ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

スコットランド

2014年09月19日 | 時事
素人目にもちょっと無謀に映っていたので、野次馬根性ではありますがスコットランド国民の賢明な選択で良かった、良かった。

独立とは文字通り独り立ちですから、自分都合で利用するところは利用して、自由にやりたいところは自由にやってという虫のいい話は国際社会では通じません。
通貨などまさにその典型でしょう。

ある種の束縛があっての自由であり、義務を果たしての権利主張なんだと思います。

一方でそういったリスクを冒してでも独立すべきと考えた人が半数近くいたことは重い事実です。
多少の勢いもあったでしょうが、長年積み重ねられた鬱憤を今度はイングランド人がどれだけ汲み取れるかでもあります。

どう落ち着きを取り戻していくのか、この先もしばし注目です。
まあ、スコッチウィスキーが高くならなくて良かった・・・。

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<スコットランド独立否決…英首相「今こそ団結」>
読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/ 2014年09月19日

 【エディンバラ(英スコットランド)=柳沢亨之】英北部スコットランドの独立の是非を問う住民投票は18日午後10時(日本時間19日午前6時)に締め切られ、選管によると、即日開票の結果、賛成44・65%、反対55・25%、無効票0・1%と確定、否決された。

 賛成派を率いるスコットランド民族党(SNP)のサーモンド党首は19日、敗北を宣言。307年にわたるイングランドとの連合が維持されることが決まった。

 「自治政府を代表し、結果を受け入れる。スコットランドと他の英国地域のために建設的に取り組む」。サーモンド党首は19日朝、中心都市エディンバラの演説でこう述べた。

 キャメロン首相は19日、サーモンド党首に電話で健闘をたたえた後、ロンドンで記者会見し、「英国は今こそ、団結し、前進すべき時だ」と訴えた。来年1月までに税制や社会保障などでスコットランドへの分権を強化する法案を起草する方針を明言した。
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