岸田さん、ピントがズレてます。

（NHK NEWS WEB2024年1月14日付「岸田首相 被災地視察 生活再建へ新たに1000億円超の支出を決定」）
実際のニュースの映像を視ていたら、能登に入った岸田首相が避難所を訪れて避難者に「お困りごとはありませんか？」という問いかけに避難者が「困りごとだらけです」と答えてました。

岸田さん、そもそも訊き方のピントがズレてます。困っていない避難者など居るはずがありません。
応えた避難者の方が大変な状況の中でもキレのある受け答えをされました。
現場感覚、緊張感の差なのかなと感じました。

現場感覚、緊張感と言えば、自民党の「政治刷新本部」は「刷新」をどれだけ本気で意識しているメンバーが集められているのでしょうか。
（読売新聞オンライン配信2024年1月13日付「政治刷新本部の安倍派１０人中９人に『不記載』疑い…首相は『問題なし』との認識」）
岸田さんは記事の中で「党執行部を中心に、中堅、若手の意見も反映させるという観点から、歴代の青年局長や女性局長の経験者らに加わってもらった」とのことです。

岸田さん、今回の問題に直接関わっている疑念がある人たちを、これまでの役職経歴だけで「適任」と捉えるとしたら、「刷新」の観点からはピントがズレてます。
「刷新」⇒ それまでの悪い面を一掃して事態を全く新しくすること。byコトバンクですよ。
既に派閥解消への抵抗意見が公然と語られること自体が政治屋のアホさが露呈してます。