グレーゾーン

最近読んだ本で出てきた言葉「グレーゾーン」。
そのままYAHOOで検索すると映画「グレーゾーン」が最初に出てきます。
「グレーゾーン」の概念は様々な分野にあるようです。

オヤジが最近接したのは国家間の「グレーゾーン」の事態。
改めて「グレーゾーン　事態」で検索すると、３年前の防衛白書の解説が最初に出てきました。

インフラを狙ったサイバー攻撃はグレーゾーンの最たるものです。
今回のauの通信障害がそれだという根拠はありませんが、そうではないという確証もありません。
KDDIは原因を発表しましたが、その内容と未だ復旧の目途が立っていないことにオヤジは不自然さを感じます。
（ヤフーニュース配信毎日新聞2022年7月2日付「au通信障害、17時間以上たっても解消せず　配送やATMにも波及」）

「音声通話の交換機システムにデータが集中してトラブルが生じ、データ量を規制したことが原因」としています。
ではトラブルが生じるほど「音声通話の交換機システムにデータが集中」したのは何故なのか？
具体的にどれくらいのデータが集中したのか？それは通常と比べてどれくらい異常だったのか？
その異常レベルは何故生じたのか？

全て応えるのはそれこそセキュリティにも関わるので明らかにできないでしょうが、一切触れないとすれば、そこに裏があると勘繰りたくのがケチな野次馬根性です。
上記記事でも言及されているように携帯大手キャリアがここ数年で順次トラブルを起こしていることも疑えば疑えてしまいます。

結果的に野次馬根性で済めばいいのですが、今の世界情勢を鑑みれば安全保障への脅威が高まっていることを否定する人はいないでしょう。
決して戦争を仕掛ける国になってはいけませんが、戦争を仕掛けられた時に自国と自国民を守ることが出来ない国では困ります。

折しも参議院選挙期間中です。
未だに戦争放棄を掲げた憲法を武器に外交の力で平和は維持できると言っている政治家がいらっしゃいますが、いざとなると真っ先にこの国から逃げ出すんだろうなとオヤジは思ってます。