ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

エサの価格競争

2011年05月10日 | 戯言
生モノで安全や衛生の管理に手間のかかるはずのユッケが、そもそも280円で提供できるわけがないと言われています。
でも、事件になる前まではユッケが280円で提供できることが価値として受け止められ、さすがと評価されていたことも事実です。
安さには良くも悪くも故があることが、今回いろいろと見えてきています。

生モノではありませんが、牛丼240円もオヤジには安過ぎると感じています。
タレで煮込んだコマ切れ肉と玉ねぎをぶっかける丼物だけに、ユッケ以上に安さを実現する故が良くも悪くも気になります。
これだけ価格競争が激しくなるのは、お客様に味とか接客ではなく、ヒトのエサとしてコストパフォーマンスが最も求められているからなのでしょうか。
そうだとすれば、折角の伝統的な日本の庶民料理が泣きます。あまりに寂しい業界です。

-------------------------------
<すき家と松屋、牛丼値下げ 吉野家まじえバトル再燃> 
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2011年5月10日

 外食大手のゼンショーは10日、展開する牛丼チェーン「すき家」で牛丼並盛り(定価280円)を30円値下げする「初夏の250円セール」を16日から22日までの期間限定で実施すると発表した。全国の1588店(10日現在)が対象。

 「松屋」を運営する松屋フーズと「吉野家」を展開する吉野家ホールディングスも同日、牛丼の値下げを発表。松屋は3社で最も長い8日間(16日~23日)にわたり、牛めし並盛り(定価320円)を240円の「業界最安値」で販売する。

 吉野家は東日本地域限定で17日から23日まで、通常380円の牛丼並盛りを270円で販売する。新潟、群馬、山梨、埼玉、神奈川以東の約500店舗が対象。

 東日本大震災による被災で牛丼3社は営業休止や開店時間の短縮を余儀なくされていたが、現在は大半の店舗で通常営業に戻っている。復旧が進んだことで、激烈な値下げ競争が再燃した格好だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする