今度の所属オケの定期演奏会でドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」をやります。
オヤジも小学生の頃から知っている名曲です。
子供の頃のオヤジにとってドビュッシーと言えば「牧神の午後への前奏曲」かピアノ曲の「子供の領分」か・・・ってなもんでした。
一方でアマオケで40年を超えて活動しているオヤジでもこの曲を演奏する機会は初めてです。
良く知られた曲の割にどのアマオケでも演奏する機会は決して多くありません。
それが何故なのかを実は最近知りました。
冒頭のソロから全曲にわたって活躍する「牧神」を表すフルートがメチャ難しいらしいです。
今回、弦トレーナーに弦セクションのご指導をいただく中で、今更ながらこの曲がバレエ曲としても演奏されていることを知りました。
初演から約18年後にニジンスキーの振付でバレエ化され、バレエの初演時にはラストシーンで大スキャンダルになったそうです。
この曲の基になったマラルメの詩「半獣神の午後」は、原語のフランス語ならではの詩の理解に高いハードルがあるので、具現的な動きを伴うバレエは詩と曲の理解にとって重要な手がかりです。
「官能」と一言で片付けてしまうと下世話なものをいかに昇華させられるか。
演奏時間からすれば10分ほどの曲ですが、濃密な気に包まれた逸品はチャレンジし甲斐満載です。
バレエ「牧神の午後への前奏曲」
オヤジも小学生の頃から知っている名曲です。
子供の頃のオヤジにとってドビュッシーと言えば「牧神の午後への前奏曲」かピアノ曲の「子供の領分」か・・・ってなもんでした。
一方でアマオケで40年を超えて活動しているオヤジでもこの曲を演奏する機会は初めてです。
良く知られた曲の割にどのアマオケでも演奏する機会は決して多くありません。
それが何故なのかを実は最近知りました。
冒頭のソロから全曲にわたって活躍する「牧神」を表すフルートがメチャ難しいらしいです。
今回、弦トレーナーに弦セクションのご指導をいただく中で、今更ながらこの曲がバレエ曲としても演奏されていることを知りました。
初演から約18年後にニジンスキーの振付でバレエ化され、バレエの初演時にはラストシーンで大スキャンダルになったそうです。
この曲の基になったマラルメの詩「半獣神の午後」は、原語のフランス語ならではの詩の理解に高いハードルがあるので、具現的な動きを伴うバレエは詩と曲の理解にとって重要な手がかりです。
「官能」と一言で片付けてしまうと下世話なものをいかに昇華させられるか。
演奏時間からすれば10分ほどの曲ですが、濃密な気に包まれた逸品はチャレンジし甲斐満載です。
バレエ「牧神の午後への前奏曲」