ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

業界の常識は世間の非常識

2024年10月07日 | 戯言
古巣に居た頃にこんな言葉をよく聞きました。
「業界の常識は世間の非常識」

かつて四半期毎に発表される課税移出数量によるシェア争いに血眼になっていた時代です。
実需ではなく、流通に金を出して在庫を多く持ってもらうことで出荷量を上積みしてシェアを競う。
総需要が増えていた30年前ならともかく、既に総需要が減少に転じていた15年前でもそんな手法にしがみついてシェア獲得に必死になっていたリーダーの方がおられました。
実需が伴わなければ、持続的な結果は得られません。
根本的な課題を解決せずして瞬間的に作った数字に掛けた結果は、果たして持続的どころか極めて刹那的に終わりました。


今の自民党とダブります。
まさに「自民党の常識は世間の非常識」です。
「裏金議員」と言われようと、公認候補として組織票で当選すれば禊が済むとタカを括っていた連中が騒いでいます。
そもそも「裏金議員」自身が自らの疑いを晴らすための公の場に出ることを拒んだくせに、公然と与党の公認候補にされるのが当たり前と考えることが世間の非常識です。
(ヤフーニュース配信朝日新聞デジタル2024年10月7日付「『なぜもっと早く…』裏金議員の一部非公認、唐突な方針に反発の声」)

野党はだらしない、民主党政権の失敗を突けば今でも効果満点とタカをくくっていないでしょうか。
この15年で与野党のどちらがより学習し、自己変革にチャレンジしたか。
今週後半から約3週間、有権者はシビアに見極めていくことになるでしょう。

オヤジ自身もこれから3週間の動きの中で見極めていきたいと思います。
現実にはどっちもどっち的な印象が無きにしもあらずですが・・・

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