沢港口(旧西口)です。







外国人旅行者の姿も多い金沢駅ですが、
北陸新幹線、北陸本線、IRいしかわ鉄道の
IRいしかわ鉄道線が乗り入れています。







雨や雪の多い金沢で、「駅を降りた人に傘を差し出す、
もてなしの心」を表現したというもてなしドーム。
3,019枚ものガラスを使用し、金沢の玄関口に、
明るく、雨にもぬれない広場を作り出していました。

「弁当忘れても傘忘れるな」の
北陸ならではですね。







加賀百万石の佇まい、伝統美を残す石川県の県都、
北陸随一の大都会である金沢市の玄関口は、
2011年には、アメリカ・Travel + Leisure(ウェブ版)の
「世界で最も美しい駅」の一つに選定されたそうです。

まるみは、金沢21世紀美術館を目指すべく
バスターミナルへと向かいました。

石川県金沢市

2016.5.3
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にっぽん丸GW日本一周クルーズ 6日目の朝食&金沢入港

2016-12-14 00:37:45 | 2016にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



6日目の朝食はメインダイニング「瑞穂」で和食。

厚揚げと大根の味噌汁、紅鮭火取り 卸し大根、
磯辺巻き焼き玉子、蓮根天と里芋の含め煮、
金沢産 加賀太胡瓜の餡かけ、
鶏肉と加賀金時草のピーナッツ和え、香の物
本日の粥(梅とちりめん粥)







ツレは和定食には飽きた様子で、洋風ビュッフェ。

干し海老と春キャベツのスープ、
エッグステーションで焼いていただいたオムレツ、
伝統のにっぽん丸ビーフカレー、
ロースハム、和牛入り野菜炒めなど

和定食をお願いしても洋風ビュッフェをいただけます。
つまり、朝から多々あるメニューから
たくさんのものをモリモリいただくのも可能です。







この日午前10時頃、金沢港に入港です。







皆さん入港シーンを見ようと
デッキに集まっています。







金沢は学生時代から何度となく旅をしていますが、
船での来訪は初めてのことです。







こうして働く方々のお陰で、安心して旅ができます。







港では入港セレモニーの準備もしているようですが、
今までの港に比べると寂しいです。







金沢港には、大型旅客船(クルーズ船・フェリー)や
貨物船、タンカーやLPG船、たくさんの船がやってきます。
にっぽん丸は、無量寺埠頭に入港しました。







今年だけでも金沢港には、邦船以外にも多くの外国船が入港。
シー・プリンセス、セレブリティ・ミレニアム(米国)
カレドニアン・スカイ(英国)ル・ソレアル、ロストラル(仏国)
コスタ・ビクトリア(伊国)シルバー・ディスカバラー(モナコ)など。

北陸新幹線も開通しましたが、客船から下船して
金沢を観光するというブーム到来

2016.5.3
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にっぽん丸GW日本一周クルーズ 5日目のディナー

2016-12-12 00:06:16 | 2016にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



この日の夜から販売が開始された「雪香」は島根県の清酒<発泡性>
酵母を生きたままの状態で瓶の中に閉じ込めて瓶内で発酵。
まろやかな甘さと酸味が調和してワインのような
香りがありますとあったので、早速お願いしました。







日本酒は苦手ではなく、むしろ好んで飲むのですが、
この日のディナーにはこのシャンパンのような
「雪香」がピッタリの洋食メニューでした。







様々な野菜とブロッコリーのムース

ロマネスク、黄色カリフラワー、紫カリフラワー
ブロッコリー、赤アンディーブ、白アンディーブ、
スナップ豌豆、黒豆、空豆、苦瓜、
コリンキ、ペコロス、ラディシュ、トンプソン







鹿児島県産 赤土じゃが芋と椎茸のポタージュ







島根県産 チョウザメの香味焼き
フヌイユ入り チョウザメ出汁のクリームソース








島根県産 和牛の煮込み

カリフラワー、ズッキーニ、紫人参、
ヤングコーン、セルバチコ







トマト各種とホワイトアスパラガスのサラダ
日向夏ドレッシング








赤メロンとカリアーリコーヒーを使ったパンナコッタ

カフェ・カリアーリコーヒーとは…
1909年北イタリア・モデナで創業し世界中の美食家や
セレブに愛されている老舗エスプレッソブランドだそうです。
島根県のエミリア・ロマーニャ・ラポラトリー(大田市)が輸入。

にっぽん丸特製パン、コーヒー

今宵も堪能したにっぽん丸のディナー、
まだまだ続くのだと思うとこの上ない幸せです。

夜はオペラ界の貴公子「樋口達哉コンサート」
テノール歌手の樋口さんの美声で、
カンツォーネや日本の歌を堪能しました。

舞台オペラを垣間見るようなコンサートで、
人気の「オペラクルーズ」にも乗船したいという
気持ちをより一層強くしました。







入港歓迎セレモニーで浜田港から
いただいたものが展示されていました。

2016.5.2
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にっぽん丸GW日本一周クルーズ ディナーの前に…

2016-12-11 00:52:42 | 2016にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



17時に浜田港を出港したにっぽん丸は、
日本海を東に東に進んでいます。

ブログの記事にはしていませんが、
山陰地方も好きで旅をしてきました。
山は鳥取県の大山の姿に魅了されています。
食べ物も美味しいし…

今回のクルーズでは、
大山の姿は確認できませんでしたが…







ディナーの前ですが、スープで小腹を満たします。







リドバーは9時~23時まで利用できます。
「リドグリル」メニュー(軽食)は無料、
22時30分まで利用でき、ドリンクももちろん無料。







一番人気のGODIVAショコリキサーは、
時間が決まっているのでこの時間帯は
混雑することもあります。







ディナーの前に「オルゴール鑑賞会」







オルゴールの音色にゆったりと癒されます。







6階のマーメードシアターで17時~21時まで
オルゴール鑑賞会は行われていました。

入船亭扇治さんの落語の後立ち寄り、
ディナーまでの時間を楽しみます。







クラシック、洋楽、J-POP、歌謡曲、
童謡・唱歌、ヒーリングなど世界初
300曲が流れるオルゴール。

お気に入りのメロディが必ずあるはずですよ。

価格を調べてみたところ63万円(税別)
さすがに良い音色のはずと思ったまるみでした。

2016.5.2
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にっぽん丸GW日本一周クルーズ 浜田港出港 浜田水産高校カッター部のお見送り 「櫂立て」

2016-12-08 00:41:11 | 2016にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



浜田高校吹奏楽部の歓送演奏を終えて、
浜田港を出港したにっぽん丸です。







感激のあまり大きく手を振っているかのようです。
(紙テープは、早くもスタッフの手により回収)







今度はボートに乗った人の姿が見えました。







こちらに手を振ってくれていますね。







そして、一生懸命にボートを漕いでいる様子が見受けられます。

オールを漕いで進ませるカッターボート。
遭難者の救助、緊急時の脱出、船舶間の連絡、
物資の小運搬などに使われてきました。







オールを立てていますね。
これを「櫂立て」と呼びますが、
敬礼や万歳の意味を示す礼式なのだそうです。







映画かドラマのワンシーンで見たことがありますが、
実際に目にするのは初めてのことで
「櫂立て」という言葉を
知ったのも後日のことでした。

良く揃っていてスゴイとは思いましたが、
それがどれほど大変なことかを
知ったのも後のことです。







それは高校生の作文で知ったのですが、
艦長と艇指揮の下に十二人の漕ぎ手が左右に並び、
四メートル余りあるオールを持ち、
全員が一体となって漕ぐのだそうです。

このオールの重さが11㎏もあるとは驚きです。
その重いオールを垂直に立てるには相当な力が必要で、
お米を10㎏持つのも最初から諦め、割高でも2㎏、
5㎏のお米さえ購入しない私には考えられないことです。

それを十二人が息を合わせ一斉に行います。







陸でも大変な作業を海の上で行うのです。
長くて重いオール、
バランスを崩したら大変なことです。

全身の体重をかけ、腹筋を使い、後に倒れたり、
前のめりになりながらボートを漕ぎ…







そして、再びオールを上げて「櫂立て」
当日も素晴らしいと思いましたが、
その大変さが分かると、感動の涙です。

力を合わせて一つのことに取り組む経験をしている彼らは、
そこから得られたものが色々とあると思いますが、
今後の社会生活にも役立つことが多々あるでしょう。

仲間を知り、信頼し、出せる力を振り絞り…
ああ、いいなぁ。

ボートに浜田水産高校の文字が見えたので、
感動した旨と写真をメールで送信してみたところ
ご丁寧な返信もいただきました。

そして、今回のマスクなしでの掲載も
快諾していただきました。







浜田水産高校カッター部は「海の甲子園」である
全国大会にも今年出場をしています。
3回戦までは1着通過で決勝戦へと進み、
決勝は惜しくも4位ですが、敢闘賞を受賞。

その実力の持ち主だからこそ、いとも簡単に
爽やかにやっているように見えました。

彼らの姿もボートもどんどん小さくなっていきます。







そして、誰も見えなくなってしまいました。

外国船の日本発着クルーズでは、
船が大きいので、大きな港しか入港できず、
こうした歓送シーンは経験できませんでした。
海外クルーズでは何のイベントもなく出港となります。

まだまだクルーズの経験は浅いですが、
日本船ならではの日本人らしいおもてなしの心がこもった
感動的な歓送シーンであると思います。







浜田港も浜田の街も良かったな、また来たいな。
そんな余韻に浸るのも好きで、
いつまでも見つめていたいと思いました。

島根県浜田市

2016.5.2


浜田水産高校の学校長様、浜田水産高校カッター部関係者様、
この度の記事掲載に関して快諾していただきありがとうございました。
来年の「海の甲子園」での優勝を心より願っております。
カッターレースにも興味が深まりました。
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にっぽん丸GW日本一周クルーズ 浜田港出港 浜田高校吹奏楽部によるお見送り

2016-12-07 00:35:54 | 2016にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



出港時間の30分程前から地元浜田高校吹奏楽部
約40名の演奏でにっぽん丸のお見送り。







生徒を代表して挨拶とお話。
まだ世界遺産の石見銀山に行ったことがないとか…。

まるみが出かけたのは7年前のGWですが、
朝から大渋滞、駐車場はどこも満車で大変でした。

電動付き自転車を借りることを条件に
車を止めさせていただいたのですが、これが大正解。

坂道が多く、歩いている人も多い中をスイスイ。
「あの手があったか」「いいなぁ」の声が聞こえてくる中、
効率良く見学、足を延ばすこともできました。
現在は、観光客も減少してしまったと聞きますが…。







キュートな島根県観光キャラクターの「しまねっこ」も
お見送りに来てくれてありがとう。







銅鑼の音が響いてきましたよ。







乗客の平均年齢が高いと思われるので、
現代っ子の演奏がどれだけわかるか疑問ではありますが、
曲名がわからなくても楽しめる演奏でした。

大正生まれの方もいらっしゃるので、
唱歌などもあったりしたら良かったかも







早い時間からバスで待機してくれていて、
演奏をしてくれました。
良い思い出ができ、感謝です。







旅情を誘う色とりどりの紙テープ。







言葉を交わしたわけでもないのにこのシーン、
離れ難い気持ちが沸いてきます。







「しまねっこ」は演奏の指揮をとったり大活躍。







「ありがとう」 「さよなら」

岸壁を離れるにっぽん丸でしたが、
浜田港でのお見送りは
これだけではありませんでした。

島根県浜田市

2016.5.2
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にっぽん丸GW日本一周クルーズ 郷土芸能 石見神楽

2016-12-06 00:32:29 | 2016にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



島根県の石見地方に伝わる郷土芸能「石見神楽」
にっぽん丸ドルフィンホールで披露されます。







豪華絢爛な衣装を身にまとい登場です。







大太鼓、小太鼓、手拍子、笛を用いての
お囃子は独特のもので、
音を奏でるのも演じてくれるのも
「土江子ども神楽団」の子ども達です。







ジャンプ

重い衣装をつけて飛び上がるのは大変でしょう。







勢いよくパッと広げて…







子ども達の歓迎を受けるにっぽん丸と乗客です。







飴かお菓子を投げての歓迎に、皆さん大喜びです。
残念ながらまるみのもとには届きませんでした。







そして、神話の世界に誘ってくれました。

「石見神楽の華」と称されるほどの花形演目の
「大蛇(おろち)」を披露してくれます。







大人が演じる石見神楽の「大蛇」を見たことがありますが、
子ども達の演じる「大蛇」も迫力があってビックリ。







日本神話におけるスサノオの
八岐大蛇退治を題材とした内容で、
数頭の大蛇がスサノオと大格闘を繰り広げるという
壮大なスケールの舞いを見ることができました。







決まっていますよ。







秋祭りには豊作の感謝を込めて
夜通し神楽が行われるそうですが、
子ども達もその担い手となっていくのでしょう。

こうして民俗芸能が伝えられているとは素晴らしいです。
本当に素敵な舞を見せてもらいました。


島根県浜田市

2016.5.2
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にっぽん丸GW日本一周クルーズ 浜田港のイベント 

2016-12-02 00:40:42 | 2016にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



港に戻ったらにっぽん丸の美しい姿をカメラに。
これはもう決まり事のようになっています。







前方から、そして後方も。







浜田港振興会・島根県浜田港湾振興センター主催の
イベントが港で始まります。







列に並んでおきましょう。
無くなり次第終了です。







つきたての杵つき餅が美味しいです。
200杯限定のヨシタケコーヒーも
振る舞われました。







「水で淹れるコーヒー飲んでみませんか」
このキャッチフレーズにコーヒー好きのまるみは、
是非とも飲んでみたいと思ったのです。







1901年に浜田で生まれた三浦義武は、
早稲田大学に進学後、コーヒーの研究に没頭し、
ネルドリップを使った独自の抽出方法で
「美のコーヒー」を作りだし、人気を博します。

「ネルドリップコーヒーを極めた男」とも。

戦時色が濃くなると浜田に戻り、戦後はコーヒー店を開き、
1965年には世界初の缶コーヒー「ミラ・コーヒー」を
日本橋三越本店で売り出し、
友人の司馬遼太郎の賞賛も受けました。

しかし、資金面で撤退、上島珈琲が
缶コーヒーを出したのは翌年のことだったのです。







美味しいコーヒーを無料で
ご馳走になったからにはお話しも聞いておかなければ、
律儀なところもあるまるみです。

島根県浜田市

2016.5.2
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にっぽん丸GW日本一周クルーズ ゆうひパーク浜田

2016-11-30 09:47:49 | 2016にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



浜田港から無料シャトルバスに乗車して、
浜田の街や港を一望できるという
道の駅「ゆうひパーク浜田」へ行きました。







遊歩道の一画に作られた展望台からは、浜田の観光名所
「マリン大橋」が一番きれいに見える場所だとか。
花火大会では、眼下の港から打ち上げられるため、
絶好の花火鑑賞スポットになるのだそうです。







夜にはライライトアップされる「マリン大橋」の開通は1999年。
浜田市の原井地区と瀬戸ケ島地区を結ぶ、
全長615mの斜張橋は、国内の漁港施設の
斜張橋としては最も長いものです。







港とにっぽん丸が眺められる場所が良いのですが、
バスに乗っている途中で
視界から消えたにっぽん丸。







山陰本線は、一度乗っただけですが、
港と鉄道が見えるという眺望には満足です。







作家の島村抱月は浜田市の出身だったのですね。
旧石見国の中心地であり、島根県西部の代表的な市である
浜田市の出身と言えば、アニマル浜口さん、
ライオンズでも活躍された清水雅治さん。







道の駅の建物からも「マリン大橋」などの眺望は楽しめます。
イタリアンや海鮮料理のレストラン、
モスバーガーなどのファストフードも揃い、
お土産などの購入もこちらでできます。







石見神楽などのイベントもあるようです。







周辺は「トンビに注意」の看板が目立ちます。
食べているところを狙われてしまうかもしれませんよ。







無料シャトルバスは、浜田港➡しまねお魚センター➡
ゆうひパーク浜田➡浜田港のルートで
40分に1本の運行でした。

島根県浜田市

2016.5.2
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