只今私の住む茨城県石岡市にて、ハンググライダー日本選手権が開催されています!
この大会に、役員として私はお手伝いさせていただいていますので、簡単にその日の競技の様子をご紹介したいと思いま
す!
まずは簡単に、「ハンググライダーの競技って、何を競うのか?」についてご説明!
簡単に言うと「決められたコースをいかに早く飛ぶか!」について競っています。
ハンググライダーの競技は長丁場!
最低でも50キロ。長ければ100キロ以上の飛行コースが設定されます。
この飛行コースは「タスク」と呼ばれており、その日の気象条件をかなり細かく調べて…。
出来るだけ上昇気流(サーマル)が多い、飛びやすくて距離が伸ばせるコースが設定されます。
その豊富にあるサーマルをいかに上手に乗り継いでゴールまで早く飛べるかを競っています。
どのように選手のスコアを管理しているか…。
現在は、GPSが発達しているため、ライブトラッカーという機器が選手に渡され、それから発信される情報にて、選手
の動きを監視することができます。
これは、一般的に使われるインターネット上にて閲覧が可能!
つまり、大会本部では、このライブトラッカーからの情報を得て、選手のスコアを計算し、その成績を出しています。
本日のタスク…。つまり、飛行コースは、50キロほどの距離を飛んで、栃木県の烏山のゴールまで飛んでいくものでし
た。
選手たちの機体置き場の風景…。
最近のハンググライダーは、「テクノーラセール」が主流となり、みんな真っ黒!!
ちなみに、このクラスになると、一機150万円以上します…。
競技が始まると、みな一気に飛んで行ってしまいます。
大会運営側は、先にもご説明したように、選手の動きをネットを介して監視します。
そして、選手が降りて競技が終わった時点にて、すべての情報がオンラインで集められるので、即座にコンピュ
ータで各選手のスコアを計算して、その日の順位が発表されます!
本日は44名の選手が参加し、そのうち9名が、見事烏山のゴールまで飛ぶことが出来ました!
本日一位は、今乗りに乗っている名草選手。
若手のホープです!!
このハンググライダーの日本選手権はあと二日行われるので、毎日その様子をご紹介していきますね!