ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

節電ファシズム

2011年05月11日 | 戯言
どなたかが「節電ファシズム」とおしゃってましたが、言い得て妙です。

原発の問題で夏場の最需要期に向けての電力の供給バランスが崩れる危険性が指摘されて、マスコミも率先して節電への取り組み、工夫などを取り上げています。
世の中いたるところで節電オンパレード。今までがそもそも電気をむやみに使い過ぎていたなんて論調も出てます。
確かに庶民の小さな努力、塵も積もれば山となりますし、今、節電は大事です。

でも、テレビでタレントキャスターが賢しげに訴えるほど、どうも天邪鬼オヤジはその画面に向かって、テレビ局こそ節電したらと呟きます。
何しろ煌々とライトを付けてテレビカメラで映して、24時間電波を飛ばしているワケですから。
例えば、どうせ同じようなニュース流して、同じようなドラマやバラエティをやっているんだから、夏場に向けて1局ずつ1日ずつ交代で放送を休んだらどうでしょう。節電効果は絶大だと思いますけど。
結局、マスコミは相変わらず自分達は絶対正義の立場を貫きながら、自らは何も変わろうとしないんです。

我慢が美徳という広報する一方で特別扱いを当然のように享受しようとする一部の輩。
ちょっと、第2次大戦中の「欲しがりません勝つまでは」と似てませんかね。

さて、以前700人もいる国会議員は何やっているの?なんて書きましたが、今更ながら視察と称して役にも立たないくせに乗り込む連中が数多く出てきているようです。
現地に負担をかけさせないことに最も気を配った天皇皇后両陛下を見習えと言いたいですね。

あなたたちは被災地を視察して、被災地のために何をするつもりなの?
一番の貢献は、議員の定数を進んで減らし、自らも議員を辞めてその歳費を被災地のために使ってくれと言うことだと思いますよ。
特に今更乗り込んだあげく、被災地の受け入れにあれこれ注文付けている議員先生なんてのはアウトです。

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<国会議員の被災地視察ラッシュ、地元から不満も>
読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/ 2011年5月11日

 東日本大震災の被災地を国会議員が相次いで視察に訪れていることに対し、地元から、対応に追われることへの困惑や、国会議員に対する陳情の効果に疑問の声が漏れている。

 国会では11日に被災地を訪れた衆院の3委員会を含め、これまでに衆院6、参院3の計9委員会が視察を行っており、今後も衆院予算委など3委員会が予定を組んでいる。個人単位でも多くの議員が被災地入りしている。

 この「視察ラッシュ」に対し、宮城県の畠山和純県議会議長は6日、仙台市を訪ねた横路衆院議長に「国会議員は超党派でまとまって来るよう配慮を」と要請。被災自治体からは「大勢視察に来て要請を聞いてくれるが、その後、各省庁の担当者に確認すると全く進んでいない事例が多い」(岩手県幹部)と不満も出ている。
コメント (2)
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