夏休みに入って、一段と日差しの強くなった大濠公園をスマホ片手に画面と睨めっこしながら歩く輩たちの光景は異様です。
どうもモンスターがあちこちに居るようです。
ま、広くて車が通らない公園内では、多少の歩きスマホでも大きな危険はないでしょうけど、その人数の多さに宇宙人に操られている地球人的不気味さを感じました。
近年、記事にもあるように日傘をさす人は増えたような印象があります。
特に若い人がさすようになったことが大きい理由のようです。
別に日本独特の文化で何も悪いことはありません。
世界各地にそこだけの「独特」なものがある方が自然です。
とかくこういう話題の時に「世界では・・・」という「ではの守」の賢しげなコメントや、海外の方が自分たちに無い習慣を「おかしい」と言い切る傲慢さは鼻につきます。
それでも日傘のさし方について、全員がさしている雨天時とは異なるのですから、もう少し周囲に気を配って欲しいなと感じることは少なくありません。
文化はマナーにも通じて欲しいものです。
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<日傘文化、日本だけ? 驚く訪日女性客…欧米などは帽子や日焼け止め>
ヤフーニュース 産経新聞配信 http://headlines.yahoo.co.jp/ 2016年7月30日
日差しの強い日が続き、若者から年配の女性まで愛用している日傘。だが、大阪ミナミで、アジア、欧米など9カ国の訪日外国人女性に聞くと、「使わない」と答え、ほとんどが一度も使用経験がなかった。大手空調メーカーの外国人へのアンケートでも、驚いたり感心したりした日本の暑さ対策は「日傘をさす」が最多。世界で日本の日傘文化は“特異”なのだろうか。(張英壽)
「日傘は真夏でもしないですね。どんなにカンカン照りでも…。おばさんが使うもの」
韓国・ソウルから訪れた女子大学生、閔智援(ミンジウォン)さん(21)はこう答えた。
訪日外国人でにぎわう道頓堀周辺(大阪市中央区)で、各国の女性たちに日傘をさすかどうか質問した。
道頓堀のベンチに座っていた中国・上海市の女性(26)も一度も使ったことがなかった。「傘は雨のときだけ」
ドラッグストアで働いていた中国・四川省出身の陳子●さん(24)も日傘経験はなく、中国での日傘事情について、「日傘をさすのは30代以上」と流暢(りゅうちょう)な日本語で教えてくれた。
オーストラリアの女性医師(24)は、使ったことがあるかと問うと「ネバー(一度もない)」と答え、日傘をさす習慣について「おかしい」と話した。米国の45歳と50歳の女性も使用経験がなかった。ただ日焼け止めクリームを塗るという回答は多かった。
タイ・チェンマイから来たホテルオーナーの女性(33)も日傘経験がなく、「白い肌になりたいのはタイでも同じだけど、日本の日傘習慣はちょっと変」と感想を述べた。
イタリアからハネムーンで来日し、夫と道頓堀を散策していたジャーナリストのモニカ・タリコーネさん(27)は「イタリアでは使わない。みなバケーション(休暇)に行き、白い肌は健康的ではない」。
日本でも、バブル時代やその前は日焼けが流行。「20代前半の頃、日焼けするのが格好よかった」と振り返った堺市南区の会社員の女性(47)。だが「今はシミがたくさんできて後悔している。10年ほど前から日傘を持つようになった」と打ち明けた。
空調メーカーのダイキン工業は一昨年、東京在住の外国人100人を対象に「東京の夏の暑さ」をテーマにしたアンケートを実施。「東京の夏の暑さ対策で、感心した・驚いた対策はあるか」と聞いたところ、1位は「日傘をさす」(46%)だった。
日傘をさす習慣は日本だけなのだろうか。
洋傘・日傘メーカー大手の「ムーンバット」(本社・京都市)で、長年製品を開発してきた大原孝二さん(70)は「ヨーロッパでは紫外線を遮ることにそれほど関心がない。また紫外線が強いオーストラリアでは帽子が主体。中国や東南アジアでは、日傘という概念自体がなく、日差しが強いときは、雨傘を日傘として使うことがある」と話す。ただし中国の大都市では最近、日傘が販売されるようになったという。
大原さんによると、日傘はもともと19世紀のフランスで文化として花開いた。フランスの印象派の画家、クロード・モネも、日傘の女性を描いている。現代のヨーロッパではなぜかその習慣が廃れ、日本で定着している。
日本では和服とともに日傘は愛用されたが、若い女性に人気がなかった。変化が起きたのは、二十数年前にUV(紫外線)用の加工がされた日傘が市場に出てからだ。それまでUVカット率は50%程度だったが、UV加工の日傘は80~90%台のカットが可能になった。若い女性もさすようになり、若者から年配まで日傘をさす習慣が広がった。
大原さんの説明では、日傘をさす習慣は日本独特ということになる。大原さんは「日傘文化は日本しかない」と断言した。
●=木へんに貞
どうもモンスターがあちこちに居るようです。
ま、広くて車が通らない公園内では、多少の歩きスマホでも大きな危険はないでしょうけど、その人数の多さに宇宙人に操られている地球人的不気味さを感じました。
近年、記事にもあるように日傘をさす人は増えたような印象があります。
特に若い人がさすようになったことが大きい理由のようです。
別に日本独特の文化で何も悪いことはありません。
世界各地にそこだけの「独特」なものがある方が自然です。
とかくこういう話題の時に「世界では・・・」という「ではの守」の賢しげなコメントや、海外の方が自分たちに無い習慣を「おかしい」と言い切る傲慢さは鼻につきます。
それでも日傘のさし方について、全員がさしている雨天時とは異なるのですから、もう少し周囲に気を配って欲しいなと感じることは少なくありません。
文化はマナーにも通じて欲しいものです。
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<日傘文化、日本だけ? 驚く訪日女性客…欧米などは帽子や日焼け止め>
ヤフーニュース 産経新聞配信 http://headlines.yahoo.co.jp/ 2016年7月30日
日差しの強い日が続き、若者から年配の女性まで愛用している日傘。だが、大阪ミナミで、アジア、欧米など9カ国の訪日外国人女性に聞くと、「使わない」と答え、ほとんどが一度も使用経験がなかった。大手空調メーカーの外国人へのアンケートでも、驚いたり感心したりした日本の暑さ対策は「日傘をさす」が最多。世界で日本の日傘文化は“特異”なのだろうか。(張英壽)
「日傘は真夏でもしないですね。どんなにカンカン照りでも…。おばさんが使うもの」
韓国・ソウルから訪れた女子大学生、閔智援(ミンジウォン)さん(21)はこう答えた。
訪日外国人でにぎわう道頓堀周辺(大阪市中央区)で、各国の女性たちに日傘をさすかどうか質問した。
道頓堀のベンチに座っていた中国・上海市の女性(26)も一度も使ったことがなかった。「傘は雨のときだけ」
ドラッグストアで働いていた中国・四川省出身の陳子●さん(24)も日傘経験はなく、中国での日傘事情について、「日傘をさすのは30代以上」と流暢(りゅうちょう)な日本語で教えてくれた。
オーストラリアの女性医師(24)は、使ったことがあるかと問うと「ネバー(一度もない)」と答え、日傘をさす習慣について「おかしい」と話した。米国の45歳と50歳の女性も使用経験がなかった。ただ日焼け止めクリームを塗るという回答は多かった。
タイ・チェンマイから来たホテルオーナーの女性(33)も日傘経験がなく、「白い肌になりたいのはタイでも同じだけど、日本の日傘習慣はちょっと変」と感想を述べた。
イタリアからハネムーンで来日し、夫と道頓堀を散策していたジャーナリストのモニカ・タリコーネさん(27)は「イタリアでは使わない。みなバケーション(休暇)に行き、白い肌は健康的ではない」。
日本でも、バブル時代やその前は日焼けが流行。「20代前半の頃、日焼けするのが格好よかった」と振り返った堺市南区の会社員の女性(47)。だが「今はシミがたくさんできて後悔している。10年ほど前から日傘を持つようになった」と打ち明けた。
空調メーカーのダイキン工業は一昨年、東京在住の外国人100人を対象に「東京の夏の暑さ」をテーマにしたアンケートを実施。「東京の夏の暑さ対策で、感心した・驚いた対策はあるか」と聞いたところ、1位は「日傘をさす」(46%)だった。
日傘をさす習慣は日本だけなのだろうか。
洋傘・日傘メーカー大手の「ムーンバット」(本社・京都市)で、長年製品を開発してきた大原孝二さん(70)は「ヨーロッパでは紫外線を遮ることにそれほど関心がない。また紫外線が強いオーストラリアでは帽子が主体。中国や東南アジアでは、日傘という概念自体がなく、日差しが強いときは、雨傘を日傘として使うことがある」と話す。ただし中国の大都市では最近、日傘が販売されるようになったという。
大原さんによると、日傘はもともと19世紀のフランスで文化として花開いた。フランスの印象派の画家、クロード・モネも、日傘の女性を描いている。現代のヨーロッパではなぜかその習慣が廃れ、日本で定着している。
日本では和服とともに日傘は愛用されたが、若い女性に人気がなかった。変化が起きたのは、二十数年前にUV(紫外線)用の加工がされた日傘が市場に出てからだ。それまでUVカット率は50%程度だったが、UV加工の日傘は80~90%台のカットが可能になった。若い女性もさすようになり、若者から年配まで日傘をさす習慣が広がった。
大原さんの説明では、日傘をさす習慣は日本独特ということになる。大原さんは「日傘文化は日本しかない」と断言した。
●=木へんに貞
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