飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

2021年ハンググライダー日本選手権!

2021-10-08 19:43:35 | ハング(hangglider)

只今私の住む茨城県石岡市にて、ハンググライダー日本選手権が開催されています!

この大会に、役員として私はお手伝いさせていただいていますので、簡単にその日の競技の様子をご紹介したいと思いま

す!

 

まずは簡単に、「ハンググライダーの競技って、何を競うのか?」についてご説明!

簡単に言うと「決められたコースをいかに早く飛ぶか!」について競っています。

ハンググライダーの競技は長丁場!

最低でも50キロ。長ければ100キロ以上の飛行コースが設定されます。

この飛行コースは「タスク」と呼ばれており、その日の気象条件をかなり細かく調べて…。

出来るだけ上昇気流(サーマル)が多い、飛びやすくて距離が伸ばせるコースが設定されます。

その豊富にあるサーマルをいかに上手に乗り継いでゴールまで早く飛べるかを競っています。

 

どのように選手のスコアを管理しているか…。

現在は、GPSが発達しているため、ライブトラッカーという機器が選手に渡され、それから発信される情報にて、選手

の動きを監視することができます。

これは、一般的に使われるインターネット上にて閲覧が可能!

つまり、大会本部では、このライブトラッカーからの情報を得て、選手のスコアを計算し、その成績を出しています。

 

本日のタスク…。つまり、飛行コースは、50キロほどの距離を飛んで、栃木県の烏山のゴールまで飛んでいくものでし

た。

選手たちの機体置き場の風景…。

最近のハンググライダーは、「テクノーラセール」が主流となり、みんな真っ黒!!

ちなみに、このクラスになると、一機150万円以上します…。

 

競技が始まると、みな一気に飛んで行ってしまいます。

大会運営側は、先にもご説明したように、選手の動きをネットを介して監視します。

そして、選手が降りて競技が終わった時点にて、すべての情報がオンラインで集められるので、即座にコンピュ

ータで各選手のスコアを計算して、その日の順位が発表されます!

 

本日は44名の選手が参加し、そのうち9名が、見事烏山のゴールまで飛ぶことが出来ました!

本日一位は、今乗りに乗っている名草選手。

若手のホープです!!

 

このハンググライダーの日本選手権はあと二日行われるので、毎日その様子をご紹介していきますね!

 

 

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