ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

United Nations の限界

2021年04月10日 | 戯言
ミャンマーに関する一連の動きを見ていると、国連(United Nations)は最早何らか成果が出せる組織ではないように感じます。
国連大使の切実な思いも加盟各国に何処まで真剣に受け止められるのか。
(ヤフーニュース配信毎日新聞2021年4月10日付「3度『プリーズ』ミャンマー国連大使ら、国軍への制裁訴え」)

前身の国際連盟の二の舞を踏むまい、二度と世界規模の戦争を起こすまいという思想はあれこそ、所詮は第二次世界大戦の戦勝国である連合国(United Nations)が大戦後の自国利益を守るための論理で出来た組織です。
大戦中は利害が一致して連合していても、戦争が終われば政治体制の違いからも対立が生まれるのは必然でした。

おまけに今となってはその戦勝国の絶対的権利であった安全保障理事会の常任理事国の席と拒否権を有する5カ国のうち2カ国は国連創設当時の国家とは異なる体制が既得権を行使しています。
しかもこの2カ国が所謂独裁国家かつ覇権主義だから始末が悪い。

第二次世界大戦直後の思いと戦後75年以上経った現在の思惑は、もはや全く異なるものです。
国連不要とまでは思いませんが、所詮は立場の違いを鮮明にする「場」に過ぎず、課題解決機能を期待する方が無理と感じます。

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