先日、家にいたとき、ふと空を見上げると筑波山の上に太陽が…。
一瞬間をおいて、「エ!」と驚いてしまいます。
なぜならば、私の家からは、筑波山の上には太陽は見えないはずだからです!
幻日だ!
すぐにカメラを持ち出します。
そして撮ったのが下の写真…。
少し時間がたったため、輝きが薄れましたが、キレイに幻日が見えています。
この現象、上空の雲を形成する氷晶の粒が、水平で安定したときに見られる現象のようです。
よく、「地震の前触れ」だとか、「不吉なことが起こる」なんて言われますが、そんなことはありません。
単純に、高層雲の状態や太陽の角度などの条件がそろった時に見られる現象です。
少し引いて写真を撮ってみると、「日輪」がはっきりと見えて、逆側、つまり、太陽の右側にも薄く幻日が見えていま
す。
しばらく観察していると、今度は太陽の右側の幻日がはっきり見えてきました。
30分ほどの間だけでしたが、珍しい気象現象が見られて良かったです!