二人に睨まれると腰を引きそうだが、よく見ると人の良さそうな眼差しではありませんか。
怖いもの見たさ(聴きたさ)で、まだ一葉、一枚でお釣りがきた時代にGet。いまでは諭吉が1~2枚、要る位に出世しているようだ。ドルフィーが入るとその傾向が強いですね。
マッキンタイヤーの奇人、変人ぶり、と言ってもそれほどでもありませんが、それでもドルフィーがまともに聴こえる所がおもしろい。
ステディなリズム・セクション(W・ビショップJr.、S・ジョーンズ、A・テイラー)となれば、中身は、モロ・ハード・バップです。どこが‘LOOKING AHEAD’なんでしょうかね。二人も斜め向いているし。
ライナー・ノーツでA・ギドラーはマッキンタイヤーのasを「笑いのアルト」と形容し、‘They All Laughed’ではドルフィーまで笑わせている。
B-1の‘Head Shakin'’では、あの‘SPEAK LOW’を彷彿させるビショップの長めのソロを受け継いだドルフィーの奔放なasが聴きもの。
この後、徐々に独自のカラーを濃くしていくドルフィーですが、この頃の方が「自然児」として生き生きしたプレイをしていたのではないかなぁ。
こんな一枚が出てきたぞ。
何やて?アルト、フルート、ベース・クラリネット、更にバスーン、ついでにオーボエ・・・・・・・・・・
ケンさん、そりゃやり過ぎでしょ!チンドン屋じゃあるまいし・・・・・・・・・・・
「こらっ!」、睨まれちゃいました。ヤベェ。
今度、正座して聴いてみます。
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