録音は1977年5月7日、NY
パーソネルは
日野皓正 (tp) John Scofield (elg) Ron Carter (b) Tony Williams (ds)
なんとR・カーター、T・ウィリアムスがバックに回った「ワン・ホーン・カルテット」で、日本の制作会社の全面的バック・アップで実現した一枚。
あのマイルス、フレディでさえこうした布陣はなく、フレディは「エイピリアン・アイリス」であるけどリーダーではない。
勿論、本作の狙いは渡米していた日野の成長ぶりを印すことだが、肝はp或いはelpに替りに新進の Scofield (elg)を入れたことだろう。これが成功している。
東洋的ムードが横溢したTOPの`Wind Blows Your Skin’も良く、ラストの軽いボサ調の`Lovin’ May’もいい。
40年前、新緑のセントラル・パークを走る日野の足は軽快だ。
報道陣に対し「お前らが文化をダメにしているんだ!」と凄む姿は似合わない。まるで「オレは文化の伝道師なんだ」と・・・・・・・・
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