まるみのあっちこっち巡り

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和と洋が調和する大正の庭の紅葉 旧古河庭園

2022-02-25 00:27:17 | お出かけ 東京



10大財閥の一つに数えられた古河家の本邸として、
1919(大正8)年に完成した旧古河庭園は、
豪壮でお洒落な建物、和洋の庭、
大正の息吹に触れる心地良い空間が広がります。







傾斜地の一番上に英国風の外観が美しい洋館、
その南側斜面にバラの花壇が広がるテラス式庭園、
その下には心字池を中心とした
本格的な日本庭園があります。







東京を代表するバラの名所の一つで、
春の開花期にはライトアップ期間があります。
12月では秋バラも残念な状態でした。

英国貴族の邸宅にならった古典様式の
この石造りの洋館は憧れでもありました。







冬の庭園の風物詩でもある雪吊りの真最中、
スタッフさんの説明も聞けました。
池の中に入っての作業などを目にすると、
雪吊りを見ただけでも感慨深くなりそうです。







通常時閉門中の染井門です。







日本庭園の作庭者は、京都の庭師・小川治兵衛。
洋風庭園にも勝るとも劣らない見事な名園で、
大正初期の庭園の原型を留める貴重な存在であり、
2006年に国の名勝に指定されました。







日本庭園の中心は心字池、
優雅な曲線が心を癒してくれます。
心字池は、「心」の草書体を形取り、
鞍馬平石や伊予青石などで造られた池です。







バラの季節に何度か足を運んだことがありますが、
紅葉も見応えのあるものでした。







我が家の蹲にも紅葉の葉をこのように
浮かべてみようかしら。
ここまでの濃淡が出せそうにないですが。







写真左端は、渋沢栄一を模っているようですよ。
北区には渋沢栄一史料館<完全予約制>もありますが、
紅葉シーズン、都内の紅葉の名所を訪れたいと思います。

東京都北区西ヶ原1-27-39

2021.12.11


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