今年一番の暑さが予想された日に開催された
「歴史探訪ぐるっとウォーク」に参加しました。
スタートは、西武新宿線の野方駅南口です。
この日は矢印もなく、少々アバウトな地図が頼りです。
暑さのためか参加者も多くはありませんでした。
野方駅から環七通りを歩き、大和陸橋で早稲田通り、
新井の交差点を左折し、中野通りを歩きます。
それにしても野方駅周辺で、ゴールである鷺ノ宮駅の
行き方を聞いているオバサマがいてビックり。
ポイントだけが狙いなのかしら?
都内の気温も35度となりましたが、
風もあり、緑も多いので歩き始めは助かりました。
「目の薬師」「子育ての薬師」とも呼ばれる新井薬師 梅照院。
桜の名所でもあり、記事にしたこともありますが、
この日は蚤の市が開かれていました。
「かきねの かきねの まがりかど……」
誰もが口ずさんだ童謡「たきび」その原風景が今も残る
童謡「たきび」由来の竹垣です。
「たきび」を連想するだけで益々暑くなりそうですが、
現在もこの付近には長い垣根やケヤキの大木を残す
個人宅があり、一角に説明板が設けてあります。
上高田氷川神社は、古くから上高田一円の鎮守社で、
都内でも有数の大神輿が見られる祭礼があります。
妙正寺川遊歩道を歩きます。
哲学堂公園に入りました。
子どもがメダカをとっていたようでした。
東京都中野区は日本で第2位の人口密度。
家賃が安く、交通が便利なことから、
20〜30歳代の若年層の居住がきわめて多く、
18歳未満の子供の居住が少ないと言われています。
公園や緑地が少ない区ですが、ここは別世界。
妖怪博士・井上円了氏が創立した哲学世界を表現した
全国に例を見ない個性的な公園です。
今回は通過しただけなのでその個性を
伝えられないのが残念ですが、
初めて来た時は不気味な感じがしたものです。
西武新宿駅と本川越駅を結ぶ西武新宿線の
新井薬師前駅と沼袋駅の間の踏切。
中野刑務所跡地にできた平成の森公園には、
弥生時代を中心に縄文時代、古墳時代の
住居跡や土器が多数出土しているそうです。
野方駅がゴールでも良さそうですが、
環七の歩道橋を渡り、都立家政商店街を通り、
この辺りでランチとも思いましたが…。
駅の階段を上がるのがきつかったのですが、
ゴールの鷺ノ宮駅に到着です。
自販機が街には溢れすぎと思っていましたが、
これほど有り難いと思った日はなかったかもしれません。
駅周辺の店はどこも満席で、こちらでランチ。
蕎麦とカレーでワンコインでした。
走行距離:約10km
東京都中野区
2016.7.3