小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

紅葉の自然教育園とレンズ達 その6

2015-12-22 19:54:44 | 日記
紅葉の自然教育園とレンズ達 その6

最近、ボケボケ写真追求のために、Contax/Zeiss 85mm F1.4とペンタックス 645 120mm macro F4の2本を買い足したので、それぞれのレンズアダプターも購入したわけです。
ということで、Sony α7RII/R/SのFEマウント用のレンズアダプターは以下の様に
9個となり、ほとんどのレンズをソニーαシリーズに付けられるようになりました。メジャーで残っているのはキャノン・レンズくらいでしょう。ごく最近、鳥撮り用にペンタックスDAL55-300mmを買いました。お金をかけたくなかったので、中国製でも名が知られていないレンズアダプターでSony α7Sにつなぎました。Sony α7Sの活用を狙ったのです。話せば長いので後程書きましょう。
















ついでに、最近買った、Contax/Zeiss Planar 100mmMacro F2.8を載せます。かなりいい色を出しています。 
Planar 100mm macroはコシナ/Zeiss Planar 100mmMacro F2をすでに持っています。もっともすぐれたマクロレンズと思っています。しかし、近景マクロ撮影は抜群ですが、遠景になるとザワザワボケが気になるために遠景に使うことはためらわれる。そのために、試しにContax/Zeiss Planar 100mmMacro F2.8を買ってみたのです。 おなじPlanarでもずいぶんとちがいます。コシナ/Zeiss Planar 100mm macroのような遠景ザワザワボケがありません。 
以前、 持っていたコシナ/Zeiss Planar 50mmF1.4はザワザワボケが気になり売ってしまいました。Contax/Zeiss Planar 85mm F1.4ザワザワはボケがありません。ContaxのPlanarは皆、ボケがきれいなのです。 Zeiss Planar 85mm F1.4にはコシナ、ソニー、Contaxそして、Contaxには日本製とドイツ製があり、計4種存在しています。元の設計図が同じならどこで作ろうが変わりやしないと思っていたのが、もしかすると間違いかもしれないと思い始めています。Zeiss Planar 50mmF1.4のザワザワボケもコシナ製からかもしれない??


堅実マクロ Contax/Zeiss Planar 100mmMacro F2.8 (カメラSonyα7RII)

















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紅葉の自然教育園とレンズ達 その5

2015-12-21 16:48:38 | 日記
紅葉の自然教育園とレンズ達 その5

絶賛のボケ!! Contax Zeiss Planar 85mm F1.4 (カメラSony α7RII)

当方の写真のベースは絵画ですから、絵画はそれほどボケを使いません。絵画ではスペースをできるだけ目いっぱい上手く使いたいので背景をボケにすることはあんまり考えません(無論例外はいっぱいあります、特に日本画や中国の絵では<間>のとりかたが重要で、ボケも少なからず登場します)。  一方、写真ではやたらボケの話が出てきます。半分くらいはボケの話でしょう(もっとも白金写真クラブの方は鳥や虫が中央に入ってピントが合えばOKで、ボケに気をつかう方はいないというか、動き回る鳥、虫相手では、そんな余裕はありません)。

当方は写真でボケに気を使うことはこれまで無かったのですが、マイクロフォーサーズ、フォクトレンダー Nokton 25mmF0.95を使ってみて、はじめてボケに興味を持ったのです。そこでボケボケ写真をマイクロフォーサーズからフルサイズに移行しようとあれこれ試した結果、Contax Zeiss Planar 85mm F1.4に行き着きました。このレンズのボケは芸術的。このレンズ越しにファインダーでボケの色とパターンを見ているだけで幸せになってしまう。

ところが、ボケを主人公に写真を組み立てようとすると、これは難しい。ポートレートや花のバックのボケをどうするかという話でなくて、ボケで絵をつくることをやってみたいのであるが、まだまだ挑戦中で、人に見せられる絵は未だできません。

































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紅葉の自然教育園とレンズ達 その4

2015-12-20 21:25:34 | 日記
紅葉の自然教育園とレンズ達 その4

自在アングルのOlympus Air

今は殆どのデジタルカメラはWiFiでスマホ/タブレットで操作できますが、本体がここまで軽くて小さいことはやっぱり有利。



超ローアングル用Olympus Air、トータル重量は実測487g、ヒョイヒョイと片手で持ちは込める爽快さがいい。タブレットを使えば、超ローアングルで腰を痛めることもない。



寝かせれば超ローアングル、一脚を全部延ばせば約180cm+手を延ばした身長のハイアングル。タブレットは首につるすのであるが、この一脚を全部延ばすと片手で水平に持つのは無理、両手を使うから手が一本足りない、タブレットの操作が一人ではキツイ。そこを何とかやっているが、たいへん。



重量を実測するとOlympus M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6は98g、これは何とも便利なポケットレンズ。Olympus Air に付けるとトータル286g と、やっぱり軽い。軽いだけでなく、写りもいい。

















ひょうたん池のあずまやの屋根を超えてハイアングル撮影





森の小道の大モミジを色々な角度で撮影









水面すれすれで撮影

ついで、Olympus 12-42mmをOlympus OM-D E-M1に付けて、ポップアートで撮影した絵を載せます。 デジタルでは何でも出来てしまう。何が真実やら分からない。この絵から推測すると、みんなが絶賛していた、富士フィルムX-T1の絵、そのビビッドは異常にきれいな紅葉を表現するのです。しかし、何のことは無い、ポップアートを数段マイルドにした絵にすぎないと思えてしまうのです。



アメンボウがモミジの葉っぱのよこで騒いでいる絵です。















今日12-20日曜の自然教育園はさすがに紅葉は終了、当方は鳥撮りに移行しています。

また明日
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紅葉の自然教育園とレンズ達 その3

2015-12-19 20:28:03 | 日記
紅葉の自然教育園とレンズ達 その3

遠景ボケのSony /Zeiss Sonnar 135mm (カメラはSony7RII)

このレンズは望遠でありながらF1.8という、飛びぬけて明るい。遠景のボケが、紅葉の色と形のグラデーションを最も魅力的に表現するレンズと思う。このレンズはソニーAマウントですから、AFですが、ボケの具合を見ながら撮影するには結局はMF撮影に落ち着くのです。











紅葉とサギを狙ったのですが、結局は目玉と紅葉が重なってボツ。



この日は強い風、この風で昨夜のうちに森の小道の大モミジもヒョウタン池のモミジも皆葉っぱが飛んでしまいました。わずかに残った森の小道の大モミジの葉っぱが風で揺れる様を撮ったのですが、絵になりませんでした。























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紅葉の自然教育園とレンズ達 その2

2015-12-18 17:33:36 | 日記
紅葉の自然教育園とレンズ達 その2

1、トリミングのSony FE 90mm macro (カメラはSony α7RII)
当方の写真テーマも陶芸テーマも昔から水や波や海です。
この前、日曜美術館でモネの晩年はテーマが水鏡に集中し、よく見るモネの睡蓮から、茫漠とした光と影の絵になってゆくことを知りました。その中にとても気に入った絵がありました。単純な線で抽象的に描いたものです。それをネットで見つけられないので、以下の絵で代用します(気に入った絵はこの三つの絵の中間くらいの抽象化かな?)。 モネの睡蓮はあまりに有名すぎて、当方はほとんど無視していたのですが、彼の晩年の作は、いま当方の追いかけていることにとっても近い。
  チーム・ラボの超主観空間、ニキ・ド・サンファルの色立体、モネ晩年の水鏡は今年の3大インパクトです。

Sony FE 90mm macroはきっちりと捉える為にある。ボケに頼らずに、茫漠とした実体をきっちりと捉える。このパラドックスに魅かれるのです。


クロード・モネ


クロード・モネ


クロード・モネ






































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