JR品川駅から徒歩圏内、
水辺の歴史が漂う風景に出会えます。
埋め立てられずに東京湾から続く運河が今も残り、
昔ながらの舟だまりが現存し、
現在もその水運が活用されています。
かつて品川浦は、獲れた魚を江戸城へ納める漁村の一つ。
豊富な水揚げを誇り、海苔の主要な産地でしたが、
東京港建設のため1962年に漁場権利を東京都に譲り渡し、
翌年品川周辺の海苔養殖は幕を閉じた歴史があります。
現在では、つり船や屋形船が舳先を並べています。
映画「釣りバカ日誌」のロケ地にもなった場所。
品川の古い家並み、その向こうの品川駅周辺の再開発の
品川インターシティ&品川グランドコモンズなどの
ビル群との対比は東京を象徴する風景です。
交通至便な品川、羽田空港も近い
物量の拠点ともなっています。
ANA機もより近くを飛行しているよう。
昔ながらの船溜りと背後にそびえる高層ビル群、
驚愕の新旧のコントラスト。
写真や絵に残しておきたい場所です。
小型船舶用の停泊水域を舟だまりともいいます。
品川浦周辺の街並みはとても静かで、
時が止まったままのようでもあります。
品川駅から少しだけ足を延ばしてみて下さい。
東京都品川区東品川 1
2021.9.24
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