ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

給食事業

2023年09月09日 | 時事
今から40年前のことなので時代が違うと言われればそれまでですが、オヤジが古巣に入社して間もない頃に工場職場で社員食堂の担当をしていました。
担当と言っても実際の運営は地元の食堂業者に委託し、水道光熱費他、食堂の設備、備品に関わることを委託元側の古巣の負担で運営していました。
地元の業者の負担は基本的に直接の人件費、食材費のみで、その代わりボリュームがあって美味しくお手頃価格での提供をお願いしていました。
「給食事業」というのはそういうものだと思っていましたが、昨今はどうもそうではないらしいです。

(ヤフーニュース配信FNNプライムオンライン2023年9月9日付「『ホーユー』営業停止から1週間 給食業界の“安すぎる”実態 なぜ?破綻するほど格安で入札 県の補助断った謎…」)
給食業者の厳しい面も垣間見えますが、突然事業停止することで直接の被害を被るのは決して成人の社会人だけではありません。
その点を給食業者のプロのはずのこの会社のTOPは真剣に考えたのかには「?」が付きます。

記事を読むと「安くて当たり前」意識の発注側にも責任があるような書かれ方です。
それはそのとおりでしょう。
でもね。。。

応札する会社があるから相場が立ってしまうんです。
そんな価格じゃだれもやれませんよ・・・となれば、価格は上げざるを得ないのです。
結局はどっちもどっちなんでしょうが、結果的に運営サイドではなくユーザーに責任と不便さを負わせるのはいただけません。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 負けず劣らず | トップ | 報道の自由 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

時事」カテゴリの最新記事