大会の面白さって、競技することだけなのでしょうか?
私はまずこのことに疑問を持っています。
実は私の競技歴は結構長く、おそらく現在ではトノヤンの次くらい、氏家氏と同じくらいだと思います。
これだけ長くやっていると、既に大会前から自分の成績が読めてしまっています。
それでも私は長く大会に参加させていただいてきましたが、これの理由は「仲間に会いたい」からです。
大会では、大会でしか会えないフライヤー仲間に会うことができます。
同じ趣味を共有し、ともに腕を磨き合った仲間は大切にしたいものです。
特に、地方のフライヤー仲間は大会でしか会えないので、なおさら大会に出たくなります。
しかし、現在地方での大会も開かれなくなり、大会で顔を合わせる仲間は、いつも見ている顔ぶれです。
こうなってくると、ますます大会離れが進んでしまうように思います。
出来れば、地方の方でもどんどん大会をやってほしいのですが‥。
秋田の花輪エリアなんかは、個人的にはとても期待しています。
また、競技のやり方なども一工夫あっても良いのでは?と思います。
先日龍門エリアで、パラとハングが同じタスクで競技が出来るよう、パイロンのシリンダーの半径を変えて、ハングにハンディキャップを持たせて飛ばせるということが試みられ、とても良い結果を得ることができたそうです。
翼が違っても、ハンディキャップを調整することで、同じタスクをこなせるようにする‥。
これはとても理想的なように思います。
このやり方ならば、翼の違いをなくして、同じ土俵で競技が出来ます。
また、選手も当然集まりやすくなり、競技が盛り上がってくるように思えます。
翼の違いを超えて、より多くのフライヤーにめぐり合いながらウデを磨いていく‥。
これこそまさに理想のように私には思えます。