雨の甲子園

そもそも野球は屋外スポーツでした。
ドーム球場が当たり前になってきても、プロ球団ですら本拠地がドームなのは１２球団中丁度半分の６球団です。

ということは地方大会でも雨天コールドの決着は当たり前のようにあったはずです。
甲子園だから可哀想ってね。。。
（ヤフーニュース配信毎日新聞2021年8月17日付「ファン『かわいそう』　雨の甲子園、敗者に涙あり勝者に笑みなし」）
甲子園に出られたことで十分に幸せじゃない・・・って、傍観者だから言えるんでしょうけど悪しからず。<(_ _)>

むしろ甲子園に出場しながらの出場辞退を余儀なくされた不戦敗は可哀想の次元ではなく、その無念さ、悔しさはいかばかりでしょうか。
おまけにこの長雨さえ無ければ、結果は別として既に憧れの甲子園で試合はしていたはずです。
それだけに無念さ、悔しさは一層募るでしょう。
（ヤフーニュース配信朝日新聞デジタル2021年8月17日付「宮崎商が試合を辞退　高校野球　選手らのコロナ陽性受け」）

（ヤフーニュース配信デイリースポーツ2021年8月17日付「東北学院も出場辞退　選手１人がコロナ陽性『当事者特定で将来に影響を及ぼす可能性』が理由」）

感染予防していないわけがない、出場するために郷里から甲子園へ移動する以外に不要不急の行動をしているわけがない、でも結果的にチームから陽性者が出てしまった以上、試合をすることが許されない。
結局、何が要因だったのか本人たちも心当たりがなく、何故？だけが響く。。。

これもまたコロナ禍における甲子園大会実施にあたって事前に公になっているルールではありますが、出場辞退、はいっ！これでオシマイ！サヨウナラ！ではない選択肢は設けられないものでしょうか。
因果応報ならともかく、天の気まぐれに対しては「教育的観点」から高野連には是非脳みそに汗をかいて、高校球児を主体にして考え抜いて欲しいものです。
陽性者が出てチームメイトの中で濃厚接触者いたら・・・出場辞退で不戦敗というルールと雨天コールドのルールはそもそも違う次元のはずです。