先日、当社のハーネスで、フロントバックルを掛け忘れてフライトするアクシデントが起りました。
幸い大事には至らず、当人も無事にランディングしました。
EXEハーネスでは、レッグストラップの掛け忘れを防止するために、フロントバックルとレッグストラップを共用にしています。このために、確かにレッグストラップの掛け忘れは無くなりましたが、しかし、今回のようにフロントバックルの掛け忘れが起こる可能性は残っています。
このアクシデントは、既に多くの方が実施しているように、フライト前のハングチェック時に、レッグストラップももう一度確認すれば無くすことが出来ます。
今回のアクシデントで少し考えてみたのですが、上記のアクシデント防止方法の他にも、一つの提案として、フロントバックルを外しっぱなしにせず、使っていないときでも左右どちらかのバックルにレッグストラップを取り付けておく方法が有効のように思われます。
つまり、ハーネスを着るときは、一度バックルからレッグストラップを取り外し、その外したレッグストラップは再びハーネスの装着のためバックルを取り付けるまで絶対に離さない様にするのです。
この方法ならば、ハーネス装着時、取り付けられたレッグストラップが邪魔になるため、フロントバックルのつけ忘れはかなり防止出来ると思われます。
今回のアクシデントについては、当方のハーネスのみならず、他社のハーネスにも十分起こりえるため、今後根本的な解決策を皆さんと一緒に考えていく必要はあると思います。
また、皆さんの中でこのようにすれば良いというアイデアがありましたら、是非、当方までお知らせいただくようお願いいたします。