タイトルの書名、PHP新書で中西輝政氏が昨秋発売したものです。
久々にオヤジは1日半という速さで読了しました。
著者の言わんとしていることには概ね共感しました。
日本人はもっと明治以降、第2次大戦までの日本で何が起こり、世界各国との間でどんなことが起こっていたのか知る必要があると改めて感じました。
天皇の存在についても然り。
これは決して第2次大戦肯定、戦争賛美ではありません。
戦争はすべきでないし、第2次大戦は大きな誤りであったと思いますが、当時の指導者が邪まな野望で戦争を拡大したのではないことは、日本人はやはり知った上で戦争について語るべきだと思います。
「侵略戦争」と言われますが、帝国主義時代に列強各国が自国権益のためにブロック経済として囲い込むためにどの国もやっていたこと、当時はそれがある意味の正義だったのです。
その時代の価値観、判断基準を理解することなしに、現代の価値観を60~70年前に当てはめて善悪を判断しようとすることは本質を見誤ります。
どの時代もその時代背景の中で一生懸命生き抜いてきたのです。
むしろ今現在、我々は一生懸命生き抜いていると言えるのか、大いに考え、議論する時期にあるように思います。
久々にオヤジは1日半という速さで読了しました。
著者の言わんとしていることには概ね共感しました。
日本人はもっと明治以降、第2次大戦までの日本で何が起こり、世界各国との間でどんなことが起こっていたのか知る必要があると改めて感じました。
天皇の存在についても然り。
これは決して第2次大戦肯定、戦争賛美ではありません。
戦争はすべきでないし、第2次大戦は大きな誤りであったと思いますが、当時の指導者が邪まな野望で戦争を拡大したのではないことは、日本人はやはり知った上で戦争について語るべきだと思います。
「侵略戦争」と言われますが、帝国主義時代に列強各国が自国権益のためにブロック経済として囲い込むためにどの国もやっていたこと、当時はそれがある意味の正義だったのです。
その時代の価値観、判断基準を理解することなしに、現代の価値観を60~70年前に当てはめて善悪を判断しようとすることは本質を見誤ります。
どの時代もその時代背景の中で一生懸命生き抜いてきたのです。
むしろ今現在、我々は一生懸命生き抜いていると言えるのか、大いに考え、議論する時期にあるように思います。
