すっかりあったかくなって、いよいよ薪ストーブの出番も無くなってきました‥。
さみしい‥。とてもさみしい‥。
と、いうことで、ついつい薪ストーブを焚いてしまう我が家でした(笑)
そんな中で、いま、我が家は独特な薪ストーブの焚き方をするようになりました。
本来の二次燃焼に入るまで薪をくべて本気焚きしてしまうと、この季節、部屋の中がとんでもない温度になってしまいます。
でも、でも、やっぱり薪ストーブは焚きたい!ので、最近こんな方法をとっています。
まず、細めの薪で手っ取り早く薪を燃やしてしまいます。
この時は、熱くなりすぎてしまうので、当然二次燃焼になるほどの薪はくべません。
これらの薪を勢いよく燃やして、出来るだけ煤が出ないように燃焼させた後、薪が十分に「熾き」になってから、ダンパー(二次燃焼室に燃焼ガスを送るための扉)を閉めてしまいます。
当然、薪ストーブは二次燃焼出来る温度には達していないので、一次燃焼室だけで緩やかに燃えますが、この時、「熾き」の熱い空気は、一次燃焼室にこもって十分に放熱した後、ゆっくりと下をくぐって、二次燃焼室をとおり煙突から外へと放出されます。
つまり、ストーブがそれほど熱くない状態を保ちながら、急激に「熾き」が燃焼することを防ぎつつ、ゆったりと長時間燃えてくれるのです!
この方法をとると、結構薪ストーブの温度をそれほど上げずに、適度に部屋を暖めてくれます。
考えてみると、本来の炊き方である、二次燃焼をさせた場合でも、ダンパーを閉めていれば、最初はゴーゴー燃えていても、いつかは燃えるガスも無くなり、ストーブの温度が下がり始めるわけで、最終的には熾きだけの状態になってしまい、温度が下がって緩やかに燃え始めます。
ウチが今焚いている方法は、このうちの二次燃焼だけを省いた方法になるわけです。
この使い方は「邪道」とはわかっていますが、でも、やっぱり炎は恋しいです‥(涙)
最初にパパッと薪を燃やして煙が出ないようにしているので、それほど煙突に煤もつかないはずですが、これを読んでいる皆さんは、「何もそこまでして焚かなくても良いのでは‥」と思っているでしょうね。
でも、一度薪ストーブの虜になってしまうと、ほんと、薪ストーブ中毒になってしまって、夜、炎がないとどうにも落ち着かないんです‥(涙)
こんな焚き方でも、どうしても薪ストーブを焚きたいんです!許してください!!